Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

ニューヨーク!ニューヨーク!!

2006年08月31日 | 時事批評
皆様、ご無沙汰しております。実は今週日曜から出張にてニューヨークに行っておりました。勿論、仕事がメインではありますが、放課後活動もバッチリ、ライブ、楽器屋と回って参りましたので、またご報告したいと思います。
ご報告といえば、帰りの機内にて、オマーハキムに似た客を発見! その人は当方の列の逆サイドに座っておりましたが、トイレ時に立った時に他の席を見てニコニコ笑っていることから、その席を注目したところ、そこにはジョン=パティトゥッチが...(当方の5列目程度前方)。おそらく、東京フォーラムで行われる”東京JAZZ”とかいうのに出るための来日と思われますが、この飛行機墜落(NH09便)したら、”音楽的には”大変なことになるな...(SideStepsのベーシストたる当方を含む...苦笑)と思いました。ついでに、もうひとり、クセのありそうな黒人ジイちゃんがいるな~とみれば、それはハンク=ジョーンズ。かなりドキドキしながら3人を盗撮してきました(ちょっと盗撮マニアの気持ちが分かった...)。これも後ほど。

私の履歴書(6)

2006年08月24日 | SideSteps
このMOONのジャズベは大学卒業後まで大切に弾いていた。この楽器で僕は巧くなったと言える。良い音がしていたと思う。EMGのPUを載せ、TCTプリを入れ、ブリッジをバダスに。フレットも細く高い マンドリン用のを張っていた。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
これはアルダーボディ、エボニー指板のジャズベースで、今で言うDinkyサイズなどではなく、正規サイズのジャズベ。前所有者が取り付けたと思われるフィンガーレストがリアUP付近についていたが、これを外してしまったため、この部分にはネジ穴が空いている。当初はPUがMoonオリジナルのJaggyというパッシブが乗っていたが、86年当時はEMGが異常に流行しており、アクティブ全盛時期だったことから、当方もJaggyからEMG-JJに乗り換えた(高校生1年)。さらには、プリアンプも、と考えて、高校2年時にはバルトリーニのTCTを入れたのであった。高校3年ともなると、サスティンの良い音が欲しくなり、ブリッジをバダス?に替えるという今から思えば、高校生にしてはかなり悟った、もしくは考えようによればちょっとミーハーな改造をしていたのであった。この改造を依頼したのは松下工房であり、ここで磨り減ったフレットも打ち変えたが(高校時代は自宅練習に加えて毎週友人宅で6時間くらいは弾いていたか...)、そのたびに発狂的な弦高になって帰ってきた記憶が鮮明で、当時からローアクションだったのだな~と回想。自分でトラスロッド調整は言うに及ばず、ネック角調整等もしていて、完全に自分にあったセッティングをしていたため、他人の楽器はまったく弾けない体となってしまって今日に至る。
(写真)その後新しくなってしまったTCTプリ。当方のは初代にて、これではない。

秋葉原巡礼ケーブル編その3

2006年08月23日 | 機材マニアック
トモカ電気はPA系機材の専門店であり、特にPA系線材のストックが充実している。秋葉原であれば、線材といえば「オヤイデ電気」がオーディオマニアの間では聖地であるものの、楽器系線材ではこちらの方が品揃えはあるだろう。ここでケーブルとプラグを入手。プラグについては、家に一定以上のストックはあるものの、L字プラグが多く、最近はアンプやDIに入れる最終部分のプラグは、ストレートが良いことを痛感している(良くステージで使用されるカントリーマンのDIを見よ、これではL字が刺さらない)ことからストレートを購入(380円)。また、ベルデン9778を4メートル(1m/270円)購入して帰る。
(写真)カントリーマンDI。出てくるDIで大体ライブハウスの格が分かる。六Pはカントリーマンだった(格上ということであります)。BOSSなんて出てくると、ちょっと...ね(ベリンガーよりはいいが)。

