Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

SSライブのお知らせ

2008年02月27日 | SideSteps
多くの方からご予約を頂戴している模様です(ありがとうございます)が、再び告知させていただきます。
今後のライブ予定については未定となっております。あと3日後に迫っております。こちらも焦ります(笑。
--------------------------------------------------
日時:2008/03/01(土) 17:30開場 18:00開演
場所:吉祥寺SILVER ELEPHANT
料金:前売2,000円(2008/01/05 15:00発売)当日2,500円
--------------------------------------------------
皆様のご来場をメンバー一同お待ちしております。

フォアグラ日記

2008年02月26日 | フォアグラ日記
千取寿司(金沢/寿司)
金沢”鮨紀行”の一環として、「千取寿司」を訪問。先取とかいてチドリと読むのかと思いきや、そのまま”せんとり”とのことで、日本語は難しい。場所は金沢中心街からやや離れており、徒歩ではちょっと...という距離にあることから、バスにて訪問。なかなか立派な入口で、入るとパッと見、カウンターのみの店に見えるが、昼ちょっと前にも関わらず、結構な繁盛具合。カウンターに席して”地のモノ”を一通り握ってもらうことに。握るのは、家督を息子?に譲ったと思しき元親方で、それをみとめてその前に座ったわけだが、寿司屋に有り勝ちな敷居の高さは全くなく、当方を観光客とみとめて、早速、魚等の紹介をしながら握るも、こちらが食べるペースが早く待ち状態になるのが江戸っ子?の哀しさながら、ネタを下にして口中に放り込むだに、美味。ご飯の口溶けが非常に良く、名店と言われるもの理解。一通り握ってもらった後はもう少し鮨を、と思うが、この後の食のハード=ロードを想像して、腹7分目でストップするも、金沢にくればノドグロなる魚、ということで、これを”焼き”にて所望。そのネーミングから黒い魚を想像するも、ムツ系とのことで皮は赤。ノドグロなのに赤、というのはこれまた意外ながらもこの時期のそれは脂がのっていて非常に美味で驚嘆。脂がのった魚は少量でも充分なる満足感があり、これにて終了。接客も非常によろしく、時期を違えて別の旬を求めて再訪の予感。

散財日記

2008年02月25日 | CD批評
ニュー=トロルス「コンチェルト=グロッソ トリロジーライブ」
前回、当欄でもCDを紹介したが、そのライブDVD盤。DVD1枚と、その音源を抽出したCDが2枚ついているのだが、至高の名作、コングロの1から3までのライブ演奏で、当然のことながらナマ弦(ストリングス等)がついた演奏なので、なかなか見応えあり。初回生産限定盤で、オリジナル=スペシャルパッケージであり、価格もそれなり、かつ仰々しいパッケージで買うのを一瞬躊躇したものの、オビにある「ファン必携の永久保存アイテム!」というコピーで思わず購入。個人的にはオビのコメントに弱く、まさにオビの宣伝効果が充分過ぎることを認知しているものの、これまたオビにKO(ノックアウト)されて購入するも、そのコメントに違わぬすばらしい内容。メンバーがイタリア人だからか、なかなかオシャレに良い歳の取り方をしており、仙台の野外ライブで「見た目は普通のオジさんでした。しかし音を出すと...」と言われた我々の目指す姿がここにあるのではないか、とも。オッサンばかりの演奏ながら、完成度はかなり高い。逆にゲストのソロ=チェリストの音程(ピッチ)がかなり怪しかったりと、よく聴いてみれば粗はあるものの、映像とセットにすればそちらに目を奪われるせいからか、あまり気にならず、逆にセロってあんな感じに弾くんだと感心する始末。ちなみに、1~3というCD3枚分(正確には2枚分)を一気に演奏しているので、1曲をかなり短縮版でショートカットして演奏しているものの、コングロに流れる底流を充分に感じ取れるDVD。CDも最近はヘビーローテーションながら、毎度だが演奏をかけながら眠ると、1曲も聴き終わらない内に入眠。

