Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

フォアグラ日記

2007年04月26日 | フォアグラ日記
蕎麦 竹安(伊豆)
伊豆は河津から下田/松崎線に抜ける、かなりマニアックな道の途中にある蕎麦屋。よくよく注意をしないと、そのままスルーしてしまうような趣きで、当方も"往き"はまさにそのままスルーしてしまったのだが、その際にアイ-キャッチングだったのが、広大な駐車場に停められた車やバイクの多さ!ざっとバイク数十台、車数台。こんな道にどこから来たのかと思うほどの多さに、これは只ならぬ雰囲気を感じ取って、"復路"に訪問。これまた外見は平屋の田舎家のような感じながら、中は想像よりはモダン。客席は奥もあるのかもしれないが、入ってすぐの間では10数席程度か。天麩羅も売りのようだが、今回はそれを敢えて"もり"を注文。店内をみるに、暖簾に極小に「せきさわ」(”せりさわ”だったかも...記憶曖昧)とあり、どこか小布施方面で聞いたような蕎麦屋の名前を想像したが、実際に出てきたのは丁寧な内容の蕎麦。かなりシッカリとした内容で、申し分なし。伊豆の山中にある蕎麦屋としてはかなりのレベルであって、山中に迷い込んで、偶然素晴らしい桃源郷を見つけた(ものの、結局は狐に化かされていた?という寓話)かのような内容(ちょっと大袈裟?)で、いささかビビる。お昼を大分過ぎているが、狭い店内にお客は充分であり、盛況。伊豆山中はもう見るべきものはないと勝手に判断していたが、恐るべきポテンシャル。寂れている伊豆もなかなか捨てたものではない。”隠れた名店”との使い古された形容そのまま。

ライブ 3月17日ドキュメント(11)

2007年04月25日 | SideSteps
このような時にしかしない清掃をも行って所要時間10分。やわらかいサドウスキのネックを順応させるために正しくチューニングをしてからケースにしまって出発準備完全に完了。荷物を車に搭載して早速出発しようとするが、前前週に雨の中を走り回ったこともあり、非常なる汚れに驚愕し、行きに洗車をしようと決意し、GSへ。休日だからなのか、ちょっとした”洗車”渋滞という混雑な中、洗車のみを行って、早速都内方向へ。途中に首都高速の渋滞掲示板を見るが、竹橋まで1時間以上(通常は20分)と表示されており、これは重症と判断。もともと首都高には乗る予定はなかったが、一般道であってもこの余波を受けているに違いないと想像して環八を南下するに、案の定、渋滞。井荻トンネルまででも結構なる渋滞であることに加えて、井荻トンネル内は猛烈なる渋滞。前回のように、トンネルをパスして早稲田通りで行けば良かったと判断の甘さを悔やむが、結局はトンネル内にて20分程度を過ごす。トンネル内は猛烈なるトラックの排気で異常なる劣化空気に、車内循環の空調としてジッと我慢するも、閉所恐怖症の身としては、ここで火災が起きたら等の要らぬ不安も惹起して独り身悶える。
※写真は井荻トンネル。あまりの渋滞で発狂して、つい激写。しかし、なんて日本人は従順なのだろう。なぜこのような渋滞で”革命”が起きず、そのまま流れるのを待っているのだろうか、到って不思議。

