Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2009年08月31日 | CD批評
安達久美 Club PANGAEA「Little Wing」
散財とは言っても、資金効率の最適化を図るべく、購入不要なるCDはまずはレンタルCDで、という宗旨換えをしたため、これも購入せずレンタルしただけ、である(しかし、少額とは言え、散財ではある)のだが、最近は全くといっていいほど聞いていなかった、所謂J-Fusion(この呼び方、タダでさえFusionなる軽薄な響きにJ-がついてさらに印象悪化な)を久々に聞く。この方、女性ということでそれなりに脚光を浴びている(少なくともSS対比では)ようだが、バークリーでスコヘン(スコット=ヘンダーソン)に習っていた(このこと自体はすばらしいことと思料)とのことながら、「で、貴方の本質は?」という内容。フレーズもそうだが、曲調までスコヘン(というかトライバルテック)では、一体何なのか、という印象。それもオリジナルを超えているのであればまた良いが、学生のコピーバンド程度であって正直がっくり。リスペクトの域を出ないのであれば、それは自己満足的に非商業ベースでやるべし。ある意味のノブリス-オブリージュ、つまり、女性→コマーシャル的にはマル、という部分を充分に活用している(少なくともオッサンバンドなるSS対比では...)のだから、それ相応のオブリージュも負うべきではないか。どうしても身内(同国籍)には辛くなってしまうが、本来黒子であるべきのスタジオミュージシャンに見るべき人が多いのは、このような事象に対する自然なリスナーへの反応か、とも思ってしまう。とは言え、見極めのため、今後はライブ盤も聴くべきか(当然貸CDにて)。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(15)

2009年08月26日 | SideSteps
本番5分前には客席でのマイクレコーディング用のレコーダーをスタートさせに客席へと出るが、客席以上のお客様で立錐の余地なく、レコーダーにたどり着くまでになかなに難儀となるが、レコーディングを確認して控え室に戻るともう本番モード。毎回がごとく、メンバーが他3メンバーとがんばりましょうと握手を交わしてステージ上へ。ステージ上にあがると毎回、いろいろなチェック項目があるのだが、まずは楽器の結線。そしてアンプのボリュームが上がっているかどうかという点。いきなり演奏を開始して音が出ない(もしくはモニターが著しく困難)という状態はマズいので、リハ当時の音量である8/10目盛程度まで上げるが、今回もステージ上では爆音(おそらく客席も爆音だろうと思っていたが今回はそれほどでもなかったとのこと)にて、アンプからの「サー」という機材本来のノイズさえの大きさに自ら戦慄を覚える。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(14)

2009年08月21日 | SideSteps
通常は開場30分前でリハを終了するものの、今回はトラブルがあったことで開場10分前までリハを実施、慌てて開場準備を行う。控え室に戻って着替えを開始。府川氏は演奏前用で1枚、本番前半で1枚・後半1枚、さらに終演後1枚の計4枚ものシャツを持参しているとのことで、老齢ながらの体力勝負な楽器に敬服。途中、水分を購入しに外に出るが、かなりの数のお客様に驚くとともに恐縮至極でさっさと控え室へと戻って、本番前の憩いのひと時。府川氏とは名物?”ふーいわ”のネタの流れを再度確認し(とは言ってもその大部分はアドリブなのだが...)、本番の時間が迫る。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(13)

2009年08月18日 | SideSteps
結局はシルエレ常備のピアノ鍵盤を拝借することとし、分解キーボードは現状復帰を目指してネジ留め開始。ネジをすべて留め終えるとそれをケースにしまいながら、常備のキーボードのセッティング。2段スタンドに乗せていたものを、高低差や構造を考慮してピアノの上にシンセを直に乗せてリハーサル開始。途中で音色の確認であったり、MIDIチャンネルの変更等、シルエレのスタッフの方の助力を得ながら問題解消を進めるも、後半演奏予定の曲のリハはできず、今回披露のデュオ曲”EVERGREEN”を練習を兼ねて確認し、打ち込み曲のクリックバランス等を確認した後は、一曲目を演奏してバランスを再度調整して本番へ。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(12)

