Side Steps' Today

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玉肌日記

2007年12月27日 | 玉肌日記
【野沢温泉(長野)】
野沢菜で有名なる野沢温泉。大学時代のサークル合宿で来た記憶が微かにあるが、一日中練習だったことで温泉どころではなく、実質今回が初訪問。野沢には13の外湯があって、これは地元の方の管理にて共同運営されている無料の湯で、これを求めてぐるぐる街中を回るというそのラリーが素晴らしいが、ここの湯は激熱なものが多く、基本的に長湯が不可能であって、それもまたちょうど良い。外湯があまりに充実していることから、旅館の風呂がどうしてもないがしろになるが、外湯は23時~5時までがCloseするので、その間に入ればよいと考え、早速外湯巡りへ。まずは遠くから攻略するとして(1)”中尾の湯”へ。一番大きい木造湯屋が目をひくが、入ってみるとそれほどの激熱ではなし。周囲が”熱い、熱い”というのを聞くと、当方は相対的に耐久力があるのか、とも思うが、泉質はやや翠がかった白濁気味で硫黄泉で、大きめの湯の華。次は(2)”新田の湯”。ここはかなりこじんまりとしていて、なかなか雰囲気が良いが、湯の華の無い硫黄泉でよい具合に極薄白濁で薬効感あり。温度も適度で堪能。次は(3)”横落の湯”。ここも新田に似ている雰囲気で良いがやや熱め。充分に堪能するが、これだけ入浴していると肌の油脂が落ちて危機を感ずることから、残るは翌朝まわし。一泊で13外湯+旅館は無理と直感。翌朝は5時に起床して残る10湯を目指すが、前日発狂的混雑を呈していた(4)”大湯”へ。地元とおぼしき1名が先客で入浴しており、出る寸前だったが、入ろうとすると激熱。これまで温泉人生の中でのHistrical Highな温度で、生命の危機さえ感ずるレベル。(その2へ続く)
※写真は”大湯”

Progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(3)

2007年12月25日 | SideSteps
SSのメンバーの平均年齢を聞かれ、37~41レンジと答えるも、後に判明したことながら、Pentagramの平均年齢の方が高いとのこと。その後は今のうちに買い出しを、と思い、近くのコンビ二にて水分の購入をするも、楽屋に戻って驚愕!。というのも楽屋は非常に広く、自動販売機まで設置されているというシロモノでその設備のあまりの良さに驚く。また、リハから本番までのスケジューラー表が掲示されており、時間管理もしっかりされているところ等をみると、いままで数多く出演したライブハウスのどこよりもしっかり堅実であるとの印象。その控え室からステージをみるに、ステージの横幅はほぼシルエレと同じ程度ながら、やはり気になるのは中央の台座の上に置かれたドラムセット。このライブハウスの一番の特徴はこのドラムセットの台座にあると言っても過言ではなく、ドラムセット全体がその視覚的効果を考慮して、高さ70センチ程度の台の上に置かれ、そこで演奏するようになっており、その他のプレイヤーからはドラムをやや見上げる格好となるというもの。

Progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(2)

2007年12月20日 | SideSteps
全く沼袋には土地勘がないが、商店街等かなり混みいった場所を想像していたが、まさにその通りで一方通行多し。最初はライブハウスを完全に素通りして付近の一方通行にハマってグルグル周囲を回るも、2度目には付近の一時駐車してことから徒歩にてなんとかライブハウスを発見し、機材を降ろすことに。事前確認時は商店街に面している場所と思っていたが、実際は路地を数メートル入った奥にあり、しかも地下一階ということでやや分かりにくい場所に、お客様はちゃんとこれるのであろうか、とちょっとした不安。そのライブハウス前に車を横付けして機材を降ろすに、既にライブハウスは開いており、中には人影が。挨拶をすると、それは大阪から上京の対バンの「Pentagram」の方々で簡単に挨拶。挨拶もそこそこに、とりあえず楽器を全部降ろして車を付近の駐車場に停めると、再びライブハウス。集合時間となるも、メンバーはだれも来ず、当方のみでPentagramの方々とお話。昨夜に車を飛ばして東京まで来たようで、早い人では7時に到着した(!)とのこと。

