Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2015年01月31日 | フォアグラ日記
前田食堂(そば/沖縄県国頭郡大宜味村)
前回訪問時(2.5年前)から目を付けており、その時は近くまで行ったのだが達成できず、今回は念願叶っての訪問。沖縄北部、とくに名護を越えると特に食が乏しいとの印象があるが、北部でソバといえばココか。走行中のナビに表示される住所の字(あざ)が「津波」であり、立地がまさに海辺であるのが非常に気になるのだが、その読みは”つは”。名物は「牛肉そば」で写真の通り。事前にこの写真を見て訪問を決意したのだが、モヤシ=マニアとしては、この山盛りのモヤシに垂涎していたが、念願果たして食するに、まさに想像通りの味!この山盛りも先端的であって、今流行のインスパイア系ラーメンの先駆けか。ペッパーが強めに効いており、このモヤシと牛肉(1センチ角)の炒め物だけでも充分に食事として通用する内容なのだが、それに麺とスープがあればまさに最強。麺は太めでよくスープが絡み、食べ応えあり。スープは沖縄そばと違って決して甘めでなく、全てが計算され尽くした味で、まさにベストマッチな具材で無駄の無い味に仕上げたそのセンスに驚嘆。

フォアグラ日記

2015年01月24日 | フォアグラ日記
マジックスパイス(カレー/下北沢)
いつもSSが練習するスタジオの至近に存在するも、まったく存在を知らず、かつ、超人気店であることも知らずに訪問。その後の予定の都合から開店と同時に到着するも既に長蛇の列。その長さに唖然とし、早くも損切りしようとするも、入店し始めるとなんとか一巡目には入れそうとの読みから並び、すぐに入店して着席したが、開店して10分で満席になるとは驚愕。赤やピンク系の店内装飾に圧倒されるも、メニューを見てもどのようにオーダーすればよいのか判らず、ひたすらに文字情報を読みまくるも、結局はベースとなるカレーを選び、辛さを指定し、さらにトッピングを、というもの。悪童連れということで激辛も無理なので、チキンカレーをべースとして下から二番目のランクたる”瞑想”を選択。さらにトッピングには”マジックのマッシュ”(その昔、マジックマッシュルームなる幻覚作用のあるネームに近似するが)というキノコをチャレンジングにもチョイス。辛さは全くイメージできなかったが、当方チョイスの”瞑想”の一段上は”悶絶”であったことから、その言葉のイメージによる壁は高く、一歩手前の瞑想とする(悶絶の上には涅槃→極楽→天空→虚空とあり)が、店員はしきりに涅槃や極楽付近を推奨。そして食するも、スープカレーの元祖と言われるが、ごく薄いカレー風味のスープといった印象であまりコク的な要素、ボディーが無い。ただ、スパイシーであり、入店後からその店内の香りで既に発汗していたが、食すればさらに発汗。カレーにしては高価でトッピング前提の価格であってコスパは悪し。初回ではこれほど流行る理由は不明という印象。

昨年聴いた音楽傾向

2015年01月17日 | CD批評
昨年もいろいろ音楽を聞きました(が、その割には全く本稿では触れませんでした...)。CD換算では引き続き新譜や新旧譜あわせて昨年も300枚以上となりましたが、昨年の傾向は”Back to 70~80's”。特に幼少期に聞いた歌謡曲やニューミュージックといったジャンルに回帰する傾向強く、そのキッカケはこの作品、TAK MATSUMOTO「The Hit Parade」。これって、聞いてみて初めてTAK MATSUMOTO=松本孝弘って判明するぐらいの事前調査の無さ、乱聴ぐあいだったのですが、そのほとんどがカバーで選曲よく、まさに当時の粋を集めた内容。曲の良さから原典を辿ると云ったことを数多くしましたが、イイのは「曲」であって、歌唱力は当時(原典)の方が圧倒で、Pro ToolsやMelodyne(※)なんて存在していなかった当時としては、多少の編集はしていると思われるものの、まさに素晴らしい歌唱力。「聴いたことある!」と思い、そのプログレ的な編集(おそらく編曲者はPFM等から影響を受けていると考えられる)の「私は風」により、これまで真剣に聴いたことのなかったカルメンマキ&OZへ回帰、「パープルタウン」で八神純子に回帰、ついでに(本アルバムには未収録ながら)渡辺真知子とか大橋純子、堀江淳、雅夢等に一気に拡散したのですが、これまた当時のサウンド、特にシンセを中心とする技術革新やチョッパーベース等演奏上の革新に対する背伸び感、つまり、特にアレンジ上で必要を感じないのに「やってみたいので録っちゃった」的な内容がこれまた微笑ましく、精聴してドップリとハマりました。

※Melodyne: ボーカル(音声)データを編集できるソフトウエア。ピッチ(音程)やタイミングは当然ながらビブラートや長さ、さらにはフォルマントまでデータ編集できる(らしい=特にSide Stepsは歌無しなので不要、使用経験なし)。語感のメロ”ダイン”というのが、”セメダイン”を連想させ、「何でもくっつけちゃう(=加工)」を強くイメージさせるのが、なんともアイロニーな名称である。

本年もよろしくお願いします

2015年01月10日 | SideSteps
本年もよろしくお願いいたします。年頭所感を述べる間もなく、年始からインフルエンザに罹患!(記憶ある限り)人生初となるインフルエンザのヒット体験はなかなかに苦しく、年始からかなり弱気モード(苦笑。同時に、そんな時ほど周囲の慈悲が身に染みます...。インフルにはかなり警戒していたのですが、感染経路に心当たり全くなく、「罹るときは罹る」んだと開き直りモードにもなりました。
皆様やご家族にとって健やかなる一年となりますやう。