地元FMラジオ局の「FMわっぴー」がラジオ番組のインタビュー取材に来てくれました。
地域の様々な人にインタビューする企画で、わが職場も幹部が転勤すれば必ずインタビューされるのだそうです。
生まれ育ちや稚内の印象、仕事への抱負などを訊かれましたが、ここでも「50年前に稚内にいたんです」というと驚かれました。まだまだ使えるネタですね(笑)。
「どんなお仕事をされているのですか」というお約束の質問もありましたが、「地域の生活基盤、インフラを作り守ることで地域の発展を支えています」と答えました。宣伝の時間をいただきありがとうございました。
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さてFMわっぴーは、稚内地域だけで放送される地域FMですが、今では「サイマルラジオ(http://www.simulradio.info/)」というインターネットサイトがあって、これで全国の地域FMラジオが聞ける時代になりました。
このサービス、最初の頃は放送でかける音楽の著作権料について制度ができていなかったために、音楽の場面では無音になったりして不思議な時代がありました。
著作権料というのは、「地域の人だけが聞くのだったら、これくらいの料金で良いけれど、ネットで全国の人が聞けるのだったらもっと支払わないといけない」ということで、この問題に整理がついたことで、一気に全国のラジオがネットで聞けるようになったのです。
「そうはいいますが、よその人も聞いてくれていますか?」
「これがね、結構聞いてくれているんですよ。やっぱり最果ての町稚内での放送ということに憧れている人はいますね」
「なるほど」
「以前大阪の方で礼文島が好きでネットで検索していたら、このわっぴーにたどりついて、私が礼文島で生放送をするというときに礼文まで来てくださった方がいました。もちろんインタビューさせていただきましたけどね(笑)」
サイマルラジオで故郷のラジオ番組を懐かしく聞くというのはありですね。
私のインタビューは、6月21日のお昼12時半からの放送だそうです。録音しておかなくては。