Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

よい年を

2004年12月31日 | 時事批評
本年はお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
来年が皆様・そして皆様のご家族にとって良い一年でありますよう、祈念いたします。
PS①:余談ではありますが、暮れも押し迫る29日に愛用のマックのHDがクラッシュ。実害は少なかったものの、HD交換等で時間を取られました、いやはや.....
PS②:年始からは「九州紀行」を始めたいと思います(と書いてしまえば、もう後戻りできまい...フフ)。

コンプ・フェチ(2)

2004年12月29日 | 機材マニアック
2日にはまた場所を変えて秋葉原店。この際は事前に匿名で電話連絡して在庫を確認。会社の後輩には「今日発売のものを秋葉原に買いにいくのでなにがあっても早く帰る」と宣言(後輩は変なものを買いにいくと勘違いしていた)し、ようやく購入したのでした。3日間とは言え、本当に長かった...。
勿論、試奏などせず購入したのですが、内容はどうか。もうちょっと使ってから回答したいのですが、店員さん曰く、(倒産したらしい)RETROSPECのコンプを意識しているとのこと。RETROSPECのそれとは、5年ほど前に渋谷店で見かけてから気にはなっていたのですが、でかい+高い(6万円程度だったか?)で見送っていたものです。S/Nは良好、サウンドもチューブっぽく、ぱりっとしたトーンになります。かかり方がdbxとはまた違っていいのですが、マイルドに素朴であるようです。トータルとして、ビンテージMXRに近い印象を受けました。操作面では2ツマミと至って簡単ですが、電源は専用のものです。チューブ製品はこの電源がいかにしっかりしているか、がポイントではありますが、他コンパクトエフェクタへの電源供給(パワーサプライ)とは別にアダプタを持ち歩く必要があるため、スペース的にも痛し痒しであります。しかし、箱のデザインがいい。白という色がちょっと足下で不必要に目立ってしまうのですが、余分なモノを排したそのデザインというだけでも買う価値があった、と(自らを慰めているのか)思われます。(完)

コンプ・フェチ(1)

2004年12月28日 | 機材マニアック
また買っちゃいました、コンプレッサー(以下コンプ)。コンプについては(当然)音のつぶれ方は変わる個体差はあっても、音色やトーンにまで大きな変化を与えることはない、という認識は十分にありながらも、「世界が変わるかも」という期待捨てきれず、衝動的に購入してしまうのが常なのであります。加えて最近の個人的流行はコンパクト。定禅寺ジャズフェスにコンパクトの機材を持っていくという、購買の自己肯定的理由もあり、ちょっとお高めだが、CAJのV-Compというのを買いました、しかも発売日当日! コンサートのチケットやゲームを、といった話は世間でよく聞くものの、このコンプの発売日を心待ちにしていたのは当方だけと断言できましょう。発売日は9月1日とのこと。最近の楽器業界のトップを走っていると思しきイケベ楽器には入荷しているだろうと見当をつけましたが、「もしや」と思い、前日の8月31日の夜にも会社帰りに秋葉原店に行ってしまいました(苦笑)、しかも閉店間際に駆け込みで。いや、よくあるじゃないですか、新刊書やCD新譜が公式発売日前日に店頭に出ていたり、というのが。しかし店頭にはなく、店員にも恥ずかしくて聞けず、不機嫌なまま退散。きっと変なお客だったでしょう、仕事の時の鋭い眼でエフェクタを物色していたでしょうから。
発売日1日には「今日こそ」と勇んで今度は池袋店に行った(ちょっと秋葉原は面が割れていそうで嫌だった)ものの、店頭にはなく、この際、店員に聞くも「明日くらいには...」とのこと。偏見かも知れませんが”音楽・楽器業界のルーズさ”を強く感じ、また発狂しましたが、怒りを店員にぶつけるわけにも行かず、ガックリ帰宅。(つづく)

Side Steps来年の活動指針

2004年12月26日 | SideSteps
本日は忘年会を兼ねたミーティングを渋谷の居酒屋にて開催。来年前半の活動指針が決定しました。
1月 個人でマジに練習
2月 隔週でウォーミングアップ練習
3月 マジで練習
4月 死ぬ気で練習
5月 ドラム録音後、各自レコーディング
6月 後半にミックスダウン、そしてニューアルバム完成!
という感じです。年後半は具体的に決定しておりませんが、発売ライブですかね。皆様ご期待ください。
(ここまで明示すれば、もう後戻りできまい....)

