Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2007年01月31日 | 玉肌日記
【地獄温泉(熊本)】
まず、名前のインパクト。そんな名前のついているところであれば"よほど"と想像するが、その名に恥じぬ内容。場所は阿蘇山麓の南にあるが、細い道を登り詰めたところにある(なお、パンフにはなぜか同場所の表示が"鬼"の絵→地獄だから?)が、なかなか大きな旅館を併設しており、温泉は外(露天)のみ。宿泊客だけ、旅館内にある内湯を使用することができる。なお、付近には湯治棟と思しき、かなり古ぼけたアパート様な建物もあり、湯治場の雰囲気を十分に残すが、ここに位置しているということは自炊もかなり困難と容易に想像させる内容。しかし、湯治場感としては、温泉自体がまさにそれを象徴しているかのよう。基本的には硫黄系で強く白濁。更衣室は内湯をかねており、ここだけは男女別だが、"すずめの湯"と言われる露天は完全に混浴ながら、かなり濃厚な白濁で透明度皆無であることから、これならまだ安心か。湯治客と思しき老人が何人かが入浴したり、外で涼んだりしており、その中では圧倒的なジュニア世代。湯は熱めと温(ぬる)めに分かれているが、例の如く、これ系の温泉は入浴時にはあまり臭気を感じず、逆に爽快なくらいであるが、入浴後にかなり強い硫黄臭。ちなみに、浴槽底から湧いているようで、気泡もポコポコ出ており、これが"地獄"たる所以か。これはかなり強力なようで、ズボンのポケットにいれていた銀製マネークリップが、肌には直接触れていないものの、やや黒く変色していることからも理解でき、ややビビるが、非常なる開放感、しかも濃厚な泉質にその"地獄"たる名も納得。どうやら、ここは単純硫黄温泉硫化水素型であって、「硫化水素ガスの匂いが特有で、換気の悪い浴室では中毒を起こすことがあります」(webより)であって、それはその後に阿蘇の火口で体験した硫化水素ガスそのものであった...。(阿蘇の火口には”有毒ガス発生注意!”とかかなり大げさに書いてあるものだ、と思って油断をして火口に接近したら、風向きが悪く、そのガスをモロに胸一杯に吸い込んでしまい、かなり長く咳が止まらなかった)

ライブ 10月14日ドキュメント(13)

2007年01月30日 | SideSteps
それが終了すると、伊東さんに頼まれ、レコーダーのHD残量をチェックするためのコマンドを取説で調査するも、当該項目がなかなか見当たらず、発狂。ユーザーフレンドリーでないマニュアルにムカつくも、そういうのに慣れているのか、府川さんは我慢強く調査続行中。当方断念して府川さんにお願いするに、これまで書いてきた通り、昼食をとる時間がなかったことから、軽くエネルギー補給をすることに。"ついでにシュークリームを買ってきて"との府川さんのリクエストを受けた後に、伊東さんとともに付近のコンビニAMPM。ロクな食料はなく、水分であるお茶500mlとともに、液体エネルギー(ヴィダインゼリー)を購入。シルエレの前には数人のお客様がいるも、システムが変わったようで、付近の駐車場で並んでおり、開演までまだ1時間程度あるのにも関わらず、結構なるお客様。当方がお客様の立場にたてば、確かにSSの演奏を立ち見で2時間以上観るのはかなりな苦難であると容易に想像、感謝。車内から温泉臭漂うタオルを取るとそのまま控え室。本番前のプチ緊張の時だが、この場で"ふ~いわ"の打ち合わせを開始。

ライブ 10月14日ドキュメント(12)