秋葉原巡礼ケーブル編その2

2006年08月22日 | 機材マニアック
しかし、コスプレ喫茶はこんな駅前に人を出張らせて宣伝してペイするビジネスモデルなのだろうか。そのように考えて歩く中、駅の柱の影からコスプレ=メイドをデジカメで撮影している学生を発見。これもかなり異様な風景だが、その学生の背後に何気なく寄って見ると、そのデジカメ液晶画面には、そのデジカメの機能において最大倍率と思われる激アップでそのメイドを撮影していた。タダで鑑賞しようというその或る意味合理的行動に納得するとともに、恐らくその事実がメイドに判明したとしても、メイドも見られる(写される?)のを楽しんでいる模様で、不思議な共存関係を垣間みる。閑話休題、そのような光景を見つつ、駅前にあるトモカ電気へと向かう。
(写真)ラジオ会館の2階にあるトモカ。となりでは同店経営(?)のガチャガチャがあり、これを一心不乱にやりまくっているオタクがいて恐かった。

秋葉原巡礼ケーブル編その1

2006年08月21日 | 機材マニアック
エフェクター等のブロセッサーからアンプ(もしくはDI)へとつなぐケーブル(注:”シールド”という前時代的用語を使用してはイケません...上手そう君シリーズ参照)に適当なものが見当たらなかったことから、これを作成すべく(注:当方のケーブルは全て自主製作...2004年7月7日参照)、会社帰りに秋葉原。ココ最近の秋葉原の進歩具合は目覚ましいものがあり、昔の青果市場跡には巨大なITビルが立ち並ぶ光景となり、某雑誌で「最も進歩目覚ましい街」にも挙げられていたと記憶するが、依然として「オタクの理想郷」であることは間違いなく、電気系オタクやアニメ系オタク等が参集している(ちなみに当方はオーディオ=オタクに類するか)。さらには最近発展目覚ましいと聞く「コスプレ喫茶」の呼び込みが駅前でも行われており、かなり異様な雰囲気に、電気製品を買い出しに来たのであろう外国人観光客も異様かつ興奮して眼を見張っている。
(写真)購入したベルデン9778ケーブル

Side Steps in 仙台2days!! ’06  詳細決まる!

2006年08月17日 | SideSteps
皆様、暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。暑中お見舞い申し上げます。
さて、これで3年目となりました、恒例の仙台遠征が今年も執り行われます。東北地方の皆様、それ以外の皆様もあわせまして、メンバー一同皆様とお会いできるのを楽しみにしております。詳細は以下の通りです。

9月9日(土) 仙台Fusion Night at フライングスタジオ 地図
  開場17:30  開演 18:00   チケット料金 当日 1,500円  チケット取り置きの方には特典がございます→詳しくはコチラへ
  出演バンド:M4  Project-I  Side Steps 他

9月10日(日) 定禅寺StreetJazzFestival (会場;錦町公園噴水前 地図)
  スタート 16:00  終演予定 16:40  無料

お待ちしています!

私の履歴書(5)

2006年08月16日 | SideSteps
しかしその後、 名機MOONのJAZZ-BASS を使うようになると演奏性は飛躍的に向上、ローポジションでも巧く弾けるようになった。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
このMOON(ムーン)の楽器、勿論、アイドルの田中豊雪が使用していたことによる明らかな”追従買い”なるも、そもそも新品では20万円近くして、とても高校生で買えるシロモノではなかった。しかし、イシバシ楽器池袋店での中古市なるものがあり、ここで中古で5万円程度という超格安で売っているのを発見し、この中古市オープン前日から徹夜で並んで購入(ちなみにそれでも順位は50番目ぐらいであった)。放課後、夕方から並び、友人と交代で帰宅しては着替えて、再び並び、ついに深夜は公園で段ボールハウスで寝て、翌朝10時に購入。並んだ時間は17時~翌朝10時と17時間ともなったが、中古とは言え、約20万円が5万円にもなったのだがら、時給1万円程度の価値がある。通常、このような中古市では10時間近く並ぶので、周囲の人とも非常に仲良くなり、出物リストを片手に「なにを狙っているか」等の情報交換をするが、さすがに格安なだけあって、付近にもこのベースを狙っている人がおり、実際は”じゃんけん”にて最終調整をした記憶がある。ここで負ければこのベースは当方の元には来ておらず、普通以上に運命を感じた楽器として愛着がある。この楽器はいろいろな意味で音楽的幸運を呼び込んでくれた(感謝)。高校1年になったばかりの4月の出来事。

