Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(17)

2008年05月29日 | SideSteps
さらにはモニター出力が上がっているせいか、ギターは言うに及ばず、ベースでもフィードバックが大きく、静かなる曲のロングトーン時でも音が次第にクレシェンドしてきてしまうことから、これを避けるためにコンプのセンス(センシティビティ)を通常時より下げ目にして対応。半分も終了すると、キーボードスタンドが到着し、これにてキーボードをセットし直し、再度、リハ開始。1曲を除いて練習(リハ?)し終わると、いよいよ本番。本番までの1時間あまりは”憩いの時”と思いきや、実は控え室に戻って、府川氏と”ふ~いわ”のネタ出し。府川氏、あまりに日頃の激務がツラいのか、”なにも話す事が思い浮かばない”、”自分のMCの部分(田村氏と伊東氏のみしかMCをしなかった大昔のアンケートで”メンバー全員のお話が聞きたい”ということを反映し、最近ではこれが慣例になっている)さえなにを話してよいか分からん”、”また自分の子供の話じゃな~”と連呼(しかし実際は”子供の話”だった...)。

フォアグラ日記

2008年05月28日 | フォアグラ日記
かんたろう(浜松/鰻)
浜松方面に出向く用事があるも、同方面といえば、どうしても鰻イメージの呪縛から逃れきれずにまた鰻。浜松インターで東名を降りるとそのまま1号線を10分程度南下した位置にあり、高速からは至便ではあるものの、浜松中心街からはやや離れたところにある。偶々開店直後の11時程度に到着するも、店前の駐車場は当車で満杯。さらに鰻を焼く煙に匂いが混じって発狂しそうになるが、冷静に努めて店内へ。関西風を標榜しており、この付近は関東風と関西風の分水嶺的な位置にあって、双方が混在する地理環境。メニューをみるが、新鮮さをアッピールするあまりに、メニューには「当店自慢の元気うなぎ お食事30分前までうなぎは活きています」というあまりに生々しい宣伝にやや食傷気味になるも、肝焼きと鰻重をオーダー。非常に待たせるか?と思いながらも、関東風の蒸す過程がないためか、意外に早く到着。食するに、非常なる美味。これまで関東風に完全に馴染んでいるせいもあって、表面のパリパリとした食感が非常に新鮮で、チープながらも幼年時に食べた鰻のタレ味を付けた”のしイカ”の食感ながらも、その下に層となっているジューシーな脂とタレが広がり、決してカラカラに焼いているわけでなし。タレはこちら関東風に比較すると甘めながらも、決してクドくなく、アッと言う間に食す。関西風に対する真新しさの程度を排除しなければならないものの、関東風より関西風の方が好みかも、と開眼。

玉肌日記

2008年05月26日 | 玉肌日記
【湯谷温泉(愛知)】
愛知県は豊橋から飯田線沿いに内陸に入ったところにある温泉。山間ながら小さな温泉街を形成しており、秘湯感は全くなく、温泉が少ない愛知県としてはそれなりに発展している模様。ここら辺は鳳来峡と言われ、宇連川沿いに旅館が10軒程度並ぶも、その宇連川は川底が”板敷”と言われているが如く、岩を敷き詰めたようになっており、そのことから川色が場所によっては翠だったり、オレンジだったりとかなり珍しい風景になっており、どの旅館もその板敷を臨むような格好で露天風呂があるという具合ながら、その風光明媚さから川沿いの一部は遊歩道になっていて、そこから丸見えというリスクがありながらも、川音を聴きつつ、対岸の山肌の新緑を見ながらの入浴は快適。今回の訪問は2回目だったが、前回2年前の訪問時には単純温泉の記憶しかなく、無臭無色透明のお湯だったと記憶しているが、今回は新たな源泉が出た模様で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性中性低温泉)で、茶褐色気味の濁った色。匂いは殆どなく、味もキツくはない。源泉温度が低いこともあり、加熱しており、さらには温泉資源保護のために循環ではあるものの、消毒匂がキツいということもなく、その事実さえ知らないでいれば全く気にならないレベル。温泉街としては一部鄙び感もあり、デフォルトしかかったような旅館もあって斜陽感はあるものの、一部グループが個性的な宿を経営しているせいもあり、比較的活況。その中にも、温泉街全体ではゆったりとした時間の流るる田舎感があるのがよろしい。

