Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (1)

2011年01月27日 | SideSteps
11月21日(日曜日)天気晴れ。普段の社会人生活における精神的肉体的疲労の蓄積のためか、睡眠から目覚めるともう朝7時。本日は日経おとなのバンド大賞2010に出演、昨年のグランプリバンドとしてのゲスト出演の予定なるも、集合が朝9時15分、10時からリハーサルという「早朝スケジュール」をこなすため、早速出発の準備。今年の本選出場者は事前にweb上で公表されているも、顔見知りなるバンドは一つもなく、なんだか気分も暗めに。機材等の準備は前日夜に終了していたが、朝の起き抜けにメールを確認すると、伊東氏から朝2時に音源が添付された重いメールあり。「本番で使用するイントロをCDに焼こうと思ったがCD-Rがないので、田村リーダー、焼いてください」と依頼があり、それに田村氏「CD-R作成完了」メールしているのが朝6時。かなり直前までドタバタしている様子。2週間前ほどに主催者から「Side Steps登場の際のイントロを手配してほしい」旨の連絡があり、以前のライブで使用したものを用意することとしたが、そのオリジナル音源が行方不明となり、新しく前夜に作り直したとのこと(伊東氏談)。

フォアグラ日記

2011年01月25日 | フォアグラ日記
北京遊膳(中華料理/荻窪)
某誕生日祝いにて北京鴨を食べたいとのオーダーあり、様々なるリサーチの結果として選択した同店、「荻窪?」という反応ながらも、北京鴨は事前に予約要とのことで予約をして訪問するも、荻窪駅から至近なる位置ながらも商店街、飲屋街の一角の裏通りにあることから、地図でも持参しないと訪問不可能、ましてや”フラリと...”という状況はあり得ない場所にありながら、その店内もまさにバーの居抜き?であって中華料理店には不似合いなるカウンターがあるという意表をつく状態で一瞬厭な予感がするも、いくつかその場のインスピレーション(霊感)で選択し、出された料理はいずれもかなりのレベルであり、感服。北京料理の正統は知らないが、通常食する中華料理とは一線を画しており、特徴的かつ美味。北京鴨も美味だったが、その場でチョイスした料理も刮目モノであって、このような場所にこのような料理店があることがかなりなる意外。しかし周囲をみれば決して広くはない店内は予約客で満員な状態であって、営業時間も一回転分程度であることから、かなりな繁盛。その特徴的な料理にはいかにも世話好きそうなオバさん(オーナーコックの奥様か?)がその料理の材料、料理法を詳しく説明してくれ、感心。再訪必至。

玉肌日記

2011年01月22日 | 玉肌日記
【大塩温泉(長野県上田市)】
国道254号の鹿教湯温泉の手前にある小さな温泉だが、温泉街が過去に存在した模様ながら、その旅館はいずれもデフォルトしているようであって、温泉を謳いながらも入浴施設が実質提供されないかに思えるも、”温泉会館”という建物を発見して早速入浴を試みようとするが、その温泉会館なる建物、公民館を兼用しており、一階が浴場、二階が公民館という、「公民館の中にある温泉」ということで驚愕。公民館ともなれば、通常はなんだかジモ専(地元専用)のようで立ち入りにくいが、その温泉会館+公民館の前には入浴者と思しき結構なる車の数。入ってみるに料金箱が置かれており、200円を入れて入浴という”セルフ温泉”なのだが、「監視カメラがあります」という表示の監視カメラは、見れば裏の配線が断線していて機能停止状態と想像。良心での運営に感心、200円を投入して入浴せんとするが、脱衣場には結構なる人数で人気なる様子。アルカリ単純温泉でやや温度は低めながら、ラドン含有との話もあり、長く浸かろうという人が多いのか、確かに入ってみれば気泡に取り巻かれ、体には多くの気泡が付着。無色透明無味でやや加温している状態のようながら、状況によってはプール投入目的の塩素タブレットが投入されているとの話もあったが、当方入浴時にはそれもなく、かけ流しとのこと。夕刻前だったがなかなかに盛況で長時間入浴している人もあり、地元の方なのか、なかなかに快適なる温泉と思料。

