多賀(伊豆多賀/蕎麦)
久々の伊豆、蕎麦の名店があると聞いて立ち寄り。135号からは生け垣にて見えにくいものの、逼近。熱海方面からは、錦ケ浦通過後の坂を下った付近に位置する。立派なる家屋に加え、丁寧に手の入れられた庭を見るに「これは美味しいだろう」との確信のふつふつ湧いてくるが、開店時間11時前に到着するも、バスにて団体旅行の一団がおり、やや萎えるものの食欲を鼓舞して入店。店内は座敷にて寛げる中、展示品の甲冑と向かい合う格好で座り、ちょっとした恐怖感の中、”地のり”がのる「地のりせいろ二段重」をオーダーし、食後に「蕎麦しるこ」も。東京某店のような少量を想像したせいろは良心的な盛りで、冷水にて洗った直後のようでまだ冷たい。蕎麦つゆも冷たいが、その中に地のりを入れて食するになかなかの味。通常冷たいものを食すると本来の味が分かりにくくなることから、ややこの冷たさでは懸念されたものの、食後には杞憂と判明。薬味は不要ながら、蕎麦の香りも良く、二八のようだが、二段を食し、流動性の高い蕎麦湯を頂くともう満足。蕎麦しるこについては、やや蕎麦玉がぼそぼそしているものの、これを野趣とも思えば問題なく(香りは完全に餡子に紛れて皆無)、これまた美味しく頂戴す。料金はお一人2000円弱程度で会計をしようとするも、11時台後半になれば相当なる人が入店しようとしており、土間は大変なる混雑で発狂。なお、同店の営業時間は11時~16時で夜の営業はなし。紛い物もそれなりに多く存在する伊豆の中では比較的良心的であって、好感。
久々の伊豆、蕎麦の名店があると聞いて立ち寄り。135号からは生け垣にて見えにくいものの、逼近。熱海方面からは、錦ケ浦通過後の坂を下った付近に位置する。立派なる家屋に加え、丁寧に手の入れられた庭を見るに「これは美味しいだろう」との確信のふつふつ湧いてくるが、開店時間11時前に到着するも、バスにて団体旅行の一団がおり、やや萎えるものの食欲を鼓舞して入店。店内は座敷にて寛げる中、展示品の甲冑と向かい合う格好で座り、ちょっとした恐怖感の中、”地のり”がのる「地のりせいろ二段重」をオーダーし、食後に「蕎麦しるこ」も。東京某店のような少量を想像したせいろは良心的な盛りで、冷水にて洗った直後のようでまだ冷たい。蕎麦つゆも冷たいが、その中に地のりを入れて食するになかなかの味。通常冷たいものを食すると本来の味が分かりにくくなることから、ややこの冷たさでは懸念されたものの、食後には杞憂と判明。薬味は不要ながら、蕎麦の香りも良く、二八のようだが、二段を食し、流動性の高い蕎麦湯を頂くともう満足。蕎麦しるこについては、やや蕎麦玉がぼそぼそしているものの、これを野趣とも思えば問題なく(香りは完全に餡子に紛れて皆無)、これまた美味しく頂戴す。料金はお一人2000円弱程度で会計をしようとするも、11時台後半になれば相当なる人が入店しようとしており、土間は大変なる混雑で発狂。なお、同店の営業時間は11時~16時で夜の営業はなし。紛い物もそれなりに多く存在する伊豆の中では比較的良心的であって、好感。