Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

SS ベース=レコーディング

2014年02月16日 | SideSteps
SSレコーディング状況
現在はドラム以外の楽器を収録中。ベースはほぼ完了していますが、一番時間が掛かるのは、録音(結局正味4時間程度)することでも練習することでもなく、「忘れること」。文章でも書いた後に時間を置いて推敲をしますが、弾いた直後と時間が経った後に聴き直すのとでは随分印象が違います。怖いのは、何回も同じ演奏を聴いていると良くない部分も慣れるにつれて「良い」(正確には”これもアリ”)と感じてしまうこともあり、早く忘れて初心で聴くようにしています。忘れるのはかなり得意なのですが、どうしてもリセットには時間が掛かりますね...。

ミニマルなセット(1)

2014年02月08日 | 機材マニアック
ここ十年ほどの私的トレンドは”ミニマル”。私的定義は「クオリティを上げながら持ち物を最少化する」ことなのですが、最近では時代がこれに追いついて来たようで(笑、この思想にフィットするモノがいろいろ出て来ました。デフレな世の中、商品のコモディティ化防止にも高機能化という差別は有効ですが、楽器関連でもそのようなモノがあるので、厳選したものをいくつか。写真はPeterson Strobe Tunerですが、入出力がなく、楽器にクリップして伝導からチューニングするものです。クリップ型は通常ネックの天神(ヘッド)にクリップするので、見た目はなんだか格好悪く、ステージでは使えないとも思っていたのですが、プロでも結構使っている様子。一番良いのはケーブルレスでチューニングできることであり、「チューナーアウトからパラって...」という気遣いは一切不要。簡単にチューニングできるともなると、こまめにチューニングを見ることになるので、正しいピッチが身に付くと思います。これを使ってからかなり細かいピッチ差まで感じるようになりました(それまで如何に甘いピッチで弾いていたことか...赤面)。ベースでは6弦Low-Bがやや取りにくいですが、Strobe Tunerを使うと他を使えなくなります。具合が悪いのはクリップする洗濯バサミ状の蝶番が弱いこと。当方も壊れましたが、シャフトを購入(150円@東急ハンズ)して穿孔後に挿入すればさらに強度を増して修理できます(「直して使う」もミニマルに重要な行為)。

フォアグラ日記

2014年02月01日 | フォアグラ日記
元祖本吉屋(うなぎ/福岡柳川)
柳川といえばリーク、当地では川下りは縁起が悪く、敢て川登りというらしいが、食事では鰻が名物ということで、これまたトライ。数多くの鰻店があるが、ミーハーにもガイド本冒頭に掲載の「元姐」と名のつく鰻店を訪問。連休ということもあり、なかなかの混雑だったが、着席後に待つのは鰻屋では常識。待って出てきたのはコレ(写真)だが、セイ口にて蒸し上げたものに錦糸卵が乗っている。柳川は福岡県であって関西風な鰻との認識だったが、ここの鰻のセイ口蒸は結局蒸しているので、関東風の食感だが、驚くべくは蒸し上げているぜいなのか、ご飯粒に鰻のタレがコーティングされており、ご飯はムラ無くタレ色。まさに鰻のタレで炊き上げた昧付けご飯の様相だが、色の割に味が濃いわけでもなく、当然のことながら、これだけでも充分に食せる内容で美昧(コンビニのおにぎりでこんなものを食べたような気もしたが)。ただ、このご飯があまりに強烈だったのか、またまた尾籠な話で恐縮ながら、食事後のトイレでは使用後になんだか鰻の蒲焼臭あり(同行からも同意の声あり)。決してイヤな匂いではないものの...。