玉肌日記

2011年01月19日 | 玉肌日記
【霊泉寺温泉(長野県上田市)】
上田から松本に抜ける街道、国道254号線からやや南下したところにあり、その名からもなんだか霊験厳かな感も受けるが、数軒の温泉宿が並ぶ小さな温泉街を形成。中にはもちろんその名の霊泉寺というお寺もあるのだが、そこの共同浴場がこれまたシブいと聞いて、早速訪問。どれが共同浴場?と温泉街をうろつくも、平凡なる建物に男湯、女湯の文字とドア。そのドア間の距離が不自然に開いているながらも、入ると番台には受付嬢たるオバちゃんが半身おコタ(こたつ)に入りながらTVにて「お宝テレビ鑑定団」を視聴中。おコタから出ることはなく、手を伸ばしまくって入浴料(200円)とお釣りの授受を完了させると早速入浴。浴場はタイル張りで、上はコンクリートの打ち放し状態で換気設備も窓しかなく、雫が落ちてくる状態であり、湯気で濛々なる状態。湯は適温でよくなじむが、アルカリ単純泉(いわゆるアル単)ではあるものの、弱アルカリであることからヌルヌル感等の特段のアルカリ的特長はなし。湯は無色透明で無味、湯の華も一切ない。やや加熱した湯も注がれている別浴槽もあるが、あまり温度差はなく、大きい湯船で十分に堪能。内湯のみで窓からの景色もいまいち、という気取りの無さがなんとも時流に迎合しておらず良し。ある種の潔ぎ良ささえ感ずる。消毒をしているとのことながら特段の塩素臭等はなく、なかなかに快適。

玉肌日記

2011年01月16日 | 玉肌日記
【美ヶ原温泉(長野県松本市)】
長野のニューヨーク(ワシントン=県庁所在地は長野)と呼んでも良い(笑、松本から車で20分程度にある温泉。至近には浅間温泉という温泉もあり、市街地の至近に温泉があるとは意外ながら、当地も松本盆地では山側に位置することから高度はないとは言え、温泉が湧出している模様。温泉街としては特徴が無いことから集客戦略的に発生したと思われる個性的なる温泉宿がある一方で、鉄筋系大人数収容な旅館・ホテルもあるが、よく旅館前に掲示されている「歓迎○○様ご一行」なる内容を観察するに、個人名はいざ知らず、団体は県内からの宿泊も多そうで、松本に来た際の(大人数を収容できる)宿泊地として学校等の団体に需要がある模様。そんな市街地に出ている温泉なんて、という気もするが、温泉自体はアル単(アルカリ性単純温泉)にて、特段の特徴はなし。入浴(宿泊)した温泉は、今は懐かし「田中康夫 殿」宛の温泉申請書が掲示されているも、これは宿のポリシーなのか清掃時に塩素消毒しているとのことで温泉も循環。純粋なる温泉を楽しむなら圧倒的に山奥か秘境のいわゆる「秘湯」に軍配があがるも、市街地からの至近+特徴のある宿、であればこちらもそれなりに一興か。私見ながらも食に関して長野には地元の矜持を持った宿が多い(さらにはスーパー等でも食材や特徴的であってグルマンな県民性な)ように見え、馬や虫、漬物等、なかなか東京では味わえないものを出す、その心意気がまた良し。長野で海魚の刺身は不要であって馬であるべし、というのは至極当然。

フォアグラ日記

2011年01月15日 | フォアグラ日記
ふーみん (中華風家庭料理/青山)
念願の同店をついに訪問、とはいっても念願というほどの高級店でもなく、ランチの定食は1000円台程度の同店ながらも、日曜が休業ということでなんとなく訪問タイミングと見合わなかっただけなのだが、卒業シーズン(近くのA大学の卒業式のタイミングと重なった模様)の土曜昼に訪問。地下にあるも、比較的油断をして行くも、すでに店外まで順番待ちの列が出来ており、その人気度を示すも、予想以上に回転が早く、ほとんど待つことなく入店。てっきり同店を中華料理と思っていたが、中華風家庭料理であってベクトルは家庭料理方向に成分が強いが、定食メニューを2つオーダー。卓上には食べ放題のザーサイが置かれており、プラス百数十円増であるザーサイ入り中華麺をオーダーしなくて良かったとホッとするも、出て来た料理は非常に優しい味。しかも料金の割にはかなりボリュームのある内容であり、よく見ればカウンターには付近で働いているのか男性や女性の一人客も。同地域は料金がなににしろ割高なる印象があるも、この内容、味、量であれば全く割安感あり。ネギ系料理も多く、ねぎワンタン(ハーフサイズで充分)は美味。ふーみん拉麺はごくノーマルな味であったが、突飛なる味や姿で料理の特徴を印象づけようとする風潮のある昨今、優しい味の同店は希少なる存在。一回の訪問では全貌が不明であり、再訪必至。

