Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

なんと!...優勝

2009年11月30日 | SideSteps
これまでの進捗は敢えて本欄ではお伝えしませんでしたが、我らがSIDE STEPSが「日経おとなのバンド大賞2009」に初応募、初出場し、優勝(グランプリ)を獲得いたしました。これもひとえに皆様の日頃のご支援の賜物であり、この場を借りて御礼申し上げます。詳細はhttp://www.nikkei-ob.comをご覧いただくか、SIDE STEPSのHPをご覧いただければ、と思います。コンテスト直前、田村リーダーと「優勝、もしくは準優勝したらSS_Todayブログ上で執筆する」と約束した関係上、その内容については長編で本欄にて連載する予定でおりますので、よろしければご覧ください。なお、本欄をご覧になった仕事関係者は、その内容を自身の胸に止め、徒に情報拡散させることのないよう、ご配慮いただければ幸いです(笑。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(23)

2009年11月28日 | SideSteps
あとは毎回の通り、疲労困憊なる体(本番中は興奮物質アドレナリンが出ているのか全く疲労感はないのだが、終演後に急に疲労が噴出する)をおして機材を車に積み込んで終了。毎回お世話になっているシルエレのスタッフの方に挨拶をし、解散となるも、今回も同様にこれから打ち上げ。付近の居酒屋にて夕食を兼ねた座談会となるが、運転があることからアルコールはなく、水分補給のジュースを飲みながら、居酒屋飯を堪能。アンケートを片手にその内容等で盛り上がる。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(22)

2009年11月26日 | SideSteps
最後の曲を演奏すると終演となり、拍手を多く頂戴するなか、控え室へ。途中の休憩時と同様にこれまで感じることのなかった疲労がドッと噴出し、また呆然状態。通常であれば客席へと戻ってお客様に挨拶すべきところなのだが、それもままならず、しばし休憩。不覚にも齢をとったことを実感。フト気がつけばお客様はすべて帰られたとのことで、すでにステージ上では撤収作業が開始されている様子で、当方もまずは控え室内にあったレコーディング機材の撤収からスタートし、次はステージ上の楽器と機材。

玉肌日記

2009年11月24日 | 玉肌日記
【湯ノ沢間欠泉(山形県西置賜郡飯豊町)】
米沢からさらに車で一時間ほど、山形県飯豊町にある温泉。町と名称はついてはいても、場所は大字広川原字湯ノ沢となっており、細い道を進んだ挙句、最後の15キロはダートというかなり困難な状況でここで車がトラブったら最悪、という環境をクリアしてやっと到達。ここは間欠泉であり、入浴できる間欠泉は珍しいとのこと(webによれば入浴できるのはここだけ、とのこと)で、ここの露天は有名ながら、かなり到達には困難で温泉マニアに有名であるという程度か。ph6.6で析出物が多く、鉄泉系(正確にはナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉)と思われるが、茶褐色の透明度の低いお湯だが、湯温は38℃程度(源泉温度は35.1℃ということだが加熱湯が差し湯されており、そんなに冷たくはない)と低く、かなり温め。ゆっくりと間欠泉を見ながら入浴していると30分もあっと言う間ながら、浴後はじわじわと温まる。間欠泉は常に噴いているわけではないので「間欠泉」なのだが、1~2m程度吹き上がること数分、その後あまり止ることなく、また噴き始めるような状態であって、意外なことに、常に噴き上げているような印象(と書いたが、次回入浴時には30分程度待っても噴かず、噴いても1~2分程度のみだったので、圧の関係でかなりバラツキがある模様)。なお、この温泉、天正年間(430年前)に金採掘者が発見して以来、明治から大正にかけては湯治場として栄えたとのことだが、ここまで来るのは車でも難儀であるのに、徒歩であれば途方もない(オヤジギャグ炸裂!)ことである。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(21)

2009年11月22日 | SideSteps
その直前のMCで客席前方にいたお子様で、アンケート用の鉛筆とシルエレ備品の灰皿を興奮のあまりにドラムと見立てて叩きまくっていた子がいたが、その子に対して「最後はどうせウルサい曲だからガンガン叩いてください」と発言したことが、その後に物議を醸したが、将来のスティーブ・ガッド、フェローン等になるかもしれない未来への才能の眼を摘み取ってはいけないというのが当方の考えながら、確かに演奏中にその音は爆音中だったとはいえ、気がついたのも事実(当初はモニターにシンバルかシンセのディレイ成分が回ってしまっていると思っていた...)。

