【猿倉温泉(青森県十和田市)】
十和田湖から八甲田付近にかけては良質の温泉地帯となっており、酸ヶ湯や蔦、さらには谷地等の名湯が点在している温泉天国ながらも、今回訪問の温泉は奥入瀬温泉と名称。景勝地としては有名ながら、温泉なんて出るの?という疑問に答えるべく、調査してみればどうやら猿倉温泉を引泉しているというこの温泉、地図上では猿倉からの距離は直線で10キロ程度あることから、どのように引泉(もしくは運搬?)しているのかは非常に興味深いものの、早速入浴してみれば、淡く白濁、さらには微かなる硫黄臭あり(泉質は単純泉との表記)、なかなかの内容。なお、湯が噴出している口が浴槽底にいくつかあるがそこは恐ろしく熱く、明らかなる加温加工の証跡あり。ただ、景勝や訪問の利便、さらには泉質とどれもパーフェクトなる温泉というのはかなりレアなケースであり、それを全て追求しなくともその場の気分や状況に応じた内容とバランスであれば、それで良しとする余裕が出て来たのは当方もオトナになった証拠。なお、この温泉は混浴だったが、湯浴み着なるものを貸してくれることから、女性だけでなく男性もそれを着用。もともと体を洗う設備はないのでこれで通用するのだが、家族が気にせずゆっくり入浴することができ(ちなみに当方入浴時は当方以外の全員が夫婦、カップルにて入浴していた)、なかなか良いシステムと思料。
十和田湖から八甲田付近にかけては良質の温泉地帯となっており、酸ヶ湯や蔦、さらには谷地等の名湯が点在している温泉天国ながらも、今回訪問の温泉は奥入瀬温泉と名称。景勝地としては有名ながら、温泉なんて出るの?という疑問に答えるべく、調査してみればどうやら猿倉温泉を引泉しているというこの温泉、地図上では猿倉からの距離は直線で10キロ程度あることから、どのように引泉(もしくは運搬?)しているのかは非常に興味深いものの、早速入浴してみれば、淡く白濁、さらには微かなる硫黄臭あり(泉質は単純泉との表記)、なかなかの内容。なお、湯が噴出している口が浴槽底にいくつかあるがそこは恐ろしく熱く、明らかなる加温加工の証跡あり。ただ、景勝や訪問の利便、さらには泉質とどれもパーフェクトなる温泉というのはかなりレアなケースであり、それを全て追求しなくともその場の気分や状況に応じた内容とバランスであれば、それで良しとする余裕が出て来たのは当方もオトナになった証拠。なお、この温泉は混浴だったが、湯浴み着なるものを貸してくれることから、女性だけでなく男性もそれを着用。もともと体を洗う設備はないのでこれで通用するのだが、家族が気にせずゆっくり入浴することができ(ちなみに当方入浴時は当方以外の全員が夫婦、カップルにて入浴していた)、なかなか良いシステムと思料。