2007年01月29日 | SideSteps
さらにこれまで無かった現象としては、エフェクトのリバーブがハウるという現象であって、とある曲のイントロで、深めにリバーブをかけてコードをボリューム奏法で演奏する部分があるのだが、フルにボリュームペダルを踏み込むとハウってしまうという状況で、ここまで音量を上げたことは人生無かった・・・。最後の修整チャンスということで、もう一度最後に録音内容についてヘッドフォンでサウンドチェックを行うも、特に府川さんには念入りにチェックを行ってもらうこととし、本人がヘッドフォンをかぶって真剣に聴いている中、他メンバー3人はパンフレットを半分折にしながら、"ふ~いわ"におけるスペシャル=イベントの打ち合わせ。本人に分からないようにしての打ち合わせ時間はココしかない。府川さん動向を横目でチェックしながら、進行等の確認を行うも、このときにトラブルの罠が潜んでいたことを誰も気が付かなかった・・・。リハは順調に進行し、ついに時間。17時過ぎには終了して、客席の整理等にかかる。当方は今回のマルチレコーディングのほかに、定点観測たる「マイク録音」を行っており、このマイクとレコーダーのセッティング。ホコリまみれの非常灯の上にガムテでマイクとレコーダーを固定するも、止め方が甘かったようで、自体の重さでスグに落下、その音でビビる(開場前に落ちて良かった…本番中であれば録音がNGになるだけでなく、お客様の脳天に…)。

玉肌日記

2007年01月26日 | 玉肌日記
【明礬温泉(別府)】
これまでの温泉体験の中、ヒストリカル=ディープな温泉。まず、あまりにもイケていない別府温泉保養センターなるものへ到着。そこいらの公民館のような建物だが、一応泊まっている人もいる模様。長い廊下を降りていくと温泉があるも、まずは体を清める意味でコロイド泉に入れとのご指示。注意書きを見ると、ここの温泉は条件が整わないと成立しない貴重なもので、不潔にて環境を壊してしまわないよう、とのことだが、ここでさえちょっと濃厚感のあるコロイドに入ると、その後は注目の泥湯へ。内部の案内悪く、内湯家屋を大きく外回りして露天の庭にある泥湯。途中にもコロイド湯があり、不浄には相当気を使っていると見えるが、そこをスルーして沼のような泥湯へ突入するも、中は完全に"田圃の底"状態で底は泥が堆積。ヌルリとした中を手探りで入浴するも、さすがにココでは眼鏡がないとツラい(しかし間違って湯中に落としてしまったら、きっと捜索不可だろうと容易に想像)。かなりなヘッピリ腰で底に着席するに、お尻には泥のヌルリとした感触がダイレクトに伝わり、なんとも言えない気持ち悪さ(一言でいえば田圃の中に全裸で座っているということ)。底に手をついても、それさえヌルヌルと泥に沈んでいくが、周囲を見るとこの泥を顔に塗ってパックのようにしている人もいて、当方もちょっとトライ。温度は温く、長時間入っていることが出来そうだが、泥は水の5倍の蓄熱をするもようで、長居は禁物とのこと。その後は屋内にある泥湯に行くが、ここは成分が一層濃い模様で、底からボコボコ、ガス様なものが湧き出ており、時にはバンという破裂音も聞え、スリリング。まさに地獄沼に浸かっている印象ながら、ここでは成分が強すぎるのか、顔には塗らないよう掲示されているも、付近のご老人はここぞとばかり塗りたくっており、ツワモノ。最後にはシャワー(必須)で泥を落として上がるが、ここは水虫にも効くとのことで、ここの泥に一時間も足をつけていれば一発、な模様で、当方、そのような悩みはないが、この様子では"さもありなん"と納得。ややオドロオドロしい雰囲気とあわせて、アトラクション的に楽しめるか(それを懸念してか、ガキンチョの入浴はお断りとなっていた)。

ライブ 10月14日ドキュメント(11)

