Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

よい年を

2018年12月31日 | 時事批評
今年は3月まではイベント詰め詰めで、それから解放された4月の翌日に両腕骨折事件があり、1ヶ月は難儀な生活。そしてその遅れを取り戻すべく、年内はなんだか新幹線や航空機に乗りまくる、移動しまくる、というなんとも波乱な一年でした。昨年末に「気楽な一年になるように祈念」しながらも実際は全くの真逆であり、なかなか上手くは行かないものです。来年こそはそうあるべく期待したいものであります。
みなさま良いお年を。

クイーン漬け

2018年12月29日 | CD批評
クイーン漬け
映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てからというもの、我が家はクイーン漬けな毎日。夕食の団欒があればそこでは常にクイーンのDVD『伝説の証 ~ロック・モントリオール1981&ライヴ・エイド1985 』。映画の影響もあり、特にライヴ・エイドは内容が凝縮されていて集大成的な演奏でワンステージ20分と手頃なのが素晴らしく、そのため毎日1回は必ず見るという中毒症状。1981年のモントリオールはもっと前の映像かと見紛うほどに変化著しいが、(これは他に音源があるのだろうか)「We Will Rock You (fast)」がなかなかにツボでこのバージョンの方が圧倒的に宜しい。ギターのリフなんか失禁しそう…。これまで2枚だったDVDも4枚買い足すとともに、このまま大型TVモニターとサラウンド等音響設備にも大散財してしまいそうな勢いでちょっと怖い。英国育ちの嫁はリアムタイムで現地で観ていたことが郷愁誘うのかWembleyスタジアムとか観入っているのに加え、悪童も完全に洗脳されたようで主だった曲は歌える(英語は超テキトーで意味も分からず)ようだが、真夜中に寝言で「We are the Champions」(サビ部分)を唄っていたのにはとってもビックリ!(その後「ママー」とこれまた寝言をいう夜があり、こちとら”今度は「Bohemian Rhapsody」か!?”と思うも、単に母親を寝ボケて呼んでいただけだった…) 
クイーン恐るべし。

新田原航空祭始末(2)

2018年12月22日 | 畸観綺譚
新田原航空祭始末(2)
観戦時に天候は悪化する一方で、時折雨交じりに。雲も低く垂れ込めているためもあって、落下傘部隊による空挺降下もキャンセル。雨が強くなると観客はみな屋内展示場に座り込む状況となり難民キャンプの様相となるも、その雰囲気を払拭すべく、展示飛行や曲技飛行にも力が入っている印象。所内でかかる音楽の音量がデカくてなんとも耳障りだが、アナウンスは郷土方言を交えた内容でなかなか秀逸で興味深い。沖縄ではF15がメインだったが、こちらではRF4(ファントム)やF2等バラエティに富んだ内容で全く飽きることなし。ただ、沖縄ではこのような曲技飛行の間にマジなスクランブルがひっきりなしに割り込んできたことで、どれがプログラムでどれが実戦かわからずに混沌としていたが、こちらではスクランブルなど一切なくてプログラムが明解な一方、マジなスクランブルの爆音は圧倒的であってプログラム内容はどうしても控え目な印象。その中で圧倒的だったのは米空軍F16の曲技飛行。三沢基地所属の空軍だが、彼らは以前にユーチューブにコックピット映像をあげて問題になったと記憶するも、さすが植民地たる日本上空ではアメ公として遠慮なるもの一切なし。90度近い急上昇や急降下に加え、制限高度150mを明らかに超えた時速900キロ程度の超低空飛行もあり、ソロ演技ながら観客へのサービス精神は異常に旺盛。その後に控えるブルーインパルスへのプレッシャーとも感じたが、結果天候悪化で大トリたるブルーインパルスの演技は中止で落胆するも米軍の飛行に満足して帰宅。

新田原航空祭始末(1)