玉肌日記

2007年12月19日 | 玉肌日記
【馬曲温泉(長野)】
長野県の飯山の東方、木島平の山奥にある温泉。木島平から車で山を登って行くが、なかなかの人気スポットのようで先行車あって容易に到着。ここは景観が素晴らしく、山里を見ながらの露天入浴がウリの模様で、曇った日には霧や雲しか見ることができないことから、天気にも恵れた日に訪問。ちなみに馬曲と書いて”まぐせ”と読む。やや観光施設感のある売店・食堂を抜けて行くと、男女別の露天となっているが、意外に小さく、10人程度で満杯になってしまう規模。しかしここが山谷の斜面という立地にあることから、眼下には山谷の奥に街が見えるという環境で確かに景色は素晴らしい。早速入浴するも、温度は適温ながら、なんだか塩素臭。よく見てみると、循環をしており、塩素消毒しているとのこと。景色の良い温泉ながらも塩素臭にはややガックリくるが、景色の良い場所にたまたま良い温泉が出ているという確率を考えれば、これもやむを得ないか。温泉はアルカリ性で「ヌルヌルします」と書いてあるも、そのような感じはなく、中性に近い印象。人気のようでかなりの人が入浴しており、鮮度ということでもイマイチながら、やはり塩素臭には気分を削がれる。この点が非常なる残念。

Progressive Rock FESTIVAL Vol.3出演顛末(1)

2007年12月18日 | SideSteps
9月15日(土曜日)
前日は会社のシニア会(当方もシニアな年代になってしまった...と感慨深)にて、銀座での1次会にて離脱したのにも関わらず、帰宅は0時程度。明日は沼袋であり、当方宅からは吉祥寺比較では近く、翌日の集合は13時50分であることから、12時すぎに出発すればよい案配。というわけで、朝はゆっくり7時程度まで睡眠。準備についても、全週が仙台だったことから、ペダル等の機材は車に積み放しであって、楽器本体のみを積めばよい状態であることから安心して諸事をこなす。再び読書等でゴロゴロし、まるで本番ではないような落ち着きようが自分でも不思議ながら、今日の演奏曲目は前回仙台の2日間で演奏したものがほとんどで、演奏にて新しい曲は1曲のみであったことから演奏に対する不安がないのが原因か。時間が来たので簡単に昼食を済ませて出発。17号を南下して山手通りから新青梅街道を目指すが、3連休の初日ということもあって場所によっては結構なる渋滞。集合時間まではある程度余裕を持って出発したのにも関わらず、現地到着は13時30分程度。

フォアグラ日記

2007年12月17日 | フォアグラ日記
リストランテSCALETTA(渋谷/イタリアン)
このところ多忙で、毎日の夕食がパンのみ、というあまりにも寂しい冴えない現実において、体が非常に脂を欲していることから、脂を摂取しに早速週末はイタリアンへ。この脂が動物性であれば、これまた健康に悪影響ながらも、それが植物性のオリーブであればまだ良いだろうと、メタボが気になる一方での自己弁解をも含め、当店を訪問。当店は魚を使用した料理が有名との前評判ながら、土曜夜というのに満席ではなく、それは同店が渋谷の青山通りから奥に入っており、ぶらり客が来ないことによるものか。白とコールタール色を基調した店内の奥の席となり、料理はアラカルトとコースがあるが、所謂”お任せ”であるスペシャルコースは辞退して、通常のコース。前菜とパスタ、そして魚か肉料理を選択しつつ、最後にデザート+コーヒーというもので、これにて充分と踏む。それぞれ「牛トリッパの煮込みと白インゲン豆のオーブン焼き」「箱根産バジリコのペーストで和えた自家製タヤリン、軽くスモークした秋刀魚添え」「金目鯛のグリル」「レモンのセミフレッド、ヴァニラ風味のヴァージンオイルがけ」をオーダーするも、結局全て完食するまでには2時間程度を要し、普段、かなりのファストフード(対義語:スローフード)なる当方としては非常にゆっくりなるペースにて、その間に血糖値が上がったか?(普段は血糖値が上がる前に大量に速く食べてしまうので結局食べすぎる)。実態でもかなり良心的なる量でもう本当に満腹。普段の疲労から、か、途中の口直しで出た「冷凍パインの白ワインゼリーかけ」でやや酩酊状態。同店はかつて静岡県三島で営業しており、沼津港にて揚がった魚を使用しているようだが、東京にきて5年とのこと。イタリアンでは通常、ピザとかパスタ等の炭水化物系にどうしても流れてしまい、このような魚料理をオーダーすることも少ないが、魚料理を目当てとできるなかなか稀少なる店か。

SideSteps 仙台遠征記(27)