フォアグラ日記

2006年08月15日 | フォアグラ日記
けんさん亭(洋食/加賀山中温泉)
山代温泉に宿泊後、その宿にて付近のグルメを聞くと出て来たのが同店。温泉で洋食?というのもちょっと違和感があるも、そもそもこのような温泉地では、夕食は旅館、ランチは観光地で、というのが定番であり、温泉地自体にはあまり食事処がないというのが定説であることから、事前のヒアリングは重要。空腹にて逼迫した精神状況にて選択を誤り、変なお店に入店してしまう可能性もある。ちなみに、山代温泉といえば加賀温泉郷ではかなり有名であり、想像を逞しくして訪問するが、街自体は熱海のようであり、廃墟やさびれた商店街等が哀しい旅情を一層かき立てるという状況で、かなりな意外感。まだ、同店のある山中温泉の方が小奇麗な印象。その中、洋食屋の同店を訪問するが、看板の場所がちょっと分かりにくく、付近を西武警察(のようにUターンを繰り返すのメタファー)。やっと発見して入店するに、中は、都内の高級洋食屋というよりは、ちょっとオシャレな定食屋、といった雰囲気。となりには、付近のホテル/旅館勤務であろう板さんが2人、旅館の朝食を出し終わって後片付けしてランチに来たといった風情で定食をつつくが、そこで定食をオーダー。ポイントはタコ飯。タコを混ぜ込んで炊いており、ほのかにタコ色(=やや赤飯色)っぽいご飯が非常に風味があって良し。内容は通常の定食ながら、それは鳥カツだけであり、それ以外は非常に健康的かつヘルシーな内容に、それまでの定食屋のイメージではない。先ほど、旅館でかなりの朝食を平らげたのにもかかわらず、完食。他の顧客状況をみると、常連と思しき隣席の板さん2名の他にも、観光客や、なにかのお祝いなのか、家族連れも予約して来店しており、なかなか当地では有名な模様。ちょっと観光地チックでもある通り付近に存在していることもあり、当日は大雨洪水警報が発令され、付近の川が氾濫寸前という状況ながら、かなりな盛況。

私の履歴書(4)

2006年08月14日 | SideSteps
最初に購入したBASS は下倉楽器かなんかの安い 「スタインバーガー」タイプ (!)である。3万円位だった。これでひたすら練習をしたものだ。 スタインバーガー・タイプは弾いてみれば分かるが、フレット・ポジションが遠く、小さい僕では大変だった。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
スタインバーガー(Steinberger)については、今なお、これを越える秀逸なデザインにお目にかかったことがない。ただ、本物のスタインバーガーは当時でも30万円以上(輸入元の全音[Zen-on]が相当中間マージンを抜いていたものと思われる)であり、とても中学生に購入できるものではなかった。よって当方が購入したのは韓国製Cort社のコピーモデルであり、3万円程度のものであった。モノホン同様で2ハム(バッカーPU)でコントロールが3つ(フロントPU/リアPU/トーン)であり、完全なパッシブ。24fでボティがこの小ささであるから、Jazzベース対比では12fの位置が以上に遠く、ローフレットなんかはかなり厳しい状況であったが、後から考えるにこれが良い練習になったものと思料。このベースは1年ほど弾いたが、その後、フロントPUのコイルのロウ止めが甘かったのか、PU内のコイルが振動で鳴ってしまうトラブルにより、フロントPUをDIY(工作)でプレシジョンPUに交換(彫刻刀でPUスペースを空けた)。この際、リアも、ということでリアがジャズベPUに交換して完全なるPJベースになった。その後、Moonのジャズベース(後述)を購入した後は、試験勉強中の気分転換の一環としてフレットを抜いてホワイトラインを入れて、完全なるフレットレスベースになった。当時はCasiopeaにやや心酔していたものと記憶。
(写真)これはホンモノのスタインバーガー。いいコンディションの出物があれば今でも是非買いたい!

