Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2009年10月31日 | 玉肌日記
【酸ヶ湯温泉(青森県青森市)】
再訪ながら、青森といえば酸ヶ湯温泉、ということで、今回は十分それを堪能しに宿泊というパターン。しかし宿泊は一泊4000円也の湯治部であり、部屋は汚くはないが、かなり年季が入っており、雰囲気十分。周囲の宿泊客の年齢層も相当に高く、当方らが最年少。前回はあまりに短時間の入浴、しかも休日で混雑していたということで、今回は時間をかけて堪能。浴槽は大きく2つあるが、一方は比較的温い「熱(ねつ)の湯」と、奥に熱い「四分六分」。前者は比較的温いが、時間をかけて入浴することで、浴後の温かさが持続するのに対して、後者は短時間浴である一方、温かさもそこそこの持続というもの。「熱の湯」を気に入り、そこに長時間入浴するも、この浴槽にはお湯の注ぎ口がなく、足元湧出?と思われるほどに、こんこんと湯が溢れている。酸ヶ湯の名前とおりで酸性の硫黄泉だが、たしかに「熱の湯」というだけあり、その後、布団の中でその熱が取れず、始末に困るほどポカポカ感が持続するのは驚異的。冬であれば、そのポカポカ感と周囲の冷気で非常に情緒のあるものだろうと想像、次回来訪は厳冬期と期す(情報によれば、昭和58年から通電、かつ通年営業となったとのこと)。湯治部ということで夕飯も朝飯も一切が出ないのだが、懸案の夕食は近くにある十和田ホテルまで出かけていって、フランス料理。地元りんごを使用したメニューだったが、この地域を田舎と侮っていたがそれに反して、かなり美味であり、刮目。このホテルの宿泊は高いが、酸ヶ湯湯治部素泊まりとあわせれば、格安にて最上の温泉旅館と変身。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(19)

2009年10月27日 | SideSteps
府川氏と控え室に戻ってくるも、「あれ(TGSの話題およびプレッシャー)はマズかったかな?」と話しながら、ちょっと演奏上の問題が聞こえてくるなり、府川氏は「ほら、言わんこっちゃない」的に当方を一瞥しながらも、本人も楽しんでいる様子。そこで、フトしてレコーダーを見遣れば、なんとレコーディングされていないではないか!慌ててレコーディングを開始するも、先ほどの1・2部の休憩の合間にHD容量節約のためもあって一時停止にしていたのをまったく失念していたのであった...。デュオの演奏が終了すると、最後の曲。これを終了して後はアンコール。アンコール前には恒例の”ふーいわ”があるのだが、今回はその場でお話したごとく、控え室にて田村リーダーに「(アンコールを求める)拍手が鳴り止まないうちに出ろ!」と厳命され、追い出されるように控え室を出てステージへ。

フォアグラ日記

2009年10月22日 | フォアグラ日記
あかなす家(トマトラーメン/渋谷)
街への途上に出来た新店舗で気になっていたが、ほどなく訪問。トマトラーメンとのことながら、実は当方は非加熱、そのままのトマトはかなり苦手であるのだが、加熱加工されたそれは全く問題ないという身勝手さ。カウンタのみで落ち着かないが、メニューにある”チェダーラーメン”なるものをオーダー。これはトマトラーメンにチェダー粉チーズが載っているというものだが、客が自分でチーズをかけるべく、手回しチーズグレイダーがついてくるという趣向。待つと出て来たのがコレだが、真っ赤なるトマトソースの中に鳥のササミ様のチャーシューもどきが入っている。早速にチーズをかけるも、なかなかチーズ量をケチっており、決してチーズは山盛りとはならないのが全くもって冴えないのだが、食べてみると意外に美味。まさにスープパスタのようであるが、パスタではなく、麺は微妙なるアルデンテ具合のラーメンであって、食感がよろしい。チーズがケチっていることから、途中からチーズ感は全くもって無いのだが、麺に加えてスープも良い具合であり、あまりしないのだが、スープをほぼ最後まで頂戴す。基本的にはイタリア料理のパスタをそのまま”ラーメン化”したようなメニューが並んでおり、恐らくボンゴレからヒントを得たであろうことが自明な”アサリラーメン”など、名前を聞いただけでその味が容易に想像できるのだが、このトマトソースも同様であって、想像通りながらもそれでもなかなかに美味というのはレベルが高い証左か。

玉肌日記

2009年10月19日 | 玉肌日記
【谷地温泉(青森県青森市)】
この温泉、八甲田山中にあり、酸ヶ湯から10キロ程度の場所に位置するが、実はこの温泉を数年前から狙っていたものの、旅館が倒産したとの噂(デフォルト情報はしっかり公表されていた模様で現在は伊東園ホテルグループが経営)で、「いってもダメだろう」と思っていたのだが、付近に来たことから「だめもと」で訪問(というのも北海道周遊の際、Mさんから教えてもらった三香温泉が”営業休止”とのことで残念だったのだが、実際に”だめもと”で行ってみると営業延長をしていて入浴できたという経験があったことによる)。で、実際に行ってみると、あるではないか!なんだか表示板等の看板が新しくなっているところを見るだに、確かに一度デフォルトして、経営者が変わったようながら、その温泉は現に存続していた!喜び勇んで早速入浴するも、夕方の遅い時間というのに結構なる入浴者。この温泉、温湯と熱湯があり、39℃程度の温湯に30分程度入浴し、その後に熱湯に5分程度入浴するという入浴方法の模様で、混浴(別に女性専用浴場もあり)ながら、温湯槽には多くの人。ここの温湯は足元湧出系で、葛湯のような硫黄泉が足元から湧き出しており、霊泉といわれている。足元湧出系は流れ込む温泉の音がなく、非常に静かであるのがすばらしいが、ここの魅力はこの薄い白濁色。逆に熱湯の白濁が有難味を減ずるほどにすばらしい温泉。湯治部があるようなので、湯治部宿泊で再訪期待。