散財日記

2008年05月22日 | CD批評
ルイス=ジョンソン「教則DVD」
CD屋さんを覗くと、同DVDを発見。かなり昔から存在しているものの、なんだかVHSであれば買う気はしなかったのだが、同日になかなかめぼしいCDが無かった事もあり、個人的ベースプレイのパラダイムシフトの予感もして、思わず購入。さっさと帰宅して見るに、なかなか面白い。同人はラリー=グラハムとともに、チョッパーベース創始期における”双璧”だったのだが、ラリーはGCSで聴き込むだになかなか繊細であるのに対し、ルイスはなんだかあの顔とかなり時代を感じる眼鏡のせいか、もしくはズビズビ=サウンドなスティングレイ(ベース)のせいか、非常に粗雑な先入観があり、完全に「食わず嫌い」状態だったと判明、なかなかに細かいプレイでかなりなる意外感。フレーズはかなりお約束チックなものだが、これも如何にもチョッパーベースの美味しい部分を抽出したエスプレッソのようでイケている。というわけで自身のプレイ向上に資する内容であるのは確かなのだが、それ以上に見ていて面白いのがなにより良し。親指骨折の話に加え、あの右腕大振りアクションでは”さもありなん”というぐらい燃費の悪い動きなのだが、なかなかに細かいフレーズを弾き出すのは当時からみても”曲芸”の域。教則の構成がフレーズの高速プレイ→そのフレーズをゆっくり演奏して詳細解説、という流れになっているのだが、ゆっくり演奏すると、最初に弾いたフレーズと違ってしまっているのがなかなかにアバウトかつお茶目で愛くるしい。さらには”教則”的にはあの左手のグリップは”反則”であって、手が大きいからか、ネックを完全にグリップしており、ネック裏から回った親指で4弦を押さえるというのは、映像を見ていても(見慣れないからか)非常に違和感があり、それでオクターブのチョッパーなんか弾かれた日には同じベース奏者としてはお尻がムズかゆくなる(笑。

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(16)

2008年05月21日 | SideSteps
これだけあれば、トラブル対応等の時間を考えてもほぼ全曲を演奏できることとなり、記憶を呼び覚ますには相応しいものの、一方で演奏後の疲労蓄積も、とこれまた難しいトレードオフ状態に。目立ったトラブルはなかったものの、当方はエフェクトペダルにおけうループスイッチにスイッチングノイズがでることから、急遽、このスイッチを外して配線を変更して結線し直し作業。伊東氏はステレオ出力されているピアノの音の左右バランスが異なるというトラブルあり。リハ中もレコーダーを回して、正しくレコーディングされていることを確認しつつ、リハは比較的順調に進行。モニターバランスも問題はなかったが、これまで練習では耳栓をしていたが、本番では...ということもあり、未着用で臨んだが、あまりの爆音+ボディソニック効果で演奏者自ら圧倒される。