フォアグラ日記

2006年08月10日 | フォアグラ日記
宝生寿司(寿司/金沢)
金沢中心街から離れ、金沢港近くにある寿司屋、宝生寿司にてちょっと遅めのランチ。場所は大野というところにあるが、地図を見ても非常に分かりにくく、完全にラリーをして発見するような状況ながら、その駐車場の多さから判断して有名店であろうと確信。というのも、同店はこの地で大学を卒業した隣席の(外見のみ柔道)部員に教えてもらったお店。とはいえ、とても大学生が出入りする店ではなく、地元大手企業にご就職のご友人によるリサーチの結果とあれば、ハズレはあるまい。お店に到着すると立派なのはその外観であり、もともと醤油蔵であった模様(デザートは醤油アイスであった)で、かなりレトロながらも年代かつ趣きのある店構え。店内に入ると威勢に良い声以上に天井の高さに目が行くが、立派な梁(ハリ)に加えて、内部はかなり奇麗に整備されている印象。早速コースをオーダーするが、決してバカ高くはない金額ながら、量的には充分。地魚中心と聞いたが、小振りに奇麗に握られているそれはアッと言う間に完食(毎度のことで恐縮ながら)。カウンターを見ると、まだ中学を卒業したばかりと思しき丁稚奉公中の板前さんも数名あり、それなりに真剣に下ごしらえをしているのを見るに、10年前に会社でそうであった自分を投影してなんだか励ましの言葉をかけたい気もするが、中にはやや年長ながら、トラッドな寿司屋には如何にも”いない”と思われる、今流行の角張ったフチ厚眼鏡をしているイマドキ君板前(修行中)もあり、複雑な心境。金沢中心部ではあまり目立たないであろう同ファッションも、ここ中心から離れた地の寿司屋ではさすがに浮いており、親分のご指導は入らないのか、とも。寿司部分は極めて優秀というほどではないが、建物と合わせれば一度は訪問の価値あり。

フォアグラ日記

2006年08月09日 | フォアグラ日記
手仕事屋 (蕎麦/能登総持寺)
能登には総持寺があり、通常、総持寺といえば鶴見のそれを想像することが多い(横浜市に移転した大本山總持寺の祖院)と思われるが、その門前における蕎麦が有名と聞いて早速訪問。門前にはそれなりの数の蕎麦屋が立ち並ぶ姿を想像して行くも、門前にあるのは1軒のみ、さらにやや離れた街道沿いに1軒を発見できたに過ぎず、かなりの意外感なるも、その分、見極める必要もなく、選択が容易と安心するのも束の間、選択がないということは集中するという極自然の真理であり、お昼時であることも重なって混雑。しかしなんとか滑り込んで着席。なかは民芸調ながら、なかなか小奇麗にしているも、この混雑は今回のような連休時だけのものなのか、完全に回っておらず、逆に客が心配になる程。その中、冷やしかけそばをオーダー。初見では”せいろ”がノーマルかもしれないが、それもあまりに芸がなく、やや冒険するも、供されたのがコレ(写真)。基本的には冷たいかけそばだが、上に思い切り乗っているのは削り節。かなり冷たくなっており、食するに、性質上やや蕎麦の味が不明確ながらも、非常に口あたりは良く、一気に完食。当地(能登)における味付けとしては、関東圏に属するのか、それとも関西圏なのか、は微妙ながら、この蕎麦汁の味で判断するに関西圏な模様。なお、これ以上に美味であったのは、横に添えてある豆腐。一見して冷や奴のように見えるが、内容は胡麻豆腐であり、門前感が非常に高まるが、胡麻のブレンド具合が非常に微妙かつ上品であり、こちらの方を全面に出した方が良いかも。聞けば当店ご主人の作とのこと。なお、ついでながら総持寺を拝見するも、なかなか立派であり、雪の降っている時にくれば風情があるかも、と思うが、帰り道にすれ違った同寺の修行僧と思しき一団の中に、香港の会社に転職していったブローカーK君に酷似した人を発見。香港に渡る前に四国八十八ヶ所巡りもしたと聞いていたので、ついに仏門入りしたか、と思ったが、帰京後、別人と判明(そりゃそうか...)。