玉肌日記

2009年11月19日 | 玉肌日記
【峩々温泉(宮城県柴田郡川崎町)】
再訪。宮城と山形の県境にあり、目の前は山形県蔵王町。峩々(がが)温泉といえばちょっとした”思い出の地”であって、前回平日に来たときに会社先輩氏とこの山奥の一軒宿で遭遇(しかし隠密行動中だったため先方には気がつかれず)するという非常に稀有なる事件があったのだが、今回はゆっくりとその温泉を堪能すべく訪問。リニューアル後ということでかなり新しい建物で、かなり小洒落た雰囲気ながら、温泉は当然のことながら前回と同様。内湯マニアとしては露天はあまり好みではないものの、入ってみると案の定、お湯は鈍っており、内湯が最上。ここ独自の入浴法として「かけ湯」なるも浴場で寝ながら(そのための木製枕もある)、竹の柄杓にで自分で湯船から湯を汲んで腹部にかける、というもの。100回が目標のようだが、100回もやらないうちに腹部が温まってくると同時に、血行や胃の活動が活発になったのであろうか、空腹感を覚える(苦笑。無色透明ながら、熱(あつ)湯がよろしいようで、ちょっと熱いがダイレクトの入浴も可。当初は「ぬる湯の方がイイか」とも思ったが、短時間ながら入る熱(あつ)湯の方が湯の鮮度を感ずる。

散財日記

2009年11月18日 | CD批評
PRISM「INVITE」
渡辺健脱退後、死に体となったと認識していたプリズムの新作。あまり期待はしていなかったが、あにはからんや、一聴の価値あり。曲は和田アキラ的プリズムだが、誰がミックスしたのか知らないが、一番良いのはなんと!ドラム。勿論プレイも素晴らしいが、ミックスでそれが強調されているかのよう。最近はこのようなミックスが多いのかもしれないが、全般的にモノっぽくスネアが定位低く鳴っており、定位的にはバスドラ程度の低さ。テンポを意識したコンプが強烈にかかっており、コンプでノリを創るサウンドでリムのアタック音と完全にマッチした素晴らしいサウンド。タムの音も非常に野太く録れており、荒れた感じのラウドなサウンドになっており、このサウンドのみに完全にハマる。コンプマニアなら失禁必至のサウンドに仕上がっており、これを聴くだけでも前述のとおり「一聴の価値あり」。失礼ながら、これまでのプリズムの作品で「ドラムが良かった」というのは無かったパターンではないか。一曲目から絶頂(一曲目のみ、とも言えるか?)。当該曲は「Breakthrough」となっているが、文字取り、サウンドはブレイクスルーした?

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(20)

2009年11月16日 | SideSteps
今回のネタは府川氏が昨年末に受けたというレーシック(視力回復)手術について。どのように打ち合わせをしていても、7割方はアドリブとなってしまい、当人達も進行がどうなるか、論理展開を含めて行方不明となること多し。その後にはサプライズとして当方のために祝賀演奏(曲はそのときには思い出せなかったが”Lovin' You”と後に判明)。当方を除く3人が演奏しており、当方はそれを聞いているだけ、という状況なのだが、そういう状況はこれまでに経験がなく、あまりに手持ち無沙汰で、目のやり場、手のやり場、身の処し方について非常なる困難を覚え、非常に長く感ずること数分。そして最後のアンコールを演奏。

玉肌日記

2009年11月13日 | 玉肌日記
【日景温泉(秋田県大館市)】
碇ヶ関から7号線を大館方面に南下し、青森→秋田の県境を秋田側に越えた場所にある温泉。ここにも魅惑的な白濁温泉が湧出しているが、ここの温泉は酸性ではなく、かなり中性的ながら、硫化水素泉(正確には含ホウ酸食塩塩化土類硫化水素泉)であって、以前に国見温泉で覚えたサンポール臭が漂う(サンポール臭もそのままであれば便所を連想する臭いながら、温泉のそれは非常に好ましい)。混浴と思しき露天風呂があるも、それには目もくれず、内湯の総檜ばりの浴槽で早速に入浴。浴槽が二つあるが、片方は深度がほとんどなく、寝湯として使用するものと思料。やや温めながらも適温、鮮度の良い温泉がかけ流しとなっており、なめてみるとやや塩味がある一方で、この手の白濁系にありがちなる酸味は一切なく、意外。湯の華の量も多く、それでややヌルつくも析出量。その為か、浴後には軽く粉粉感が残るのだが、これもその析出物か。