玉肌日記

2008年05月20日 | 玉肌日記
【塩原元湯温泉(栃木)】
塩原といえば、多くの近代的鉄筋コンクリート巨大旅館が立ち並ぶ、かなり開発された温泉街を想像しており、それが当方の趣向とは全くの異であることから足が遠のいていたが、そもそもこの塩原温泉は11の源泉があり、それが広範囲に点在していることが判明。その中で今回は塩原温泉の発祥の地であることから”元湯”という名がついているも、1695年の地震による山津波で温泉街が全滅(!!)・埋没してから、今は3軒の旅館があるのみ、という元湯温泉を訪問。かなり山奥を激走して到着するが、秘湯感があって気に入るも、何よりも素晴らしいのはその温泉の匂いと色。甘いながらも薬効成分が溶け込んでいそうな魅惑的な匂い(やや変態感あり?)と、それを正に色で表現したような抹茶色の湯。これだけで充分に合格ながらも、湯は露天風呂において温めであり、phも6~7程度とかなりマイルドであるので、長時間の入浴が可能。温泉に入り過ぎてかなり皮脂が落ちた顔にも遠慮なくこの温泉成分を擦り込むこととするとともに、遠慮なくこの匂いなら(硫黄臭と違って)体につけても問題なしと判断して長時間入浴するが、確かに本でも大量に持ち込んで長期間湯治をしたいと思わせるに足る内容。ここには黒湯なる真っ黒な湯が湧く源泉もあると聞くが、それは次回に宿泊で訪問する時に取っておくとしても、これまで完全に塩原温泉をナメめた認識でいたのを猛省。

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(15)

2008年05月19日 | SideSteps
シルエレに戻ると早速メザシにて栄養(カルシウム)補給。それを目ざとく見つけた田村氏からは”何故そんなものを...”との尤もなるご指摘。15時程度(搬入から1時間半程度経過)になり、演奏や録音、録画等の諸準備も一段落したことから、早速サウンドチェックとリハを開始。リハの一曲目は本日初公開の田村氏新曲。現在、田村氏新曲で未命名の曲は2曲程度あるものの、前回の仙台でのライブにて初公開の曲については「Sendai」なる仮名(←この仮名については違和感有りという意見が続出...)がアサインされており、今回の曲初公開こそが「田村氏新曲」。一週間前の記憶を呼び起こすべく、まずはこの曲でリハ開始。当バンドはリハも”モニターチェックを兼ねた練習”との認識であることから、開場前まで、つまり15~17時の2時間をそれに充てることとして早速”練習”開始。

玉肌日記

2008年05月15日 | 玉肌日記
【那須湯本温泉(栃木)】
那須高原のオシャレな街道を走り抜け、茶臼岳の麓に辿り着くとそこには殺生石なる硫化水素噴出地域があり、硫黄の匂いが立ちこめる場所があるが、そこから下ったところにある源泉「鹿の湯」がそもそも那須湯本温泉の発祥の地。その鹿の湯には以前訪問したことがあるも、発狂的な混雑でそれを回避し、ゆっくりと白濁の湯に浸かって日頃の辛苦を癒すべく、その付近では温泉マニアに有名な”激安”自炊・素泊まりの旅館「雲海閣」に投宿。到着後に早速温泉に行くも、かなりボロい旅館にしては温泉マニアが多いのか、風呂は必ず誰かが入っているというなかなかの人気ぶり。ここは硫黄泉と明礬泉の二つの源泉から湯を引いており、ともに源泉掛け流しだが、双方とも素晴らしい内容。当然のことながら、露天風呂という以前の時流には抗したようで、内湯のみ、という姿勢を貫いて今日に至るのは感心。硫黄泉はかなり肌理細かい白色粒子が湯に溶け込んでいることから、非常に美しい白濁で新鮮なほど白濁具合が淡い。まさに温泉感充分な内容ながら、温度は結構熱め。特に気候等の自然条件に左右される模様で、人が入っている時は良いが、そうで無い時の温度調整はちょっと大変かと思料。もともと短時間浴の温泉で、出たり入ったりせず、長湯していると湯あたりするとのことながら、確かに入浴客を見るだに、ちょっと入浴しては上がって体を冷まして...ということを延々と行っており、短気なる当方はまだそれを行える域には達せず、大体1サイクルにて終了。白根山系温泉ほどではないが、強力な硫黄臭が毛穴にしみ込み、数日は抜けない。旅館だが自炊なので、夕食は付近の気取った仏蘭西料理風洋食店に行ったが、旅館では通常夕食は和食であるので、温泉に宿泊しながら洋食というアンマッチさがこれまた新鮮で、”定宿”となりそうな雲行き。