玉肌日記

2007年04月24日 | 玉肌日記
【葛温泉(長野)】
信州は信濃大町から、アルペンライン方向にやや南下した位置にある温泉。たまには雪の中を温泉へ、と考え、途中で車を乗り捨てることも考慮して行くに、暖冬の影響が顕著で、3月下旬というに道路に雪は全くなし。路面以外では雪が積もっている部分もあるが、それも山間部のみで、宿の人曰く”このまま地球はどうなってしまうのでしょう?”という感じながら、この付近に点在するスキー場では、完全なる死活問題か。信濃大町付近では大町温泉が有名ながら、それは大旅館やホテルが集合しているからであって、その源泉はここ葛温泉から引いていると聞いて、大町温泉に入る気は完全に喪失。そして、その葛温泉は残雪の中の露天風呂。温泉効能表を見るに”単純温泉”としてあるも、実際には硫黄分が相応にあって、露天ではかなりな湯の華。まさに大鋸屑(おがくず→”葛”温泉?)のようであり、これらは沈殿しているも、かき混ぜると物凄い量で水中を浮遊することから、浴槽内をかき混ぜまくってその湯の華を浴びるようにして堪能(次第に変態感が出て来たか)。なお、内湯では湯の華や硫黄臭はあまりなく、それは濾過/温度調整しているからか。よって内湯には殆ど入らず、露天に集中。ここは葛温泉では最古と伝えられる”橋本の湯”の源泉掛け流しで”贅沢きわまりない”とのことなので、数度入浴して毛穴に源泉を押し込むと、その後、数日は体から硫黄臭が発散し、やや会社でも気になる。

フォアグラ日記

2007年04月23日 | フォアグラ日記
ムッシュYosuque (カレー/中目黒)
カレーというよりは、特段とそれを売りにはしていないような外観の同店へ訪問。明らかに食事時を逸したと思しき夜21時程度の訪問ながら、店内はなかなか盛況で”ハズれ”ではないと直感するが、メヌをみるに、様々なオードブル等は並ぶものの、最後には「カレー」とあり、同店でのウリであることをさりげなくアッピールしており、そこで早速美味と聞くカレーをオーダー。同店はルーがビーフとチキンで2種に分かれているが、今回はチキンをチョイス(欧風カレーにおけるビーフは各店の味が収束し、均一なるイメージがどうしても強い為)。ついでにサラダをオーダーし、恒例のパルマ産生ハムとパルメジャーノのサラダも追加するが、かなり良心的な量。それを食しつつ、メインのカレーを待つに、出て来たのがコレ(写真)。ご飯上にチキンだけでなく、アスパラ等の野菜が”串刺し状態”になっており、一瞬奇異な印象を覚えるものの、別添のルーをかけて食するに、とても美味。ビーフのそれと比較してやや酸味があるチキンルーは微妙なる辛さにて、辛さがカレー本来の味を損なわずにおり、くわえて、予め下拵え(しらごしらえ)したと思しき野菜等にもマッチしてグー。個人的にはあまり辛いのは敬遠するが、それが非常に程度であったことに加えて、内容の具単体もなかなかアクセントとしてよく、一気に完食。これまでいろいろなカレーを食して来たが、その中でもかなり最上位レベルに位置していると思料。同店は2階にパスタ店をも持っていることから、こちらへも再訪問を希望、かなりのポテンシャルではなかろうかと思料。

ライブ 3月17日ドキュメント(10)

2007年04月20日 | SideSteps
二度寝する前のニュースでは千葉富津「菜の花畑」が映像で出ているも、そこには小雪が舞っており、本日の天候が気になる。これまで暖かったものの、ここ最近は急に寒くなっており、全く意味不明なる天候。9時程度に目覚めると、食事等を採って出発の準備。集合は13時半であったことから、余裕を見て11時には出発することとして、楽器(4弦)の弦を張り替えることに。弦のストックを調査するに、以前に安かったので大量買い(1セット500円程度)してあれだけあった弦がもう最後の1セットしかなく、かなりビビりながらこれを張る。もう同ゲージの予備はないため、これがリハや本番で切れることにもなれば、もう張る弦がないが、幸いなことに吉祥寺では、ライブハウスの前が楽器屋、しかも付近にもいくつか楽器屋が存在することから、ちょっと早めについたら、その楽器屋各店を物色することとする。弦の張り方については、ここ最近、新セオリーを発見(といっても既知で新味はないかも知れないが)、それは「ポストに巻く弦の回数/多さによってサウンドが変化する」というものなのだが、これに依って自己最適解である2巻き(必然的にポストとナットまでの角度が広角になり、ナットから外れ易いリスクを少々負う一方でバズがキレイに出る)をすべく、余分なる弦を切断して全て張り替える。
※弦を張り替える時、これが本番以上に緊張する時かも、あ、こう書くと「弦は本番前にしか交換していない」とバレるか。実は6弦は1年に一回程度しか換えない。パット=メセニーは切れるまで換えないというが、まさにソレです。