2007年01月25日 | SideSteps
当方、耳保護のためにスタジオでのリハ時には耳栓をしているのだが、さすがにライブ中にするわけにも行かず、今回のリハでも勿論"素耳"で臨んだが、ステージ内も客席とはバランスや音量が大きく異なるとはいえ、かなりの大音量。背後にベースアンプ・ドラムもあり、前のコロガシ(フットモニターのEV2発)からもかなりの音量が出ており、そこからの衝撃波は完全なるボディ=ソニック状態で、一方で耳はキーンという状態。ボディ=ソニック状態で低音域は充分に聞える(体で感じる?)ことが出来ることから、ベースアンプからはローをカットしてかなりハイ気味な音に変更し、本番に臨むが、ハートキーの400wと思われるアンプヘッドのボリュームはフルテン(Max)。ちなみに同型と思しきアンプを定禅寺野外で使用したときのボリュームは9時方向(3/10程度)であり、キャビネットの効率性の問題もあろう(これは結構あるか→定禅寺エピファニとハートキーのツイーター付の極上キャビだったのに対して、シルエレではスコーカーさえないトレースエリオットのロック仕様キャビ)が、相当なる音量が出ていると再認識すると同時に、恐怖感も。当方の機材、一応ラック=タイプでそれなりにS/N(ノイズ比率)も良い(=ノイズが少ない)はずなのだが、弾かない状態でもアンプからは"サー"というノイズが出ており、これも一層の恐怖感を煽る。

フォアグラ日記

2007年01月24日 | フォアグラ日記
山下うどん(香川)
ついに、再度、讃岐うどんを食しに高い旅費(今回はフェリーだったが、結局は本四橋と同じ程度のコストかも・・・)を払って同店。前回訪問の"宮武"とは比較的至近距離にあるが、参考資料における同店の特徴は「麺のコシ」。いわゆる"バリ硬"というやつで、もともとコシの強い讃岐うどんの筆頭として"バリ硬"であるのなら、それはそれは・・・という想像をしつつ、田園風景の中を激走して同店。なお、かなりなにも無い田園の中にこのような店は点在しており、これを探し出していくには、外様にとってはナビか詳細な地図は必須と思料(当方は後者を持参)。奇跡的に迷うことなく、同店に到着するも、朝の10時過ぎというのに既にうどんを食している人おり、さすが讃岐!と驚愕するも、それに動ずることなく、現地人を装って、「ぶっかけ(冷)」をオーダー。勿論、ハシゴする気満々なので、サイズは並に止(とど)める。周囲を観察するに、この「ぶっかけ(冷)」を食している人が多いが、中には"おでん"を食している人もあり、これは?と思って見ると、セルフでおでんコーナーから取ってきている模様。おでん、と、うどん、なんだが韻を踏みつつ、音声的にも似ているような気もして、トライしようか迷うも、今後控える"うどんの名店"を考えて自粛(恐らくは普通のおでんに違いないと無理矢理自分を納得さす)。やや待って供されたのはツヤツヤかつ、ややヒネリのあるもので、見るからにコシが強そうだが、かけ汁をかけて頂戴するに、確かにコシ強く、ちょっとアゴに来るが美味。確かにこれを食べれば、それ以外はフニャフニャと感じて食べ応えがないだろうと容易に想像。ちなみに外見は関東でよく見る「山田うどん」的でこれが名店とは思えないが、内容はさにあらず。

ライブ 10月14日ドキュメント(10)

2007年01月23日 | SideSteps
まずはお約束ながら、ドラムから個々のサウンドチェック。あわせて当方がレコーダー前に張り付き、レコーダー側の各チャンネルのインプットレベルをチェック。PAレベルをチェックするとともに、録音レベルをチェックして、次のパーツへと移る。これを各パーツで行った後はドラム全体でのサウンドチェック。インプットは比較的コンサバ気味に低レベルで設定(=デジタル・レコーディングでのオーバーロード・ノイズはアナログと違って全く聴くに耐えない)。その後、他楽器もひとつずつチェックし、比較的難なく終了。これが今回もっとも障害が懸念された作業であったが、シグナル不通やレコーダー側のトラブル等もなく、かなり順調な進行に安堵、実際にリハを録音することで、レベルやサウンドのチェックを行うことに。リハではアレンジ変更に伴う進行確認等やや不安の残る曲を数曲演奏し、間にはレコーダーでサウンドを確認、特に、事後でバランス等を一切変えることのできないドラムの3/4トラックを入念にチェックするが、ハイハットやライドがセンターに定位されている問題を解消させれば、致命的な障害はないと判断し、引き続き、レコーディングしながらリハーサルを続行。途中にギターDIにグランドに起因するノイズが乗っていることが判明(バスドラとかベースとかの"地鳴り"系サウンドがあるとノイズが乗るという現象=これらの音がライブハウス自体を揺さぶっていることの証左か?)し、原因究明と解決にやや時間を要するも、これもDI交換にて解決。

