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(再訪)フェンダー・フラッグシップ東京(Fender Flagship Tokyo)

2024年06月24日 | 畸観綺譚
最近、サーフィンを始めたので(嘘)オッシュマンズ原宿に行くがかつての場所から移転しており、見てみればフェンダーの隣。ということでオッシュマンズのついでに再訪(失礼)。オープニング記念だったのか、かつて居たドアマンはさっそく廃止された模様でドアは開放。店内のスペーシーな展示は変わらずだが、前回対比ではちょっとベースが増えたような錯覚?あり。ベーシストから強力なクレームがあったのだろうか。まずは前回見逃した3階のカスタムショップへ。前回は扉が閉じられており、閉鎖的かつ特別感な雰囲気たっぷりだったが今回は開放されているものの執事のような警備員が…。恐る恐る「入ってよろしいでしょうか」と確認して入るが、ベースコーナーは最奥。ここら辺にもベースの世間的立ち位置が見て取れるが、こちらにはお高い楽器がズラリ。レリック(使い古し)加工の楽器もあってよろしいが、これは至近で見ると一目で「新品なレリック」(形容矛盾)とわかるもの。ダメージ部分の上からクリア塗装が掛かっている…。しかし最大の衝撃は地下にある自撮りコーナー。前回、華麗にスルーしてしまった地下階にはアコギとカフェがあるのだが、その手前に恐怖の場所は存在する。ちょうど4名の家族連れが次々に撮影をしていたが、ここではギターが置いてあり、それを実際にかけて撮影ができるのだが、ソロ客でもできるようご丁寧なスマホ台がある。今「ストラト推し」な模様で、ギターはサンバースト3Sの典型的ストラト。それを担いでポーズをとってパシャリという具合なのだが、まさにメンタル、そして自我が試される。が、ワタクシにすれば「公開処刑台」に近い内容。強制的に「ここにたったひとりで立たされ、ギターを持たされ、30秒スマフォの前で笑顔でいろ」とやられたら、3秒も持たずに自我が崩壊する絶対の自信がある。こちとらメンタル強くないもので…。観光地にある顔だけ出す写真スポット「顔出しパネル」でも十分良さそうなものだが、モノホン・ギターをあえて用意するのがさすがフェンダー、真骨頂である。ギター(楽器)もファッションの一部なのである。

【写真】カスタムショップのベース群


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