【地獄温泉(熊本)】
まず、名前のインパクト。そんな名前のついているところであれば"よほど"と想像するが、その名に恥じぬ内容。場所は阿蘇山麓の南にあるが、細い道を登り詰めたところにある(なお、パンフにはなぜか同場所の表示が"鬼"の絵→地獄だから?)が、なかなか大きな旅館を併設しており、温泉は外(露天)のみ。宿泊客だけ、旅館内にある内湯を使用することができる。なお、付近には湯治棟と思しき、かなり古ぼけたアパート様な建物もあり、湯治場の雰囲気を十分に残すが、ここに位置しているということは自炊もかなり困難と容易に想像させる内容。しかし、湯治場感としては、温泉自体がまさにそれを象徴しているかのよう。基本的には硫黄系で強く白濁。更衣室は内湯をかねており、ここだけは男女別だが、"すずめの湯"と言われる露天は完全に混浴ながら、かなり濃厚な白濁で透明度皆無であることから、これならまだ安心か。湯治客と思しき老人が何人かが入浴したり、外で涼んだりしており、その中では圧倒的なジュニア世代。湯は熱めと温(ぬる)めに分かれているが、例の如く、これ系の温泉は入浴時にはあまり臭気を感じず、逆に爽快なくらいであるが、入浴後にかなり強い硫黄臭。ちなみに、浴槽底から湧いているようで、気泡もポコポコ出ており、これが"地獄"たる所以か。これはかなり強力なようで、ズボンのポケットにいれていた銀製マネークリップが、肌には直接触れていないものの、やや黒く変色していることからも理解でき、ややビビるが、非常なる開放感、しかも濃厚な泉質にその"地獄"たる名も納得。どうやら、ここは単純硫黄温泉硫化水素型であって、「硫化水素ガスの匂いが特有で、換気の悪い浴室では中毒を起こすことがあります」(webより)であって、それはその後に阿蘇の火口で体験した硫化水素ガスそのものであった...。(阿蘇の火口には”有毒ガス発生注意!”とかかなり大げさに書いてあるものだ、と思って油断をして火口に接近したら、風向きが悪く、そのガスをモロに胸一杯に吸い込んでしまい、かなり長く咳が止まらなかった)
まず、名前のインパクト。そんな名前のついているところであれば"よほど"と想像するが、その名に恥じぬ内容。場所は阿蘇山麓の南にあるが、細い道を登り詰めたところにある(なお、パンフにはなぜか同場所の表示が"鬼"の絵→地獄だから?)が、なかなか大きな旅館を併設しており、温泉は外(露天)のみ。宿泊客だけ、旅館内にある内湯を使用することができる。なお、付近には湯治棟と思しき、かなり古ぼけたアパート様な建物もあり、湯治場の雰囲気を十分に残すが、ここに位置しているということは自炊もかなり困難と容易に想像させる内容。しかし、湯治場感としては、温泉自体がまさにそれを象徴しているかのよう。基本的には硫黄系で強く白濁。更衣室は内湯をかねており、ここだけは男女別だが、"すずめの湯"と言われる露天は完全に混浴ながら、かなり濃厚な白濁で透明度皆無であることから、これならまだ安心か。湯治客と思しき老人が何人かが入浴したり、外で涼んだりしており、その中では圧倒的なジュニア世代。湯は熱めと温(ぬる)めに分かれているが、例の如く、これ系の温泉は入浴時にはあまり臭気を感じず、逆に爽快なくらいであるが、入浴後にかなり強い硫黄臭。ちなみに、浴槽底から湧いているようで、気泡もポコポコ出ており、これが"地獄"たる所以か。これはかなり強力なようで、ズボンのポケットにいれていた銀製マネークリップが、肌には直接触れていないものの、やや黒く変色していることからも理解でき、ややビビるが、非常なる開放感、しかも濃厚な泉質にその"地獄"たる名も納得。どうやら、ここは単純硫黄温泉硫化水素型であって、「硫化水素ガスの匂いが特有で、換気の悪い浴室では中毒を起こすことがあります」(webより)であって、それはその後に阿蘇の火口で体験した硫化水素ガスそのものであった...。(阿蘇の火口には”有毒ガス発生注意!”とかかなり大げさに書いてあるものだ、と思って油断をして火口に接近したら、風向きが悪く、そのガスをモロに胸一杯に吸い込んでしまい、かなり長く咳が止まらなかった)