ライブ 10月14日ドキュメント(9)

2007年01月22日 | SideSteps
セッティングを終了させると、早速レコーディングの準備。今回は前回同様にレコーダーにマルチトラックで8トラック=レコーディングしようとしていたが、シルエレ側の人員不足やミス発生の可能性を考慮してレコーダーのオペレーションを当方らで行うことになっていたため、レコーダーは操作のしやすい楽屋にセッティングすることとし、それまでマルチケーブルを引き回す作業を行うも、ケーブル長が7mでちょうど良く、逆に5mを購入しなくてよかった(=5mでは短くて届かなかったかも)と痛感。PA担当の方にケーブルを渡して接続し、控え室にあるPAルームへの階段にケーブルを這(は)わし、各チャンネルのアサイン内容をメモ。ちなみに、1.バスドラ、2.スネア、3/4.シンバル・タム・ハイハットのLR、5.ベース、6.ギター、7/8.キーボードLRという内容(数字は各チャンネル番号と対応)。ケーブルの取り回しをしていると、伊東さんが到着した模様で機材も搬入されており、そのままキーボードのセッティングに移行。一方の当方はレコーダーをセットし、配線を完了させ、ライブのリハがスタート。時間は現在午後2時30分程度であり、リハ終了時刻は午後5時、都合2時間半はリハができる。これは本番の長さに匹敵する時間であり、通常のバンドは普通、リハをこんな長時間やることはないと想像されるが、SSはヤルのである!(しかも喜んで…)。

ライブ 10月14日ドキュメント(8)

2007年01月19日 | SideSteps
普段はキーボードに占有される部分が大きいことから、ドラムをギター寄りに移動するも、当の伊東さんがまだ到着しないことからイメージもつかめず、"大きく寄せて置けば文句は言われないだろう"とのコンサバな運用で、相当ギター寄りにしたことから、ベースがかなり中央に位置してしまって困惑。SSがベースをメインにしたバンドと思われて(→そんなわけないか…)は心外なので、ギターを相当前に出てもらって、ベースが中央に来た効果と相殺することとする。なお、ギターは今回はレコーディングということもあり、アンプを使わずにシミュレーターを通したサウンドをそのままDIに入れていたこともあり、前に出てくることによるモニターの問題は解消していることに加え、生来の田村リーダーの気質もあり、容易に問題解決するも、この位置はなんとなく見た目が悪い。しかしセッティングを進めないことには時間がないので、ベースアンプと機材のセッティング。アンプは持ち込みではなく、シルエレの備品を使用。なお、機材については年々減少傾向の一途を辿っており、田村リーダーからは「プリアンプも持ってきていないの?」(正確には六P以降に使用を取りやめていた…)とのご指摘があるながらも、決してヤル気の減少が機材の減少に現れているわけではない点について強調して必死にフォロー。個人的にはコンパクト(エフェクタ)化を推進(=これが贅沢な手法であることに気がつかない人は結構多い)していることもあり、「前からそうですよ」と強く印象付けを狙う。

ライブ 10月14日ドキュメント(7)

2007年01月18日 | SideSteps
なんと誰も来ておらず、そのまま数分待つに、おはようございます、との女性の声に驚いて振り向けば、シルエレの店長さん。挨拶とともに、車の駐車位置を確認すると、店長さんもスタッフの方がまだ来ていないということで、そのまま同じ場所にて待機。するとまもなく府川さんがサングラス姿で登場、電車で来た模様。雑談を交わすに、今回はレコーディングということもあり、頻りにライド=シンバルのコンディションを気にしており、シルエレの備品ではカップのサウンドが良くないと主張し、隣の山野楽器でシンバルを物色するも、ハイハットとチャイナの2品しか品揃えがなく(しかし2品とはいえ、奇怪な取り合わせである)、容易に断念。駅前の比較的規模の大きな楽器屋を物色しようとするも、実際のモノを再度確認してから、ということで、開場までの時間に購入に赴くことは回避(実際のモノはなかなかよろしかった模様で、結局これを使用することと決定→前回ライブから半年以上経過しており、さすがにシンバルも刷新されていたということか…)。ほどなく田村リーダーも登場するも、午後1時半を待たずして開場したことから、早速搬入。鍵盤類がないと非常に機材が小規模なバンドであることから、搬入は難なく終了し、早速ドラム等重設備系のセッティング。

