Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2016年04月29日 | フォアグラ日記
糸満漁民食堂(沖縄居酒屋/沖縄)
空港からほど近い糸満付近を走行時に気になる表示を発見。漁民食堂と云えば、以前に訪問歴のある「ウトロ漁港婦人部」なる漁港の食堂が想起されるのだが、それをイメージして訪問するに、豈(あに)図らんや非常にモダンなお店。とある建築賞を獲ったというトロフィーがあり、板間と椅子席の構成でまだ築後日も浅い印象。居酒屋風のメニューが並ぶも、”こってりの沖縄料理”感は少なく、モダンかつ海鮮、そこに沖縄フレーバーをオンした感じの料理が並ぶが、本日のお薦めなる一品料理が記載された黒板からほぼ全てのメニューを選択。どれも量は上品だが、いろいろトライしたいので最適。中でも以前から気になっていたのは”グルクンの唐揚げ”。その後の牧志公設市場にて素の状態を確認したが、タカサゴなる魚で色は赤(死後赤くなるらしい)で”沖縄県の魚”(県魚?)とのこと。これを三枚に降ろして唐揚げにしたものなのだが、頭から骨、尻尾まで全て食せて美味。その他印象に残るのは刺身。東京でも見慣れた切り身が並ぶ中に一品のみ、皮付き鯛(たい)の刺身のようなものが...。見てみれば鱗(ウロコ)はブルーで直観的にブダイかと思うも、恐る恐る食してみれば非常にプレーン。ワサビでなくて”シビレ醤油”なる花椒入り醤油(確かにかなりのシビレ=麻痺感が残る)で食するのもなかなか珍味。再訪の価値あり。

玉肌日記

2016年04月24日 | 玉肌日記
【芦の湖温泉(神奈川県足柄下郡箱根町)】
箱根は芦ノ湖湖畔にある温泉。火山性微動で一時は付近が立ち入り禁止となっていたが、今ではその区域も相当限定されており、訪問時もそのような微動を感ずること皆無。よっぽど前回訪問時の方が凄まじく、前回にそのような措置がとられずに今回とられたのは御嶽山噴火、そして被害の大きさの影響か。これまで箱根は、東京からは”安近短”ならぬ”高近短”にて、近くて短期間で旅行できるのはよいが、価格が高く、その割にパフォーマンスが低い、そしてそれでも混雑という印象にあり、当方にとっては明らかにオーバーバリューのプライシング(こういう職業病はよろしくありません)。そのため、噴火がなくとも足が完全に遠のいて訪問候補の対象外地域だったのだが、今回の大湧谷付近での火山性微動、そして観光客の減少という影響もあってかフェアバリュー回帰や淘汰のトレンドもあり、早速偵察の意味も含めて訪問。火山性微動の警戒地域付近は白濁の硫黄泉が湧出、もしくは人造されるが、こちらはアルカリ性単純温泉の無色透明でphは8.66。湧出温度が28.2℃で低温のため加温は良いものの、温泉資源保護のために循環、そして深夜は新湯投入停止という温泉としては老朽化の感は否めないが、たかが”アル単”と小馬鹿にする勿れ、小規模な浴槽では非常に素晴らしい湯の鮮度、そして湖畔の景色。窓を全開にすれば湖畔の涼しく新鮮なる空気がよろしく、オラーとばかりに全裸で浴槽から身を野外に乗り出したい気分だが、それは公序良俗により御法度。再訪必至。

フォアグラ日記

2016年04月16日 | フォアグラ日記
UKAUKA(ピザ/沖縄)
本部方面を散策した後に橋を渡って瀬底島へ。本来はビーチを見るのが一般的だが、目指すはピザ屋。この付近には前回訪問の”かじんほー”なるピザを出す喫茶が有名だが、新規発掘の観点からチャレンジングに訪問。小規模の店だが、オープンのテラスあり、北東を向いているのだろうか、瀬底大橋と本部港に面しており、景観は抜群。小規模だが、店舗はモダンな建物でセンスよく、とてもお洒落で非常に都会的。ピザは4種類あり、1)マリナーラ、2)マルゲリータ、3)クアトロフォルマッジ、4)生ハムと島野菜だったが、メンバーと空腹具合から察するに全種類いけそうだったのでシェア前提で4つともにオーダー。テラス席に陣取って待つが、4つ同時にオーダーしたものの、ちょうど良い具合に順に運ばれてきたのがこれ。あきらかにナポリ=タイプのピザで、薪釜で焼いた時の香りが残っており、美味。水準感として東京でも食しても全く遜色無い内容(当方は直観的にココをイメージした)で、明らかに再訪の予感。ただ、惜しむらくは4種のピザで完全に満腹となってしまい、デザート方面へと食指を伸ばし得なかったこと。メニューには黒糖やドラゴンフルーツ由来のジェラート、という表記も...。次回は是非。

