Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2006年02月28日 | フォアグラ日記
多賀(伊豆多賀/蕎麦)
久々の伊豆、蕎麦の名店があると聞いて立ち寄り。135号からは生け垣にて見えにくいものの、逼近。熱海方面からは、錦ケ浦通過後の坂を下った付近に位置する。立派なる家屋に加え、丁寧に手の入れられた庭を見るに「これは美味しいだろう」との確信のふつふつ湧いてくるが、開店時間11時前に到着するも、バスにて団体旅行の一団がおり、やや萎えるものの食欲を鼓舞して入店。店内は座敷にて寛げる中、展示品の甲冑と向かい合う格好で座り、ちょっとした恐怖感の中、”地のり”がのる「地のりせいろ二段重」をオーダーし、食後に「蕎麦しるこ」も。東京某店のような少量を想像したせいろは良心的な盛りで、冷水にて洗った直後のようでまだ冷たい。蕎麦つゆも冷たいが、その中に地のりを入れて食するになかなかの味。通常冷たいものを食すると本来の味が分かりにくくなることから、ややこの冷たさでは懸念されたものの、食後には杞憂と判明。薬味は不要ながら、蕎麦の香りも良く、二八のようだが、二段を食し、流動性の高い蕎麦湯を頂くともう満足。蕎麦しるこについては、やや蕎麦玉がぼそぼそしているものの、これを野趣とも思えば問題なく(香りは完全に餡子に紛れて皆無)、これまた美味しく頂戴す。料金はお一人2000円弱程度で会計をしようとするも、11時台後半になれば相当なる人が入店しようとしており、土間は大変なる混雑で発狂。なお、同店の営業時間は11時~16時で夜の営業はなし。紛い物もそれなりに多く存在する伊豆の中では比較的良心的であって、好感。

”サイドステップス”なるもの

2006年02月27日 | SideSteps
~ハンガリー産、テクニカル・kbdフュージョン/ジャズ・ロック!!~ 
ソルト・カルトネッカー・エレクトリック・トリオ / ショントンシュ (CD/Hungary.'06)(税込¥2500)
ハンガリーのジャズ/フュージョン系キーボード・プレイヤー、ソルト・カルトネッカー率いるトリオの新作。前作はショルダー・キーボードのみを使用した異色の内容でしたが、今回はシンセを中心にしつつ、フランク・ザッパ的なヒネリも加えた、変拍子入りのプログレッシヴ・フュージョン/ジャズ・ロックを展開しています。各人非常にテクニカルで、プリズム~サイドステップス、ヤンス・ヨハンソン~上原ひろみまで想起させるすばらしい内容。フュージョン/ジャズ・ロック・ファンのみならず、テクニカル派も注目の傑作!
------以上、ワールドディスクのwebから引用--------
学術論文の世界では「引用」された論文が多いほどハクが付くようながら、ついにレコ評にもSSが登場。SSもやっと一人前になったものです。と言っても、ワールドディスク(=マーキー)の評なので、好意的、親切心に因るものでしょうが、それにしても有り難いものです。そう言いながらも、まだ作品は聴いていないのですが、この「エレクトリック~」というバンド名が、ちょっと古いな~と感じるものの、この評を見る限り、SSとかなり似ているバンドがある(しかもハンガリー!)のだなと感心、驚きでありました。

SSライブ 08Jan2006(16)