2007年12月13日 | SideSteps
当方もそのまま都内。首都高途中で池袋~竹橋間の発狂的渋滞に遭遇して高松から首都高をおりてそのまま山手通りを南下。前々日夜に食した甘いピザの口直しをどうしてもしたいことから恵比寿のイタリアン”パルテノペ”。ここでマルゲリータ”パルテノペ”をオーダーして口直し完了し、帰宅。帰宅後は機材を降ろすこともせず、必要なるバックのみ降ろして今回の行程がすべて完了。翌日はいつも如く朝6時出社のため、早めに就寝とす。最後ではありますが、仙台のライブやジャズフェスにご来場くださったお客様、ありがとうございました。また毎回いろいろお世話になっている仙台方面在住の方々、ありがとうございます。我々が楽しく演奏できるのも皆さまのおかげであります。ありがとうございました。また来年も会えると嬉しく思います。(完)

SideSteps 仙台遠征記(26)

2007年12月12日 | SideSteps
ちょうど暇を持て余していたと思われるご老人に説明を頂戴しながら屋内をみるも、この家人、当時は新しいもの好きだった模様で昔懐かしいモノが展示されており、なかなか面白い。2代目(?)と思しきウォークマンや音響機器等があり、懐かしく拝見。その後はお土産を購入、それも仙台銘菓”萩の月”。中心街にて昼食を、と考えるも適当なる店が見当たらず、やむを得ず高速道路SAで、と決定して高速方面へ。途中で燃料を給油後、白石ICから東北道。南下途中に猛烈なる雨。かなりな雨量でややリスキーな状態ながらも、それを越えると吾妻SAにてランチ。会津ラーメンがあり、その店でラーメンを食すると、再び東京を目指して南下。埼玉に入って蓮田SAで最終集合とし、その後は解散として、蓮田SAで集合。すると、昨夜はSSとは別行動にて作並温泉へ一泊したベータ号と遭遇。やや談笑し、その翌週に控えるライブのために当車と伊東車間で搭載機材を一部移し替えた後は、解散。皆様おつかれさまでありました。

玉肌日記

2007年12月11日 | 玉肌日記
【黒薙温泉(富山)】
宇奈月温泉からトロッコ列車で2駅目にある黒薙駅から徒歩15分程度にある秘境の宿。当然、徒歩でしか行けないものの、この上流に関西電力の発電所があることから、電気は豊富なのか、通電。ここには黒薙旅館というシブい旅館が1軒だけあるが、中はかなり奇麗にしており、快適。混浴露天1、女性露天1、内湯男女があるが、有名なのは混浴露天。そもそも宇奈月温泉の源泉はここで、ここから直径25センチのパイプで下流まで6キロほど温泉を引いているとのことながら、それだけのことはあり、湯は豊富。混浴露天は20畳以上ある大きなもので、景色も素晴らしく、さらに猿もやってくるという野趣味溢れる環境ながら、その浴槽の大きさからか、湯の鮮度はイマイチ。”自然環境が厳しい”ことから、宿泊者でも入浴は21時までだが、その時間には満天の星空が素晴らしく、露天に入りつつ、天を仰ぐも、空に吸い込まれそうな感覚。流れ星等も見え、なかなか素敵なるものの、周囲の電灯が明るすぎてやや残念。宿の人は”ライトアップ”と言っていたが、そういうよりは(芸術的センスのない)”照明”と言った方が感覚的に近い。鮮度と景色でバランスが良いのは女性露天で、宿泊時には男性も朝と夜の1時間ずつ入浴可。内湯も鮮度は最高で湯がオーバーフローしており、ここに入れば下流にある宇奈月温泉なんて入らなくても問題なし。ちなみに源泉が熱いことから加水しているが、泉質は無色透明で匂いもなし。湯の華も少なく、非常にクリア。総合ではかなり素晴らしい内容であって、再訪の予感。トロッコ列車も面白く、潜在的”鉄ちゃん”な自分を再発見。なお、ここで販売している黒部の水は非常に美味で温泉入浴後に3本完飲。

SideSteps 仙台遠征記(25)

2007年12月06日 | SideSteps
月曜日
当日の朝は8時半から朝食、ということで朝食前に入浴。しかし、当方と府川氏の疲労度合い激しく、朝食前までは布団の中でウトウトと睡眠し、朝食。昨夜と同じ食事処ながら、BGMはビバルディ。朝食を完食すると再び部屋に戻るも、布団がまだあり、これ幸いとゴロゴロ。出発前に温泉に入ってからチェックアウト。昨夜登った急坂を慎重に下って温泉街出口から大きな道へ。ここで標識が昨日来たのとは逆の方法をさしていたことから、あの漆黒の道は迂回路だったと認識。快適な道を白石方面へ。東京へ帰るにはやや時間が早いと考え、白石市内を探索。車にて駅付近の中心街を一通り回った後は車を停めて、まずは酒蔵見学。”蔵王”なる銘の酒造ながら、酒造部分をみることはできず、単純なる展示コーナー+物販コーナー。当方は飲酒しないので購入はしなかったが、他メンバーは購入の模様。車を運転しない人は試飲も。その後は近くにある、昔ながらの民家を見学。