散財日記

2004年12月23日 | CD批評
池袋タワー。飲み会や忘年会の予定が詰まり、レコード買えるのは今日しかない、と気張って出動。今月は22日発売が多いので、その前日に(本記事は22日に書いたものの、アップできず)。
●リー・リトナー「アンソロジー・ライブ~ジェントル・ソウツ・リユニオン」(DVD)
 本日の目的はこれ、前日入荷を目論んで買いにいくも、店頭に並んでおり、真っ先に購入。動くアンソニー・ジャクソンとメルビン・デイビス(ともにベース)が見れる!キャプテン・フィンガーズもやっている!しかし、リトナーがそのインタビューで「キャプテン・フィンガーズは難しいのでこれまで殆ど演奏していなかったが、当時の勘が次第に甦ってきた」と言っているのを聞くと、ちょっと彼我(ひが)の差が縮まったような気がしました。
●渡辺香津美/ミッキー吉野ほか「カレイドスコープ」
 78年のセッション録音の再発、初CD化。確かに今から見ると豪華なメンツだが、ミッキー吉野好きの当方としては”飛びつき買い”。ちなみに好きなのは、容姿でなくて演奏や曲(為念)。
●サミー・デイヴィスJR.「Lonely is the Name」
 なんとなく買い、”名盤”という宣伝文句には弱し。
●リー・モーガン「City Lights」
 57年録音。全作所有していると勘違いしており、自分の甘さを痛感して、補完買い。

ライブ 10月2日ドキュメント(14)

2004年12月22日 | SideSteps
打ち上げでの恒例はアンケート読み。皆様から頂戴したアンケートはここで初披露となる。メンバーが1枚1枚回し読みをするが、毎回内容が非常に気になると同時に、どのような内容が書いてあっても参考になる。中には表だけでは書ききれないで裏にまで書いて下れる常連のお客さまもいるが、お客様の住所と名前を見ると、”この方、遠方よりまた来てくれている”等完全に覚えてしまう。この後車の運転があるので、お酒は飲まず、ひたすらソフトドリンクを飲みまくる。ライブ前までは緊張のためか、あまりお腹に入らなかったものの、ライブ後には一気に空腹感が押し寄せてくるため、ここで一気食い。2時間も経つと、そろそろ終電が...という人も出始め、車組を残して次第に閑散になり始める。最後にはメンバー他2~3名という状態になり、24時前にはお開き。皆様おつかれさまでございました。シルエレ前に停めてある車に戻ると、都内方面へ向けて五日市街道を驀進。車内で本日の演奏を聞く場合もあるが、本日はちょっとそういう気分ではなく、ライブ内容について雑談。府川邸には20分ほどで到着するとドラム機材とともに府川さんを降ろす。お疲れさま、その後は代々木から首都高。土曜深夜の首都高は比較的空いており、浦和方面へ飛ばす。自宅帰着は25時、毎度のことながら機材を降ろす気力もなく、そのまま就寝。(完)

最近のお薦め本

2004年12月20日 | 文芸批評
基本的にCDとは違って、読んでいる本のタイトル・内容を知られるというのは恥ずかしいというのが正直なところです。有名人の本棚を見せてもらうという特集等が雑誌や書籍でありますが、本棚をみればその人の思想や知的レベルまでもが知れてしまうので、全裸で外を闊歩するに等しい行為であるとも思うのですが、それを顧みず、乱読した中から一部でもよい内容があれば記載することにします。CDとは違い、思想性がありますので、むやみにオススメはしません。今回は手始めに2冊。
●斎藤貴男『空疎な小皇帝 「石原慎太郎」という問題』
空疎な小皇帝=石原慎太郎、選挙民たる都民は必読か。ちなみにこの作者、至極真っ当で最近の最注目株、大学学部の先輩であることが最近判明(笑)。
●日垣隆 『そして殺人者は野に放たれる』
刑法39条(心神喪失及び心神耗弱ー心神喪失者の行為は罰しない、心神耗弱者の行為はその刑を軽減する)の存在が引き起こす不条理について、考えさせられます。