玉肌日記

2007年04月19日 | 玉肌日記
【青掘温泉(千葉県)】
千葉県・房総というのも温泉枯渇地帯ながら、大正時代に石油を掘り当てようと掘った深井戸から温泉が出たという同温泉。その石油掘削への執着のためか、湧き出てきた温泉の色も黒い色であって、当時、掘削していた人はまさに"糠喜び"(原油かと思ったら黒色温泉)だったようと容易に想像。今回はその青掘温泉でも由緒正しいと思われる静養園に向かったが、同園はかなり年季の入った、まさに外見のみではデフォルトしたような感じながら、玄関前には源泉井戸があって、間断なく湯が湧出。浴場に入るにかなり小さい浴場で5人程度で満杯になってしまうサイズながら、例の如く、湯船の湯は黒の色ため、深さが一向に分からず、恐る恐る足を入れる。黒色とはいっても、やや緑がかった珈琲色(=名付けて”琥珀の湯”というらしく、商標登録もなさている)だが、透明度は15cm程度、味はやや塩分を感じるが、それ以外の風味(ヨード分?)を感じる。源泉が温いので、加温していて適温だが、これと温泉成分のせいもあってか、温まる。塩分も作用していると想像するが、風呂場の金属部分、特に鉄製パーツは一様に錆びており、木製等腐食材料に交換済み。一応、露天もあるが、これは1人サイズであるが、湯の投入方法に因るのか、泡が多く、これはまるでコーラフロート(当方の一番好む飲物)で発生する泡を想像させ、飲みたい欲求に駆られる(勿論、幻影なので飲まず)。千葉は黒色温泉が多い印象ながら、無加工・加温のみという意味では貴重か。

ライブ 3月17日ドキュメント(9)

2007年04月18日 | SideSteps
3月17日(土曜)
ライブ当日。昨夜はなんと就寝が21時。というのも、その前夜の帰宅が午前2時だったということもあって、終日廃人状態で、このままライブに臨むわけにもいかず、早寝したのだが、その結果がライブ当日の起床時間が4時半、という単なる”生活時間のシフト”だけに留まり、睡眠時間の拡大までには波及し得なかったことから、止むなく起床して準備。とは言っても、当日にバタバタすることが嫌で、その結果として忘れモノをした経験もあって、事前に準備はほぼ完了していたので、特段にすることも無く、PC上のBloombergで市況を一通りチェックした後はコーヒーでも啜りつつ新聞を通読。それが完了してもまだ午前5時。読書でもすれば眠くなるか、と考え、読書をするもこの一冊も通読。結果として”緊張しているか?”と容易に推察される状況ながらも、現象面ではそうであっても心理的にはあまり実感もなく、そのまま風呂で下半身浴をしつつ、文藝春秋を読んで長風呂するとやや疲労したのか、その後は二度寝。
※写真は車に全機材(ベース、エフェクト、そしてケーブル類一式)を積んだ時の模様。アンプやスピーカー等を持ち歩かなくなったので、素晴らしいほどの軽量化。しかし、また六Pのようなアンプさえ無いステージともなるとツラいな...。

