Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (11)

2011年02月26日 | SideSteps
2バンド目:JUNK-TION(東京予選一般部門推薦)
個人的優勝候補筆頭。小田和正カラーが良くも悪くも全開。曲もよく、コンテストながら静かな曲で勝負しているのが素晴らしい。NOAHといい、JUNK-TIONといい、ボーカルが巧いバンドが勝ち上がって来ていることを痛感するが、それだけに(Side Stepsがインストだからか)ボーカルのレベルは異様に高く感じ、是非機会あればご一緒したいというレベル。ただ、小田和正というイメージが強すぎ、それに(行動経済学的に)アンカリングされてしまい、オリジナリティがないと誤解されてしまうリスクあり。

3バンド目:Pleasure of Groove (福岡予選審査員奨励賞)
スクエアのコピーバンド。SSメンバーから今年はインスト全滅と聴いていたが、それは誤報でインストバンド健在。ピアノの先生という2人の女性が静かに弾く様子がなんだか学生時代の”女子をサークルに入れましょう”バンドを想起させたが、職業は自衛官というEWIが巧い!この手をやる伊東氏だけでなく、SSメンバーも絶賛。ピッチも(デジタル化されたので当然?)リズムも良く、安心+感心して拝聴。他も安定感あり、インストバンドの矜持有。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (10)

2011年02月23日 | SideSteps
以下、”昨年グランプリバンド”当方と当方親族によるちょっと高め目線からの寸評つき(すみません)でご紹介。
1バンド目:NOAH(東京予選一般部門審査員奨励賞)
我々Side Stepsと同世代(当方からみればちょっと上)と思しき「ジャーニー世代」。ウリは圧倒的なるハイトーンのボーカル。東京予選でも聴いたが非常に印象的で「これだけ声がでればさぞかし楽しかろう」という内容。特にハイトーン+ビブラートは失神モノで、2年前にVOWWOWの人見元基を聴いて覚醒した潜在的なハードロック志向に点火さる。モニターに問題があったのか、東京大会の方が出来が上だった印象。なお、キーボードとギター両氏は白い特攻服形状の着衣だったが、義姉曰く「お医者さん?」。前回東京予選でも気になっていたが、オープニングから圧倒。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (9)

2011年02月18日 | SideSteps
そのままリハが終了すると今度は開会式、授賞式のリハとなるが、今回は趣向を変えており、出場者全員がステージ上にあり、そこで発表や授賞があるとのこと。これは開会式でも同様で全員がステージ上に上がって紹介されるという形式であって、ステージに迫出しを作って広さを確保していた理由を納得。しかしステージに全員上がればかなり窮屈であるのと、観戦もバラバラであることから何となく参加者同士の一体感や連帯感が昨年対比で多いに希薄なる印象で残念。一通り完了すると、もう開場の時刻14時30分。この2階席も関係者の観戦席となることから、一階の関係者席に移動してここから観戦することとするも、開場と同時に怒濤の観客で会場は騒然。一部出場バンドは開場前から事前に前列席上にモノを置いて自バンドのファン用座席の確保を行なう等の工夫もあるも、中央席から埋まっていき、最終的には立ち見の満員御礼状態の中、定刻とおりに15時開演。司会は前述のテレ東女性アナと昨年同様の”うじきつよし”氏。テレ東女子アナ氏は音楽的知識皆無、バンジョーさえ知らないという學のなさが醸し出す天然ぶりが味で、うじき氏主導の展開。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (8)