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(14)

2008年05月14日 | SideSteps
ギターとベースは機材自体のセットはすぐに終了することもあり、その余暇を利用してコンビニへ買い出しに行こうとするも、ドラムはセット完了し、チューニングを、キーボードは目下セッティング最中ながら、キーボードスタンドを忘れた!とのことで、伊東氏奥方が本番前に持参するとのこと(どうやら積み忘れた模様にて駐車場に放置されていたとのこと...そういえば昔、田村氏が中央道インター入口で待ち合わせ+機材積み替えの折にMTRをインター入口に置き忘れた...という話を聞いた記憶が甦る。さらには10数年前の六本木Pitinnでのライブ時にも”キーボードのペダル”で同様の事件が...)。その途中で田村氏からおもむろに「日本経済の先行きについてどう思う?」との御下問があったことはその後の本番MCで触れた通り。本番前にはあまり多くを食べないものの、昼食&夕食抜きではかなりキツいこともあり、軽食で、ということで購入したのが、カフェラテとメザシ、そしてレッドブルなる飲み物。かなり異色な組み合わせとなったが、食べたいものという本能に従順するとこのような選択に。

玉肌日記

2008年05月13日 | 玉肌日記
【サイボク温泉(埼玉)】
埼玉県の中心付近、日高市にある温泉。そもそも”サイボク”なるものがなにを示しているか不明だったが、埼玉種畜牧場サイボクハムなる食肉業者が営業している模様で、食肉を安売りしているスーパーや地元で採れた野菜を扱う市場等がある敷地内に温泉もあるというなんだか不思議な施設。しかし、売っているものもなかなか面白く、牧畜関連だからだろうか、プリンのバラエティも豊富で、思わず買い込む。また、土日だからか、周辺からマイカーによる買い物客が多く、特に肉売り場は価格が安いのだろうか(当方は全く相場観・レベル感がないので不明)、かなりの賑わい。で、温泉だが、その名も”まきば(牧場)の湯”というもので、入場料金は結構高めだが、施設内は清潔そのものでかなり立派。温泉も天然ながら、一部では循環を使用しているものの、ポリシーを持って循環にしている模様で温泉関連ではいろいろと研究している様子。風呂に関しては、かなり温泉ランド的なバラエティだが、完全なる源泉掛け流しの風呂もあり、そこは源泉のみと知ってか、浴槽面積が小さい中、人が集まって混雑。温泉は無色透明で無臭ながら、やや塩味があり、この塩味系の特徴か、浴後にも保温効果があり、体が温まる。また、温泉スタンドで温泉を販売しており、これを自宅で用いれば温泉効果あり、とのことで、これにもやや惹かれる。泉質に強烈なる特徴はないものの、なかなか面白い施設。

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(13)

2008年05月12日 | SideSteps
セッティング用意をしつつ、楽器(4弦)の弦を交換していると、伊東氏到着。遅刻厳禁を前回練習時に田村氏から言い渡されていたようだが、集合時刻前に到着し、早速皆で機材を搬入。田村氏とともにこれにあたるが、田村氏は指から流血している模様。楽器搬入中に負傷したかと良く聞けば”あかぎれ”とのこと。搬入が終了すると早速リハ準備に取りかかるが、ここで府川氏が到着し、時間通りに全員集合。今回もマルチレコーディングすることに加え、ビデオ収録もあり、事前準備が必要であり、急いで準備を行うが、当方は毎度レコーディング担当であって、マルチケーブルをミキサーから供給してもらって、レコーダーと結線しつつ、リハ中にレコーディングレベルを確認するという次第。伊東氏は、本日のお客様に無料配布のDVDについて、プレイヤーで放映しながら、シルエレ照明の方を暗に指導中。