SideSteps 仙台遠征記(24)

2007年12月05日 | SideSteps
クラシックの有名曲をジャズ風に演奏したBGMが結構大きめなる音量で流れる中、食事。話題は音楽の話、ながら、配膳の方にも”定禅寺ジャズフェスに行ってこられたんですか?”と聞かれるほど、盛り上がっていた模様だが、配膳の方もさっきまで当方らが演奏をしていたとは思わないだろう(見た目が”世間一般がイメージするミュージシャン風”ではない、ので)。談笑しながら2時間程度食事した後は部屋へ。すでに布団が敷いてあり、そこに吸い込まれそうになるも、それをこらえて本日の演奏をPCに落として、編集作業。編集が簡単に終わると、再び違う源泉の温泉へ。ここは前述のとは違って茶色い大鋸屑状の湯の華が舞う湯。気に入って入浴ながら、府川氏も入浴。浴後は皆で写真鑑賞会。TVにデジカメを結線してすべて(300枚程度)を一枚一枚吟味しつつ観賞。鑑賞会が終了すると、皆ドッと疲れが出た模様。当方も同様で23時程度にはダウンするように就寝。おやすみなさい。

玉肌日記

2007年12月04日 | 玉肌日記
【祖母谷温泉(富山)】
宇奈月温泉からのトロッコ列車の最終終着駅”欅平”から徒歩40分程度にある温泉。途中には名剣温泉なる温泉もあったが、時間が限られていることに加え、この名剣温泉であればいつでも(?)来られると踏んで、その奥地にある祖母谷温泉へ。祖母谷と書いて”ばばだに”とやや下品に読むのだが、宇奈月でのトロッコ列車駅員オジさん(笑福亭仁鶴似)に”欅平での温泉はどこがいいか”聞くに、「そりゃ、名剣より祖母谷だよ」とのことで早速決定。終点から40分程度歩くが、往きは全て緩やかなる登り坂。名剣を越えたところにヘルメットが置いてあり、それ以降は落石の可能性があることから、メットをかぶりつつ、自己責任で来いとのことでメットをかぶってゴー。日頃の運動不足を反省しつつ、只管登り、長いトンネルを抜けるとそこに見えるのが祖母谷温泉。平屋の一軒宿が川向こうの対岸に見えてくる。近くでは浚渫工事をしているようで、登山道には車も時々やってくるが、基本は徒歩でしか到達できない秘境の湯。露天は男性1と女性1なるも、男性は思い切り開放的で待ち合いスペースから丸見え。小屋にて着替えて早速入浴するも、かすかなる硫黄臭。加えて、葛湯が如く薄く白濁した湯中には蟹むき身状の白い湯の華が舞っており、素晴らしい湯。源泉が熱いのか、加水をしているが、常に湯はオーバーフローしていて適温。湯船はコンクリで味気なく、大きな岩で眼前の川を見ながらの入浴は不可ながら、周囲は山であり、山をみながらの入浴は素晴らしい。さらに素晴らしいのは往きの汗だくなのを全て流し、風に当って涼みながら下る帰り道。往きの苦を補って余ある”楽”。

SideSteps 仙台遠征記(23)

2007年12月03日 | SideSteps
伊東車内では標識が見えていなかった模様で「岩井車がなんであんなに確信をもって漆黒道を躊躇なく進むのか疑問」との会話だったとのこと。ロビーでお茶を頂戴しつつ、記帳をし、部屋へ。これまでは数室に分かれていたものの、今回は皆同じ部屋で宿泊するという修学旅行状態で、男性は布団で、婦人連の女性はベットで、という具合。夕食時刻である19時半まであと30分あるので、早速温泉に。循環で源泉掛け流しでない方の温泉に行き、汗を落とし、脱衣場のクーラーにて涼み、思い切り開放感。その後、食事の時間が迫っていることから部屋へと帰り、食事処へ。食事処は昭和初期に建設された年代モノで、以前までは湯治棟として使用されていたということながら、個室になっており、メンバーで食事。中はかなり近代的に奇麗に改装されており、そこで和風懐石。ビールを注文して早速乾杯し、食事。