2006年02月23日 | SideSteps
打ち上げには新譜リリース元のPOSEIDONのM氏もいらして頂き、田村リーダーを含めて
今後の展開について、いろいろ戦略会議。ただ惜しむらくは、今後数ヶ月の活動が止まることであり、この間に出来ること等を議論。また、新譜が紹介されたパンフレットを頂戴す。打ち上げに参加くださった方々の終電時間が近づく度に皆様お帰りの様子で、メンバーもそろそろ引き上げ時、会計を済ますと解散することに。時間は既に23時を回っており、府川氏とともに車に戻ると帰宅の途へ。五日市街道を都心方面へと進むが、道は深夜ということもあって順調、30分程度で府川邸へ到着し、機材を降ろす(一部降ろし忘れがあったことが翌日判明...)。その後、首都高を北上。こういう深夜に工事を行っているのは理解できるも、やや渋滞した部分を抜けた後は非常なる閑散、一台のトラックと競争しながら帰宅し、機材はそのまま積んだ状態で入庫、お風呂も入らずに25時頃には入眠。
遠いところをライブ会場に足を運んでくださったお客様、本当にありがとうございました。(完)

SSライブ 08Jan2006(15)

2006年02月22日 | SideSteps
打ち上げ会場でのネタは久々にお会いする先輩等に「ジェイコム株誤売買事件」について聞かれたり、自宅を新築され、防音ルームを造った時のこと等を伺うが、ここにきて恒例のアンケートがないことが発覚、どうやらシルエレに置いて来てしまった模様ながら、電話にて連絡をとると”ある”とのことで、早速伊東氏が寒中ながら取りに戻って、メンバー一同拝見。毎回事細かに書かれているそれには本当に頭が下がるが、好評あり批評ありで今後の肥(こやし)となる内容。その中に、MCにて触れた「山野楽器丸ビル店事件」(同店からSS新譜を入荷したいとの連絡がメールであり、どうやら同店にて新譜をオーダーして下さった方がいるとのことながら、同店は当方職場の下の階にあるので、翌日にでもCDを持参したかったが、取次店経由で入荷して貰ったという話。メンバーには当方のイタズラと思われていた←自分のCDは買わないでしょう...一方、当方の会社関係者の犯行と見ていた人もいる模様)の「犯人は私です」という内容もあり、個人的にはズバリ読みが当っていた(こういう”読み”が仕事に活かせれば良いのですがね...)こともあり、楽しく拝見す。

SSライブ 08Jan2006(14)

2006年02月21日 | SideSteps
片付けが終わると、暖かい店内で田村氏と一緒に精算内容を聞くも、どうやら最近は3ヶ月前からライブのブッキングは埋まり始めているとのことで、意外なる人気(失礼)に驚くが、恐らく今後の東京でのライブは早くて9ヶ月後の10月以降ということで、日時決定もまだ先のこと。また、持参した新譜CDも相当数販売出来た模様で、「事前に通販で発売していたことから予習してきたお客様が多く、当日は新譜発表記念のライブとは言え、あまり売れないのではないか」という事前予想も良い意味で裏切られる結果に。完全に撤収するとシルエレのスタッフの方々に改めてお礼(というのもしばらく出演しない間に演奏者へのサービス的なものが著しく向上したように感じた)をし、非常に寒い街中を打ち上げ会場に。打ち上げ会場にはメンバーを含めて十数名おり、にぎやかに雑談。渇きと空腹で、食も進むが、隣に座る府川氏はなぜか自制しており、聞くに明日が会社とのこと、ああ無情。

フォアグラ日記

2006年02月20日 | フォアグラ日記
山翠(水戸/アンコウ鍋)

