唐沢そば(長野県松本市)
長野県松本市の南西位置にある山形村、これまた美味しい蕎麦を想像させるに十分足る、あまりにマッチし過ぎた村名だが、そこには「唐沢そば集落」なるものがあると聞き、早速に訪問。ほとんどランドマークのない農村風景の中、アルプスサラダ街道と命名された道を暴走。500メートル程度の集落に9件(一部では1キロに7軒との情報も)の蕎麦屋が軒を連ねるというが、まさにその通り。どこに入ろうかと悩むも、逆にこれだけあればどこもほぼ同水準ではないか、と割り切り、駐車場の大きな2軒をピックアップ。入店してみて判るが、どこも基本的に構造としては普通の民家であって、その座敷で蕎麦を食するという、これまた山形の大石田等で見られるスタイル。着席するとお茶と漬け物が供されるというのも共通で、なんだが全く山形に来た気分。ここでは通常の蕎麦もあるのだが、”やまっちそば”なるブッカケ=スタイルの蕎麦が特徴かつウリな模様で、これをオーダー。2軒でともに”やまっちそば”をオーダーしたが、シンプルなるそれと具材で多彩なるそれがあり、各店の特徴が出ているものの、共通しているのは素麺状となった山芋。基本的には蕎麦とこの素麺状山芋に麺つゆをかけて同時に食するが、非常にさっぱりとシャキシャキした山芋の食感と意外に歯応えのある田舎蕎麦のマッチングは美味。とろろそばに近いものがあるが、とろろは蕎麦対比で主張が強すぎ、蕎麦の味が減じてしまう一方、こちらの方が食感と蕎麦の風味で優れているものと思料。
長野県松本市の南西位置にある山形村、これまた美味しい蕎麦を想像させるに十分足る、あまりにマッチし過ぎた村名だが、そこには「唐沢そば集落」なるものがあると聞き、早速に訪問。ほとんどランドマークのない農村風景の中、アルプスサラダ街道と命名された道を暴走。500メートル程度の集落に9件(一部では1キロに7軒との情報も)の蕎麦屋が軒を連ねるというが、まさにその通り。どこに入ろうかと悩むも、逆にこれだけあればどこもほぼ同水準ではないか、と割り切り、駐車場の大きな2軒をピックアップ。入店してみて判るが、どこも基本的に構造としては普通の民家であって、その座敷で蕎麦を食するという、これまた山形の大石田等で見られるスタイル。着席するとお茶と漬け物が供されるというのも共通で、なんだが全く山形に来た気分。ここでは通常の蕎麦もあるのだが、”やまっちそば”なるブッカケ=スタイルの蕎麦が特徴かつウリな模様で、これをオーダー。2軒でともに”やまっちそば”をオーダーしたが、シンプルなるそれと具材で多彩なるそれがあり、各店の特徴が出ているものの、共通しているのは素麺状となった山芋。基本的には蕎麦とこの素麺状山芋に麺つゆをかけて同時に食するが、非常にさっぱりとシャキシャキした山芋の食感と意外に歯応えのある田舎蕎麦のマッチングは美味。とろろそばに近いものがあるが、とろろは蕎麦対比で主張が強すぎ、蕎麦の味が減じてしまう一方、こちらの方が食感と蕎麦の風味で優れているものと思料。
<別の唐沢そば店にて...>