Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2014年04月26日 | フォアグラ日記
やしま(讃岐うどん/渋谷)
かなりの高頻度で訪問する饂飩店。現在の渋谷イシバシ楽器店の入ったビル(渋谷BEAM)の前に存在した老朽化ビルの地下一階にあった(現在はコインパーキング)が、その取り壊しとともに富ヶ谷へと移転。そこまではフォローしていたが、今回は円山町にも支店が、ということで早速訪問。実演コーナーのある店内は陳列棚に昔懐かしの看板や玩具等が展示されており、前回の雰囲気を再現しているが、外部光を取り入れていることで明るい雰囲気へ。白眉は当然ながら麺なのだが、讃岐スタイルで強烈なコシ。啜っても咀嚼しないわけにはいかないので、啜ってはモグモグとなり、通常の麺を食する感覚とは違う。価格、量ともに非常に良心的で、饂飩と侮ること勿れ、通常の盛りでもかなりの満腹感。当方のパターンとしては饂飩に加えて2品ほど天ぷら(じゃこ天があるのが素晴らしい!)をオーダーするのだが、これで夕食まで空腹は覚えず。一度、勢いで誤って大盛りをオーダーしたことがあったが、大盛りともなると夕食は不要なぐらいの満腹感。味も薄味をベースとし、あとは各自醤油で調整というスタイルでもともとの饂飩の味を堪能。店員、さらには四代目という店主のホスピタリティも良く、昼時のみの営業だが、常にほぼ満席。わかりにくく、一見は来ないであろう場所にあるが、この盛況も、この饂飩、接待水準であれば全く納得。

フォアグラ日記

2014年04月12日 | フォアグラ日記
チャイナルーム(中華/六本木)
再訪。前回訪問時の記述を見るにあまり冴えない内容だったようだが、3年経過すればすっかりそれも失念、再び食べ放題にチャレンジすべく訪問。昼時はなかなかに盛況で予約無しでは困難な状況のようだが、意外に多いのが子供連れ。あまりの集客の悪さにこのような子連れを主要ターゲットしているのでは、と思うほどに子連れが多く、お高くとまっていたいホテルのレストランだが、背に腹は替えられないという対比がなかなかに滑稽。食べ放題の点心は全部で24種類。前回より品数は減っているように見えるが、点心系はどれもなかなかに美味。ただ、野菜系の料理はかなり家庭料理感溢るる内容で、素人(例えば当方)が家で容易に作れるような和風総菜の味。コーンスープに至っては蟹は浮かんでいるものの、まさに「クノール風」。実はここに来る前にアンディ=ウォーホル展@森美術館を見たのだが、有名なるキャンベルスープ缶にもあるコーンスープ水準にも達せず。デザートはなかなかに容器が立派で「終わりよければ全て良し」な演出が心憎し。尚、サービスは前回から改善しているように見えたが、当方を含めて客層が一気に悪化しているように見え、六本木という土地柄があまりにも悪いものの、老婆心ながら今後が心配。

玉肌日記

2014年04月05日 | 玉肌日記
【伊香保温泉(群馬県渋川市)】
もともと冬は温泉の季節ながらも、使用頻度の少なさから雪用タイヤを持たない当方としては冬は南の温泉か温泉巡礼休業ともなるのだが、今年は年初から豪雪等あり、今年初の温泉が伊香保。伊香保は伊豆の熱海と同様に「いつでもいける温泉」としての位置づけで、優先順位は常に最劣後にあるのだが、5年ぶりに訪問。伊香保といえば石段の周囲に温泉旅館や商店が並ぶ風景が圧倒的に有名だが、温泉もなかなかに侮れず。雰囲気は有馬温泉に似ているが、塩味こそないものの、湯も「金泉」であり、温め(湧水温度は41.5度)かつ薄い鉄サビ色。泉質は含重曹食塩-石膏泉(あえて旧泉質名で記載)で無味無臭。伊香保には小間口権利者組合なるものがあり、権利者は源泉を持ち、分湯しているところもあるようで、こちらの温泉も基本的にはいろいろな源泉の混合泉だが、湯量は豊富で源泉掛け流しとのこと(浴槽の機構的にそれが確認できる様子ではなかったが...)。適度に温めであって、短時間であがるにはちょっと寒いが、長時間の入浴が可能なのが素晴らしい。久々のメジャー温泉で、いかにもという社員旅行(死語!?)風な団体客もあり、まさに「ザ・温泉街」に来た雰囲気満点。