2011年02月16日 | SideSteps
他メンバーは気がつかないようであったが、最年少な当方が一番上はさすがにマズいだろうと一人悶々悶絶。10分程度オーバーして終了した後は12時前ということもあり、早速ランチ。ランチは用意されたパンバーグ弁当を2階ロビーにて頂戴するも、年末に控えるライブに向けてのミーティング兼用。その後は関係者のみ立ち入り可な2階席からリハの模様を観戦。昨年はSide Stepsの演奏だけでなく、ドリームスペシャルバンドでも演奏をしたが、今年もその企画は健在な模様で練習を兼ねたリハ。井上鑑氏も参加してのリハで曲は昨年同様『タイムマシンにお願い』であり、昨年の姿を投影させて良く観察するに、指摘は楽器のチューニングとダイナミクス。大阪大会でのベスト=パフォーマーだった女性トロンボーンをフィーチャーしたイントロ曲の後に『タイムマシンにお願い』となる構成だが、昨年我々が間違えたエンディングリピートの回数(これまた生理に反する”10回”という繰り返し)部分は事前に要注意との認識強く、ノーミス。この時点で初めて他バンドの音を聴くも、音の立ちが悪く、特にベース等低音系に難あり。タッチ等弾き手に起因する可能性もあるが、やや懸念。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (7)

2011年02月13日 | SideSteps
こちらも通り一遍の内容でメンバーからも会話中に「昨年もお話しましたが...」という台詞が無意識に口をついて出ており、当方はややヒヤヒヤ。好きなアーティストという話が振られるも、その前の話題でインタビュアーの方が鳴瀬喜博氏と飲み友達(だと言って携帯電話での番号登録をチラ見させる)ことがあったことから、それを配慮して「(好きなベーシストは)鳴瀬喜博さんです!」とシャレで言ったのだが、これが前後関係ないまま、紙面にそのまま載らなければ良いが...と後悔(苦笑。また、このインタビュー中に途轍もないものを発見!インタビュアーの前には本日配布される大会パンフレットが広げられていたのだが、Side Stepsのメンバーの記述順が(上から)岩井→府川→伊東→田村と!他バンドと見比べるに楽器順でもなくアイウエオ順でもなく、年齢順でもなく、”何順”でもない!

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (6)

2011年02月10日 | SideSteps
リハが終了すると今度は本日の司会者との打ち合わせとのことで、舞台裏の控え室へ。待つにテレビ東京アナウンサー嬢が来られ、早速インタビュー開始。内容は通り一遍想定していた内容で新味や波乱なし。インタビューでは「グランプリ獲得後に何が変わりましたか」という質問が最多で、あまり多くの変化がない我々としては回答に多いに苦慮するところ。グランプリを獲得したからプロを目指して会社を退職等の劇的変化があるわけでなく、なにも変わらないで引き続きそのまま音楽をやっていくということ、スタイルは変わらないことが長続きの理由と思っているのが本音ながら、それを説く場の空気でもなく、「ライブの集客が」とか「会社での認知が」というお決まりパターンとなってしまうのが本意でなく哀しいところ。20分程度で終了した後は11時から再びインタビュー。これは日経本紙の特集のためのインタビューとのことで、前回グランプリ獲得直後に受けたのと同じインタビュアーの方(音楽評論方面の方の模様)。会話内容は録音されており、会話中も写真撮影されているが、朝から演奏したことでやや疲労による倦怠感。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (5)

2011年02月08日 | SideSteps
ちなみにこの「日経おとなのバンド大賞」を担当されているPAの方は少なくとも昨年と同様なのだが、なかなかのサウンドセンスであり、モニター等も必要としている音を配慮して返してくれるというなかなか素晴らしい腕。音関連の調整が終了するとイントロ楽曲を使用して登場の練習。このイントロはこれまた変拍子なのだが(笑、打ち込みスネアの16分音符”タタタタタ”の後にそのテンポをキープし、2拍休符。その後にノーカウントで入るというもので、メンバーのタイム感によってズレるリスクがあり、最初からコケる可能性もあるのだが、難なくクリア。ただ、このホールの反響音で府川氏は”タタタタタ”にディレイが掛かって「こだま状態」になっていて怖いと頻りに強調(当方は観客の吸音効果で本番は大丈夫だろうと腹を括る)。また、ステージに出て行くタイミングが難しく、早く出て行けばチューニング等落ち着いてできるという心の平穏が得られる一方、早く出過ぎると手持ち無沙汰な時間も増えてカッコウ悪いというトレードオフ。演出重視ということで前者の”(開始前の)心の平穏”を捨て、出来るだけタメてから遅く出て行くことに決定。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (4)