玉肌日記

2007年01月17日 | 玉肌日記
【平戸温泉(長崎)】
長崎県平戸といえば、完全に島であり、本土とは平戸大橋にて結ばれている状態ながら、ここにも温泉があるらしいと聞いて平戸温泉へ。源泉は島上部中央にあるようで、ここから引いているながらも、内容としては単純泉。無色透明であって、湯の華といった浮遊物もなく、一見して水道水?とも思われるが、脱臭している可能性もあるが、水道水特有のカルキ臭はなく、肌触りからも水道水ではないだろうと想像。特段の特徴もないが、ここらへんは、その殆どが島によって構成されている長崎県にあって、特に景色が綺麗な九十九(つくも)島に面していることに加え、海の幸がこれまたよろしく、その意味では温泉についてはあまり多くを求めるのは酷というもの、との割り切りも。ちなみに、平戸といえば江戸時代程度から歴史にその名を見ることができるが、対馬海流に乗った船が外国から来航することで栄えた地(そうじゃないとこんなところに来航しないよなという場所)であり、舶来物だけではなく、キリスト教といった宗教も伝播してきたという地だけあって、非常に根深い信仰心がある模様で、当時の"隠れキリシタン"という様式だけでなく、今日に至っても、かなり辺鄙な地にも小規模ながらも立派な教会があるという具合で興味深い。当方信者ではないものの、あの教会内の雰囲気、さらには賛美歌のサウンドに接すれば、"転んでしまう"(本来、この表現は信心を捨てる方向に使うのが一般的だが、ここではその逆で使用)可能性も充分に納得、帰りに賛美歌CDでも研究のために購入してしまおうかというほどの勢いもあり。

ライブ 10月14日ドキュメント(6)

2007年01月16日 | SideSteps
ここ最近は比較的CDショップに寄れているということもあり、目ぼしいブツは他に無し。ご丁寧に現代音楽からヒールリングミュージックのような普段立ち入らないゾーンも軽く物色して、結局前述の1枚のみ購入してから退店。その後、手持ちのキャッシュが5000円(!学生じゃないんだから…)だったので、付近の弊行でお金を下ろし、そのままシルエレ前の山野楽器を物色。ここはシルエレ前にあることから、もし本番の演奏中になにか機材トラブル等があってもすぐに調達に走れるという利点があることに加え、ギター・ベース関係の特にペダル関係が充実しており、かなりマニアックな機種が揃っていて興味深い。山野は楽器を片手間に取り扱っており、品揃えも冴えない印象にあるのだが、ここはちょっと一味違うか。ただ、在庫は既知のブツだけで目新しいものはなく、当然なにも買わず。その後は特段行く宛もあまりなく、タワレコの向かいにある2階の馴染み(シルエレ出演時はよくここで一服する)の喫茶店でアイスオレ。ここはなぜかシルバー世代が経営しており、その分、BGMもなく、五月蝿い若者もおらず、お客もシルバー世代が中心。さらには、2階にあることから窓から除けばシルエレ入り口が望めるという絶好の位置にあり、持参していた本(岸信介の評伝)を40分程度読書。完全に本番前という状況を意識せず、土曜日の陽だまりの中で寛ぐに、集合時間午後1時を迎えたことから、シルエレ前に。

ライブ 10月14日ドキュメント(5)