私の履歴書(3)

2006年08月08日 | SideSteps
どうしてかは分からないが、多分 「チョッパーベース」 というものに魅かれていたのだ。 そもそもの憧れは 「田中豊雪」 。今は堕落してしまったT-SQUAREというバンドの前身(?)、 THE SQUARE(注1)というバンドの名BASSIST(注2) である。彼のPLAYは単純(失礼)ながら、とてもスピード感があり(実際速いのだが)、 音楽的であった。一時MCで和泉宏隆に「チョッパーベースの鬼才」と言われていたが、まさにその通りだった。 彼が僕にBASSを手に取らせたのである。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
(注1)
当時、何故「The Square」を聞きはじめたのか、について記憶を辿ると、サントリーのCMにて同バンドの曲が使われていたことに起因すると記憶。特に当時は非常に珍しかったリリコンなる楽器、そしてその外見について、ブラバンということもあって非常なる興味を覚え、当時流行していたFM Stationなる雑誌で同バンドの紹介記事を発見し、エアチェック(死語)をして聞きはじめたのが最初と思われる。       
(注2)
田中豊雪については、当時のFusion系ベーシストではCasiopeaの桜井哲夫と双璧と思われるが、そのスタイルの違いにおいて、やや地味ということ、そして、あまりマスコミに露出等しないその人柄(→想像)という点において、かなり過小評価されていると思われるが、個人的にはもっと再評価されてもいいプレイヤーと考える。かなり後年になって、大学4年時にややギャク的意味合いを含めて(失礼)、同氏のプレイを再現しようとかなり微に入り細に入りこまかいフレーズを再検証したことがあったが、特にスラップ時におけるゴーストノートの入れ方等は参考に値するものと思料(ポイントは右手ではなく左手であった)。グルーブを出すためのゴーストノートについてはかなり参考になるものと思われ、その点、比較的容易にプレイが再現できる桜井哲夫対比では奥深い。この点については重要であるので後述する機会を持ちたい。
(写真) マイ=アイドル、田中豊雪の今の写真(と思われる)

私の履歴書(2)

2006年08月07日 | SideSteps
まず、 楽器を始めたのは高校1年生(注1)であった。 当時の風潮として(今もそうなのかも知れないが) BASSは「暗い楽器」 というイメージであった。 仲間でじゃんけんをして、最後に負けた人が BASSをやる ハメになるという話もある。しかし、僕の場合はBASSをやりたかった(注2)。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
(注1)
記憶が既に曖昧ながら、中学3年生当時から”ベース構想”はあったと思料。いや、始めたのは3年だったような気がする。というのも高校1年時にはそれまで所属していた部活(ブラバン)を辞めて、この道一筋になった記憶があり。なぜか親に顧問の先生が”芸大に進学するのかと思っていたのに残念”とか言われて、間接的に慰留されたようだが、「ベース一本で行く!」と潔く部活は辞めた。部活内の雰囲気としても「エレキは野蛮」というような古典的思想があり、それを感じていた部分もあろう。ちなみに、当家は音楽に対する理解が皆無で、家でベースを弾くのも憚られる状況で、購入当初は弾かない時は隠していた(笑、と記憶。もちろんアンプを通して弾くなんてNGで、早速BOSS製のヘッドフォンアンプ(HA-5 Play Bus)を購入して練習していた(写真はそのHA-5、懐かし~)。
(注2)
初めて生でベースを弾く人を見たのは中学生時代。これまた当方のようにブラバンを辞めてベース弾きになったAさんという3つ上の先輩を見たのが初めて。失礼ながら、今でいうところの”宅八郎”のような風貌で、とてもエレキをやる人とは思えなかったが、芸術的天才一家に生まれた、という前評判で、ブラバンに時折出入りしてはベースを弾いていた。足元にBOSS製のペダル「コーラス」(CE-2か)があったのが鮮明に記憶として残っており、この時以来、エフェクターなるものに魅せられてしまう(そのビョーキは現在も進行中)。