2018年12月15日 | 畸観綺譚
新田原航空祭始末(1)
今年は宮崎県にある新田原(にゅうたばる)での航空祭を観戦。昨年の沖縄と比較するのは酷なのだろうが、12月初頭で気候が安定せず、前入りした日は暑くてTシャツ気候であったのに対し、当日は曇天で時折雨という生憎の状況で真冬の防寒装備でも寒い状況。新田原は宮崎から車で一時間ほどの距離で交通の便は悪く、航空祭では付近が大渋滞すると聞いたことから、当日は早朝に宮崎南駅発の臨時バスに乗り込むも結果一時間半を所要(結果、帰りも同様)。開演は8時半ながらも入場時にはセキュリティチェックで大行列なのだが、そこは平和な日本。金属探知機たるセキュリティゲートを抜け、大きな荷物を持っている人はそこから離れた場所で荷物チェックを受けろと言われるが、十分に離脱可能な状態であり、実質無意味。正直者の我々はチェックを受けたが、隣ではお婆ちゃんがサック付きの出刃包丁を没収されており、なんとも不思議な感覚。沖縄との圧倒的な違いは航空機の曲技飛行にあり、新田原ではブルーインパルスも飛来し、メインイベントであるのだがその前には米空軍による曲技飛行も。しかし前回沖縄と比較すれば撮影目的のオヤジカメラマンは比較的少なめで巨大望遠レンズを構える人も少なめの印象で、どちらかといえば地元民の参加多し。完全な地元イベントとして組み込まれているようで、前述の出刃包丁持参のお婆ちゃんを筆頭に年齢層は高い。そのせいかキャンパーご用達のチェア持参の観客が非常に多く、完全にピクニック気分。

”怪我”牀六尺(24)

2018年12月08日 | 畸観綺譚
(24)
携帯電話と言えば、両腕骨折では携帯電話さえ持てません。握ること自体困難なら、それを耳元にあてがうのもまた困難。しかし、当初から握れないのなら普段愛用のAKGイヤホンがマイク・リモコン付きであることから、これで通話すればイイと思っておりました。が!いざ電話をしようと思うとイヤホン側がミニプラグである一方、iPhone側の端子がLightningでどうしても差さりません。悄然とすると同時に、ミニプラグ→Lightningという変換プラグがあることは分かっていたので、付近の商店で探してもらってきましたがどうしてもありません。やむを得ずBluetoothのイヤホン・マイクを購入してきてもらいますが、他人にBluetooth設定をしてもらってもイマイチ繋がりが悪くてダメです。イヤホン・マイクにこだわったのは仕事関連の会話はどうしても機密事項が多いためでしたが、 もはやどうにもならずiPhoneのスピーカーフォン機能で対応です。体をやや起こした状態で胸元にiPhoneを置いてスピーカーフォンで話すのですが、恐るべしiPhone!スピーカーフォンの性能はとてもよく、先方の音声も明瞭なうえ、こちらがヒソヒソ声で話しても充分に伝わります。iPhoneの性能の良さを痛感した出来事でありました。

”怪我”牀六尺(23)

2018年12月01日 | 畸観綺譚
(23)
院内にある自販機を複数台見比べ、ベストな飲料を探して買いに戻る等、普段あまりやらない無駄な行為もこんな環境ではなかなかに有意義です。ちなみに飲料も思わぬ障害となります。その容器や飲み口としてはペットボトルが最適なのですが、両腕骨折の状況ではそもそもキャップが開けられません。ドアノブを回すために手首をねじることができないのと同様、キャップをあけるための腕のねじりができません。ついてはキャップを開けてもらうのは必須なのですが閉めるのも同様に困難なので、キャップにストローがついた飲み口のパーツを購入し、それを代替にはめて貰います。そうすればこのストローを使ってチビチビ飲めることにくわえ、万一倒れても安心です。しかし、思わぬ事故が…。院内散策時に「おー!懐かしい」と思って迷わずに購入したメローイエローにこのストロー装置をつけ、一口飲んでから寝たのですが、起きてみればストロー部分からメローイエローが噴出しているではありませんか!なんだかプクプク音がしているな…とは真夜中に思っていましたが、炭酸飲料は鬼門だったとは思いませんでした。構造的に空気抜きの穴は開いているのですがそれでは間に合わなかった様子で、テーブル上はメローイエローの海。携帯電話等の電子機器を置いておかなくて良かった…。