2007年01月15日 | SideSteps
ルートは環状八号を早稲田通り、そのまま青梅街道→吉祥寺通り、となるが、一部、旧井荻踏切付近は混雑するも、それ以外はかなり順調で、午後12時前(集合1時間前)には現地に到着。早速に車をシルエレ駐車場に停めようとするも、シルエレ前の通りはかなり人通りが多く、そこでの切り返し等の駐車行為にやや顰蹙を買いながらも、一発の切り返しでめでたく入庫完了。当然のことながら、シルエレは完全に閉店していることから、一時間車内にいるのも退屈かつ暑くて発狂なので、お洒落と噂に聞く吉祥寺の街を散策。まずは、あの黄色と赤の看板を見るとビョーキで体が条件反射で吸い込まれるように入店してしまうというタワーレコードの吉祥寺店。普段はあまり試聴はしない(=ジャケ買いやセクター買いがメイン?)のだが、今回は時間が豊富にあることから、珍しく試聴機にて試聴。試聴するになかなか良い一枚(=レア・グルーヴっていうのかな?)「Satisfaction」(Ino Hidefumi)を発見して購入。過去の経験では試聴機で聴いて気に入って購入するも、その後、自宅ではなぜか"??"という現象があるのも事実であり、これはEQ(もしくは視聴用ヘッドフォンの特性)や店内にいるという心理的要因(=良いものがないかどうか物色しにお店に来ているのである)に起因すると想像されるが、このプレミアム分を慎重に排除しつつ、慎重に選択。

ライブ 10月14日ドキュメント(4)

2007年01月12日 | SideSteps
忘れ物がないか、ちょっと気になりながら出発するも、途中で気がついたのはタオルを失念したこと。おかげで車に常備・搭載してあった温泉で使用済みの青森「酸ヶ湯」の硫黄臭漂うタオルを本番でも使用することになり、閉口("タオルぐらい買え"という意見もあり)。拭いた後からはなかなか強烈なる温泉臭、有る意味、「酸ヶ湯」の効能を痛感。途中、御用達のセルフスタンドで給油はせず(このところのガソリン価格の下落を垣間見るに、エネルギー価格の季節変動性を考慮してもOPECが減産してもさほど価格には影響しないだろうとの判断)に洗車のみ。洗車メニューで悩むも、泥で汚れているだけなので単なる水洗いとするが、洗車機では一部汚れが落ちきれず、已む無くそのまま吉祥寺へ。なお、車内では本番気分を鼓舞するために、遅ればせながら数日前に購入したKENSO新譜「うつろいゆくもの」を聴こうとCDケースを開けるも、CDケース内は空であり、どうやら自宅CD機内に置いてきた模様にて、かなりな失望。已む無く、自己ベスト「プログレ・アヴァンギャルド」CD-Rを聴くことに。久しぶりに聞く"Area"のデメトリオ=ストラトスのボーカルに衝撃を受ける。

玉肌日記

2007年01月11日 | 玉肌日記
【八丁の湯(栃木)】
加仁湯からの帰途に、加仁湯から徒歩10分のところにある八丁の湯。ここも内湯以外では複数の風呂のある混浴と女性専用が1つあり、混浴は廊下からも温泉が丸見えという具合でひどく開放感あり。泉質は基本的に加仁同様と思われるが、湯の華成分が加仁対比で著しく少なく、よって湯の色は遠めには透明にみえるが、よくみれば細かい白い湯の華があるという程度。よって臭いも少なく、非常にプレーンな印象。加仁は川に近く、渓流沿いである一方、こちらは近くに滝があり、これを見ながら入れるという点が相違。ここも加水をしない源泉掛け流しと思われるが、前日や当時に雨が降っていたこともあり、湯温もそれほど高くなく、やや温(ぬる)いと言った程度で、熱く均質なお湯を求めようと思えば、それは本物の温泉では不可という定理に行き着くか。ここの混浴浴場の脱衣場は男女兼用で、女性部分にはちょっとしたカーテンがあるのみで、かなりビビる。なお、ここは現代ログハウス風建物と昔ながらのそれがやや混在しており、風情というものはないが、ある程度の温泉の質を求めつつ、ちょっとは気取ったところ?へというにはよろしいかと思うが、やや中途半端感も。雨の中、赤ちゃんを連れた夫婦が入浴していたが、それに意外感を受けるとともに、こういう利用方法もあったか、と妙な納得感も。なお、ここも加仁湯同様に自家用車乗り入れ不可で送迎バスあり。