アンコウといえば茨城/福島であり、このシーズン、ちょっと車を飛ばして水戸へ。以前SSの水戸ライブがあったが、このライブ会場付近で当時からちょっと気になっていたお店(あれから5年も経っているが執念深さに我ながらビビる)に初訪問。これが目的とあって夜17時台に入店するも中は結構なる混雑、後にかなりの老舗と知るも、老若男女の顧客を見ると、この鍋は当地ではかなり一般的なのかとも思うが、オーダーは、鍋料理の鉄則「オーダーするのは鍋だけで充分、それ以外はどこで食べても同じで、単に金の無駄」を復唱して通常のアンコウ鍋のみ。ただここのコースはアン肝等を含む”アンコウ尽くし”的であり、周囲の客もそれをオーダーしていたが、鉄則に忠実にアンコウ鍋(2900円/人)と雑炊セット(660円/人)をオーダー(ちなみにアン肝は鍋の具として入っているがちょっと塩辛い)。来た鍋は?油ベースのスープに、赤味噌様のものを親指の爪程度に溶かし入れてスタートするが、骨付きのアンコウから投入し、野菜をいれ、ネギがしなって来たらOKとのご指導を受ける。骨付きの部分は、アンコウがそのブニャブニャな魚体で俎板上ではさばくことができず、吊るしてさばくという「アンコウの吊るし切り」で”いかにも切りました”的な切り方になっており、かなり長い骨もついているものの、小骨はなく、比較的食し易い。河豚等、この手の珍魚にありがちなパターンとして、皮部分も多く有り、さらには手(ヒレ?)部分も2つあり、ちょっとしたグロながら美味しく頂戴。味は?油+味噌ということもあり、火力の関係もあるのか、結構な濃い味ながら、アンコウにはこの程度の方がマッチするのか、とも。予めのご指導とおり、魚→野菜→魚→野菜というように2クールを回すと完食、最後には雑炊セットで雑炊として頂戴するが、毎度のことながら最後に雑炊なのが、その雑炊の本来の旨さを1)満腹のため、2)これまでにエキスとして味を充分に堪能しているため、によってこの段階では充分には堪能できないという困難な問題もあり、最初から雑炊をちょっとつまみたい気もするが、それは無理なのか。ダラダラ食いしていたわけではないが、時計を見るとすでに入店後2時間経過しており、出ようとするとレジ付近には入店を待つ相当数のお客がおり、同店の人気の高さを痛感するが、ここだけを食したことで比較の対象もなく、老舗バリューで訪れたお客の可能性も(当方は直観による入店)。味が比較的濃いだけにその後、当然予想していた通りに喉が渇く。帰宅後シャツには結構なるアンコウ臭。

SSライブ 08Jan2006(13)

2006年02月16日 | SideSteps
演奏後には恒例を”ふーいわDuo"、これを無事にこなすと、最後のアンコール曲はBlowout(「SIDE STEPS」収録)。これをブリブリ演奏し終わると、今回のライブも終了。楽屋に戻って一息つくと、出入り口に上がって、お客様と一頻り挨拶。見知る方、そうで無い方からも声をかけられ、只管恐縮した後は、戻って片付け。簡易なセットはセッティング、回収も簡易で素晴らしく、そのまま機材は車に搭載し、他の片付けをお手伝い。すると田村氏が片付け途中に店内階段部分に膝をぶつけた模様で、ズボンを切っており、腰を屈めてその部分を見ていることから、出血事件かと思うが、どうやら新品のズボンだったようで、それに衝撃を受けている様子。個人的記憶の中に、小学校の時に赤城山に行って草原(くさはら)で遊んだ時に、落ちていたビンの破片かなにかで足を同様に切った女子がおり、ズボンの切り口も同様ながら、裾をまくり上げると大きな傷口となっており、そのまま救急車で病院に直行した事件と完全にオーバーラップしたが、そうでない様子でやや安心

SSライブ 08Jan2006(12)

2006年02月15日 | SideSteps
間のギター/キーボードDuo間はささやかながら休憩、控え室に府川さんとともに戻って談笑なるも、基本的にはその後に控えるベース/ドラムDuo、いわゆる”ふーいわ”の念入りなる打ち合わせ。とは言ってもネタあわせではなく、前日のリハ休憩時間(そういえばこれもDuoの練習最中で当方らは休憩していた時間だった...)に話していた内容の完全なる再現版。再現とは信じられずにあまりにもスムースな”ネタ運び”に、「あれは綿密に計算されたネタではないか」と一般の方々が疑われる(=我々の溢れんばかりの才気への猜疑から嫉妬)のは無理もないが、これは前日に実際にあった話なのであった...。ポイントとしては、最後の”オチの後の間”であり、通常はオチ後に、”その反応が冷ややかだったらどうしよう”とビビるあまり、すぐに「オチに対するフォロー」を自分で入れてしまうのだが、これでは全くイケてないとの問題認識は二人で共有しており、今回はこの”魔の間”をいかに耐え忍ぶか、であり、これが芸人としての矜持でもあると正月のお笑い番組を見ていての考察をお互いに披露し、肝心のギター/キーボードDuoについてはあまり聴いておらず、ここだけの話ながら失礼をした。Duoの演奏が終わるとそのままステージへと戻って最後の演奏。

