Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

ライブのお知らせ

2023年10月28日 | Band
ライブのご案内です。前回神戸チキンジョージに出演のPino Corinaが東京・汐留開催のCross Cover Japan2023に登場です。このイベント、当方は寡聞にして知らなかったのですが、今回で20周年記念とのこと。写真のように6バンドが出るのですが、どのバンドも知ったるバンドのカバーばかり。思い出してみるに、6バンド中1バンドを除いてかつて演奏した曲の黒い記憶が…。まずDIMENSION。記憶ではSide StepsのライブにてアンコールでBreak Outとかいう曲をやった記憶あり。演奏場所は吉祥寺シルエレだかホンモノに当てる意気込みで六本木PITINNだったか曖昧かつデータがないのですが、この手のシャレでのアンコールは本番直前にノリで決まることが多く、これもライブ直前に決まったように記憶。ノリと言えば、もっとも鮮烈なのは当方社会人1年目にこれもノリで決まったチックエレキバンの「City Gate~Ramble」。あまりに直前だったせいか、会社のファックスに譜面が送られてくるも精細モードで送られた模様でビーと非常にノロい速度で譜面がプリント。誰かに見つかりそう(思えば当時は丸見えの1階ロビー勤務…)で「早く送信終わってー!」と心の中で絶叫していました。伊東さん曰く「エレキバンは1回のリハでステージに立つんだからオレらでもできるはず!」→当方「。。。」というのが記憶に残っています。Break Outに話を戻せば、当然SSはSaxがいないのでキーボード伊東さんがEWI(もしくはヤマハCS-01+ブレコンだったか)で再現したように思いますが、ベースにコーラス(エフェクタ)をかけて弾いた記憶だけがなぜか残ります(オリジナルの故・青木智仁はTCのコーラスをかけて弾いているが、このコーラスは音ヤセする)。野獣王国の曲ではDimention Travelerという曲を後輩バンドで練習した(と同時にこの曲でこのバンドの存在を知った)と思いますが、一度もライブで披露することなく霧散…。そしてT-Square、CASIOPEA、ともに言うまでもなし。前者では「The」が最高、と今だ信ずる当方としては「T」に馴染みはあまりなし。「The」での記憶は六本木PITINNでのアンコールのJSB(Japanese Soul Brothers)かなぁ、と(思い返せば考えが若い…というか青い)。CASIOPEAで記憶に残るのは母校のO講堂での演奏。各アルバム1曲ずつから構成される十数曲をメドレーにして30分弱ノンストップで演奏。さらには某女子大学園祭での演奏。記憶では吉祥寺付近の女子大だったが、現在検索すると「東京女子大」くらいしか出てこず、東女だったか全く疑問ながら、大幅に遅刻したうえ、ステージ上ではTime Limit等のテクニカルな曲ばかり演奏して当時の女子大生はドン引きだったのではないか…と。ただ、完全未開拓なのは「高中正義」。演奏した記憶が全くないことに加え、高校・大学で周囲でタカナカを演奏する人はなぜか皆無でした。そのような曲が聞けるであろうライブ、大変楽しみです!と全くひとごとのようですが、当方の演奏もございます。詳細は以下をご参照ください。出演者一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

Cross Cover Japan 2023 20th ANNIVERSARY
日程 2023年11月18日(土)
場所 BLUE MOOD@汐留 <https://blue-mood.jp/>
開場 13:45
開演 14:15
料金 3,500円+1ドリンクオーダ要
出演バンドの演奏時間
①14:15- K-mension 3rd <DIMENSION>
②15:15- 野菜王国 <野獣王国>
③16:15- ビアパラ!! <T-SQUARE>
④17:15- CASIOKEYA <CASIOPEA>
⑤18:15- Pino Colina <松岡直也> ← ココ
⑥19:15- AXIS <高中正義>

なお、ご存じなき方はこんな感じのバンドです。↓↓
One Last Farewell 松岡直也カバー Performed by Pino Colina at Kobe Chicken George 2023年6月10日


Roland Store Tokyo(ローランド・ストア・東京)

