北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

除雪出陣式~雪を前に一致団結だ

2015-10-20 23:22:45 | Weblog

 今日は午後に稚内道路事務所で除雪出陣式を行いました。

 各地で雪の便りの聞かれる10月も後半に入りました。昨年の初雪は10月28日で、新雪による初出動は早い区間で11月14日、いよいよ雪が降れば除雪をしなくてはならない季節が近づいています。

 そのため除雪を請け負ってくれている業者さんに集まってもらって、気持ちを引き締める節目として行う除雪出陣式。今日は気温が低く寒かったものの、会場の稚内道路事務所は太陽が顔をのぞかせてくれました。

 


 冒頭は私からの挨拶。後ろに11台の巨大な除雪車を従えての式典は身が引き締まる思いです。



 挨拶の中身は、道路を守ることはモノの流れ、人の流れを支えること。平常の時はなんでもないことでも、一たび道路が通れなくなると、様々なことがマヒしてしまいます。
 除雪を担当されるオペレーターなどの皆さんには健康第一に考えていただくとともに、プロとしての仕事ぶりを期待する、というもの。今年の冬も担当者の健康と無事故を願うばかりです。


 今日の出陣式には43名の出席者があり、全部で4つの維持工事を担当してくれるのは、二社による地域維持型JV含む四企業、五社の皆さん。

 稚内道路事務所長からの訓示や注意事項を伝えた後に、現場代理人代表の寺島隼君から、安全宣言をしてもらいました。



 彼は現場代理人の中でも最も若く、将来を期待される元気ある若者。彼に続くような元気な担い手がこの世界に入って来ることを強く期待します。

 出陣式が終わった後は官民の結束を高める恒例の懇親会。

 除雪を担当してくれる各業者の現場代理人さんたちと記念写真。今年の稚内道路事務所管内は、この五人衆に全てが託されます。



「今日は雪が降らないな、と思うとお酒も飲むんですか?」と訊くと、「雪が降らないと思っても、交通事故があったりすると住民の方から警察より前に我々に連絡が来ることがあります。そんなときはまず現場へ向かわなくてはなりませんが、自分がお酒を飲んでいるときはお酒を飲まない社員に頼んで現場へ連れて行ってもらいます」

「なるほど」
「警察のお巡りさんが来ても事情聴取などをしていると交通整理ができないので我々がやることになります。まあ無償で仕方ないんですが(笑)」

 様々な苦労談は小説にしたいほどです。今年の冬をよろしくお願いします。 
  

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