ライブ 10月2日ドキュメント(13)

2004年12月17日 | SideSteps
出待ち構えていると、見知るも見知らぬもお客様と挨拶しつつ、アンケート回収。なかには前回の定禅寺ジャズフェスを聴いて仙台からわざわざ来てくださったお客様もいて、本当に恐縮。その場で別れてしまったものの、後で「打ち上げにも誘えば良かった」と後悔。加えて、伊東さんご成婚に加えて、お客様Tさんもご結婚されたとのことを思い出し、”Isn't She Lovely”をTさんに捧げる意味でも、とMCで言おうとしていたものの、言えなかったことをTさんに陳謝。Tさんは奥様と見に来てくださったご様子。アンケートを記入していたと思しき上司にも挨拶。「1曲目の曲名を言わなかったろ!」と言われ、執拗に1曲目の曲名(Beyond the Verge)を尋ねられるも、当方は失念していて答えられず。ただ、販売しているCDを全種全てお買い上げくださる。お客様が出終わると、ステージに戻って後片付け。これまではアンプやスピーカー等全てを持ち込んでいたのだが、今回はエフェクタだけなので非常に素早く終了。他も凡そ終了した模様で、楽器を上げて車に積む。帰りは府川さん宅経由なので、ドラム関連機材も積んで後は飲み会。大量のキーボード関連機材も伊東さん車に積み終わると忘れ物がないことを確認して、シルエレスタッフに挨拶をして飲み会へ。既に十数人ほどが待ってくれている恒例の居酒屋へ。今回は仙台よりお越しいただいたMatubonさんも打ち上げに参加いただく。

ライブ 10月2日ドキュメント(12)

2004年12月15日 | SideSteps
といっても前述の通り、残りの我々も思い出しながらの演奏であるため、非常にギコちない。個人的には、結婚式当日に用意していたエフェクタのアルゴリズムをその後に変えていたため、リバーブやディレイの残響音にノイズゲートが掛かってアヴァンギャルドな効果となったのに内心動揺するも、慶事?ということもあり、笑顔で演奏する。演奏の構成については、前回(本番)同様に不安はあったが、無難に消化。最後に、もっと長い構成を想定していた府川さんのドラムが独り残るも、これもご愛嬌。なお、この演奏中にふと客席のお客様を見ることがあったのだが、これまでの正規のSSの曲を演奏している時には全く見られないニヤニヤとした笑顔が多かったのが印象的、というか、それでいいのか考えされられる。”ふーいわた”終了の後は、「FORERUNNER」の演奏。仙台でも演奏したが、毎回トラウマ化して間違える箇所は無難に通過。演奏終了後はお客様に一礼をしてライブ終了、控え室で短時間ながら息を整え、その後はお帰りのお客様にご挨拶。今回は機材が軽量化しているので、片付けに時間はかからないことから、お客様への挨拶とCD販売のため、出口へ。
※画像は当日の録音をPC上で波形表示したもの(特に何の意味もありませんが...笑)。

前回ライブMCにおける「八甲田山雪中行軍」の話について

2004年12月14日 | 文芸批評
前回のライブ(10/2)のMC中、突然『八甲田山死の彷徨』(新田次郎)について、田村さんから話をふられたのですが、これに関して本番中には正確な書名が出てこなかったので、ここで改めてその内容を紹介します。その時に「八甲田山死の彷徨で遭難した隊とは逆回りのコースを取って生還した隊の話」と紹介しましたが、そのことを記した本は『八甲田山から還ってきた男ー雪中行軍隊長・福島大尉の生涯』(高木勉・著/文藝春秋)であります。そもそも『八甲田山死の彷徨』(新田次郎)自体が史実にかなり近いもののフィクションな内容であるのに比較して、こちらはノンフィクション、この際のポイントとなるのは福島大尉率いる弘前第31聯隊と、遭難した青森第5聯隊が逆回りですれ違った際、青森第5聯隊はすでに遭難状態にあったわけですが、ここで弘前第31聯隊がこれを1)見なかった、2)見たものの、救出は困難であり、結果として見捨てる結果となった、のどちらが真実なのかという点であります。そもそも八甲田山で雪中行軍するのは、対ロシア戦を想定してのこと(事件は1902年)ですが、冬山への対策・準備に余念のなかった福島大尉率いる弘前第31聯隊と、これをライバル視して慌てて計画を策定した青森第5聯隊という違いはあったようですが、このような経緯もあり、結果として遭難せずに成功した弘前第31聯隊もこの快挙を祝うこともできず、資料も埋もれてしまう格好になったようであります。修学旅行で夏の八甲田山に行ったことがあり、この際、行軍遭難記念館のようなところで衝撃的な写真(それは凍傷で切断された足がズラリと並んでいるもの)を見た記憶があるのですが、数年前に再訪した時は見当たりませんでした。また機会があれば行ってみたいものであります。