フォアグラ日記

2007年04月17日 | フォアグラ日記
てらぐち(永平寺蕎麦/福井)
永平寺山門前にある同店で”おろし蕎麦”。おろし蕎麦とは、通常の蕎麦+大根おろし(大量)+かつおぶし(大量)+薬味の上から冷たい汁をかけて食するもので、同地の名物とのことながら、想像するに夏は涼しく、冬は極寒という地で温かい蕎麦ではないのがやや違和感があるものの、寒い永平寺を見学後に訪問した身にとっては、冷えた体の中に更に冷えた蕎麦を入れるということがなかなか理解できないでいるも、ミーハー(死語)な立場を取る当方としては名物とあらばまずはそれをオーダーするのが半ば習慣になっていることから、それをオーダー(セットで名物の胡麻豆腐も)。ついでに蕎麦ぜんざい等をオーダーして体を暖めようとも思ったが、最近のカロリ過多な生活を回顧して自粛。しばし待った後に出て来たのは想像通りの一品で早速食するが、”おろし”がなかなかキツく、蕎麦の味もなかなか分からない。蕎麦が不出来でマスキングをしているわけではなく、蕎麦本体は明らか手打ちでなかなかコシがあって美味なのだが、それはあくまで食感を楽しむ限りであって、味は完全に”おろし”。ここまでやや辛目な”おろし”の味が全面にでれば逆にそれで体が暖まるか?と勝手に自らを納得させて食するに、そういうことにもならず。”おろし”にはジアスターゼ(有名なのは高峰譲吉が発明したタカ=ジアスターゼか)が多く含まれていると聞くので、消化を助けて体にイイかとも納得させるが、蕎麦という内容もあり、その2時間後には別のモノを食べる羽目になるとは、なかなかなジアスターゼ効果と考えるべきか。後で考えるに、同店の名前”てらぐち”とは永平寺門前にあるので”寺口”?、それともそれが明治自体の平民名字必称義務令でそのまま本名になってしまったパターンか。

ライブ 3月17日ドキュメント(8)

2007年04月13日 | SideSteps
ほぼ前半の曲を網羅したところで休憩かつランチ。ランチも比較的早めに切り上げて、早速残りの曲を練習。最後まで演奏し終わると、残りはあと1時間。というわけで、残りは新曲に加えて、これまで練習した中でちょっとマズ目な曲、もしくは部分を練習。特に、ドラム以外の3人は自宅でも練習が可能ながら、ドラムはそれが叶わないことで、府川氏が練習をしたい部分を中心に"おさらい"。直前練習という緊迫感からか、最後10分を残す程度のギリギリまで練習(これまでの経験則では後片付けには15分程度を要す)を行い、終了。いつものことながら、まだ完全ではないという残尿感(下品で失礼)を残しつつ、大急ぎで撤収。とりあえず、ケースにも仕舞わず、そのままスタジオ外に出してそこで片付けることに。その後に清算をして解散。帰りには夕方で賑わうシモキタの街を駅に向かうが結構なる人で思うように進めず、府川氏とともに発狂。帰りの車内でも先週「寝過ごし」事件があったことから、寝ないように慎重に読書に励む。今回のライブ選曲を見るに、4弦の割合が多く、所謂「スラップ」比率が高いのだが、新曲を多く練習したこともあり、帰宅後は右腕に倦怠感。
※スタジオの練習風景(その3)。当方の定位置から見える風景(その2)。ドラムは真横からみながら練習。たまたまながら、バスドラのビーターが良く見える位置で、つい見てしまうのだが、これは本番では見えない筈のモノであることで、これを見て合わせるクセがついてしまうとエラいことになるので、出来るだけ見ないようにしようと毎回瞑目して演奏していたら、今度は瞑目して演奏するのが習慣化。

玉肌日記

2007年04月12日 | 玉肌日記
【川湯温泉(和歌山)】
文字とおり、川の中に湧く温泉、ちょうど訪問時には川を塞き止めて作った”仙人風呂”(千人ではない)が無料開放されているということで早速訪問。行ってみると驚愕することに、夕暮れ時というにすでに数十人が入浴しており、皆水着を着用しており、かなり場慣れした模様。河原に車を駐車して早速向かうが、脱衣所は河原に簡単に衝立を用意しただけでそこで着替えるのだが、その衝立にみな服を引っ掛けている様子が笑える。女性用はさすがにある程度囲まれた衝立になっているが、そこで着替えるのはかなり勇気の要る所業と想像。早速入浴するに、付近から温泉を引いているのかと思えば、さにあらず、実はどうやら川底から湧いているようであり、部分によっては非常に温い部分もある一方で、特定の場所はとても熱いという、非常に居どころの定まらない展開ともなり、漬かりながら川の中をウロウロ徘徊するも、川底は天然なのかコケでヌルついていることに加え、どこからきたのか藻のようなモノも多く浮遊(川底のコケが剥離したもの?)しており、お世辞にもキレイとは言えない状態ながら、「経験」としてはなかなか貴重。なお、泉質とかその味とかを述べるレベルではなく、事後的に調査すると単純泉とのこと。無料ということもあって、子供連れ等のレジャーには良いが、温泉を堪能するというレベルにはかなり程遠いか。ちなみに、この季節以外は、自分でスコップを持参して、河原を掘れば温泉が湧き出るとのことで、マイ温泉を作成することが可能とのことながら、どの程度ワークするのかは不明。

