北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

応接室へどうぞ

2017-07-14 23:27:00 | Weblog

 

 いやはや暑いですね。

 私の職場のオフィスはマンションの五階にあります。エアコンがないので日中は窓を開けていますが、さすがに今日あたりは入ってくる風も熱風で涼しくはなりません。なんとかならんものか。

 さて、うちの知り合いのオフィスでの出来事なのですが、知り合いの印刷所の方が打合せのために訪ねてきたのだそう。

 オフィスには女性が二人いて、一人は厨房で作業をしていてもう一人の方が来訪者の様子を見ていました。

 来訪者と事務所の方は応接室に移動したので、厨房から「お客様は何人ですか?」と声を掛けられたので、「二人いらっしゃいましたよ」と答えます。

(じゃあうちのスタッフと併せて、お茶は三つね)と思い、厨房にいた女性は冷たい麦茶を注いだコップを三つお盆にのせて応接室に運んでいきました。


         ◆


 お茶を運びに行った女性が帰ってくると、彼女は怪訝な顔で、「応接室には二人しかいませんでしたよ…」と言います。

 来訪者の姿を見ていた女性の方は、「え?いつもの方の後ろに、今日はちょっとお年の方と一緒なんだな、と思っていたら、うちのスタッフと一緒にその二人が応接室に入って行ったんですけど…」

「いや…、だって…」

 打ち合わせが終わった後、応接室から出てきたのは二人。入っていったはずの初老のおじさんはとうとう出てこなかったそうです。

 さてさて、あのおじさんは、人についてきたのかそれともそこのオフィスが気になったのか。

 出てこなかったおじさんは今どこにいるんでしょうねえ。

 あなたの職場にも応接室はありますか?

コメント
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