北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

動いていないものは捨てる

2013-08-13 23:45:53 | Weblog

 妻が東京の娘の引っ越し応援のために先週から上京中。

 この猛暑の中、東京で荷造りをして引っ越しを手伝うというのはさぞ暑くて辛かろうと心配をしています。

 昨日、無事引っ越しを終えたそうですが、元の家の掃除を終えて新居へ向かう最中に雷による停電で電車内足止めをくらったらしく、つくづく東京もあまり良いところではない、と感じる今日この頃。


 そんなわけで家に一人でいるものですから、少しは片付けやら掃除をしておこうかと思い立って、先週の日曜は家の中をいろいろと見渡してみました。

 掃除も「段取り八分」と言われるように、まず作業環境を整えてから取りかかると効率的なのですが、家の中となるとまずモノが多いのが最初の難関。

 散らかっているモノを整理するだけでかなり時間がかかりますが、ここはひとつ「断捨離」で、ここ何年も変化していないコーナーの品々を整理することにしました。

 見れば、まだ使えるものとか思い出があるようなものも多くて、一つ一つをどうしようかと考えるとまたそれだけで時間がかかってしまいます。

 つまりモノがあるということは空間資源を無駄遣いするだけでなく、時間資源も食われてしまうのです。

 

 元々の「断捨離」とは、入ってくる要らないモノを「断つ」、家にある要らないモノを「捨てる」、モノへの執着から「離れる」という三つの生き方なんだそうで、単なる整理整頓よりは一段高いところにあるに哲学や生き方の実践ということ。

 知識としての断捨離はそういうことだと分かっても、問題はそれを日常生活の中で実践できるかどうか、実践するかどうか、ということが最大のポイント。

 たとえば長い間使っていないようなモノはもう一生使うことがないのじゃないかと思うのですが、長い間使っていないということに気が付くのは一つのセンスかもしれません。

 物は動かさないと埃が溜まって汚れますし、それって長く誰からも関心を集めなかった、注目されなかったということにほかなりません。

 それならもう将来にわたって、それに関わるだけの時間を取ろうとは思わないということ。

  
「動いていないものは捨てる」

 
 ちょっとこれで家の中をチェックしてみようと思います。

 

 

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