ペダル リペアマン(4)

2009年11月11日 | 機材マニアック
これだけを見ると完全に小包爆弾とその構成回路、という光景だが、よくセキュリティをスルーして日本まで来たもんだ・・・と感慨一入。高額な請求書か?とも思った紙は単なるシッピングリストで、価格はゼロ。早速に筐体を開けて再び回路を丸ごと交換し、再びドキドキしながら(というのも、回路は2枚のボードで構成されており、1つが液晶ディスプレイを、もう一つが基礎基盤だったのだが、後者のみを交換しても前者がNGの原因なのではないかという気がしていたため)電源を入れてみると正常に動くではないか!あまりのすばらしさに暫く確認を続け、正常動作を確認完了すると先方にお礼のメール。そのライブには修理が間に合わなかったものの、1週間という短期間での現状復帰、さらに手厚いサポートに驚愕。貴重なる体験をす。買うならP社のチューナー(とちょっとだけ宣伝)。
※写真は、取り外された故障したボード。

ペダル リペアマン(3)

2009年11月09日 | 機材マニアック
結果はNG。やはり、というべきか、画面は全く回復せず、症状は一向に回復しないが悪くもなっていない(笑)。S氏から「(盲腸手術を)やってみてダメなら連絡してよ」とのことだったので、メールを打つがすぐには返答なし。一瞬、ワザとユーザに修理させておいて失敗させ、高額の修理代、もしくは買い替えを強要するという戦法か、とも思うが、これまたスグにメールが来て、「悪かった。回路を送るから正確な住所を教えて」というので、東京の住所を連絡すると「1週間で送る」とのこと。前段からもそうだが、ガイジンとは思えない、あまりの対応の良さに正直驚くが、先方の言う1週間後、帰宅すると国際小包が届いており、なかには厳重に保護された回路が...。
※写真は、同封されてきた交換用ボード。

ペダル リペアマン(2)

2009年11月05日 | 機材マニアック
当たり前ながら、回路の中の部品なので、それを切り取るということはかなり致命的なダメージを与えることになるのではないか、と思うものであって、早速この点について「それならなぜこの回路にこのパーツはついているのか」と質問すると、これまた先方担当女性S氏からメールがあり、長々と説明はしているものの、要すれば人間でいう盲腸のようなパーツとのこと(笑)。あまりの衝撃的な回答に「機械的なもの(というか機械そのもの)に盲腸などという人間的パーツのある違和感」に驚愕するも、それで直るのなら、とこの荒治療を行なうことを決意。早速分解し、当該パーツを精密ニッパーにて切り取る。切り取る瞬間にはかなり勇気が要るも、1ミリ×0.5ミリ程度の極小ICチップを切り取った後は、結果を知りたいあまりに急いで組み立てて現状復帰。ちなみに切り取る時の感触は小さいパーツに関わらず思いの外に硬く、ワイヤ等が残らないように細心の注意での精密作業であったが、ドキドキしながら電源を入れてみるに...。
※写真は、切り取った極小パーツとサイズ比較のための10円玉。

ペダル リペアマン(1)

2009年11月03日 | 機材マニアック
2年ほど前から米国P社製のチューナーを愛用するも、今般、重要なライブ目前にクラッシュするという事態に遭遇。まずは修理をすべく、引越しの際に持ってきたと思しき保証書等を調査するも無く、ダメもとにて米国P社のサイトへ行ってシリアルNoを登録。ヘルプデスク宛に「突然ディスプレイが強く光った後にブラックアウトしてしまったのだけど・・・」(勿論英語)と質問をすると、メールでの返答があり、「簡単な修理方法があるんだけど、良かったら試してみる?」とのこと。その修理方法が英語で記されているものの、よく読んでみると、文章の上下にはどうやってネジを外して分解→組み立てるか、という方法が書いてあるも、ポイントの修理方法は「C9という部品を切り取れ」というもの(笑)。かなり大胆でアメリカンな修理方法に唖然とするも、その後スグにその部品と方法を示した一目瞭然な写真メールが到着し、それがコレ(笑)(続く)。