Side Steps' Today

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九州全線阿房列車(29)

2023年05月27日 | 畸観綺譚
九州全線阿房列車(29)
第6日目(最終日)
6時前に起床。これまでは鉄道時刻表にて予め練ったスケジュールをこなす旅程だったが、本日は帰京の航空便に間に合えばよく、予定も立て込んでいないためフリーに行動。6時過ぎにホテルをチェックアウトするが今朝も異様に寒く、ガソリン給油の意味で駅前マクドナルドで朝食。コロナ禍では6時台から営業している店はほぼ皆無。博多0648発(福間ゆき)で0659香椎で香椎線に乗換える。まずは0716発(宇美ゆき)で宇美0743着、そのまま0749発(西戸崎ゆき)で折り返す。いずれも学生で超満員。再び香椎に戻ってくると従来の4両編成のうち先頭二両だけがそのまま進行方向の西戸崎へ行き、切り離された後方の二両は再び宇美に戻るというトリッキーな運行。そのままボーッと後方に乗っていたら再び宇美まで連れて行かれるところだった…。先頭二両に乗り込んで西戸崎に向かうが、博多近郊とは思えない風光明媚でこの先に金印で有名な志賀島があり、海の中道という砂州で繋がっている。福岡空港に着陸する航空機内からもよく見える場所だが、そこを鉄道で走っていると思うと俄かに興奮(というのも砂州の最小幅は500mを切ると聞く)。曇天ながら雲の合間から光が差し込む幻想的な景色の中、0854西戸崎着。乗降客は数名しかおらず非常に静かな駅だが、そのまま0901発(香椎ゆき)に乗って折り返し、香椎から0924発(門司港ゆき)で門司港を目指す。門司港まで行けばほぼJR九州を走破したことになる(未踏破なのは宮崎空港線等の数区間)が、ここにきて再び困難に遭遇することに…。
【図】第六日目(最終日)行程。黒線部分が本日のノルマ。今日は相当に余裕があったはずだが…。

ライブ雑感 ~耳栓とワタクシ~

2023年05月20日 | Band
圧倒的な小音量派を自認するワタクシにはライブは常に爆音。これまでなぜか静かなバンドに所属したことがなく、常に爆音バンド所属なのですが、プライベートでは小音量派。特にスマホ等のデジタルに音量制御する機器をヘッドフォンで聴く場合、深夜では最低音量でもウルサい。と言って更にもう1段階下げるとミュートになってしまうというほどの小音量派です(製造者には無段階のデジタルボリュームを強く要望)。よって練習スタジオでは常に耳栓愛用ですが、ライブは悩ましい。耳栓してライブするのは、冷静に客観的にバンドのサウンドを聴いているようでなんだか演奏気分が乗らないのです。通常は27dBカットの耳栓を使っていますが、ライブ演奏ではもうちょっと大音量(-15dBくらい?)で聴こえる方がよいので、何種類かの耳栓をトライ中です。お客さま側では「観客が耳栓を使用すると演奏者に失礼なんじゃないか」という至極日本人的な配慮もあると聞きますが、耳に負担がかかって脅威を感ずる音量具合は人それぞれなので、他人にそれを強制すべき性質のものではありません。だって演奏者も耳栓しているんだもの(相田みつを風)。耳栓はできるだけ音響特性がフラットなものを選択していますが、カタログ値はあてにならずトライ&エラーあるのみ。個人的にNGなのは「人の声(声域)だけはよく聴こえる耳栓」というもの。確かに周囲の雑音は消えるもののその分、他人の声が浮かび上がり、まるで耳元で囁かれているかのように聴こえるので逆にコワイです。

さて、今回はそんなワタクシが耳栓なしで演奏したライブ映像の続きをご披露。このバンドにて2023年6月10日(土曜)@神戸チキンジョージに出演いたします。関西方面の方は是非お越しください。