2011年02月06日 | SideSteps
また昨年はステージ最前列に出演者のために円卓と座席があったが、本年は収容数を増やすために出演者用の座席はステージ後方の一部のみ。しかしそれ以外は基本的に昨年と同様であって、なんだか1年という時間の経過を感じさせず。スタッフには他メンバーの到着について何度か聞かれ、”もうすぐ...”と往生するが、9時20分程度に伊東氏到着、機材はスタッフの方が搬入してくださった模様で早速セットアップ開始。9時30分には当方セットアップ完了。やや早いが9時50分から30分程度がリハーサル。サウンドチェックをして曲演奏をし、モニター確認するという具合ながら、朝方のネボけた体を目覚めさせるべく、2曲を演奏。観客がいない関係から、会場からの反響音が気になるものの、モニター環境は良好。やや自身の音が小さめだったが、調整。耳を澄ませば他の全ての音が聴こえてくる状況で、良い演奏をするにはあとは腕と集中力次第。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (3)

2011年02月03日 | SideSteps
日頃の激務が体調に出たとのことながら、昨日は一日寝ていたとのことで、なんとか今日一日保てば...という悲壮感充分。本年2月の井上鑑氏監修の副賞レコーディングの時の当方の状況と全く同様。リハ終了後の待ち時間で如何に体力を回復させるか等を相談しつつ、山手線を横断する格好で東へ。都内は全く混雑もなく、普段なら敬遠する道を通って品川へ。会場駐車場へ到着すると8時50分程度、機材を搬入すべく昨年も使用した搬入口へ進むも、既にテレビ中継車であろうか機材車が多く駐車、既に準備が進行している様子。搬入口へ車を寄せるとエピキュラスF氏を発見し、挨拶とともに搬入要領を聞いて機材を搬入。会場裏口より入るも、既に会場はセットアップ完了しているが、前日も半数以上のバンドが会場入りしてリハーサルを完了しており、本日は我々Side Stepsと大阪や名古屋といった中距離組の3バンド程度のリハが予定されているとのこと。府川氏携帯に田村氏からメールあり、寝坊のために15分程度遅れるとのことで我々のみでセットアップ開始。会場は昨年と同様ながらも、ステージに迫(せり)出しを数メートル付けることでステージが広くなっている一方、昨年あったクレーンカメラが無し。

日経おとなのバンド大賞2010 全国大会 (2)

2011年02月01日 | SideSteps
当方の機材はベース2本とペダルケース1つとシンプルであり、衣装とは呼べない衣装を詰め込むと準備は完了。ちなみに衣装は前回東京大会一般の部にゲスト出演した際、あまりに統一感が無かったことから今回はコンセプトを統一しようとのことで”シャツ+ネクタイ”と「日経おとなのバンド」の趣味趣向に迎合的に決定。入浴、食事を済ませ、いざ出発。現地品川に9時到着とすると逆算的に8時15分に府川邸に車でお迎えに上がることとし、所要時間を計算させると自宅から11分で到着とのこと。天気は素晴らしい秋晴れ、これまでこの「日経おとなのバンド」関連イベント(予選、本番、レコーディング、撮影)が全て雨や雪という悪天候にヒットしたが、今回は快晴。機材を搭載して8時10分に出発。日曜朝の都内は渋滞もなく、定刻8時15分には府川邸前に到着し、府川氏の登場を待つも、来ず。時間設定を間違えたかと思うも、携帯電話を持っていない当方には連絡手段もなく、そのまま待つに8時25分に府川氏登場。ドラム関連機材を搭載して品川へ向けて出発。府川氏曰く「体調が激悪、本番でなければ欠席していた」とのこと。