Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

よい年を

2017年12月30日 | 時事批評
今年は(とある事情により)最後の一年、とばかりにスケジューリングに余念なく、かなり無理に行動しましたが、これは来年3月まで続きます。今年はいろいろな意味で「考えさせられる一年」でありましたが、来年は打って変わった気楽な一年となるように祈念します(笑。SSの新譜やライブを待ち望んでいる方、(もし居られましたら)申し訳ございませんが、徐々に進捗しておりますので、もう少しお待ちください。
皆さま よい年をお迎え下さい。

玉肌日記

2017年12月23日 | 玉肌日記
タイガービーチ温泉(沖縄県国頭郡恩納村)
沖縄は恩納村、タイガービーチにある温泉。夜の58号線を爆走していると中部の海岸線沿いで一際商店や飲食店が煌めくちょっと異様な雰囲気であるのがこの地域だが、ここにも温泉が…。非常に綺麗に整備されたリゾートホテルの中にあり、その温泉にもちょっと眉唾モノだったのだが温泉成分表も掲示されており、ナトリウムー塩化物泉。ちょっと洒落た感じに光量を落としたダークな感じの浴室の中は温水と温泉に浴槽が分かれており、温泉サイドを見てみればたしかに湯は褐色にも見え、ちょっとした塩分味あり。湯温は完全に管理されており40℃の設定で温め、循環風呂にはなっているものの、もともと温泉が非常に少ない沖縄本島では希少なる存在ながらも、沖縄で敢えて温泉に入らなくてもよし、とも。その感覚は当方だけではないのか、温泉は意外に閑散。この湯はナトリウムー塩化物泉、おそらく古代の海水であると思われ、もともと海のレジャーで潮に濡れた体をさらに塩分味のある古代の海水に晒すというカブリも十分にあるのだろう。このために温泉があるのに敢えて温水浴槽に入っている人も多く、地質的にナトリウムー塩化物泉ぐらいしか望めない温泉が沖縄風土的にはあまり必要とされていないことを再認識。一方で白濁の硫黄泉でも湧出していようものなら話は別だろうが、それこそ眉唾モノだろう。敢えてここにて温泉設備に投資にするなら、ここでこそ海岸や海原が見える露天風呂(実際の運用で半露天か)にしていただきたかった。

フォアグラ日記

2017年12月16日 | フォアグラ日記
サンシャイン(大阪・東梅田/ホットケーキ)
ホットケーキの名店と言われる同店を訪問。オープン直後、かつ朝食の時刻(午前7時)であったがモーニングをオーダーする客のほとんどは常連さんと見られる。そのホットケーキは事前情報では「ふわふわ」等に表現されていたが、実際に属してみれば非常にトラッドな内容で昔ながらのホットケーキなのだが、一枚一枚手焼きしているのでやや時間が要する。敢えて特徴を言えば、2枚あるホットケーキの下の1枚にも事前にバターが塗られているようで、供される際には「下にもバター塗っていますから」との説明があるくらいで、そのために強烈なるバター風味というわけでもなく、言われて初めてそれを意識する程度。奇抜さは全くないが実直に美味しい。そしてコーヒーだが、カウンター前に鎮座する豆から淹れる全自動のコーヒーマシーンを見るだにあまり期待していなかったが、自家焙煎コーヒーを謳っているだけにコーヒーは意外なる美味しさでやや刮目。一方で、これまた残念なのは全面喫煙可であること。周囲の店舗で全面禁煙が多くなるにつれ、このような昔ながらの全面喫煙可の店には愛煙家が流入してきており、その密度がより濃くなってきているように見えるが、東京ではこの手の店がないのか、それとも縁がないのか、東京対比で地方には非常に多い印象があり、地方の愛煙家が東京に来たらざぞかし息の詰まるような状況に置かれるだろうと思うとやや同情も。東京が窮屈すぎるのか。

玉肌日記

2017年12月09日 | 玉肌日記
奥志摩温泉(三重県鳥羽市)
とある用事ついでに鳥羽にあるこちらの温泉を訪問。この奥志摩温泉にはなぜ「奥」とついてるのかは全く不明だが、ロケーション的には伊勢神宮に近く、また愛知県の渥美半島の伊良湖とを結ぶ伊勢湾フェリー乗り場に至近、ちかくには鳥羽駅や鳥羽水族館、さらにミキモト真珠島という非常に「表」感の強い場所にあるのだが、敢えて志摩を主語として奥とはせず、鳥羽温泉とすれば良いと思うのだが称号重複との関係か。ナトリウム塩化物泉にて温泉分析表では塩分味があるというが実際には全く感じず、温泉感がない一方で期待していたのは「パール風呂」。天然の温泉付きにはこれまた邪道の極致かも知れないが、個人的にはこのような”いかにも!”といった俗な温泉も決して嫌いではなく、ナトリウム塩化物泉の温泉もそこそこに勇んでパール風呂に突入。ミキモトコスメティクス製のパール風呂は「真珠由来成分の…」と能書きがあるもののおそらくは商品化できない真珠を擂り潰して風呂へ…というものなのだろうが、気分はなぜか完全に菊池寛「真珠夫人」。一見は硫黄泉で白濁した湯に見えるが、目を凝らせばキラキラとした微細粒子が湯に漂っており、まさに真珠!そのためか湯を思い切り撹拌してみれば底に溜まった粒子が一気に舞い上がり、それを慌てて肌に刷り込む。まさに玉肌な具合だが、コスメにありがちな匂い等は一切ないことに加え、半露天であることからなぜかシュールにカマキリが浮いており、それも玉肌になったのがなんだか白っぽい…。ちなみに浴後に肌を見てみればキラキラ!ブラックライトでは一層映える?かもしれない。

フォアグラ日記

2017年12月02日 | フォアグラ日記
うな冨士(うなぎ/名古屋)
東京を朝出発、渋滞を巧くかわしつつ、新東名を激走しながらこちらの開店前に到着して早速に鰻。新東名の駿河湾沼津SAはその構造設計のあまりの頭の悪さで大渋滞が発生しており、せっかくの朝食を取る気も失せ、それなら朝食抜きで…とベビースターラーメンのみを少量食してきたが、こちらのうな丼を見て仰天。一応丼モノなので蓋を閉めた状態で供されるが、運ばれてくる遠目に見ても蓋が閉まりきっておらず、開けてみればラーメン二郎風の盛り付けな鰻。一見してその肉厚さが見て取れるが、焼き方は関西流のパリパリながらジューシーさもあって非常に美味。ちなみにツレの方々のオーダーは”ひつまぶし”だったが、かなり大ぶりな器であったが地たるご飯がまったく見えず、全てが鰻で覆い尽くされる。丼に話は戻るが当然のごとくに下地はご飯のみにあらず、なかに鰻が埋もれているというミルフィーユ状態でこれまた結構なボリューム。こちとら朝食抜きだったので楽勝かと思いきや、空腹時にこの二郎鰻を一気に食したことも影響して食後は恐ろしいほどの満腹感、体を前方に屈することも一切能わずな状況に。ちなみにこの店名「うな冨士」に潜在的な親近感を感じており、発音時もスラスラ出てくるのはなぜなのかと不思議でいたのだが、鰻を食しているときにユーレカ(eureka)!。それは学生時代に非常によく出入りして練習していたスタジオ、稲冨士(イナフジ)とその音が近似しているからであった…。なお、そのイナフジ同様、うな冨士も店員教育が行き届いており、なかなかのホスピタリティにて有名店らしからず感心。