玉肌日記

2008年05月08日 | 玉肌日記
【城崎温泉(兵庫)】
”小説の神様”志賀直哉の小説『城崎にて』で有名なる温泉地、城崎に初訪問。有名な割にはなかなか交通としては不便な場所にあって、特に車での訪問については顕著。この地方では歴史のある温泉街ながら、街全体としては大人数収容用のホテルと老舗旅館が軒を連ねる状態だが、基本的には外湯中心ということで、その7つある外湯巡りのため、夕方になると浴衣姿の人が行き交うようになり、雰囲気のある温泉街となるが日中のそれは湯布院や軽井沢のよう。特に訪問時は3月中旬ということもあり、卒業旅行なのか関西ヤンキー系の方々が多く見受けられた。当方も張り切って外湯巡りをするも、まず最初の外湯で衝撃的なる塩素臭。というのも、ここ城崎では温泉が集中管理されており、湯を大事にするあまり(確かに温泉が枯れるという事態はここまでの温泉街にとってはあまりに致命的であるには違いない)か、城崎にある源泉4つをブレントしてそれをタンクに貯蔵して配給しているというシステムとのこと。これだけであればまた良いものの、さらなる効率性を追求してのことか、各施設内で循環させて使用する湯量を節約している模様で、その際に塩素消毒が用いられているとのこと。それは”プールに来た?”とも思えるもので、正直幻滅。泉質どころの話ではなく、しかも外湯7つすべてが”ブレンド”であるから、どこも同じ泉質であり、それをジェット風呂とかサウナ等で特色付けをしなくてはいけないという悪循環になっている。旅館の内風呂の塩素臭は強くないが、あの有名なる城崎がこの状態であることは正直現地に行かずして分からなかったが、節約も度が過ぎると逆効果と思料。温泉の質を楽しむのではなく、温泉場の雰囲気を楽しむ温泉と思えば、それもまた楽しめるか。

Side Stepsライブ 3月1日ドキュメント(12)

2008年05月07日 | SideSteps
それでは、とシルエレ前の楽器屋をみることに。すると600円程度のベース激安弦が置いてあり、この時とばかり、これを5セット購入。このようなベース弦の在庫を一気に”オールマイン(All Mine!)”する客もいないのか、店員は愛想良く、かつ非常に丁寧に大仰なる紙袋に激安弦を包装してくれ、ちょっと恐縮。その後、コンビニで昼食を買おうかとも思い、コンビニ方面に向かう途中で駅から来たと思しき田村氏と遭遇。13時ちょっと過ぎであったが、もしシルエレ店舗がオープンしているのであれば、と思い、ドアを開けてみるに、どうやら人が来ている模様だったので、かなり時間前ではあることを承知ながら早速搬入。搬入終了後にステージを見るも、どうやらドラムが新しくなっていることに加えて、ベースアンプのヘッドも変更されている模様(事情に詳しいMさんによれば、これまでと同じハートキーの現行モデルとのこと)。

フォアグラ日記

2008年05月01日 | フォアグラ日記
色川(浅草/鰻)
浅草には鰻の名店がいくつもあるも、同店に関してはこの付近については大変土地勘があるにも関わらず、全く認識を欠いており、存在さえ知らなかったこともあり、今回初めて訪問。非常に間口の小さい店ながら、奥行はかなりあり、カウンターとテーブルの数席だけか、と思うも奥には座敷がある模様、しかし店内は相応に狭い。早速鰻重を注文するが、まだ18時より前というのにかなりな混雑。カウンターの奥ではなかなか社交的な下町オヤジである同店親父が鰻を焼いているが、換気がイイのか、全く鰻臭はせず。それほど待たずに出て来たが、最近昼夜がコンビニとあまりに貧相な食生活を送っているからか、もしくはタレの甘辛さが絶妙なのか、異様に美味。ご飯が深さ1.5cm程度で非常に上品なる量で、この量の少なさによる物足りなさがより印象を嵩上げしているのかも知れないが、そのご飯の量のせいか、値段も非常に良心的。残念なのはお吸い物が”とろろ昆布”であって、肝吸いではないことくらいだが、あらためて浅草には美食が集まっていることを再認識、恐るべし浅草。