Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2017年02月25日 | 玉肌日記
【シギラ黄金温泉(沖縄県宮古島市)】
宮古島は石垣島と沖縄本島との間に位置する離島。周辺近隣に点在の離島とは想像を絶する華麗なる橋梁ですべて結ばれており、全て通行は無料。その圧倒的なる公共事業の威力を見せつけられる。先島列島にある温泉には正直あまり期待しておらず、今回はスルーか?とも思われたが、パンフには日本最南端、最西端の天然温泉とあることに加え、運営母体はあの渋谷温泉爆発事件で名高いユニマットグループ(!!)の模様でもあり、こちらも地下1250mから汲み上げたというのがウリ文句...。期待に胸膨らませて、早速勢い込んで訪問。一方、ふと「西表島には温泉があったのでは?」思って調べるに、その温泉施設は2012年に廃止となっており、たしかに当方訪問時点では最南端、最西端の温泉である可能性は高そうだが、2016年内に再び西表島で温泉施設が復活するとの報道もあり、4年間のみの日本最南端、最西端の温泉ということなのだろうか。ちなみにジャングル温泉という巨大な浴槽(というよりプール)には「日本最南端 温泉」という石碑がある(写真)も、(1)この石碑は2017年以降どうなってしまうのだろう、(2)そもそもパンプにある”日本最西端”というのはどこに行った?という素朴なる疑問。源泉温度49.6℃で循環加熱、殺菌しており肌寒い気候でも巨大な浴槽は暖かくて快適。ちなみにジャングル温泉は男女混浴で水着着用必須。泉質はナトリウム塩化物泉で海水よりやや低めの塩分濃度だが、入浴後にあまりに強烈なる塩素臭が体に残るのに全く閉口。

フォアグラ日記

2017年02月18日 | フォアグラ日記
モーニング
名古屋めしシリーズの第二弾。モーニングなる英語がそのまま「割得なる喫茶店の割得なる朝食サービスメニュー」へ意味変化している時点で、これが土着性のある独特な風習であるのだが、早速モーニングの時間帯に訪問。このようなサービスをしていないとこちらでは生き残って行けないという過当競争状態にあるため、どこの喫茶店でも朝からフル回転状態なのだが、今回は名駅至近のコンパルなる老舗へ。内部は完全なオールドファッションたる喫茶店で、こんなところに入るのは十数年ぶりという具合で、今時の禁煙や分煙といったものはなく、全面解禁状態なのがローファイな雰囲気を一層盛り上げる。訪問にあたって予め心に期していたのは喫茶店に入って一言「モーニング」と言えばなにが出てくるのか、という点だったが、それを確行して出てきたのがコレ。確かに店員に「はぁ?」的に聞き返されることもなく、ホットでよろしいかと聞かれるのみ。メニューとの照合を試みるにハムエッグサンドの内容だが、細切れのキャベツに加えて意外に流動性の高いソースによる味付けは、マクドナルドに代表されるようなアメ(リカン)=ジャンキーとはまた違った「Jジャンキー感」満載でなかなかに美味。これにホットがついているのだが、このコーヒーがなんとも濃厚でコックリとしており、重量感たっぷり。朝にガツンと効くようで、全く期待していなかったこともあって美味(というか雰囲気とマッチしすぎている)。ちなみに同店のみならず、新聞等の読み物も充実しているようで、新聞は敢て購入や購読はせず、こちらで朝食時に読むとも考えれば、実質は朝食代ー新聞代という出費になるわけで更に一層お得!!という具合であり、名古屋マーケットの神髄を垣間見たような気も。

SS戦略会議(2)

2017年02月11日 | SideSteps
前回戦略会議から、はや半年。新作ジャケットやその後のライブ予定等の打ち合わせを開催、場所はいつもの渋谷の某喫茶店。「会議ばかりやっている」と仰ること勿れ、状況は一応進行、変化しております。前回時点では年初ライブとしていましたが、すでにその時期ながら開催決まらず、現段階では夏場の予定です!! 
(撮影方法やタイミングに問題あるのかも知れませんが、何気ないミーティングシーンを、と思って突然撮影するのですが、常時リーダーが写真を意識したキメポーズなのには本当に恐れ入ります...)

玉肌日記

2017年02月04日 | 玉肌日記
【岩井温泉(鳥取県鳥取県岩美郡岩美町)】
再訪。すでに山陰訪問時の定番と化しているが、当初はそのネーミングへの親近感だったが泉質の素晴らしさ、そして11月には蟹とまさに素晴らしいことずくめ。内陸の9号線(山陰道)沿いにあることから景観はイマイチだが、古くからの温泉街の良い雰囲気を残す。今回は鳥取地震の後だったが、聞くに瓦が落ちる程度で大きな損害はなかったらしい。たしかに震源は倉吉方面であって、鳥取を中心にして岩井温泉はその反対側の東にある。一般論とも言って過言ではないが、個人的にも従来、山陰はなんだか暗めな雰囲気でイイ印象はなかったのだが、行ってみればそれはなかなかのもので、特に比較的余裕をもって狭い地域を無目的に潰し込んでみれば期待以上の面白さがあり、そのシブさに刮目すること間違い無し。特に11月以降の冬期はお薦めながらも、連泊すればどこもかしこも夕食は蟹蟹蟹となるのは本当に贅沢なことだがやむを得ず。海に限らず、山も美味。そして温泉。地震と言えば温泉もその影響を免れないが、足下湧出の無色透明な湯が流れており泉質は極上。気温のせいかやや温度は温めながらもその温さが長湯を誘うのだが、こちらの特徴は立ち湯であり、浴槽の深いところで1m程度。気がつかずにフラリと足を突っ込むと溺死リスクもあるが、心理的には立って入った方がなぜか全身入浴感があり、贅沢に思える。ちなみにここの温泉は当然ながら飲泉可。しかし、体感的には飲泉可な温泉は随分と少ない気も。