Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年08月31日 | CD批評
最近はちょっとオーディオにハマっており、スピーカーを購入した後にはアンプを購入し、これにてオーディオセットが完成(思えば10年かかった...)したわけだが、スピーカーだと音楽をいつも流しておけるので好都合、しかも、CDプレイヤー、アンプともにピュア=オーディオで「電源を切る必要はありません」(というか、正確には”電源を切ってはいけません”的に)とあるため、常に付けっぱなし(全く”エコ君”ではないものの、待機消費電力は少ないとマニュアルにはある...)なため、いつでもプレイできるというのがよりCDにおける散財を促進している理由の一つであるように思われる。
●Moutin Reunion Quartet 「Something Like Now」
ジャケふたりは実は兄弟(Moutin兄弟)。ドラムとベースなのだが、ベースが作曲もしており、アコースティックなカルテットながら内容は結構現代的。ローズにエグいエフェクトがかかったり、どちらかと言えばフュージョン寄りの内容をアコースティックで演奏しているという感じで、ドナ=リーとかをアコースティック=ベースで弾くのを聴くと、「家で練習しててよ」という感じもしなくもないが、他の曲と総合して内容は悪くない。スピーカーで「~しながら」聴いているから、どうでも良くなっている?と思うくらい最近は音楽に対する評価が甘くなって来ているのがちょっと気になる...。
●Rebecka Tornqvist「Tremble My Heart」
WEBの小さな写真の描画力には限界があったのか、実物大のジャケを見遣るに、そこにいる女性の肌年齢(失礼!)は予想以上にウエであり、若い声を期待した買った手前期待はずれではあったものの、内容は声・歌以上に楽曲や演奏が良い。ちなみに会社の女性の前で「肌年齢」という言葉を発すると、その肌年齢の当人ではないものの、皆一様にギョっとする反応を取るのはなぜなのか?それは別としてもなかなか聴ける内容。

[詳細] SIDE STEPS 仙台2Days!

2005年08月31日 | SideSteps
=クロスオーバー仙台=
日時:9月10日(土)
開場16:50 開始17:00 終演20:20
場所:エル・パーク仙台6階スタジオホール(入場無料)
出演バンド: M4  FIESTA  SIDE STEPS  Sikk

=定禅寺ストリートジャズフェスティバル=
日時:9月11日(日)
開始16:00~16:40
場所:錦町公園噴水前(入場無料)
詳細は定禅寺ストリートジャズフェスティバル公式HPを御覧ください。

2日ともに違う曲目を演奏します。う~ん、チャレンジング!
皆様のご来場をお待ちしております!

散財日記

2005年08月30日 | CD批評
ディスクユニオンの通販、ついに禁断の通販に触手が。通販といえば送料がポイントながら、ここのHPには500円としか書いておらず、1枚で500円なのか、何枚買っても500円なのか、全く意味不明。しかし今月中は「送料無料キャンペーン(ただし1万円以上お買い上げの方のみ)」ということで、トライしてみることに。買い物の方法は単純、しかも2日後には送られて来たのにはビビる。本当に世の中は人を散財させる仕組みがいっぱいで恐ろしい(しかし、それが資本主義というものか)。
●Joe Spinaci&The Brookolino Orchestra 「Too Darn Hot」
イメージとしては、かなりジャズっぽい「オルケスタ・デ・ラ・ルス」という感じで、ホーンセクションがなかなかキャバレーのホーンセクション的で良い。音質的にもちょっとくぐもった感じで、いかにも50年代のラジオから流れてきそうな内容、演奏内容云々というより、全般的な「雰囲気」を楽しむ内容か。そういう意味ではムード音楽(ちょっと意味が違う?)なのかも知れない。曲もよく見てみれば、殆どがカバー。「Americano」なんか、かなりキャバレー的(ボキャブラリ不足が露呈)で、なかなかシビれます。最近のアタり。
●Dave Stryker「big city」
一見、ヘビメタ(→死語?)、もしくはロック系オジさんギターをイメージするジャケながら、内容は、なかなかのバップ=ギター。しかもディストーションなし(当たり前か)。”人は見かけによらない”系作品、結構コンサバな演奏。

