Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2023年05月13日 | 玉肌日記
【万座温泉(群馬県吾妻郡嬬恋村)】
再訪。十数年ぶりに訪問したが、①アクセス、②設備の観点からどうしても足が伸びない地域。万座は白濁の硫黄泉で温泉感十分のため、温泉としての魅力は十分ながらも①都心からのアクセスが難。車の場合、草津から草津白根を抜けていく国道292号(志賀草津道路)か、もしくは万座・鹿沢口から万座ハイウェーでのアクセスになるが、群馬県と思って油断するとイタイ目に遭う遠さで、感覚的には北信(長野県北部)。それは当然であってこの292号の先には七味温泉五色の湯温泉松川渓谷温泉熊の湯温泉渋温泉に容易に至るという具合。また②設備としても老朽化の進んだホテルや旅館が多く、かといって周囲には温泉街、飲食店もほぼ皆無であり、実質温泉しかないという環境は観光客にはアゲインスト。一説にはこの地域が国立公園に指定されていることから、新たな施設造営ができないという論も。しかし、造営はできないかもしれないがメンテは可能であるはず。積雪のある冬なら雪に覆われるであろう施設も、それ以外の季節では老朽化が露わなのが残念。温泉メインのためか顧客層も老齢化しており、若者が少ないため華やかさはない一方で落ち着きは充分ある、とも。温泉は白濁の硫黄泉でpH2.5と強酸性。源泉温度が70℃程度と高いことから加水しているが、訪問日のタイミングでは湯の花成分が少ないことから白濁度合いが低かったが、匂いと浴感は変わらず(白濁度合いは自然のものであって、これに異常執着すると入浴剤投入事件に至るリスクがある)。従来より①アクセス、②設備の観点からなんとなく敬遠気味だったが、今回素晴らしかったのはその星空。天候にもよるが、晴れれば満点の星空。万座(=その座いっぱいになっていること)の星座で、これを見ながらの入浴は格別だろうと想像(したが、当方の場合は深夜に晴れたことから眠くて温泉には入れず、窓より眺めたのみ)。

玉肌日記インデクス(地域別温泉リスト)

①北海道 ②東北 ③関東 ④中部 ⑤近畿 ⑥中国・四国 ⑦九州・その他

この記事についてブログを書く
« Liveのお知らせ | トップ | ライブ雑感 ~耳栓とワタクシ~ »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事