玉肌日記

2009年10月15日 | 玉肌日記
【嶽温泉(青森県中津軽郡岩木町)】
嶽(だけ)温泉は岩木山の南方麓にあり、小規模ながら温泉街を形成。「嶽きみ」なるブランドとうもろこしの産地な模様で、いたるところで「蒸もろこし」(一本150円程度)販売を発見。そのとうもろこし屋に並んだ温泉宿を訪問するが、ここの温泉は硫黄泉で白濁系。旅館を裏口から出て、ちょっと街道方面に外を進むとある百人露天風呂(とはいっても”百人”は”大きい”の意の形容詞であって実際に100人入れば木枠が崩壊必至)と内風呂があるが、まずは露天へ。プレハブ脱衣所で着替えると目の前は露天風呂だが、露天ということもあって晴天ではあったが、湯温はぬるめ。白濁度も低く、入浴にはちょうど良いが、やや鈍った感じの湯であるのが残念(ちなみにここは混浴。しかしタオル着用可でこの地域には珍しいか)。宿へ戻って内風呂へ入ろうとするが、これがなかなかすばらしい。湯温はやや高めながら、かなり新鮮感のある湯が注ぎ込まれており、快適。光線の関係からか、白濁度合も増しているようで、phは2.2と酸性で硫黄臭はキツくはないが、味はしっかり苦酸味のあるレモン味的。浴槽が青く塗られているので、写真では青白く見えるが、実際には白濁となっている。今回は訪問しながったが、隣の百沢温泉は鉄泉系の褐色をしており、地域によっても大きく泉質が違う模様。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(18)

2009年10月13日 | SideSteps
田村リーダーがいない!どこに行ったか探すが、ステージを進行するシルエレ店長氏(吉田さん)によればすでに一人ステージ上にいるとのこと。どうやら我々残りの3人が出てくるのを待っている状態とのことで、想定外のリーダーの行動に一同呆然とするが、気を取り直してステージへ行くも、このとき、重大なる失態を犯していたことを誰も気がつかなかった...。2部のオアシス、デュオ演奏の前には当方のMCがあったが、まったく内容を考えていなかったので、とっさのアドリブにて今回もお客様として客席にいるであろう田村ギタースクール(TGS)のお弟子さんたる小学生ギタリストについての話題。結果として、話の成り行き上、田村リーダーには次に控えるデュオへの猛烈なプレシャーとなってしまったか、とMC途中には反省したが、これまた成り行き上、話は止まらず、控え室に戻る帰路で不安が増殖。

フォアグラ日記

2009年10月07日 | フォアグラ日記
白鷹隠れ蕎麦店のハシゴ(蕎麦/山形県白鷹町)
山形県の蕎麦は有名ながら、蕎麦街道なる路もあり、次年子や大和田といったメジャー処は前回、前々回に踏破してきたことから、今回は「隠れ蕎麦店」があるという白鷹へ。白鷹は県庁所在地の山形と米沢を縦に結ぶ主要幹線から、日本海側に一本奥に入っているので全くにノーマークだったが、連れが学生時代にここ白鷹の自動車学校へ免許合宿で来て二週間滞在した(しかし関連記憶はすべて消失し、”田舎だった”との記憶しか無し)とのことで、記憶を甦らせるためにも訪問。隠れ、というのが素晴らしく奥ゆかしく、さらに探し出したいという衝動に駆られるも、確かに隠れているだけあって、場所はかなり分かりにくい。看板も謙遜気味に表示してあったりで思わず通り過ぎてしまうリスクはあるが、同町HPから入手できる地図を持参すれば完璧。今回は”熊屋”と”さんご”という2店をはしごで訪問したが、共に美味。前者は”もりそば”と追加しかメニュがなく、入店し、完全なる民家の大広間然としたところに坐れば自動的に蕎麦が出てくるという素晴らしいシステムながら、蕎麦風味充分。汁が独特の風味であり、さんごはかなりノーマルだったが、熊屋では出汁に椎茸でも使用しているのか、味噌風味に近いややクセのある味。さんご、も同様であったが、メニュは天ぷら等もあり、多彩だが、蕎麦は前者と同様にかなりの田舎蕎麦であり、その風味と食感は最上。こんな場所にこんな蕎麦が...と思うと恐るべき日本のポテンシャル。

熊屋           さんご
  

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(17)

2009年10月02日 | SideSteps
このようにセットリストに沿って5曲程度演奏し、最後の曲は伊東氏新曲「Cosmosphere」。SS伝統を継承したキラー・チューンだが、演奏する側にとっても十分なるキラー・チューン。演奏が終了すると10分間程度の休憩と称して控え室へ。戻るなり、無意識に「疲れた~」という声が出てしまうのは老齢化が原因か。演奏中は演奏に集中しようとしていることに加え、脳内物質が出ているせいか、あまり疲労も痛みも感じないのだが、演奏が終了するとそれが噴出し、しばし呆然自失。水分補給をしてシャツを着替える(1部と2部とで着替えるという”お洒落”をリズムセクションのみがしていた!)と再度2部の演奏がスタートするが、2部は途中にギターとピアノによるデュオがあることから、その間もしばしの休憩が取れるということで、なぜか気分軽く2部をスタートしようとするが...。