仙石原温泉(神奈川県足柄下郡箱根町)
箱根の温泉。箱根の温泉は東京人を相手としていることが多いことからか、コストパフォーマンスは悪く、特に都心部から日帰り圏内であることにより、土日の宿泊料金高騰ぶりは凄まじく、その分、「料金は上げないがサービスは落とす」という感じもあり、斜陽没落の様相。しかし、一方で平日に行く分にはまあまあのCPであるのだが、どうしても近距離で温泉感のあるところを...と利便性から選択。このデフレな世の中ではあるが、最近はとみに地方と都会との物価格差を痛感、感覚としては地方にデフレ色は顕著なのではあるまいか。宮ノ下方面の温泉は透明で有るのに対し、大湧谷方面では白濁で、白濁が望める温泉としては、箱根並みに近距離にあるのは奥塩原や那須、さらに草津、万座白根程度か。ここも白濁なのだが、仙石原温泉と名乗る一方で源泉は大湧谷温泉であって、人造温泉な模様。しかし、その白濁具合はかなり濃厚であり、浴槽下部には沈殿物も多く、なかなか良し。源泉温度はなかなかに高く、真冬でも65℃程度はあってそのまま入るには熱すぎるが、供給量調整により、温度設定可能なレベル。酸性-含土類石膏泉でPh2.9と酸性で、入浴後の皮膚を舐めればレモン味ながらも、その浴後の硫黄臭はまた凄く、毛穴に入ったと思われるそれが出切るまでには数日を要する。浴後の保温感も十分だが、一回の入浴を長時間とすると火照りにより入浴回数を減ずるため、短時間浴を数回繰り替えすのが良し。
箱根の温泉。箱根の温泉は東京人を相手としていることが多いことからか、コストパフォーマンスは悪く、特に都心部から日帰り圏内であることにより、土日の宿泊料金高騰ぶりは凄まじく、その分、「料金は上げないがサービスは落とす」という感じもあり、斜陽没落の様相。しかし、一方で平日に行く分にはまあまあのCPであるのだが、どうしても近距離で温泉感のあるところを...と利便性から選択。このデフレな世の中ではあるが、最近はとみに地方と都会との物価格差を痛感、感覚としては地方にデフレ色は顕著なのではあるまいか。宮ノ下方面の温泉は透明で有るのに対し、大湧谷方面では白濁で、白濁が望める温泉としては、箱根並みに近距離にあるのは奥塩原や那須、さらに草津、万座白根程度か。ここも白濁なのだが、仙石原温泉と名乗る一方で源泉は大湧谷温泉であって、人造温泉な模様。しかし、その白濁具合はかなり濃厚であり、浴槽下部には沈殿物も多く、なかなか良し。源泉温度はなかなかに高く、真冬でも65℃程度はあってそのまま入るには熱すぎるが、供給量調整により、温度設定可能なレベル。酸性-含土類石膏泉でPh2.9と酸性で、入浴後の皮膚を舐めればレモン味ながらも、その浴後の硫黄臭はまた凄く、毛穴に入ったと思われるそれが出切るまでには数日を要する。浴後の保温感も十分だが、一回の入浴を長時間とすると火照りにより入浴回数を減ずるため、短時間浴を数回繰り替えすのが良し。