玉肌日記

2008年02月21日 | 玉肌日記
【大牧温泉(富山)】
富山は高岡からバスで一時間、さらに船で30分という、これまた困難なる立地にある温泉。温泉でさらに秘湯感を求めようとすれば、自ずと困難なアクセスとなるものの、その困難さがあってこそ、より一層興奮もし、温泉の有り難みも増すというもの。この宿は船でしか行く事ができない宿ということで有名ながらも、車が入れず徒歩で、というものは存在するが、船で、というのは初めて。しかもその船も本数が少なく、この船に乗り遅れれば完全にアクセスが遮断されるので、これまた慎重にならざるを得ないが、仲居さんにきけば非常用の道はある模様。高岡からバスで一時間、小牧堰から船でダム湖上を30分進むが、チェックインにタイムリーな船は一便しかなく、宿泊の乗客で”すし詰め”状態。ここままで沈没でもすれば、フィリピン等であるフェリーの”定員オーバー”による沈没で乗客名簿もなく、行方不明者数さえ不明という不安もよぎるが、さすが日本、無事に到着。降雪しており、辺りは雪景色で黒と白の水墨画の世界。温泉は露天と内湯があるも、露天はさすがに寒い。脱衣場では簀の子が凍結しており、極寒ながら温泉のなかは極楽。ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉でやや硫黄臭がしており、これがまた微妙であるのが素晴らしい。男性風呂であれば隠す必要性は低いと思われるものの、眼前に大きな岩があり、景色を遮断しているものの、雪が降る夜に入浴する雰囲気も大変素晴らしい。温泉しかなく、当然付近には全く観光するものもないことから、温泉にも集中できることに加え、紅葉や新緑の季節も素晴らしいとのことで、四季を通じて楽しめ、再訪の予感。

玉肌日記

2008年02月19日 | 玉肌日記
【越前温泉(福井)】
福井は越前海岸にある温泉だが、当然、温泉だけでなく美食も、という趣向で今回は蟹付き。冬の季節ながら、使用頻度の少なさから当方は冬用のタイヤを所持していないので、公共交通機関を使用してアクセスするも、北陸本線武生駅からバスで一時間となかなか困難なる位置。しかもバスも本数が極端にない中、なんとか到着するも、海岸付近なので雪はなし。当方、戌(いぬ)年で雪を見ると興奮してしまう性質であるため、ややガッカリするが、夜半から翌朝にかけて降ってはいたものの、積雪には至らず、聞けば降ってもすぐに融けてしまうとのこと。そんな中、宿泊した旅館(開高健の定宿で有名なる”こばせ”)は温泉ということで、早速、蟹まみれの手からその臭いを抜くべく入浴するも、かなり普通なる湯。というのも単純温泉ということでなんだか有り難みもやや半減するが、以北の三国温泉(かの有名なる東尋坊の近く)ではやや塩分を含んだ温泉であった一方、こちらはプレーンであるのはやや意外なるも、臭いや色、浮遊物があればよいものでもなし。この辺りでは有名なる水仙が一束浮かべられていてなかなか雰囲気は良い。浴槽の形が気になり、伊プログレバンド、バンコのジャケを彷彿させるも、クビレ部分は浅くなっており、ここに腰掛けて窓から越前海岸の夕日を見遣るという仕掛け。源泉温度が低いことから加温されており、また循環で消毒もされている模様ながら、消毒臭はほとんどなく、非常にプレーンな温泉との印象。食べ物も美味しく、さらに温泉も、という好条件の宿はなかなかなく、こちらも前者にバランスが傾倒しているものの、立地の制約もあり、やむを得ず、か。

SideStepsライブのご案内

2008年02月18日 | SideSteps
皆様、寒い毎日、いかがお過ごしでしょうか。当方、完全に風邪をひいてしまい、先日の練習もマスクをしながらの怪しい演奏でした。皆様におかれましてもご自愛を...。
さて、SideStepsのライブが、もう2週間先に迫って参りました(焦。以下の通り、ご案内致します。
-----------------------------------------------
日時:2008/03/01(土) 17:30開場 18:00開演
場所:吉祥寺SILVER ELEPHANT
料金:前売2,000円(2008/01/05 15:00発売)当日2,500円
----------------------------------------------------------------------------
皆様のご来場をメンバー一同お待ちしております。

progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(10)