SSライブ 08Jan2006(11)

2006年02月14日 | SideSteps
シルエレ控え室はトイレの横に位置しているが、出入りは見えないため、ミュージシャンらしく頼るのは耳。ということで水洗を流す音の間隔を1人分として時間を計測することにする。サンプル数1ながら、それは1分30秒。もちろん、”使用前に流す”という人もあろうから、正確ではないが、ここから得られた所要時間を元にして残りの休憩時間を逆算するが、6人ほど待っているとのことで、それではあと10分と読む。しかし、トイレの列が少なくなるのを見計らって並び始める方もあり、このままでは切りがないと判断し、MCにて時間をつなぐことに。話すネタは完全アドリブ、内容は、後半セットに含まれる曲(Manhattan Street)を久々に復活させて演奏させるも、その内容をほとんど失念していることに加え、同曲が入っているCD(POINTS OF VIEW)をF氏が紛失したようで、自身の原曲でのプレイが分からず、mp3ファイルで送信してほしいと当方に依頼して来たという問題を暴露、ひと通りオチ(?)がついた後で、後半が開始。
後半のセットは
1. Close to Home(「POINTS OF VIEW」収録)
2. Manhattan Street(「POINTS OF VIEW」収録)
3. Evergreen(「VERGE OF REALITY」収録)
4. Latin'98(「POINTS OF VIEW」収録)
5. Yellow Moon(「SIDE STEPS2」収録)

フォアグラ日記

2006年02月13日 | フォアグラ日記
相撲茶屋 寺尾(ちゃんこ)

以前職場を共にした友人との宴会で10名近くで「冬といえばちゃんこ」。あの大柄な力士を想像してか、ちゃんこと言えば雑な大味を予想していた大学時代とは打って変わって、その価値観も一変した現在だが、通常の鍋と相違して味に各店の特色があり、食べ歩きとしてはなかなか妙味のあるものながら、本場・両国における第一希望「川崎」(ザガットにも載っているほどだ...)が満席ということで、第二希望のこちらに。店名を見ても分かるように、それなりの有名店のようだが、ちゃんこダイニング若、とかはあまりにミーハーなので、ちょっとは渋みのある当店とするも、なにしろ駅から遠い。web上の地図と縮尺で確認するに1kmはあるかと思われるが、待ち合わせ時間に遅刻しそうな身ではこの距離を走るか、走れば100mを20秒として4分程度で行けると踏むも、運動不足、しかも加齢の身では絶対に100m/20秒なんかでは走れるわけも全くなく、とぼとぼ歩くこととするが10分以上を所要。到着すると先方はすでに到着、なんと会社を15分後に出たタクシー組にもbehindする状況で、会社(から15分所要とのこと)からタクれば良かったと思い切り後悔。前回の下町焼肉時にもそうだったが、ちょっと寂しい住宅街の一角にあるが、中は盛況。10人ではかなり狭い場所に陣取るが、目当ての鍋は3種類。醤油/味噌/塩とのことだが、コンロ台は2台しかなく、2者を選択するも、女将にオススメを聞くと、醤油=定番、味噌=準定番、塩=最近発売の実験的商品で”タンメンみたい”とのことで、(こういうセールスもいかがかと思うが)圧倒的に前者2者をリコメンドしていることが自明であり、躊躇無くそれを選択。こういう鍋屋は鍋が来るまでの時間がポイントなのだが、その時間を爆発しそうな欲求の前にビールだけという訳にも行かず、コースを注文し、刺身等をつまむが、基本的には手羽先は評価できるものの、それ以外に新味はなく、毎回コースをオーダーした後に後悔するのだが、鍋屋の必須セオリーは「鍋のみで充分」と宣っていた私淑するグルマンな先輩の金言。注目の鍋では、その距離感もあって味噌としたが、なかなかな味があって、美味。具はイワシのツミレだったと記憶するが(醤油では鳥ツミレ)、かなり柔らかいながらも美味しく、皆完食。基本的にはそのままでも充分だが、恒例の”ゆず胡椒”を入れるとさらなる箸の進み方。最後には饂飩とラーメンを入れて締めとするが、いつもの如く完全に満腹、行きはタクシー組も、この満腹をこなすべく駅まで10数分歩いて解散。

