新田原航空祭始末(1)
今年は宮崎県にある新田原(にゅうたばる)での航空祭を観戦。
昨年の沖縄と比較するのは酷なのだろうが、12月初頭で気候が安定せず、前入りした日は暑くてTシャツ気候であったのに対し、当日は曇天で時折雨という生憎の状況で真冬の防寒装備でも寒い状況。新田原は宮崎から車で一時間ほどの距離で交通の便は悪く、航空祭では付近が大渋滞すると聞いたことから、当日は早朝に宮崎南駅発の臨時バスに乗り込むも結果一時間半を所要(結果、帰りも同様)。開演は8時半ながらも入場時にはセキュリティチェックで大行列なのだが、そこは平和な日本。金属探知機たるセキュリティゲートを抜け、大きな荷物を持っている人はそこから離れた場所で荷物チェックを受けろと言われるが、十分に離脱可能な状態であり、実質無意味。正直者の我々はチェックを受けたが、隣ではお婆ちゃんがサック付きの出刃包丁を没収されており、なんとも不思議な感覚。沖縄との圧倒的な違いは航空機の曲技飛行にあり、新田原ではブルーインパルスも飛来し、メインイベントであるのだがその前には米空軍による曲技飛行も。しかし前回沖縄と比較すれば撮影目的のオヤジカメラマンは比較的少なめで巨大望遠レンズを構える人も少なめの印象で、どちらかといえば地元民の参加多し。完全な地元イベントとして組み込まれているようで、前述の出刃包丁持参のお婆ちゃんを筆頭に年齢層は高い。そのせいかキャンパーご用達のチェア持参の観客が非常に多く、完全にピクニック気分。