Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2014年10月25日 | 玉肌日記
【福地温泉(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地温泉)】
再訪。このあたりでは紅葉直前の季節の訪問ながら、乗鞍スカイラインは既に一般車両立ち入り禁止にて、ここからさらに上では紅葉真っ盛りの模様だが、今回も東京→名古屋→高山と経由して到着。東京からアクセスするには上高地前から平湯といった山岳地帯を抜けるが、名古屋からは平地の高速道路を北上して暴走すれば非常に至近なる印象で、中部圏からのアクセスが良い地であることを初めて体感。福地温泉は十軒程度の温泉宿が立ち並ぶ温泉街だが、同じ地域に湧くながらも泉質が違うことがあり、再訪ながらも再訪感はないのだが、今回も無色透明の綺麗な湯。単純温泉とナトリウムー炭酸水塩泉との混合にて、時により湯の華の状態も違ってくるが、やや肌寒い季節と温泉のマッチングは至上。以前の訪問時は無料にて”もらい湯”(他の温泉宿の温泉に入ることができる)を温泉街全体でやっていたが、今回にそれはなく、有料になっている様子。しかも訪問する温泉宿に人気偏在があるのだろう、宿によって料金格差がある設定になっており、なんだかそれまでの社会主義的な寄り合い所帯にも資本主義化の波が...という状態を露骨に感じさせる内容。こちらの温泉、当然に露天風呂もあるが、男性露天はよく見れば浴槽上に横たわる巨岩にて2つに分かれており、湯に浸かりながら頭に気をつければ向こう側に渡れる仕組み。石舞台古墳を思わせる岩だが、渡っている途中にゴロリと来やしないか、想像するだに非常なる恐怖。

玉肌日記

2014年10月18日 | 玉肌日記
【たんげ温泉(群馬県群馬県吾妻郡中之条町)】
群馬の中之条町といえば温泉豊富な地として、周囲には四万温泉沢渡温泉等があるが、こちらはちょうど真ん中に位置する。「たんげ」とは反下川に由来しており、温泉縁起によればこの渓流で鉱脈調査をしている時に掘り当てた温泉とのこと。ちょうど八ツ場ダム竣工に伴い、川原湯温泉がダム湖底に沈むため、吾妻線の線路が架け替えられている時だったが、この温泉は反下川の上流にあるので、中之条駅からは車で20分程度。付近にはなにもない渓谷にあるが、滝の音しかせず、そのホワイトノイズ(いわゆる、かつてのTVの”砂嵐”の音)的な音響は、それが母胎にある時に聴いていた音に近く、赤ん坊が寝静まるという音だと聞くが、それと湯の音が混じれば眠りたくもなる。なお、浴槽縁には可動式に寝湯用木製枕が置いてあり、そのニーズに完全対応。泉質はカルシウム硫酸塩泉で付近の沢渡温泉とも泉質の傾向は似ているが、こちらも無色透明の綺麗な湯。湧出温度は低めなため、加温をしているようだが、やや温めの湯は寝湯に相応しいほどに落ち着く。設備も清潔かつ木材をふんだんに使用、完全に再訪の予感。

フォアグラ日記

2014年10月11日 | フォアグラ日記
カフェ ハイチ(カレー/新宿)
新宿への所用あり、ランチ時ということもあり、初訪問。事前にその高名は聞くも、ハイチ国なるイメージは「無政府状態」。経済的にも西半球で最も貧しい国と言われ、「失敗国家ランキング」で第9位(2014年)。1位:南スーダン、2位:ソマリア...と諸報道で名に聞く強豪が上位に連なるが、実はドライカレーはハイチ料理ではなく、このカフェ独自である模様。確かに店内をみれば、お米は全て「宮城県産特上ササニシキの天日干し米を使用」との表示もあり、ハイチ感は皆無だが、店内装飾はハイチ感充分。当然にドライカレーをオーダーするも、出てきたのはパク森を想像させる形態のドライカレーだが、かなり上品な量(ネガティブな言い方では”少量”)。味は確かにカレーだが、ドライ気味でコクというよりは軽いスパイス感が全面に立つ。量ともあわせて軽食の感が強いが、意外な衝撃だったのはハイチコーヒー。とはいっても恐らくコーヒー豆がハイチ産ということはなく(ハイチ唯一の外貨獲得手段だが高級品で日本では入手困難)、普通のコーヒーだが、飲み方がハイチ!という具合でラム酒が添付されており、これを数滴振るのだが微妙な風味が加わってとても美味。ほとんどお酒を嗜むことの無い身としては、その後の所用先でも暫くはやや揺れていたようにも思えるが、その組み合わせの風味には刮目。

ミックス続報

2014年10月04日 | SideSteps
さらに前回の報告から時間が経過しておりますが、最新の状況です。Side Stepsの新作の進行状況はややSetback。一部録音が未完なことに加え、修正箇所の議論等もあり、ここ1ヶ月は停滞中です。秋の涼しい環境の中、ミックス環境としては非常に快適なのですが、是非とも冬が到来する前には完成させたいものであります。鋭意作業中ですので、続報をお待ちください。