私の履歴書(1)

2006年08月03日 | SideSteps
(およそ10年ほど前にホンモノのSS Today(今日のSideSteps)というコーナーで書いた文章)
日経新聞に「私の履歴書」なんていうコーナーがあったと記憶しているが、これにかけて、 BANDの履歴書 というものを書くことで個人的に懐かしみたい(注1)。また、万が一、 僕のPLAYを分析しようなんていう人がいれば、この履歴書を みればどんな影響を受けているかというのが良くわかるだろう(注2)。
------------<以下(注)について、今日付記>---------------
(注1)
以前、ホンモノのSS Today(今日のSideSteps)というコーナーで、Tリーダーがこれをやっていたのがキッカケと思われ、それにインスパイア(ただの真似?)された記憶と思料。Tリーダーは中学時代と思しきギターを携えた写真を堂々と掲載していたりして、かなりゴイスーな内容だったと記憶するが、その”ホンモノのSS Today”についてもその衝撃写真とともに復活が待ち望まれる。また、日経新聞の「私の履歴書」を元にしているところも”社会良識派バンド”たるSSの本領が垣間見えて、失笑を禁じ得ない。ただ、このように補稿を書いていても、年々その能力に衰えを感じる記憶力の補助としては非常に重要であり、後年見返すことに個人的有用性を感ずる。
(注2)
正式な格好で分析しようという人は寡聞にして知らないが、ライブ終演後に回収するアンケート等で分析していただくことはある。カシオペアのS氏とか、先日訃報を聞いた角松バンドのA氏等はよくあるものの、ボキャブラリーの問題?(失礼)という気もするし、個人的に意外性のあったところではジャコ=パス(トリアス)とかが挙げられよう。ちなみにジャコ=パスは決して嫌いではないが、もっとも対極なスタイルと思っていただけに、かなりな意外感なるも、ベース界の巨人と比して分析されるのはそれはそれで悪い気は致しません、実際に似ているかどうかは別として。その一方で似ている人がいない=独自のスタイルの確立、というのも重要なる課題であって、難しいところ、ではある。

フォアグラ日記

2006年08月02日 | フォアグラ日記
食楽麺房 古海魯肴(ラーメン/能都)
能登半島のかなり先端にある能都で醤(ひしお)ラーメン。この地域には有名な魚醤である"いしる"(イカやイワシ等の魚から作る醤油)があって、昨夜・そして今朝はその"いしる料理"尽くしだったのだが、それでも懲りずに醤ラーメン。なお、これは"いしる"を使用しているものではなく、大豆のもの。なお、"いしる"については、かなり癖の強い味を想像する向きも多いと思われるが、出汁入り醤油のようなもので、特有の癖はなく、非常にマイルドで、魚の旨みが凝縮されたような味であって、完全に病み付き。これが一本あって、火が起こせれば、無人島であっても貝でも魚でも美味しく食べられるのではないかと思われるほどの出来。なお、同店店内は「田舎の喫茶店」の典型(失礼)であり、主だった定食屋・レストランのメニューはなんでもあるのではないか、という内容であり、入った瞬間はやや失敗感を得るものの、実際にオーダーしたラーメン、海の醤(ひしお)ラーメンは思いのほか美味。麺もしっかりしており、東京の一般的なラーメン屋対比でもかなりのレベルを維持しているものと思料(空腹だったことも影響)。加えてオーダーしたイカ餃子なるものは、通常の小ぶりな餃子にイカのゲゾ断片が入っているものながら、これもイカの風味が意外に効いており、美味。ラーメン+餃子なんていう典型的なメニュながら、非常に美味しく頂戴す。場所はかなり発見に困難極める。