最後にtake4まで録り、ここまでの中からベストのtakeを選択し、それを元に詰めていくこととし、コントロールルームで試聴。この中でベーシックなtakeを決定してから、そのトラックにオーバーダブするパートを乗せていくが、これは同時に弾くことのできないパートがあるギターとキーボードがメインの作業。さらにはアレンジ変更部分のドラム差し替えに加え、ベーシックtakeにおける不本意なる演奏の部分を弾きなおしたりするも、これに予想以上の時間を要して、19時にして一曲終了。正味8時間(!)で明らかなる遅いペースで卷きが必要とされる(しかし録音を急がされるということはなし)。結局、ベースについては、2箇所ほど1~2拍分のパンチインを行なうのみで、それ以外はすべて通して演奏したものを使用。
【写真】SSLの卓におけるベースの録音時のトラック-セッティング。2chあるのはラインとアンプ音を収録したマイクのチャンネル。
【写真】SSLの卓におけるベースの録音時のトラック-セッティング。2chあるのはラインとアンプ音を収録したマイクのチャンネル。