Mi Amore /松岡直也カバー Performed by Pino Colina


玉肌日記

2023年05月13日 | 玉肌日記
【万座温泉(群馬県吾妻郡嬬恋村)】
再訪。十数年ぶりに訪問したが、①アクセス、②設備の観点からどうしても足が伸びない地域。万座は白濁の硫黄泉で温泉感十分のため、温泉としての魅力は十分ながらも①都心からのアクセスが難。車の場合、草津から草津白根を抜けていく国道292号(志賀草津道路)か、もしくは万座・鹿沢口から万座ハイウェーでのアクセスになるが、群馬県と思って油断するとイタイ目に遭う遠さで、感覚的には北信(長野県北部)。それは当然であってこの292号の先には七味温泉五色の湯温泉松川渓谷温泉熊の湯温泉渋温泉に容易に至るという具合。また②設備としても老朽化の進んだホテルや旅館が多く、かといって周囲には温泉街、飲食店もほぼ皆無であり、実質温泉しかないという環境は観光客にはアゲインスト。一説にはこの地域が国立公園に指定されていることから、新たな施設造営ができないという論も。しかし、造営はできないかもしれないがメンテは可能であるはず。積雪のある冬なら雪に覆われるであろう施設も、それ以外の季節では老朽化が露わなのが残念。温泉メインのためか顧客層も老齢化しており、若者が少ないため華やかさはない一方で落ち着きは充分ある、とも。温泉は白濁の硫黄泉でpH2.5と強酸性。源泉温度が70℃程度と高いことから加水しているが、訪問日のタイミングでは湯の花成分が少ないことから白濁度合いが低かったが、匂いと浴感は変わらず(白濁度合いは自然のものであって、これに異常執着すると入浴剤投入事件に至るリスクがある)。従来より①アクセス、②設備の観点からなんとなく敬遠気味だったが、今回素晴らしかったのはその星空。天候にもよるが、晴れれば満点の星空。万座(=その座いっぱいになっていること)の星座で、これを見ながらの入浴は格別だろうと想像(したが、当方の場合は深夜に晴れたことから眠くて温泉には入れず、窓より眺めたのみ)。

玉肌日記インデクス(地域別温泉リスト)

①北海道 ②東北 ③関東 ④中部 ⑤近畿 ⑥中国・四国 ⑦九州・その他


Liveのお知らせ

2023年05月06日 | Band
前回の江古田でのライブに引き続き、神戸でのライブのご案内です。
2023年6月10日(土曜)神戸チキンジョージ 17:00ー18:00にPino Colina にて出演です。

【BP☆ALLSTARS Presents LIVE ♬ Vol.6】(カッコ内は未確認事前情報)
16:00 Moon Glow (山下達郎トリビュート)
17:00   Pino Colina  →ココに出演
18:00   Diga Diga Doo (全曲オリジナル・ジャンルレス)
19:00   BP☆ALLSTARS(80年代前半AOR)
20:00   Osaka☆B☆Project (スペシャルゲスト!Jazz Funkバンド)

オイ、演奏に集中だろ!(怒、と言われそうですが、京都等の時と同様に関心の最大は①どうやって神戸まで行くか、そして②なにを観光するか。①神戸は港町なのでやっぱりフェリーでGo!と意気込みましたが、東京ー神戸間のフェリーってないんですね…。①②とも未だ絶賛思案中です。

Pino Colinaの前回ライブ映像が一部ありますので、ここでご紹介。当方も練習2回、今回ライブ1回という経験値ですので全貌を把握しきれておりません。江古田Baddyでの23年4月の演奏にて、Smalls Jazz Club(New York)を彷彿させるペルシャ絨毯敷がオシャレですが、これはパーカッションの振動・キズ防止のためのもの? モノホンのパーカッション入りバンドって人生初。個人的なラテンの趣向はイラケレ(Irakere)と完全に偏向気味でしたが、こちらはラテ・フュー(←スタバのドリンクではなく、ラテン・フュージョンの略)です。インテンポになるド頭からベースが痛恨の大コケなのはご愛嬌です…スミマセン。

A Season of Love 松岡直也カバーby Pino Colina