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玉肌日記

2007年08月16日 | 玉肌日記
【乳頭温泉郷:蟹場温泉(秋田)】
乳頭温泉郷の最奥地にある温泉。数十年前にはここで(沢)ガニが穫れたことからこの名が付いたといわれているが、半ば観光地化した乳頭温泉郷の中ではかなり地味な存在か。しかし、他に漏れず、ここも内部はかなり奇麗にしており、外見からのイメージとはかなり異にするが、日帰り客等を含めて、それなりの需要があるのだろう。ここの泉質は基本的に一種類(単純硫化水素泉)にて、それは透明な温泉中に湯の華が舞うというもの。その湯の華がなくともややトロミがかったような葛湯のような色合いながら、ちょっと驚きなのは、その湯の華の大きさ!当方、眼鏡がないと極度の近視なのだが、この温泉にてまず眼鏡無しで入浴した際、結構大っきい湯の華が浮かんでいたのだが、最初に入浴した際、それが”沢ガニの死体”(正確には蟹が裏返った格好=よって白い、で死んで浮かんでいる様子)に見えてしまい、慌てて、これをすくって浴槽外に出そうとしたのだが、全くこれを掴めず、やっとこれが湯の華であったと認識。ちなみに同行者はこの浮遊物を”蟹のむき身”(笑)と勘違いしたとのことで、それほどにこの名前(=蟹場)からくる印象は強い。ちなみに湯の温度はかなり熱く、ちょっと長居できるような代物ではない。露天風呂もあるのだが、旅館の建物から歩いて数分とはいえ、行きは下り、帰りはのぼり道で通常時なら問題はないのだが、積雪の時期ともなれば、おそらくかなり困難な道になるであろうと想像。
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