不動産会社に勤める桜木紫野は、同僚に誘われてワイン会に参加する。口慣れないワインと人間関係に意気消沈する紫野だったが、織田一志というベンチャーの若手旗手と出会う。紫野のワインに対する鋭敏な感覚に興味を持った彼は、新たなワイン会に紫野を誘うが…『神の雫』の原作者が描くワイン小説。
漫画原作者として名前は知っていましたが、小説を読むのは初めてでした。ザッツ通俗的かつスノッブで、大変楽しく読みました(笑)。同じモチーフでも女性作家ならこうは描かないだろう、という男性作家のミソジニーをバリバリ感じましたが、そう書きたかったんだろうし連載の掲載誌は「別冊文藝春秋」だったようなので、いいところなのでしょう。単行本になったのは一昨年で、早くもやや古い感じがまたたまりませんでした。
しかしこれはこの秋に映画になったそうなんですが、どんなだったのやら…ただでさえワインなんて呑まなきゃわからないもので、文章でいろいろ表現されるのはそこからの想像をまだ味わえるものですが、そのイメージをそのまま映像化しちゃうと途端に陳腐になるんですけどねえ…味わっているヒロインを色っぽく描写するだけなら、エロティックでいいのかも。まあ観る気もないし、言っても詮ないことですが…
と、つっこみながらの読書が大変楽しかったです(笑)。
漫画原作者として名前は知っていましたが、小説を読むのは初めてでした。ザッツ通俗的かつスノッブで、大変楽しく読みました(笑)。同じモチーフでも女性作家ならこうは描かないだろう、という男性作家のミソジニーをバリバリ感じましたが、そう書きたかったんだろうし連載の掲載誌は「別冊文藝春秋」だったようなので、いいところなのでしょう。単行本になったのは一昨年で、早くもやや古い感じがまたたまりませんでした。
しかしこれはこの秋に映画になったそうなんですが、どんなだったのやら…ただでさえワインなんて呑まなきゃわからないもので、文章でいろいろ表現されるのはそこからの想像をまだ味わえるものですが、そのイメージをそのまま映像化しちゃうと途端に陳腐になるんですけどねえ…味わっているヒロインを色っぽく描写するだけなら、エロティックでいいのかも。まあ観る気もないし、言っても詮ないことですが…
と、つっこみながらの読書が大変楽しかったです(笑)。
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