2008年02月14日 | SideSteps
まあ、他に出るバンドが、PENTAGRAM「躍動感のあるグルーヴにスペーシーなメロディアスサウンドを奏でるテクニカル・プログレッシブ・ジャズ・ロック・バンド」、浪漫座別館「魅惑的な女性シンガー「ひな」をフロントに、ジェネシス系の叙情味と日本/9アジア的なイメージを統合した音世界」、絶対無「プログレ、グランジ、ポップスなどに「和」のエッセンスをサラリとブレンドしたサイケな独自サウンド」というマジ路線では、やむを得ないか、と判断。演奏が終了すると、疲労感倍増。土曜日には平日の疲れも残っており、これも歳をとった証拠か。ステージを降りると控え室にてやや放心状態。我に返ると機材を急いで撤収し、車に機材を積み込むと、今回はその後開催される飲み会にも参加せず、帰宅することとし、大阪から遥々来られたPENTAGRAMの方にご挨拶。疲労感充分で帰宅すると、そのままベッドにパタリ。当日会場に足を運んで下さったお客様、誠にありがとうございました。PENTAGRAMの方、また機会あれば一緒によろしくお願いいたします。大阪公演を期待しております(笑。(完)

玉肌日記

2008年02月13日 | 玉肌日記
【上諏訪温泉(長野/諏訪)】
下諏訪温泉にはすでにトライ済みであったことから、今回は上諏訪温泉へ。下諏訪温泉が小振りで上品な宿が多かったのに比較し、上諏訪温泉には温泉街的な雰囲気が多く、特に湖畔が近いこともあり、観光地然としているのだが、その中でも建築マニアには堪らない「片倉館」を訪問。シャレではない”マジなロマン風呂”があると聞いてのことだが、非常に立派な大洋館の中が風呂になっているというもので、そのギャップがこれまた堪らない。立派な洋館の外側に「浴場入口」との看板があり、タオル片手の人が入って行く様子は非常に滑稽であるものの、これは後に内部が風呂となったのではなく、もともと片倉財閥二代目当主が社交場を提供する意味で建てたとのことで、「財力を使って全力で風呂を作ったら、こうなりました」的で非常に興味深い。昭和三年(1928年)竣工とのことだから、築80年は経っているものの、水を扱う建物、かつ湖畔という軟弱な地盤に今日でも建っていることを考えれば、驚愕。肝心の温泉だが、千人風呂とあるぐらいに浴場は大きく、さすがに1000人は入れないが浴槽も深度1メートル程度と深く、底には玉石が敷いてある。温度は熱めで3つの温泉のミックスの単純温泉だが、ややキレはないものの、非常にさっぱり。熱くて長湯できない人がタイルで湯桶を枕にゴロ寝しているのが異様ながら、施設的には非常に寛げるか。併設されているラドン室は温め(41~42℃)の温泉がサウナ状態となっているものながら入ると熱さで発汗し、推奨の10分も耐えられずに退出。秘境感はまったくなく、人も多い事から喧噪的だが、地元の人も多く通っているようで、片倉当主の思想を本日も受け継ぐ素晴らしい施設。(同温泉施設webページ

散財日記

2008年02月12日 | CD批評
TRIO ACOUSTIC 「GIANT STEPS」
ハンガリーのトリオで、当然バンド名が如くにアコースティック系。DUの売り場でCD演奏がかかっており、なかなかに良い演奏であったのでつい購入した次第なのだが、価格も廉価で1350円。ハンガリーのバンドということで、ハンガリーの物価を意識したような感じで非常に好感が持てるものの、価格に関係なく演奏もなかなか良い。なにも意識せずに聞くだに、曲は聴き知ったるものが多く、曲名を見ると古今東西(東はないか...)様々な人の名曲カバーであり、ボブ=ディランからパット=メセニー、さらにはバーンスタインと広角すぎるカバレッジ。その中でももっとも気に入るは「Moscow Night」。寡聞にして作曲者(ソ連系な名前)は見知る名前ではないものの、巨匠に劣らず。総じて、あまりマニアックではなく、かなり聴き易い部類に入る内容で、同時に購入したJean-Michel Pilcの作品とは非常に対照的。

progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(9)