ライブ 3月17日ドキュメント(7)

2007年04月11日 | SideSteps
小田急に乗って下北沢に降りるともう雨は止んでいた。時間にはほぼ全員が集合して(最後の練習ということで気合いが違うか?)早速用意開始。今回は曲順が決定していることから、その曲順に沿っての練習。まず、曲順とおりに一回演奏して、危険な部分を再度練習することに。10時に集合すると早速練習開始の準備を行うが、セッティングに難航、というのも、今回が最後ということで、(当方を除く)皆は本番に準じたセッティングを行うことから、それぞれに使用する機材が普段比で多く、時間を要する。30分程度セッティングに要した後は早速練習。1曲目から練習するが、新曲部分でストップ。というのも今回始めてアレンジが確定となり、数小節初見の部分があり、この部分について、作曲者から譜面が配られ、その部分の練習。その部分がクリアできると、曲全体を練習するが、練習時間節約のために、ソロパートは限りなく短縮化して、8小節程度で済まして進行。これまで入れて練習していたクリック(メトロノーム)も外して自立歩行(イメージとしては、幼少の頃、自転車には補助輪をつけていたが、それを外して乗れるようになる感じか)。
※スタジオの練習風景(その2)。当方の定位置から見える風景(その1)。皆が顔を見合わせるようにして練習。間違ったり、コケたりするとキッと睨まれる(笑)。

フォアグラ日記

2007年04月10日 | フォアグラ日記
ベンガル(カレー/横須賀)
横須賀と言えば、海軍カレーなるものが有名で、カレーの街ということで街おこし?をしている模様ながら、そのカレーとはどの程度のものか、というのを視察しに早速、横須賀まで爆走。そもそもの海軍カレーとは、旧日本海軍が金曜ランチにカレーを出していたことが発祥と記憶するが、今の横須賀には米軍基地があり、そのイメージが強いものの、これとはなんにも関係がない模様で、アメリカンなカレーが頂戴できる訳にあらず。というわけで完全なる日本のカレーながら、軍港な街の割にはちょっと寂しい街中を美味しそうなカレー屋を探して右往左往するに、街中では異常に露出度の高い”横須賀海軍カリー”にやや食傷感を覚えて敬遠し、横須賀中央駅から至近のベンガルなる店を訪問。周囲にカレー臭をまき散らしていていたことに加え、ベンガル君なるやや怪しげなインド人の看板に惹かれたが、店内はカウンターのみ。まさにカレースタンド的趣きで”食ったらすぐ出よ”的な店かと思うが、さにあらず、なかなか接客は良し。しかし客の回転は早く、地元客と思しき”独り客”が半数を占め、常食としてのカレーが横須賀市民には定着しているか(ちなみに当方のカレー頻度は月1~2回)。体がチーズを欲していたことから、カレーにチーズをトッピングしたものをオーダーするも、辛さでは中辛を選択。適度なる辛さでないと、舌が麻痺した結果として味が良く分からなくなるという信条によるものながら、なかなか美味。一気に2分ほどで完食。まだまだ未開拓な店が多いと思われるが、観光施設が”軍艦三笠”程度しかなく、カレーだけを目的に目指すのは難か。

ライブ 3月17日ドキュメント(6)

