Side Steps' Today

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玉肌日記

2015年05月30日 | 玉肌日記
【薬師温泉(群馬県吾妻郡東吾妻町)】
群馬県は中之条付近には秀逸なる温泉多く、直近の訪問は「たんげ温泉」だったが、今回は未踏の地たる草津街道(国道406号)沿い。中之条からみれば南西方向になるが、今回はその中で最もメジャーたる薬師温泉へ。古民家移築系の懐古テーマパークの中に温泉はあるが、天然自噴がウリな模様で、その天然自噴ぶりをアピールしたいがため、噴出の様子がテレビモニターで見ることができるという近代的な対応にはやや食傷気味でもあり、噴出の様子など録画映像をリピートで見せられても判らない、とも。その源泉から至近に湯船を設けており源泉を入れているというが、(それ自体批判されるものではないが)一部循環利用もしている様子。当方は基本的に露天より内湯を好むが、こちらの露天は2面開放で管理もよろしく、好感。目の前には温川なる渓流と人工的なる砂防堰堤(えんてい)からの滝、そして対岸の新緑の木々を見遣ることになるが、こちらも湯温管理が機械的になされているようで、外気で冷やされることを想定してかのか、やや熱め。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉でごく褐色ぽくも見えたが、ph6.5とほぼ中性で、浴後に微妙ながらも甘い温泉臭あり。野趣味があるようながら機械的に管理されているそれに気がつかずに温泉自体を楽しめれば最上ながら、まるで業者のように色々と不要なものまで見えてしまうのもなんだか自滅的で、もっと当初のようなイノセントになりたきもの...。

フォアグラ日記

2015年05月23日 | フォアグラ日記
丸よ(うなぎ/愛知県豊橋市)
この付近の鰻といえば圧倒的に浜松なのだが、諸事情により、豊橋にてランチの用あり。全くの不案内にてネットにて鰻を検索するに一番多くのヒットがこの店。市内中心ながら駐車場台数が多いことからここに決定し、徒党を組んで昼時やや前に入店。店内は高級店な雰囲気。ここ数食はやや飽食気味であったことから、自制して最小をオーダー。そう長時間待つこと無く供されるも、個人的には関西風の鰻が好みであって、こちらの鰻は蒸してあるような記載もあったことからやや気になるも、結果、関西風と関東風を足して2で割ったような食感でなかなか美味。皮と身の間の脂とそれにかなり濃い口なタレが相俟ってなかなかに絶妙。当店は別品=別嬪(べっぴん)の語源の店とのことで、レジ上にも「頗別品」の文字あり、その字源のごとく、別嬪。鰻は通常は身を上にして乗せるのが通常ながら、こちらは皮が上になって乗せてあるのが特徴で、日本中ここだけとのことだが、幼少時はこの皮がなんだかグロくて鰻は好みでなかったと記憶するも、今では別品。なお、こちらの鰻店、駐車場がリフト式立体にて、若主人と思しき案内があり、キーを渡せば入庫してくれるのだが、カーマニアのようで立体駐車場上方にロータス車があるのを目敏く発見し、言及すると猛烈なる食い着き様。

玉肌日記

2015年05月16日 | 玉肌日記
【塩原新湯温泉(栃木県那須塩原市)】
前回訪問時とは別途、所用帰りに再び塩原温泉。本年2回目という高頻度だが、今回は新湯。前回訪問時は積雪時期だったことから、共同湯巡りは断念したものの、今回は3カ所あるそれを全て踏破すべく、気合いをいれて臨む。まずはもっとも高台に位置する”中の湯”へ。泉質は単純酸性硫黄泉にて白濁だが、源泉直投にて劇熱!入った時はあまり熱さを感じなかったのだが、投入口の近くにいたせいか、急にシビれるような熱さを感じて耐えきれず脱出。入浴時間はおそらく1分間程度で這々の体にて退散。次は街道沿いにある”寺の湯”だが、ここのみ混浴。といっても男性陣で占拠されており、女性には気の毒なる環境。浴槽は一応2つに分かれているが、まったく意味なく、温度調整を別個にできる利点がある程度だが、こちらは適温。もっとも街道に近く、採光的にも明るいことから入浴者が多く、結果、湯温のメンテも効いているのであろう。”中の湯”は劇熱にて入浴感もあったものではないが、”寺の湯”は湯の鮮度はイイものの、濃厚さを欠く。最後は”狢(むじな)の湯”。初回に塩原新湯に訪問した時の激烈なる印象といえばココなのだが、今回もそれを確認するために再訪したが、やはりベスト。圧倒的なる濃厚さ、そして決して他では味わえなかったタイヤ臭が鼻にくる(笑。ここは足下湧出(正確には背面湧出?)なのだが、その特徴は”無音”。温泉は湯投入口から生ずるジョボジョボたる音も情緒的だが、無音なる温泉もその有り難みもあってか、より一層情緒的。やはり前回と同様、新湯は”狢(むじな)の湯”にて止めを刺す、と実感。しかし3つを連続で入浴すると所要は30分程度なれど、結構なる疲労感...。※写真は劇熱だった”中の湯”。

フォアグラ日記

2015年05月09日 | フォアグラ日記
炭焼きレストランさわやか(ハンバーグ/静岡県浜松市) (その2)
飛散するのは油のみにあらず、その後にソースもかけることから、それも飛散。デジカメも被弾!そして完成形がコレ。焼き上がり後から割ったり、押し当てたり、ソースをかけたりしたことで、あまり見た目は良くないが、食べてみるだに、美味!まさにイメージ通りのハンバーグで非常にジューシー。本来の肉汁に加え、オニオンソースが絶妙にて、そのチョイスは正解と知るが、たしかに店員にとるディスクレーマー通りに「中が赤いまま」。当初鉄板が熱せられているだけに焼きながら食す状態ながらも、最後の方まで中には完全に火が通らず、レア。一部は完全に挽肉を生で食する状態ともなることから、あまりこの手が苦手な人には向かないが、その際は「中が赤いままでも大丈夫です?」との質問時に対応をお願いすればよいものと思料。ふと隣を見遣るに、その隣人は「さわかや」常連なようで、平置きにされたハンバーグの一方を上に乗せ、熱が通りにくくなるようにしながら食しているだけでなく、ソースを店員にかけてもらわず、自分でかけるスタイルのようで、それぞれのオリジナルな作法がある模様。店側の対応も非常によろしく、これにて千円ちょっとというのは非常なる割安感あり、もし静岡県民であったら、かなりな頻度で通ってしまうのではないか、という常習性。(おわり)

111,111キロ

2015年05月02日 | SideSteps
自家用車走行距離について、前回10万キロでその遍歴を追いましたが、今回はついにゾロ目111,111キロを達成! しかも達成日が当方誕生日、かつ自宅前!というのはなんだか因縁と奇跡を感じさせる内容でありました。ちなみに今回のゾロ目前の大台たる11万キロ達成は2015年3月28日@塩原。土日関係なく、毎日33キロ運転している計算になりますな...(当方、決して自動車通勤ではありません)。