2023年10月21日 | 畸観綺譚
フェンダー・フラッグシップ東京(Fender Flagship Tokyo)に引き続き、表参道(オモサン)に楽器店出現ということで早速訪問。事前に場所を確認しておくもGoogleマップ上では表参道交差点からかなり奥まった場所にあり、地の利ならぬ”地の不利”な場所と思われたが、実際に行ってみれば竹下通りとキャットストリートの交差点付近にあって一発で発見。フェンダーの二番煎じな出店=ショールーム的役割なのか外国人目当てなのか、オモサンに出店するとはかなり意外だが、向かうまでの道は恐ろしいほどの外国人で圧倒、しかし店内には外国人は誰もいなかった…。内部は50平米弱で1階がキーボード等電子楽器系、地下が電子ドラムとBOSS、2階が電子ピアノという具合で最新機種と思しき楽器が展示されているのだが、日本の楽器屋の伝統芸たる圧縮陳列に慣れた身としてはフェンダー同様にスペーシーでなんだか落ち着かない。当方以外の客は1階に1名、地下に2名。1階には昔懐かしのアナログシンセやビンテージペダルの復刻版等もあるが、みな当時よりサイズがふた回り以上小さい。PC画面経由ネットで見るとサイズ感や質感は全く伝わってこないが、こうやって実物をみるメリットは確かにある。地下に降りると半分が電子ドラムで残りはBOSSのエフェクター(写真)。楽器を始めた当時のBOSSエフェクターは憧れの存在だったが、スレた今となっては小規模メーカーが作る不細工なペダルの方が好ましいのでチラ見程度でスルー。BOSSエフェクターはすべての機種が並んでおり試奏もできるようだが、展示の都合上なのかすべてシリアル(直列)接続のように見え、そうであればこれまた音質劣化著しく「試奏しても音なんかわからんだろ」という感じなため、「わからないことがあれば遠慮なく…」と声掛けいただいた女性店員さんに質問しようとおもったが、「変な質問をするオヤジ」と思われるのが関の山なので遠慮しておく。電子ドラムは若者2人が試奏しているが、試奏する勇気それ自体が賞賛に値するスリップ変拍子具合にて思わずガン見すると、そちらに興味があると思われたのか「叩きますか?」と言われるも、「いや…ドラム叩けませんので…」と辞去。きっと「老後を見据えてドラムを始めたいオヤジ」に思われたに違いない。最近はこのような妄想癖の症状進行が止まらない。2階は電子ピアノということでこちらもスルーで結果、滞在は5分ほど。営業時間が12-18時とかなりな時短で休日仕様になっているのがイマイチだが、閉店時刻20分前に駆け込んで実見が正味5分とは…。なにか目ぼしいものはないか物色するに入口付近にあるショップオリジナルグッズに注目したが、こちらも購買欲そそるものなく退店。これもどこかで見た景色、デジャヴ、そうフェンダーと同じなのであった。そのままキャットストリートを表参道に抜けたが、典型的な若者ファッション通りの中で場違いなオジさんは当方のみ。

神戸チキンジョージ演奏紀行(4)

