Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

トラウマ夢日記 (2)

2020年06月27日 | 畸観綺譚
トラウマ夢日記
(2)
2020年某月某日。今日も目覚めは悪夢から。夢の中で目が覚めるとそれは知人宅。目覚めた瞬間に「昨夜ライブで演奏をして、深夜に知人宅に帰宅してそのまま寝続けてしまったのだ」という今回のシチュエーションを瞬時の悟る。なぜか今日は夕方からスタジオにて練習があり、ライブの翌日だが早速練習!そして明日は会社なのに!と慌てて帰宅しようとするも時刻はもう夕方。マズい!練習に遅れる…SSメンツのお怒りの様子が目に浮かぶ…と楽器をかついでまずは自宅に帰宅しようとするも、なんと乗ってきた車がない!昔、松坂投手が当時交際中の女子アナ宅に宿泊して朝方帰宅しようとマンションを出た際、前夜に路駐したはずの車がレッカーされており、あるはずの車がないのに呆然のところを不運にも写真雑誌にスクープされたことがあったが、あの時の松坂投手の心境はきっとこんな感じだったに違いない…。夕暮れの中、車を置いてきた場所を必死に思い出そうとするも、駐車した可能性のある場所が4箇所ほど候補として浮かび、早速片端から回ってみることに。楽器を背負って、夕陽が正面から差し込む跨線橋(おそらく場所は埼玉県川口付近)を登って向かおうとするのだが、雪山でラッセルしているが如く全く体が前に進まない。会社帰りのサラリーマン等にガンガン追い抜かれる状況で気のみ焦る。さらに焦りに追い討ちをかけるのは車の状態。駐車場所が記憶にない、4箇所ほど候補はあるがそれも定かでないというピンチに脳裏を過ぎるのは「駐禁」。駐禁を取られている?と思うが、駐車場所が記憶にない=数日前から駐車しているはずとの推測から①もうレッカーされていて本来の駐車場所にはないのではないかという疑念が沸騰。それならレッカーを確認してさらに警察に行かねば!とさらに急ごうとして全力で前進するが牛歩状態。一層焦る中、急に②車上荒らしにあって窓ガラスが割られているに違いない!という根拠のない確信が芽生えたと思うと、次には③きっとタイヤがホイールごとソックリ盗難されているに違いない!(写真の状態)そうなったらどうやってリカバリーするんだ!(怒+焦、となり、勝手に独り絶望がピークに達した段階で覚醒。

PCオーディオ道(2)

2020年06月20日 | 機材マニアック
ケーブル交換のプラセボ効果による束の間の心の平穏、それはそう長く続かなかった…。心をかき乱すのはPC側についている3.5mmステレオ・ミニのヘッドフォンアウト。ノートPCなのでミニのアウトしかないのが当然だが、いずれも至極当然なる不安要素がある。第一に「ヘッドフォンを使う時には抜き差しして交換する必要がある」こと。交換の煩わしさもあるが、より頻度高く抜き差するとPC側のジャックが壊れる確度が高い。ノートPCの場合、ジャックが通常基盤に直付されているのでジャックが破損、いや接触不良となっただけでも交換できないことから差したままの方が安全と思われる。ヘッドフォン・アウトとオーディオ・アウトを併存できるのが望ましい。第二に、ボリュームがあるため出力が一定でないこと。ヘッドフォン・アウト共用だとヘッドフォンとオーディオアウトに音量差があるためにイチイチ調整が必要になる。加齢により次第に音量が上がっている認識はあれど当方はまだ「小音量派」。ポータブルプレイヤー等で装備されているボリュームの最低限でもまだ大きい(=もう一段下げるとサイレントになってしまう)というほど非常に難儀していて困る(繊細とも云えよう)。かつてアナログ・ボリューム全盛の頃はボリュームを絞った状態で左右のバランスや音質が著しく変化するために良く発狂していた…。結論、PCにはどうしてもオーディオ用の別口アウトを設ける必要がある。これから調査の旅路が始まったが、結果として①USB-DAC、②Bluetoothsレシーバーが世間での対策候補の様子。①USB-DACはお馴染みで、かつてProToolsにて音楽や波形編集をする際もUSB-DACを使用したが、②Bluetoothsは無線でケーブルレスというのがなんとも洒落ているし、さらに値段はお高いがオーディオ・クオリティなものも出ている。ちょっと悩んだ結果、①を採択。(続)