最近の練習CD

2004年12月13日 | CD批評
Graham Central Station「Release Yourself」
邦題では「魂の解放」とかなっております。GCSのこのアルバムは多くのベーシストが”もっとも影響を受けた一枚”とかに挙げているけれど、それほど大仰でなくとも、かなり素晴らしい内容であります。ベーシストが影響を受けるだけに、ベースのラリーグラハムがフィーチャーされているので、よくこの手のベーシストアルバムにありがちな”器楽的”であるリスクも想像し得ますが、この作品に限ってはそれが全くなく、非常に音楽的。1曲も捨て曲がなく、アルバムの完成度としても非常に高いものです。74年の作品なのですが、ベースが弾いている内容は現代でも全く通用しそうな内容で親指アップダウンを多様したものであり、ラリーグラハムがその始祖とも言われるチョッパー奏法は、本当にここに根付いているのだと崇高なるものを聴く想いであります(一部に始祖はルイス・ジョンソンであるとする見方のあるようですが、ともかく、この二人らへんが源泉でしょう)。クラシカルな黒人音楽と、それと切れない縁の教会音楽、ファンクとの融合、加えて、最終曲”Today”のイントロのチェンバロなんかはプログレという感もあり、その意味では(あまり僕の好きな言葉でありませんが)”フュージョン”なのです。聴いて損の無い、内容であります。

ライブ 10月2日ドキュメント(11)

2004年12月09日 | SideSteps
「OUT OF BOUNDS」はフリーの部分が多く、直前まで練習をしないことも多かったが、皆、弾(はじ)けて演奏、Take-oneの緊張感か。最後の曲の前はメンバー紹介ということも毎回の決定事項ながら、今回はセッティングの時間しのぎに田村さんより、なぜか「今最もオススメの本を挙げよ」という無謀な質問。前回の冬のライブ時に控え室で新田次郎『八甲田山死の彷徨』が話題になり、その後田村さんが読んで面白かったとのことから、このような唐突感のある質問となった模様。具体的な書名を挙げることもなく、最後の曲。「INNER SPACE」は、最近インスペ系の曲がライブで演奏されないことから、お客様のご要望も多く、久々にインスペ1を演奏。これにて本編はすべて終了、その後有り難いことにアンコールのコールを頂く。アンコール前の恒例となった「ふーいわ」(今回は”ふーいわた”)だが、事前の打ち合わせ通り、伊東さんのご成婚についての内容。伊東さんには事前連絡なし、本番の結婚式にて録音を失敗したからという理由から、結婚式にて演奏した”Isn't She Lovely”を演奏する。今回の”ふーいわ”について、その意図をやっと理解した伊東さんはキーボードブースの中で「そういうことか...」と一人ゴチていたが、「伊東さんも参加してよいですよ」という挑発(これについては、以前田村さんのお子さん誕生の際にも同様の企画があったのだが、この際”本人も参加したい”意向が田村さんからあったことに由来する)を果敢に受けて立ち、簡単なコード譜を一見後、ソロとメロを弾くこととなる。

