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玉肌日記

2023年09月02日 | 玉肌日記
豊富温泉(北海道天塩郡豊富町)
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ついに念願の豊富温泉を訪問。ちなみに豊富=ほうふ、ではなく「とよとみ」と読むが、よく考えれば、来道時に毎回セイコーマートで購入している「とよとみミルクコーヒー」の「とよとみ」はコチラの牛乳で非常に美味。今回も「とよとみミルクコーヒー」を購入して豊富温泉に乗り込んだが、豊富温泉は温泉街らしきものはあるが、すべてが旅館であって商店らしきものは見当たらない非常に小規模な温泉郷。従来は最北の温泉だったが、掘削によって稚内でも温泉があることから「最北の温泉郷」と名乗る(郷がポイント)。こちらの温泉郷では湯治システムが整っており、湯治客を多く受け入れている様子で湯治宿的なものもある。逆に源泉を引いている温泉旅館は数軒で、湯治客は温浴施設「豊富町ふれあいセンター」で温泉に入ることが前提のようなシステム。まずは「ふれあいセンター」ではなく旅館の温泉に入るが、浴室に入るなり強烈に襲うのはその原油臭。原油臭とはいっても、個人的に原油を直接嗅いだことはないので正確にはイメージに過ぎないのだが、まさにイメージ上の典型的な原油臭。精製されたオイルではなく「原油」というのが相応しい荒々しい匂いに完全にノックアウトされつつ、早速入浴。室内の浴槽は2槽になっており、加温後と源泉の2種類あるが加温後でも39℃、源泉は35℃程度になっており、加温後の浴槽が好適。露天もあるが、外気に触れるため高めの温度設定たる42℃ほどであって長湯は無理。内湯はある程度長い時間入浴することを前提とする温度設定で本当に心地よいが、換気扇がガンガン回っているためか、それとも早くも嗅覚が麻痺しかかっているためか、入浴中に原油臭はほとんど気にならない。泉質は含よう素ーナトリウムー塩化物温泉でpHは7.38。いくつかの源泉をタンクで混ぜた混合泉のようで、温泉は町が管理している様子。だた、ふと温泉から腕を出してその匂いを嗅いでみるとこれまた鼻を刺すようなピーキーな揮発油の匂い!拭けばある程度は取れるが、それでも体臭は完全に原油臭。(続)

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