レコーディング日記(40)

2005年08月29日 | SideSteps
その先輩(ベース...クドい)はちょっと恥ずかしいそうに、後輩のいるスタジオへと消えるも、その後、年格好をみて当方には中学生にしか見えなかったが、バンドをやっているところをみると高校生ではないか、という議論になり、盛り上がる。”青春の縮図”を垣間みて、皆「あんな青春は俺にはなかった...」と思うが、その後輩女子たちに我々が「どれどれ、オジさんがキミたちにアドバイスしてあげようかね」というわけにもいかず、悲しいかな空想・想像で盛り上がるに留まる。
1)SS流にビシビシ指導する。例えば「そこリズムが甘いな~、じゃあクリック鳴らしてサル練ね」(注:サル練...同じ部分を繰り返して只管練習すること)。
もしくは
2)SS「キミたち、どういう音楽やっているの?」
女子「RTFのコピーです。」
SS「ああ、TRFね」
女子「いえ、Return To Foreverです!」(と言ってイキナリ、”ショワショワ~”という効果音が流れて、 ”Hymn Of The Seventh Galaxy”を演奏し始める)
SS一同「....」という2パターン。RTF→TRFという、オヤジギャクをかましつつ、盛り上がったあとは静々とコントロールルームで作業。

散財日記

2005年08月27日 | CD批評
同じく新宿タワー、残り2枚の紹介。なぜか共にウエザー系。新宿タワーで毎回思うのは、ここについているエレベータの馬鹿さ加減。現代ではインテリジェント=エレベータなんて普通なのに、ここのエレベータは2台が同時に上にいったり下に来たりと、本当に頭が悪い。エレベータにお金をかけていないとビル自体も安普請なんだろうな、と思うのは僕だけだろうか。。。
●Jaco Pastorious&Word of mouth big Band「Live in New York」
ジャコのライブ盤。マイルスもそうだが、死んでから「これでもか!」と出る半ば海賊盤のような作品は毎回いかがなものか(宗男節)と思うのだが、誘惑に負けて購入するも、内容はかなりのもの。音質も隠し撮りではまったくなく(笑)、音質は粗いながらもバランスは良い。プレイの内容もなかなかで、メンツもブレッカー兄(tp)、アースキン(Dr)、ドン=アライアス(Per)、ボブ=ミンツア(Ts)等の15人程度で、本当のビックバンド。ハーモニカ(Word of mouthでは必須か)や、オーボエ、フルートまでいて、そこらの簡易ブラスセクションとは、音の厚みが違う。
●Joe Zawinul & The Zawinul Syndicate 「Vienna Nights Live」
キーボードで、音を聴いてすぐに演奏者が分かるといえば、もうザビヌルをおいて他にはいないと思われるが、このサウンドもさることながらお気に入りなのはその楽曲。ちょっとアフリア=フレーバー入りのそれは、クセがあって万人に好まれるものではないのかも知ないものの、当方にはハマり。何語だか全く分からない言語を叫んでいるものもあり、もちろんザビヌルおじさんご本人の声ではないと思われるが、よく分からないながらもイイ。気持ちは伝わってくる(笑)。2枚組だが、2枚目は1枚目とかなり趣向が違っており、ボーカル入りのものや、アコピを弾いているものもあり、「違うCDかけたか?」と思ってしまうほど指向が違う。

ライブ情報!

2005年08月25日 | SideSteps
来る9月11日(日)にSSが定禅寺ストリートジャズフェスに出演することは既にお知らせしましたが、前夜に仙台にてライブを行います。詳細は以下の通りですが、「入場無料」ですので、お近くの皆様是非お越し下さい。
=クロスオーバー仙台=
日程: 9月10日(土)
開場16:50 開始17:00 終演20:20
出演バンド: M4 FIESTA SideSteps Sikk
場所:エル・パーク仙台6階スタジオホール
お待ちしております!