散財日記

2020年06月13日 | CD批評
Bob Berg/Mike Stern Group 「Games」
当方とは「両腕同時骨折」仲間として既に(勝手に)盟友のマイク・スターンのブードレグCD。相当な昔にCDで購入した(諸々の記録では2008年となっているがもっと前に購入した記憶あり)のだが、ブートにしては音質が比較的良い上に、なんといっても(既に鬼籍の)ボブ・バーグの鬼才的な演奏が素晴らしい一枚。面子はマイク・スターン(g)、ボブ・バーグ(ts)、リンカーン・ゴーインズ(b)、そしてデニス・チェンバース(dr)というカルテット。1枚のCDに3曲のみというなんとも男気な内容だが、たった3曲と侮ることなかれ、24分+16分+8分=48分ある。圧巻はいきなり1曲目の「Games」。テンポ170程度で16分のビバップフレーズ炸裂、テーマ部分はサックスならこのテンポで吹けようものの、ユニゾンでギターも弾いているのがなんとも恐ろしい。ソロがネタ切れなほどタップリとある構成なのだが、24分のうち10分間はデニチェンのドラムソロ。音楽的というよりは肉体的に脅威であって、バスドラが静かに(?)通奏低音のように16分で鳴り続けている…(テンポ170で!)。同業なので当たりがキツくなりがちだが、リンカーンのベースソロはかなりイマイチ。確かリンカーンはフォデラだったと思うが、それとは思えないリア1PUの軽めでチープな音がなんとも冴えないものの、他の3人で完全カバー。なお、ライブのブートであるため、なぜか途中にリバーブのかかったアンプからシールド(ケーブル)が抜けてしまう時に出る「ボツ(+スプリング・リバーブ)」も思いっきり収録されていて微笑ましい限り。しかしなんであのタイミングで抜ける?

玉肌日記

2020年06月06日 | 玉肌日記
黒川温泉(熊本県阿蘇郡南小国町)
非常に著名なる黒川温泉を再訪。前回訪問時にはその中心街からちょっと外れた温泉にはいったが、今回はその中心街にある温泉へ向うも、ここにも圧倒的なオーバーツーリズムの影響が。もともと黒川温泉は川沿いの狭小スペースにある温泉で、その素朴さが良かったのだろうが、今ではそれを目当てに多くの人が詰め掛ける状態になっており、中心街の一部はついに「原宿」化。お土産物屋が多く並んでいるが、それに輪をかけているのが日帰り入浴。キャパがないのに日帰り客を受け入れるものだがら、温泉は発狂状態。逆に夜や朝は全く客が居ないという状態なのだが、アンコントローラブルな日帰り客の影響もあって温泉や施設の管理の質が低下している様子で、これまた有名税にしてはかなりの負担感。泉質はナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で無色透明。源泉掛け流しのため泉質自体は決して悪くないのだろうが、あまりに多くの人が入るために新鮮さというものはほぼ感じられない。黒川の良さは日帰りでは感じられず、宿泊して朝や夜の静かな環境でしか得られないと痛感。このような温泉街をどこかで見たというデジャブ感があったが、記憶を辿るとそれは鬼怒川。川沿いのエリアが狭小なため、鬼怒川ほどの開発余地がないというのは逆に利点でもあるが、第二の鬼怒川リスクを感じる。また客層が若者とアジア系の訪日外国人中心であることも懸念され、早くも静けさや落ち着きを求めるシニア層には敬遠され始めているようにも(当方もその一人)。