玉肌日記

2011年01月13日 | 玉肌日記
【神明温泉(岐阜県関市)】
岐阜の美濃から車で40分程度、郡上八幡から同じく40分程度の山奥にある温泉。付近は完全なる山奥ではないが何もなく、また道も整備はされていることからアクセスは比較的容易だが災害のため一部NGになっているなど、世間からはやや隔絶された場所にあるも、基本的には温泉と釣り程度が訪問の主たる目的としか想像し得ない地。そこに湧く温泉自体はあまり特徴はなく、プレーンなもので、無色透明の単純アルカリ泉。源泉温度が低いようで、内湯浴場の浴槽には源泉用の小さな浴槽と加温した浴槽が二つあるも、その需給を反映してか、源泉用のそれは小さく、敢えて低温なる源泉に浸かろうという人も少ないのだろうが、入浴してみるに、圧倒的に源泉がよく、体感的には35℃程度であって決してザ・ガマン的な氷風呂ではなく、却って適度で心地よし。源泉にて初めて気がつくのはその硫黄臭であり、微かなる硫黄臭と硫黄味。これが加温されてしまうと飛んでしまうのはなんとも残念であるが、phは8.8とアルカリ的ながらも、それほど強烈ではないことから湯の特徴としてのヌルスベとまでには至らず。加温も燃料費節約の折もあるのか、比較的温めの設定だが、それ以上に低温なる源泉浴槽は当方にとってまさに最適であり、ここに一人入り浸る。

日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (24)

2011年01月11日 | SideSteps
終演後は意外なほどにアッサリ。機材を取りまとめると、顔見知りとなった各バンドの方々に挨拶しながら機材搬出。一般出口にてエレベータ+エスカレータを使っての搬出は疲労のため発狂的となるも機材を積み込むと駐車場から出車。深夜のように漆黒なる皇居前から青山通り→キラー通り経由にて府川邸。時刻は21時前ながら機材を降ろすと府川氏と別れ、そのまま付近のスーパーにて食糧品の買い出し。食糧を買い集めるとそのまま帰宅。出演者、スタッフの方々、お疲れさまでございました。全国大会、楽しみにしております。(一旦、完)


日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (23)

2011年01月10日 | SideSteps
それが終了すると早速審査員講評と授賞式。授賞式は客席から見ようと試みるも、客席は満杯。一部観客は途中中抜けしてからこの最後のバンド付近から再び会場に戻って来て審査結果観戦という方も多く、会場には入れずに断念し、再び舞台袖から観戦。授賞式。ステージ袖から観戦するも昨年の記憶なのかデジャビュな感覚ながら、使用されるジングルも同様。意外なるほどに”勿体ぶることなく”続々と受賞バンドが読み上げられていくも、審査員奨励賞は3バンド。昨年は2バンドであり、臨時にて1バンド増やして3バンドとなった経緯があるも、今年は当初から3バンドとのことにて、8バンド目「NOAH」、10バンド目「MOOT」、11バンド目「紅鯨」がそれぞれ獲得。そして優勝は6バンド目「氏泉風」(しせんふう)!当方なりに事前予想はしていたが、前日に引き続いてかなり予想とは違ったバンドが選ばれており、これほど多種多用なバンドが出れば価値(勝ち?)基準もマチマチであると痛感、その意味では一歩違えば我々も前回グランプリを獲得することはなかったのではないかと、そのキワどい結果を実感。

日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (22)

2011年01月07日 | SideSteps
イメージとしては、リー=リトナーのライブ版「リオファンク」(古い!)なのだが、他メンバーもイメージ一致するようで早速採用され、リハ無しのぶっつけ本番とする。テンポ相違と小節線を見失うリスクはあったが、イケるだろうとの判断、Side Stepsは果敢にリスクテイクするバンドである!(笑。1曲目と2曲目の間の部分ではベースの持ち替えが発生するも、この間にドラム=ソロでも...というアイデアも出たが、まあアレンジ変更は一箇所にしておこうとしてヤメ。それでは、と呼ばれてステージ袖へ。セットアップを完了させるとステージ袖から最終バンド(Elephant Works)を観戦して早速ステージへ。Elephant Worksのインタビュー中にセッティングを完了させ、司会者のイントロダクションに続いて演奏開始。冒頭のアレンジ変更も難なく消化して2曲を演奏、多くの御客様の拍手を頂戴す(ありがたい限りです)。演奏終了後は汗も引かぬ間にまた登壇し、交流会なる時間。日経K氏が司会者となってバンドとバンドとのつながりということで、Side Stepsの府川氏/伊東氏の会社ネタからKurechanzへ、そしてカシオケアへというフロー。

