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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ば、ばふん焼き…って、一体何?

2015-06-23 22:32:25 | Weblog

 先日敏音知岳登山を楽しんだ中頓別町ですが、下山した時に道の駅ピンネシリではテントのお店が出ていていろいろな食べ物の提供がありました。

 肉の大きな焼き鳥(120円)やシカ肉ソーセージ(200円)は価格もリズナブルで美味しくいただきました。

 シカ肉ハンバーガーは500円とちょっとお値段が張りますが、モスバーガー風で肉のボリュームもありソースがたっぷりで結構美味い。

 中頓別町では数が出ないかもしれませんが都会だったら数も出るでしょうし珍しさも加われば結構勝負になるかも知れません。都会人に一度食べさせてみたいものです。


       ◆ 


 そんな売り場の中に「ばふん焼き」という品書きを見つけ、(ばふん焼き?なんだろ)と思って一個買ってみました。

 一見するとあんこの入った大判焼き風ですが、中身は…なるほど道産素材のカレーが入っていました。カレーを「うん●」に見立てた洒落っ気のあるネーミングです。

 面白かったので売っていた若い男性に質問をしてみました。

「どうして『ばふん焼き』なんて名前にしたんですか?」
「はい、中身どおりに『道産素材のカレー焼き』といったって面白みもなければ注目もされないと思いまして、シャレで名づけました」

「ああ、それはいいですね。どうも日本人はバカ正直なネーミングをしてしまって面白みに欠けますからね。大賛成です」
「ありがとうございます」

「ところで、せっかくカレー素材を詰めた大判焼きだったらいっそのこと激辛のバージョンも作ってさらに注目されるというアイディアを思いついたんですが、どうでしょう?」
「実はそれも考えました。ところがこれをやってみると、子供には大受けで子供たちは買ってくれるんですが、お年寄りはあまりこういう新しいものに手を出してくれなかったんです。地元のイベントってお年寄りが多いものですから、ちょっと激辛は売れないねということになって優しい味の一種類でやってます」

 ちょっとしたイベント用の食べ物ですが、ネーミングや味わいまでいろいろと考えた末の商品でした。

 しかし多様性がウケないのが人口の少ない市町村の悲しいところ。地域限定にしておくのは惜しいなあ。一度都会で勝負してみせたいとちょっと悔しい思いが残りました。

 

【こちらが鹿バーガーです】


   【ほのぼのしたイベントでした】

 

コメント
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