2007年04月09日 | SideSteps
3月11日
最後の練習。前前回と同様に今回もなぜか雨。前回に引き続いて今回も6時間であって一部老齢メンバーからツラいという声もあるが、本番前の練習時間がどうしても限定されていることから、やむを得ず決行。これまで6時間練といえば、学生時代に「深夜練」と言われた午前0時~早朝6時、という、まさにスタジオの遊休設備活用のために料金が割安というパターンが多かったのだが、勿論、社会人ではこのようなスケジュールを、例え土日であっても、組むのは絶対に無理であることから、日中に6時間も練習するのはかなり稀なケース。いつもの如く、新宿にて埼京線を降りると、真冬であるのも係わらず、前に"夏"っぽい服装をして大きなスーツケースを持った奇異なる人物を発見。「どこかでみた人」と思い、近寄るとそれは会社の後輩K君。香港・シンガポールに出張へ行っていたとのことで、シンガポール深夜0時発の便で帰って、成田エクスプレスを降りたとのことで猛烈に眠いとこぼす。当方も行った当時は翌日に練習を控えており、無理矢理に便を早めて、現地昼過ぎに出る便に飛び乗った記憶が甦る。
※スタジオの練習風景(その1)。最近のスタジオはビジュアル系バンド対応なのか、一面が鏡になっており、おそらく、そこに写る自分を姿を(恍惚と?)チェックしながら演奏するのが普通なのだろうが、SSにとっては無用の長物。リーダー以外、鏡は誰も気にせず。

玉肌日記

2007年04月06日 | 玉肌日記
【三国温泉(福井)】
これまで全国各地を旅行してきたものの、本土では足を踏み入れたことのなかった県が唯一存在しており、それがまさにこの福井県。東京から右回りで行っても金沢まで、左回りでいっても岐阜まで、ということで、中央アルプスに阻まれた完全なる盲点だったのだが、今回は敢えて冬の時期に美味しい海の幸(具体的には越前蟹)を求めて東尋坊近くの三国温泉。ちなみに今回は車でなく、雪を考慮して電車(ちなみに行きは中学以来の寝台夜行で気分はもう”鉄ちゃん”)で向かうも、これまで車に慣れた身にとって、電車の時間待ちや移動の徒歩はツラく、完全に鈍った身になったものだと痛感。日本海に臨んだ場所ながら、1月中旬というのに雪は全くなく、かなり意外感を受けるが、聞くに”降っても風で飛ばされてしまう”とのこと。泉質は無色透明ながら、やや浮遊物があるか(というのも、湯桶底をマリモのような物体がコロコロ浮遊していたのを目撃→ゴミだったか)。海が目の前ということで、味は当然のごとく塩味ながら、塩辛いという程でもなく、とても微妙なる塩分で生理食塩水的濃度に近いのかもしれない。塩分以上に、ミネラル的な味が全面に出ており、こちらの方が特徴的でダシ汁のようにも思える。ちなみに、ここ三国、もう10年前になるが、ロシア船籍ナホトカ号が原油流出事故を起こした場所にて、漂着した原油を全国から集まったボランティアが回収したということがあったようだが、今は全くその面影なく、当方も訪問後にてその事実を知る。

ライブ 3月17日ドキュメント(5)

2007年04月05日 | SideSteps
3月4日(日曜日)
これまでの通常練習時間に戻って朝から練習。6時間ながら、その大半はアレンジ変更と新曲の練習。アレンジ・新曲については一部試行錯誤もあり、時間を相当食ったことから、半分以上をそれに充当。残りで既存曲で練習不足なものを中心に数曲練習。ちなみに、SSの練習は、短時間で最大限の効果を発揮すべく、かなり濃密なる練習であって、練習中に音楽関連以外でお話することは皆無で、完全に音楽、しかもSSの曲の内容に限定される。帰りには寝過ごし。電車内での寝過ごしについては、これまであまり経験が無かった(正確には、当方の場合、寝過ごすと、宇都宮とか高崎とか大変なところまで連れて行かれてしまうという恐怖感に因るか)こともあり、ややショックながらも、いつも寝過ごしに気がつくのは、当該駅でドアが閉まる瞬間という点が悲しくも共通。已む無く隣の駅まで行って、そのまま戻る。