日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (21)

2011年01月06日 | SideSteps
15バンド目は「Elephant Works」。ボーカルとギターに昨年他バンドでの出場の記憶あるも、こちらも歌巧く、同じくステージ袖で見ていたリーダー田村氏曰く「これが優勝でしょ」とのこと。ベースがトラブルなのか最初音量が小さかったのが残念。(そして時間は5バンド前に遡る) 楽器を取り出して指慣し等を試みるも、あと5バンド程度残っており、1バンドの所要時間が演奏とその後のインタビューで15分(5+10分)程度あると思えば、まだ本番は1時間程度先であり、早速練習も挫折。その後はマイク録音の準備等をしながら、ステージ脇から出演バンドの演奏を観戦しつつ時間を過ごすも、3バンド前程度になると「チューニングルームへ」ということでメンバー4人で個室。伊東氏はツイッターでここで撮影した画像をアップしたりしているも、当方突然閃いてアレンジ変更の提案。1曲目は「Joezenji St.」だったが、ドラムのカウントで弾き始めるのではなく、ギターカッティングをしながらボリュームペダルでフェードイン、それにベースが絡むとしたらどうかと提案。

日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (20)

2011年01月03日 | SideSteps
10バンド目となった「MOOT」は(こういう言い方で失礼ながら)育ちの良さを感じさせるご年配の方のバンドで、帰国子女的見地から「全員英語がとても巧い」とのこと。11バンド目「紅鯨」もボーカル巧く、全体として場慣れ/ステージング慣れしているとの印象。12バンド目の「JUNK-TION」は当方もステージ脇からドラムとボーカルを中心に観戦していたが、ともに慣れている印象で特にボーカル巧く、個人的印象では今回の優勝候補筆頭。ドラムの方も本来はヘビメタ系とのことながら、叩き方をサイドからみても安定しており、ダイナミクス等演奏のツボを心得ており安心して聴ける。13バンド目「QUAKER」。昨年の東京大会も同じようなバンドをみたようなデジャヴュ感あるも、ツレはベースを激賞。14バンド目はHasan All Stars。これもステージ脇で準備完了してみていたが、なんと秋山郷から来たとのことでその後府川氏に秋山郷の説明。というのも、先般8月末、秘境たる秋山郷を訪問したばかりであり、その時の風景が過るも、こちらも歌巧者。デフォルトしそうな温泉旅館経営者とその宿泊客とで結成したバンドとのことながら、こういう組み方もあるのか、と驚愕するとともに、本日終了後にあの山道を通ってまた秋山郷まで帰る?と思えば感慨深し。トークも冴える。

日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (19)

2011年01月02日 | SideSteps
8バンド目は「NOAH」。ここはハイ=トーン系ボーカルを要するバンドで人見元基的な雰囲気に一発で気に入るも、テレ東司会者にとってもツボだったようで激賞(ちなみにこの司会者はこちら系趣味のようで知識偏向具合多、我々方向は全て”カシオペア”に見えるようであったのが面白し)。9バンド目は「カシオケア」。M氏から同バンドの存在と本日の出演を事前に聞いており、個人的には本日一番注目していたが、8弦アーム付きという本物同様のベースを使用して熱演。ギターも野呂一生モデルとこの点でも完コピ系ながら、なかなかクリアな演奏。これまでのバンドのサウンドが、全般的に音がやや奥まった印象になっており、PAのためか、とやや懸念していたが、結局は杞憂であって、このバンドのサウンドは結構前に出ていて一安心(要は音の出し方の問題と思料)。カシオケアの演奏が終了すると早速控室から舞台裏へ。舞台裏は下手から上手への通り抜けのできる通路があるが、次に出演する「MOOT」というバンドの方々が本番前の直前リハなのか、歩きながら歌を唄って上手へ向かっており、非常に微笑ましい(ちなみにこのバンドは見事、審査員奨励賞を獲得された)。以下は直接演奏をみていないのだが、当方ツレの講評を含めての各バンドの印象。

本年もよろしくお願いします。

2011年01月01日 | 時事批評
2011年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年はもうちょっとボラティリティが少なく、平穏な日々がくることを期待していますが、なかなかそうにもならないのでしょうね(諦念+苦笑。酷暑な夏に加え、極寒な冬ではありますが、皆様もご自愛を。皆様とご家族にとって良き一年でありますやう。
※写真は昨年の山陰地方周遊中の安芸の宮島と瀬戸内海の早朝フォト。