2009年08月14日 | SideSteps
パネルの諸ランプが不規則に点滅していることや、鍵盤を弾くという衝撃を与えるとプログラムチェンジ(音色が変わっていってしまう)ような挙動を見せたことから、内部の基盤へのコネクタが怪しくなっているか、もしくは電源周り(ヒューズ等)の問題か、と推測し、内部を検証しようといろいろなネジを外して分解することに。十数個ものネジを暗い客席で2人がかりで外したものの、ついにはどうしてもフロントパネルが外れずに断念。ちなみにヒューズについてはその場所を発見して確認してみるも、異常なく、基盤絡みのトラブルに見舞われているものと想像。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(11)

2009年08月12日 | SideSteps
しかし、症状は一向に変わらず、さらに悪化してキーボード(Nord)のパネルの諸ランプに怪しい点滅症状が現れ、電源コードの不具合等を予想してコード交換等を行なうも症状改善せず。ライブ前半の曲を演奏し終わるが、トラブル対応のため、一旦は演奏を休止してキーボード本体を確認。幸いなことに、シルエレの前には楽器屋(山野楽器)があり、そこのキーボード売り場担当を探しにシルエレスタッフの方が走るも、担当の方はお休みとのこと。また、マニュアル(取説)を確認すべく、web上でPDF化されたマニュアルがあるか確認するもそれもなく、ついに禁断の分解(!)を試みることに!

玉肌日記

2009年08月06日 | 玉肌日記
【松之山温泉(新潟県十日町市)】
日本三大薬湯のひとつ、松之山温泉を訪問。「三大~」といわれると、どれも意地でも踏破しなくてはならない気になる性分ながらも、他では有馬(兵庫)と草津(群馬)ということで、ここ松之山の訪問にて全三大薬湯制覇。この松之山、小さな温泉街だが芸術祭等を開催しており、お客招致に熱心ながらも、温泉も本物であり、ここの温泉は塩分濃度日本一の温泉なる模様で、確かにかなりに塩辛い。1200万年前の海水が地殻変動で地層内に閉じ込められ、それが現代に温泉となって噴出している模様だが、源泉温度98℃ともなれば、塩分が濃縮されるのか、海水よりも一層濃いように感ずる。またこの付近では石油産出するよう(そういえば小学校の時に学習した...)で、あきらかにその連想から来る”幻匂”ではなく、石油臭が...。しかも湯をよく見れば、黒い湯の華が舞っており、これはまさに石油風呂ではないか、とやや興奮。普段にては良くは感じない石油臭が今回は非常に好ましく、好印象となるのもこれまた不思議だが、浴後も石油臭がしており、なんだかオイルマンな様相。さらに食塩泉ということで保温効果も高く、浴後も温かさが持続し、まさにメラメラと緩やかに体が燃えている印象。塩分濃度が濃いためか、浴後にも肌のツッパリ感もあって、まるで海水浴後だが、その分、温泉成分が濃い証か。ただ残念なのは、湯量が豊富なわりには、この近辺では塩素殺菌が義務づけられている模様で、ここでも塩素消毒しているとの記載が。まあ、この程度に石油臭がしているようであれば、塩素臭も鼻につかず、結果オーライではある。

Side Stepsライブ 5月30日ドキュメント(10)

2009年08月03日 | SideSteps
今回は18時開場、18時半開演であり、現在が15時半であることを勘案すると、2時間程度はリハーサル(という名の実質的練習)が出来ることから、早速1曲目より曲順通りに全曲を演奏するつもりでスタート。しかし!2曲目程度からキーボードに異変。バンド全体で音がガーンと出る時にキーボードの音量が低下するような感覚を得た(同様の現象は仙台定禅寺のライブでもあり、発電機から取得した電源に不安定性があるとの結論であった)ことから、電圧低下が原因でないかと電源周りを確認。それまでベースアンプと同じコンセントから電源をとっていたことから、コンセントを他に移し替え、3曲目以降を演奏。