レコーディング日記(39)

2005年08月24日 | SideSteps
暑い陽気のせいか、犬も元気なく、ぐったりする中、店頭で10分以上待つと、ちょっと怖めのオジさんが来店し、弁当窓口で店員に早くしろと恫喝している模様、土地柄の悪さを知る。無事、弁当をゲットすると、コンビニで2Lの飲料を購入し、スタジオへと戻る。食事はロビーでとるが、そこにはスタジオに練習に来たと思しき、高校生程度の女子が独りベースを弾いている。目の前にはすご~く久しぶりに見たTAB譜。2フィンガーで練習しているが、ピッキングする右手の小指が立っていることに加え、タッチも弱々しく、いかにも女子らしい。その横で遠慮なく弁当を広げて全員で食べ始めると、その女子も気圧されたのか、練習をストップ。談笑しながら食するに、チャーハン弁当はなかなかの味とのことで、前回の「大陸」におけるチャーハンより格段に美味しく、チャーハンの命であるパラパラ感があるとのこと。「大陸」の閉鎖は必然であったと痛感もするが、そうしていると、後方のスタジオ方面からさっきとは違う女子の視線。なにか、と思うに、その女子はスタジオで練習していた模様ながら、ロビーに先輩(これはさっきベースを弾いていた女子)がいるのを発見し、声を掛けたがっているよう。しかし独りでは声を掛けられないのか、スタジオに戻って友達を連れてきて二人で勇気を持って先輩(くどいようだがさっきのべース女子)に「先輩!後輩の演奏を聴いてアドバイスしてください!」と声を掛ける。

フォアグラ日記

2005年08月23日 | フォアグラ日記
「赤のれん」(博多ラーメン)
丸ビル付近にラーメン屋が少なく、ラーメンマニアが揃うチームとしては、怒りの持って行き場がないが、その中にあって、異彩を放つ。丸ビル6階にあるが、ここのラーメンを1週間毎日3食食べれば、おそらく死ぬものと思われるが、時折無性に食べたくなる。当チームでは「”赤”行くか?」というのが合い言葉。九州とんこつラーメンということながら、かなり東京的に味をしているということながら、その味は強力、東京人にはそれでもまだパンチが有りすぎる。ラーメンセットは1000円程度ながら、オーダーを取ってくれる店員さん(女性)が全て中国籍と思われる一方で、キッチンには無骨な男性料理人がズラリ。ラーメンでなんでこんなに...という程であるが、それが九州なのだろう。当チームに在籍していた九州人の先輩は独りでも食べに来ており、九州人にとっては完全に血肉のような存在であるのだろうと勝手に想像。セットにはラーメン、高菜ライス、水餃子、デザートがつくが、備え付けの白ごまを思い切り入れるのが、ポイントと見る。その後は一気に食するが、食した後のラーメンどんぶりを見て驚くこと勿れ、残したスープには油の厚い皮膜が!おそらく胃の中もこのような油の皮膜が張っているだろうことは容易に想像されるが、この状況を見てスープは全て飲めたことが未だかつて無い。そして、毎回食べたことを後悔するのだが、2時間後に必ず訪れる猛烈な渇水感、これはきっとさっきの油を中和分解するために体が欲している水分なのだろう、と必死に水分補給をする。そうしないと毛穴という毛穴から油(脂、こっちの字の方が適切か)がシミ出てきそうという恐怖感に襲われる。しかし、また食べに行こう...と思うのが本当に不思議。丸ビルにはもう一軒、地下に”永楽”というラーメン屋があるが、こっちはパッとしない地味な味が売りのため、この”赤”に比して、”パンチのないラーメン屋”と呼ばれている。

レコーディング日記(38)