2023年10月14日 | Band
2023年6月10日(土曜)
翌朝も早起きして早速神戸の街を散策。6時半にホテルを出るとまずは港方面に向かうべく徒歩で10分ほどのメリケン波止場へ。途中、中華街を通りすぎるが昼間にはあれほど賑わう一方で朝は超閑散。土曜日早朝のメリケン波止場は健康志向な方々とこちらで酔いつぶれている方々と二極化だが、海に全く触れることのない生活をしている側から見れば大変に素晴らしい環境、船の排ガス臭でさえも好ましい。波止場を一通り回ると今度は一転して山手方面へ。あてどなく緩やかな坂を登っていくと北野ホテルを発見。前には世界一美味しい朝食目当の観光客の姿も。ハンター坂なる道を緩やかに降りてくると付近は本日のライブ会場たるチキンジョージ付近。偵察で立ち寄るも当然クローズしているが、老舗の割にはコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物。震災の影響かもしれない。目の前には立派な生田神社があり、思わず参拝。早朝にも関わらずインバウンドな方々中心に結構なる人出。一通りの目的を果たしてホテルへ戻るが、途中に気になっていた商店街のレトロな喫茶店にて朝食。8時オープンながら5分前に到着するもすでに数名の行列にビビるが2階の商店街を見遣る窓側席に着席。開店後20分程度で店内はほぼ満席状態という盛況さ。サンドとコーヒーという優雅な朝食を数分で済ませるとさっさと退店してホテルに帰還。シャワーを浴びてスッキリすると思わず楽器を取り出して少々の指鳴らし。今日はこれからリハ→本番→打ち上げという流れが想定される一方、明日は朝出立して帰京という慌ただしさのため商店街でお土産を物色。一方的に「抹茶的なもの」なるオーダーがあり、神戸で抹茶?と不本意ながらホテル至近にそれに適う菓子店を発見し、開店同時に突入して入手。お土産責務から解放される。(続)

「秋のモノローグ」

2023年10月07日 | Band
今年の夏は暑かった…と思いきや、急に涼しくなってきた今日この頃、新MVのご案内です。前回のMVは「春望」でしたが、夏のMVはスキップ、そして今回は「秋のモノローグ」です。これまた、嘗ては田村リーダーとまにゅ~先輩が高校時代に組んでいたバンドのオリジナル曲をリメイク。さらにSaxでEno先輩が参加し、衝撃的な映像もあいまって超豪華なMVになっています(笑。前回の「春望」は正統派フュージョンでしたが、今回の「秋のモノローグ」はラテン。秋といえば寂しい印象ですが、マイナー調なラテンで(当時の)高校生が書いたとは思えない秀作。デモを聞いて一発で気に入りました。ちなみに、田村リーダーとまにゅ~先輩はこの曲は略して「秋モノ」と言っており、側で聞いていた当方は当初「洋服(秋物)の話しているのかな?」と思っておりました…。制作方法は前回同様。スタジオで「せ~の」で録音するのとは違い、各自どのようなソロになるかは全くわからないので、ベーシックトラックを録音し、それに合わせて上物(ギターやSax)を乗せ、それを聞いてさらにベーシックトラックを絡むように変えるという手順です。ラテンなベースにしては弾き過ぎなのですが、デモを聞いて最初に思い浮かんだラインをそのまま弾いています。が…問題は映像。ミックスが完了して音源が出来上がったのちに映像を撮るのですが、Eno先輩から送られてきたのはまさに衝撃映像。赴任地の逆境(?)を逆転・活用した見事な風景美、そしてドローン駆使の空撮…開いた口が塞がらず、直観的感想は「あなたを当県の観光PR大使に任命します!」(某県知事より任命)。動画だけでなく音楽付き!ですからね、自分が県知事だったら絶対に申し入れます。某県知事殿、ぜひご検討ください。そして将来、このSax演奏撮影地がファン殺到の「聖地」に…と期待が膨らみます。一方で人間の情報入力系統についても実感。あまりな衝撃映像のため、音楽がまったく耳に入ってこない…。圧倒的に目による情報量が多いため、(当方の乏しい頭脳では)そちらの情報処理で手一杯になってしまい、音楽が頭に入ってこないという事実にも衝撃を受けました(笑。さらにこの大自然のなか、どのように音をモニターしているのかも疑問。カラオケを鳴らして、それに合わせてSax吹いたものを撮影しているはずですが、音はどのようにしているのか? ヘッドフォンをしている形跡もなし…ということでEno先輩に聞いて教えていただきました。答えは…将来の観光PR大使業参入を見据えて、企業秘密とさせていただきます(さすが理系!な内容です)。東京で撮影の3人は屋内で季節感もない(あえていえば服=秋物?)のですが、Sax衝撃映像で一気に秋らしくなりました。みなさまにも音楽とともにお楽しみいただけると嬉しいです。

秋のモノローグ (Original Latin-Jazz/Fusion Tune)~Autumn's Monologue~