マイ=ヘッドフォン

2016年04月09日 | 機材マニアック
ヘッドフォンと云えば、従来から通学や通勤時に使用してきた携帯型のイヤフォンは数数多(かずあまた)あれど、断線等、破損してきたものもほぼ同数あり、なかなか長寿なものはないのだが、そのような中、修繕をしながら20年(!!)ほど使い続けているのがこのヘッドフォン、ソニーのMDR-CD900。よく見るのはMDR-CD900STというものだが、当方のはMDR-CD900。頭頂部には”STUDIO MONITOR”の文字、そしてカールコードでなく、ストレートケーブル。さらに2wayプラグでなく標準プラグというもので、これは「初期モデルのMDR-CD900STには、ハウジングの表記がMDR-CD900のまま出回ったものもあ」る(なにせ業務用、製品保証期間もついていないほど)とのことなので、恐らくコレと推察。これまでの多くのレコーディングや練習等で酷使してきたが、20年も使用しているとまず第一にダメになるのが、ウレタンのイヤーパッド。今回も早速これを交換するが、eイヤホン等の量販店に交換用パーツが普通に出回っており、店頭在庫があるのがなんとも隔世の感。しかも最近はサードパーティーのイヤーパッドも出ており、デザインや装着感が違うだけでなく、パッド形状の違いからくる周波数特性の違いもイジれたりして何ともマニアックなのだが、今回も純正イヤーバッドに交換(これが最安なので...)。パーツは片耳1,000円にてトータル2,000円。これにて新品同様に生まれ変わるのだが、毎回交換を迷うのはドライバーユニット。スピーカーでいうコーン(まさに音を出す振動紙)なのだが、これを換えると音も確実に変わりそうで、リファレンスとして使用した場合のサウンドに非連続性が生じるのが悩ましい。新品当時の音を今また聞いてみたいとも思うのだが、ヘタった音もこれまたよろしく、今回もまた見送り(もう一個MDR-CD900STを買えば解決するとも云えるが...)。
※写真はイヤーパッドを外したところ。製作過程でメーカーが記した手書きの文字がなんとも家内制手工業的な手作り感満載でなんとも好ましい。

フォアグラ日記

2016年04月02日 | フォアグラ日記
ステーキハウス88(ステーキ/沖縄)
再々訪。とは云っても、他ステーキ店をトライするも長蛇の列に唖然とし、こちらへ漂流。相変わらず、怪しい雰囲気なる街中にあるも、夕食時はこちらでも長蛇の列。行列覚悟で並ぶも、恐ろしいほど回転が早いようで、数分と待たずに着席。その数分間を利用して店周辺を社会科見学しようと出掛けるも、早速、店舗の横にて制服姿の3人の警察官に遭遇。周囲の雰囲気から察するに「これは出動中?!」と思いきや、彼らが居るのはこの88のテイクアウトコーナー。ステーキ弁当の完成を待っている模様で、表情も柔和にて出動中には非ず。警官もステーキを食するのは至極当然だが、ステーキ弁当というのが如何にも沖縄的(飲み会の締めがラーメンではなくステーキ店というのも真偽は定かでないが良く聞く話)。それでも興味が残るのは「テイクアウトのステーキってどんなものなのだろう」という一点のみ。店内はアメリカンを基調とした和洋折衷タイプだが、店員多く、動作も機敏。レアがお薦めという200gをオーダーするも、出てきたのはコレで完全に表面しか焼いていないが、食しているうちに熱い鉄板の上で次第に火(正確には熱)が通ってくるであろうと食べ始めるも、結局最後までレア状態を維持。鉄板の放熱カーブを完璧に考慮した焼き方か!? ただ、初めてではないだけに感動もやや薄れ気味なのは寂しい限り。お気に入りのニンニク醤油もなんだかニンニク気が抜けてしまっているような...これまでやや飽食気味だったこともあり、食べきれるかやや不安だったが、完全に杞憂にて完食、そして美味。