2005年08月22日 | SideSteps
次なる曲は、途中までサウンドチェックをしていた"Edge Trigger"だが、これは多くのギミックを入れようとして、やや試行錯誤なるも、すべて却下。想い描く効果が出ないまま時間だけが過ぎて行き、結局は断念。疲れて昼食へと逃げる。昼食。昼食は基本的にスタジオ常備の黄色クリアファイルにある店屋物から選択するが、今回は趣向をかえて、その中にあった弁当屋をチョイス。別作業中の時間を利用して府川さんと東十条駅前の「餃子の王将」へ買い出しに。ついでに、伊東さんがアダプタ(何の?)を自宅に忘れ、それを奥様が東十条まで持参(毎度ご苦労なことでございます)、これをピックアップする用事も兼ねる。駅前の「餃子の王将」で弁当をオーダーするが、田村さんご注文のスペシャル弁当がなく、多数と同じチャーハン弁当へ府川さんの判断でチェンジ。レバニラ弁当とともに580円だが、昼間の時間ということもあり、店舗内は結構なる来客で、10分程度待てとのこと。そうであれば駅で伊東夫人とランデブーすることとし、駅へ。時間違わずランデブーすると、夫人は見学をするとのことで改札の外へ。その後王将へと向かうが、まだ完成しておらず、手持ち無沙汰ながら店頭で時間つぶし。店内では若き料理人が必死に中華鍋を振う。その前には床屋があるのだが、店の前には犬用の檻があり、犬が飼われている模様。すると床屋の店主と思しき人物が犬を持って(!)現れるが、その首輪とシッポを持って持ち上げるという”持ち方”に一同唖然。犬も店主に持たれながらも、怯えた顔で店主の顔を見遣り、「そんなに乱暴に扱わないでくださいよ~」と(人間であれば)懇願している様子が非常によく判る表情。これまでの人生でこれ以上に犬には心を示す表情があると思ったことはあらず。

レコーディング日記(37)

2005年08月21日 | SideSteps
朝6時に起床。出発は9時だが、食事をして読み物。日曜なので道は空いているとふんで、いつもとは違ったルートで産業道路を南下。途中で大学時代のサークルの先輩D氏の自宅・店舗前を通過し、しばし回想。予想以上に早く到着しそうであることから、コンビニに立ち寄って2Lのペットボトル2本の飲み物やお菓子を購入。余暇のために雑誌を物色するが、めぼしいものなく、『ラジオライフ』というオタクっぽい雑誌を購入、テーマは「個人情報漏洩について」。いつもの駐車場に車を停めるとスタジオへ。すでに上月さんは到着しており、準備中。時間前に全員が集合(とはいえ、田村さんは仕事の関係で本日の参加は12時から)し、まさに10時ちょうどからミックスを開始。まずは昨日途中で終了した「六本木の夜」のキーボードを固める作業。作業内容はこれまでと同様のルーチンを只管繰り返す。依然、田村さん到着せず、"Edge Trigger"のリズム系サウンドチェックに突入。作業はこれまでと同じ繰り返し....。自分の担当でない時は、いけないと思いながらもどうしても眠気を誘う....。加えて、曲の同じ部分を何度も何度も何度も聴く...。このような作業をしていると、「プロでなくて良かった...」とも。プロであれば、それがプレイヤーであれ、エンジニアであれ、このような毎日が続くのであろう、それも慣れるのだろうが...と思うと、なぜか日常の仕事が無性に懐かしくなる。他のメンバーはどう感じているのか不明ながらも、我はサラリーマン=ミュージシャンなのであった!田村さんが到着すると、”六本木の夜”に戻ってギターを完成させ、ミックス。比較的シンプルな構成なので、時間はあまり要せず。
※爆睡激写シリーズその2