本田靖春氏没す

2004年12月08日 | 文芸批評
本欄の性格に反する内容なのかもしれませんが、今朝の朝刊訃報欄に作家の本田靖春が亡くなったとの記事。大学時代にその名を知ってから、その作品を出来る限り読んできたのですが、非常に残念であります。モノの本で体調がすぐれないことは読んで知っておったのですが。。。基本的には戦後の事件、それも戦後の風潮を象徴するかのような事件を題材に、ジャーナリスティックに採り上げた作品が多く、新聞にも触れられていましたが、「黄色い血液事件」だったか、それを期に売血禁止を訴え、現在の献血制度をつくるキッカケとなった報道をしたジャーナリストでもあります。ちょっと値段は高いですが、本田靖春集第5巻(旬報社)で作品を余すところなく読めます。一部は文庫本となっていますが、残念ながらなかなか本屋で目にする機会はありません。作品の有名なところでは「誘拐」(吉展ちゃん事件が題材)、「死戦」(寸又峡での金嬉老篭城事件が題材)、最近文庫になってますが、「疵?花形敬とその時代」「不当逮捕」、山岳系の作品では「栄光の叛逆者」「K2に憑かれた男たち」等があります。文体も素晴らしく簡潔で素晴らしい内容です。ご興味ある方はご一読されることをお薦めいたします。
PS:これを書いていて思い出しましたが、最近、松本清張の「日本の黒い霧」が文庫で再発していますね。帝銀事件や下山事件等を中心にこの昭和の怪事件についての話は(不謹慎ながら)非常に興味深いものであります。

ライブ 10月2日ドキュメント(10)

2004年12月07日 | SideSteps
4曲目はJAZZ IT(Organ Ver.)。これは仙台での演奏を想定したバージョンで、つまりは「仙台に重いピアノを持参できないことから、ピアノでないのならオルガンで弾いてしまえ」というバージョン。5曲目は仙台で初演奏を迎えた「仙台の昼下がり(仮題)」という田村さんの新曲。最後に、これまた仙台にて演奏して好評を博した「EDGE TRIGGER」。そして休憩へ。休憩のために控え室に戻ると、当然のこと椅子はなく、皆立ちながら水分補給。休憩時間は15分であり、前述のようにパンクチュアルな取り決めであることから、ざっと前半の演奏について、各自感想を述べ合う。15分の休憩時間が終わりに近づいたため、トイレで手を洗って後半に突入しようとするも、トイレは使用中、しかも小さい女の子のお客様に「入っちゃダメ!」と諭され、断念。失禁を堪えて、そのままステージ(笑/嘘)。後半2部の1曲目(通番7曲目)は「MEIJI STREET」。カウントなしでピアノとテンポを合わせて入るので、毎回テンポ感がズレやしないかと焦るも、毎回不思議と伊東さんとは息が合う。この曲もオリジナルと比較すれば大幅にリアレンジされており、特に中間は拍子は変化するわ、同じコード進行でもバックのリズムパターンは変化するわで中々覚えにくい。必死に次の展開を予想しながらの演奏。「六本木の夜」は無事に終了するが、「MORBID LOT」はリハ中のキーボードトラブルの影響か、シーケンスの音量バランスが狂っており、モニターの非常なる爆音の中で演奏(後でライン録音を聴き返すにスゴいことになっていました...笑)。奇しくも演奏前のMCで伊東さんが「次は仙台でで演奏した際に”音量を下げてください!”と言われた曲」と形容するも、それが今回も現実のものに。
※写真は当日の足まわり。

散財日記

2004年12月06日 | CD批評
前回の散財日記と同日。もう買い尽くしたという認識の新宿タワーにて。まだまだ買い尽くすには程遠い現実を直視せざるを得ない結果に。
●prismライブ!決定版(DVD)
 直観的に”すぐ廃盤になる”リスクを感じ、即購入。渡辺健脱退後のprismは「(プリ)ズム」という感じで全く興味がないが、とりあえず「動く和田アキラ」や「動く渡辺建」を所有できるのは最期かもという危機感から購入。
●「スムースジャズ エクスプレスVol.1」
 スムースジャズなんていう軟派な言葉は嫌いだが、LAフュージョン系ミュージシャンがセッション的に有名曲をカバーするという企画盤の再発。92年の演奏。
●「スムースジャズ エクスプレスVol.2」
 1買えば2も買わない訳にはいくまい。
●The Mighty Imperials 「Thunder Chicken」
最近お気に入りのファンクについて、完全なオビ買い。キーワードは「ディ~プなインスト・ファンクバンド」で「70年代のヴィンテージな”ファンク汁”がたっぷり充満」している作品とのこと。”ファンク汁”が???だったが、何気にご購入。