2008年02月07日 | SideSteps
幕が開いてから演奏するまでの間がやや気になったが、お客様から拍手をいただいたことでその間も気にならず、安心して演奏スタート。演奏の曲目は以下のとおり。
1. Silent Dreamer~Inner Space
2. Jazz It
3. Parallel Reality
4. Close to Home
5. Untitled(田村氏新曲)
6. Valkrie of Sorrows
7. Space Forest
8. Courage of the Wind
9. Inner Space III
9曲で演奏時間は90分程度。なお、今回の催し物に関しては、主催者のライブハウスからキャッチコピーの依頼があり、当方は直感的に「”プログレ”という名の保守性に最早ご満足頂けない貴方に。シンフォな楽曲、無謀なテク、そしてフォークなトーク」というコピーを瞬間的に作成してライブハウス宛に送るも、他バンド対比でかなり異色(=不評)だった模様で、逆にライブハウスが書いて来たコピーが返信。その中に”カシオペア”なる文字を発見、これはフュージョン的催しであればともかく、プログレ-ファンにとっては”禁句”であると推察、すかさず以下のようなコピーに改変して返信をするという一幕も。「ケンソーのような緻密な楽曲構成に、交響詩のストーリーが絡み、さらには変拍子上で縦横無尽なるインプロビゼーションを展開する技巧派バンド」。

玉肌日記

2008年02月05日 | 玉肌日記
【毒沢温泉(長野/下諏訪)】
そのネーミングが印象的な毒沢温泉へ。あまりにも効能があるので、信玄の隠し湯として”毒”という名前をつけて人が寄らないようにしたとも言われる。この付近にはいくつか温泉宿があるも、急坂を登りきった、その”とどのつまり”の神乃湯を訪問。極寒の季節であったものの、雪はなく、ノーマルタイヤの車で登って行ったが、そこは気温2.5℃。早速温泉に入るも、ここは”温泉”とは名前がついているものの、実は鉱泉で、その水温は2℃(気温2℃時)と非常に冷たい。これを湧かして供しているのだが、特徴的なのはその色。完全なる黄土色であって、鉄鉱泉かと思うが、思ったほど鉄感はなく、内容は”含鉄-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉)”とのこと。アルミが含有しているのがなんだか気になるが、源泉の冷泉と、その沸かし湯、という2つの浴槽があるスタイルは鉱泉的。沸かし湯なので入ってみると温度は適温。これまで冷えていた体がジンジン暖まってくるのが分かるが、なかなか素晴らしい湯と思料。pH2.5とのことで、沸かし湯を舐めてみるとあまり無味で鉄臭もせず。その後、この沸かし湯が循環であることを発見して舐めたことを後悔するも、飲用の源泉はやや渋みのあるレモン味で、なかなか美味。循環風呂では源泉の新鮮味も相当減退してしまっているとみて、勇気を出して誰も入っていない源泉(冷泉)へ入ることを決意するが、「心臓の弱い方はご遠慮ください」等の多くのディスクレーマーを見遣りながら徐々に身を沈めるも、当然ながら非常に冷たい。半端ではない冷たさに、肩まで浸かって10秒程度で即退出し、その源泉を流さぬようにそのまま体を拭いて上がることに。冷泉に入った時は死ぬかを思うも、なかなかサッパリとした浴後感で、開いた毛穴に源泉がしみ込んだのか、なんだか酸っぱい臭い(幻臭?)も。非常に素晴らしく、宿泊も良いが、やや宗教的なのが気掛り。ロビーには大きな祭壇があるし、入浴前には参拝し、入浴後にも参拝するという入浴法(強制ではなく、webでは...)もあり、やや気が引けるが、その手に興味ある人にはよろしいかも。(同温泉webページ

progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(8)

2008年02月04日 | SideSteps
これまでのステージで幕があったのは、今は亡き”マイカルシアター本牧”だったが、どうやらステージの転換時にも幕が引かれる模様で、SSも幕が開いてから、の演奏開始となる。幕については、通常その照明効果とともにサプライズ的要素が必要とされるが、このライブハウスに多く出演しているビジュアル系バンドであるならともかく、SSの場合は単なるオジさん4人組が楽器を持って構えているだけであり、当方がお客様の立場であればきっと苦笑してしまうに違いない状況ながら、いまさらにサプライズも用意できず。控え室に戻るといよいよ本番開始であり、Pentagramのメンバーはすべてステージ上へ。定刻からやや押して演奏開始。演奏中は”ふ~いわ”の内容等をごく簡単に打ち合わせつつ、指は練習。Pentagramの演奏は40分程度で終了し、SSの出番。セットアップは簡単に終了、それを確認すると、今度はPA席までレコーダの録音ボタンを押しにいき、早速幕が開いて本番スタート。となるところが、キーボードにトラブル発生。シンセのセッティングデータ等がすべて消失してしまったとのことながら、どうやら後ろで電源コードが抜けてしまったことが原因のようで、早速データをリロードし、2分程度待ってからスタート。