散財日記

2005年08月18日 | CD批評
前回と同じく新宿タワー、結局は5枚購入するのだが、最近ちょっと気になる日本のバンド(正確には気になっているのは”バンド名”)について考察。まずは
1)”ケツメイシ”。なにこれ?という感じだが、記憶では完全に”ナツメケイシ”になっており(文字を画像で記憶している証左か)、本当の名称をwebで調べるにはちょっとした苦労をしたが、これがまた頭の中で”夏目警視”という感じと結びついているものだから、タチが悪い。
2)”ゆらゆら帝国”。最近の中では命名センスがピカイチ!。こんな凄いバンド名を付けるほどだから、音楽もさすがに凄いのだろうと想像が膨らむが聴く機会はなし。2chのマスターアウトにモジュレーション系エフェクトをカマしている感じ?というイメージ。
●板橋文夫アンソロジー「渡良瀬」
5枚購入なので今回は1枚のみの掲示ながら、実は内容は2枚組。渡良瀬とは栃木・群馬・さいたまの県境付近にある遊水池とその周囲の公園等を示すが、都会(?)のわりに自然が残っているので有名。それをモチーフとした作品ながら、あまりブリブリのジャズ感はない演奏。日本人のジャズというのはあまり”本格的”ではない気(決してそうではないのだが...)がして、あまり進まないのだが、聴けば結構シックリくるものが少なくなく(例えば山本剛とかはかなり好み)、それは日本人ジャズが”テクニカル”だからか、日本人の生真面目さが演奏にも滲み出ている。一部、かなりフリーっぽい演奏もあり、スピーカーで聴くのもやや躊躇われるものの、ピアノ自体、ピアノを構成している木材自体が鳴っている!(笑。板橋文夫のベスト盤。

フォアグラ日記

2005年08月17日 | フォアグラ日記
「ボンディ」(カレー/神保町)
毎週金曜の昼食はカレー、という日本帝国海軍の流れを組む(嘘)当社カレー部部員4人でランチで神保町まで遠征部活。お茶の水・神保町付近のカレーと言えば、個人的には「エチオピア」をまず思い浮かべるのだが、最初にゆでた小振りのジャガイモが供されると聞くとますますそのイメージが想起。しかし、タクシーを降り立つと、そこには意表を突いた「欧風カレー」の看板。「ボンディ」という名が「ボンベイ」+「インディ」と勝手に一人感じていただけにかなり面を食らうが、気を取り直して入店するも、店は2階という、いわば空中店舗。11時過ぎということで客は誰もおらず、我々部員のみ。メニューをみるが、ざっと見で具別で8種程度があるが、その中で、皆バラバラにオーダーし、評定。当方は最も基本と思われる「ビーフ」を選択するも、すべて1350円程度で高い! 往復のタクシーで300円程度かかるので、カレーが1650円ともなれば、完全にホテルにおけるカレーの価格だが、何事も体験とジャガイモを食べつつ待つ。「エチオピア」は死ぬほど待たされるのだが、ここは比較的速い。チーズを歯磨き粉様に絞ったものがライス上には引かれており、そこにカレールーを乗せて食するが、味はまさに欧風カレー!ちょっとスパイシーなものの、味自体は上品なカレーで、これまで下品に圧されていた舌には新鮮。一名は大盛りをオーダーしていたが、それは結構暴力的な量で、店の心意気を感じる。このようなカレーを食べると必ずコーヒーを飲みたくなるのは本当に不思議(双方が香りを食するという点では共通であることに加え、カレー+コーヒーという店は定番ですらある)だが、ビル地下のスタバでアイスラテを購入して、完全にご満悦ながらも、次は「エチオピア」と、舌はもっと下品さ・ワイルドさを求める。