SSライブ 08Jan2006(10)

2006年02月09日 | SideSteps
となり、無事に演奏が終了、ここで10分ほど休憩。今回はマルチ=トラックにてライブ内容を録音していることはすでに触れたが、PAの方から緊急召集。どうやらオペレート=ミスで前半が収録されていないかった模様。まあ、初めての試みで巧くいくとも思えなかったことに加え、前半は新譜からの演奏が多く、ここからライブ盤等へ採用されることは、同じ曲が世に出るタイミングとしては近すぎることもあり、あまり残念感は湧かず。逆によいトラブル=シューティングとなり、比較的被害が少ない状況で問題が解決できたことを考えれば有益でされあったかも知れない。これでやや時間を食うものの、さらにはトイレの列が異常に長いことをシルエレのスタッフの方に指摘され、これが解消するまで休憩時間を伸ばすことに決定し、しばし列を見ながらの休憩となるが、誠に下劣なる話だが、一人当たりどの程度の所要時間なのかを割り出すために、時計にて一人当りの時間を調査。

散財日記

2006年02月08日 | CD批評
●トゥーツ=シールマンス at ブルーノート東京
かなり有名な「ハーモニカおじいさん」のイメージしかなく、メセニーがギターシンセでハーモニカの音を使うようになったのもこの人の影響だと読んだ記憶もあるが、ハーモニカというのはそれを吹いた小学校時代の記憶(最近ではハーモニカではなくピアニカが必修な模様で、自分はちょうどその過渡期にあたる模様)から、さらに、最近良く耳にするシンセにおける平坦なハーモニカ=サウンドの影響もあり、あまり表情豊かな演奏が出来ない楽器と思っていたのだが、これが完全なる誤解であったと判明。特に後者、つまり平坦なシンセ=ハーモニカに完全に耳を毒されていたようで、最初にトゥーツ=シールマンスの演奏を聴いた時はその音のバラつきさが気になったのだが、本来それが生の楽器のサウンドであることに気がつくも、演奏内容はその年齢を感じさせないほどのもので、正直、ここまで良いとは思わず。特にJacoの”3 Views Of A Secret”を演奏した時は、あのハーモニカが彼の演奏であるとは知らなかったことに加え、その(Jacoとも、共に)刻んで来た時間・歴史をモロに見たような気がして、不覚にも涙が溢れそうに...(ご一緒した人にはそのような素振りは見せず)。MCでは「茶目っ気タップリのおじいさん」という感じで、特にハーモニカ演奏時のギャクはここ数十年やっている”定番もの”とも思われるが、それが完全に板についており、逆に感心させられる芸の域に達していて、本当にイイ歳の取り方しているな~と、将来こんなおじいさんになりたいものだ、と「人生での新たな目標」が出来たようでもあり、異常なる「おじいさんパワー」を逆に頂戴した一夜でありました。よってアンコールがなくても全く不満はなし(ステージに出てくる時も介助必要でちょっとヨタヨタだったので...)。