散財日記

2005年08月16日 | CD批評
新宿タワー。邦盤を購入するには、ポイントカードのあるタワーの方が有利と判断(セコい!)し、タワーで発狂買い。試しに自分にリミッターをかけずに、意思の赴くままに買うとどうなるんだろう、と思って片っ端から手に取るが、やはり自制(リミッター)が利いてしまい、断念。いや、断念というよりもこれが為にここまで破綻・デフォルトせずにやってこれたことを考えると、dbx160にて1:∞に設定されているような、安心感を覚える。しかし、この機種、ちょっと時計回りにratioをイジるとエキスパンダーにもなるから、それはそれで恐怖を感ずる(一般ピーポーの方にはこの部分が意味不明で相スミマセン)。
●Eric Alexander Quartet「Sunday in New York」
それなりのスタンダードを演奏していて、結構激しさを求めていたが、スタジオ盤であることもあり、かなり大人しく、ちょっと期待はずれ。
●Dave Weckl Band 「Multiplicity」
最近はドラマー+ホーンセクションという組み合わせが目立つように思うが、これは、ホンセクが本来リズミックなものであることによる親和性か。個人的には、このようなプレイヤーのソロ作はゲップが出るほどソロを聴かせられるというパターンはご遠慮願いたいのだが、この人のアルバムは総じてそのバランスが嫌みではなく音楽的なのがイイ。しかし、1枚目「Master Plan」が楽曲を含めて中々の出来だったので、なかなか1作目を超えられない。。。という悲しくも珍しいパターンと見た!

ラブ!ペダル(4)

2005年08月15日 | 機材マニアック
Keeleyでさらに有名なのは、モディファイされたエフェクトであります。そのラインナップを見るに、殆どが日本製のもの、具体的にはBOSSとIbanezの製品(外国製ではPro-coのRATのみ)であります。モディファイには、1)True-Bypassを付ける、2)内部を改造してサウンドを変える、3)トグルスイッチをつけてサウンドを選択できる等がありますが、この強引にモディファイされた外観が、なんともまた「上手そう君」の心をくすぐるのであります。改造してしまうとメーカーの保証等も受けられなくなりますが、そんな事は気にせずに自分のサウンドを追求するという潔さ・マニアックさがそうさせるのでしょうか。Keeleyにはオリジナルのエフェクトもあります。その殆どがブースターであり、あまり当方には縁のないものなのですが、そのデザインの良さもなかなかです。個人的な趣向として、外国のペダルにありがちな1)デザイン性を全く無視したもの、2)無視しないまでも大味なデザインの製品には殆ど興味が湧かないのですが、Keeleyの比較的端正なデザインは評価できます。以前本ブログで書いた「投機的エフェクタ」としての観点で言えば、Keeleyのエフェクタは比較的流通しているので、希少価値はあまりないと思われる一方、このような新興エフェクタ師、モディファイ師としては恐らく第一人者であるということから、その初期型については価値を生み出す可能性が高いと思われます。

レコーディング日記(36)

2005年08月11日 | SideSteps
本日は3曲ミックスすれば、ほぼノルマ達成という状況ながら、夜8時30分時点で2曲目がやっと終了した状況。これから3曲目「六本木の夜」に突入する(”夜”というぐらいなので、夜にミックスしないとその雰囲気もでないだろう...)が、田村リーダーは会社へ帰って仕事をしなくてはいけない模様。本日の終了予定は夜10時程度であるので、この曲の完成は無理と断念し、リズムセクションだけでも固めることに。未だ録音の終了していない伊東さんも帰宅して録音をした方が(正確には”しないと明日がヤバい”)、ということで、2人が帰宅し、2人で作業することに。当該曲は非常にナチュラルな感じを出したいということから、凝った音作りはせず、クリアな音を目指すが、結果としてはこれが一番良い内容だったことは後日判明。あまり時間や手を加えずに処理した結果が一番奏功していたというのは皮肉な結果なるも、これはミックスだけなく、録音にも該当するのであり、時間をかけた結果がかならずしも良いというわけではないのが残念な部分であり、形容すればマイケル=ジャクソンの整形のようなものか。時間をかけてイジれば鼻も崩れようもの、結果としてナチュラルな状態が最上ということも。作業は10時30分程度には終了し、本日の作業は終了。明日も10時開始であるので、そのまま片付けもせずに帰宅準備。車で府川さんを赤羽駅まで送ると11時。そのまま帰宅し、夕食抜きで就寝するも、軽い耳鳴り状態。明日は来るか?!。