SSライブ 08Jan2006(9)

2006年02月07日 | SideSteps
お客様がまだ入っているとのことで、5分ほどやや開演を遅らせてスタート。本番前の控え室にて、テンションを保ち、かつ体を暖める意味もあって(サッカー選手がピッチに出る前によくやっている)”腿上げ”(というのかな?)をやっていたが、これがまったく意味をなさなかったことを知る。本番前にはトイレに行って用を足すなり、手を洗うなりするも、お客様の使用もあり、容易に進まず、最後に行った府川さんが帰ってくることを確認すると恒例の”気合い入れ握手”を行って本番。府川さんのややシットリとした手と握手して後悔するも、伊東さんに”岩井もシットリしていた”と言われ、衝撃を受けつつも控え室を出て、ステージ。その前にレコーダーが正常作動していることを確認するために、非常灯上のレコーダーのディスプレイを確認して入念チェック(前回の定禅寺はこれを怠ってレコーディング=ミスをしたため)。ステージ上ではチューニングを行うが、今回はかなり直前までBGMが鳴っていたので、この時間帯にありがちな衆目に晒されてのチューニングという雰囲気もなく、完了させるといよいよ本番。いつものように緊張は殆ど無し。前半のセットは
1. 六本木の夜 (「VERGE OF REALITY」収録)
2. Edge Trigger(「VERGE OF REALITY」収録)
3. Beyond the Verge(「VERGE OF REALITY」収録)
4. Parallel Reality(「VERGE OF REALITY」収録)
5. Because of Silence(「VERGE OF REALITY」収録)
6. Courage of the Wind(「VERGE OF REALITY」収録)
と全て新譜からの演奏。

SSライブ 08Jan2006(8)

2006年02月06日 | SideSteps
先ほど目をつけていたCD3枚
*Till Grunewald's "PHONOSOURCE"
*ヨヒアム=キューン "SURVIVOR"
*ヨヒアム=キューン "nightline new york"
を購入し、シルエレに戻るも、この夕暮れで既に暗い開演10分前には10人ほどのお客様。今回は1月初頭、しかも三連休中日ということもあり、皆、集客にはかなり不安を持っていたが、電話やWeb予約等によるチケット予約数は予想以上で、「チケットは買ったけれど寒いので行かない」的なお客様がいるのではないか、という予測も杞憂、かつ、寒い中並んでくださる方々には頭が下がる。本番30分前には開場、お客様が会場に入られるが、15分ほどで満席、立見の方も。MCが輪番制になってしばらくが経つが、ここにきて何を話すか全く考えておらず(毎度のことながら)、府川さんの「何話そう...」という言葉にこちらも浮き足立つ。結局考えがまとまらない中、本番開始の時間。

SSライブ 08Jan2006(7)

2006年02月02日 | SideSteps
ただ、バストラを中心としたドラム=パーツは比較的分離が良く、各音を意識して演奏できる環境。今回はライブ内容の収録ということもあり、レコーダーのGain調整等、ややこちらに時間を割く必要もあったが、シルエレ=スタッフの熟練や準備等の御陰もあり、意外なくらい順調に進行。途中、レコーダーが止まってしまうというトラブルもあったが、これは入力をa-dat用に設定していた為のようで、これを解除することで問題は解決。8割がたの曲を演奏し、リハの持ち時間を完全有効利用すると、最後にギター/キーボードによるDuoのリハを行い、いよいよリハが終了して、あとは本番を待つのみ。Duoのリハ中は府川さんと買い出しに近くのコンビニ。これまでリハ尽くめだったことで昼食を摂る時間もなく、さらに終演後の撤収もあるので、ここで軽めの食事。水分とサンドウイッチを購入して控え室。これから本番までは1時間程度あり、リハにて盛り上がるテンションをどうやって維持するかは問題ながら、控え室でまったりしてしまうことも恐れて、タワレコへ。