Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

And the Beginning of 2024

2024年05月06日 | Band
Side Steps田村リーダー作の名曲。この曲を宅録で録り直すと聞いた時、「これ、どこかでやったよな~」と思ってDBを検索するに、1990年Side Stepsの記念すべき第1回目ライブ、場所は渋谷クロコダイルで演奏していたことが判明。もともとは田村リーダーが在学中に結成していた通称MLD (Moon Light Drivers)というバンドで演奏されていたものですが、今回はそれを宅録で再演しています。動画冒頭に紹介がありますが、いつものメンバー。今回も懐古貴重画像満載で、名曲「秋のモノローグ」に劣らず、主役の音楽が初回視聴時には全く頭に入ってこないのですが…(笑)。しかも映像間に絶妙な間があって、初見時は「次にどんな映像が来るのか…」と悪い汗がジットリ。最初から「これ、誰?」という写真の連続ですが、おそらく田村リーダーとまにゅ~先輩(ドラムが高台!)と思われます。その後は大学時代の写真が続きます。まにゅ~先輩のドラムを叩く姿は初めて拝見しましたが、ドラムセットのタムがビリーコブハム仕様で時代を感じさせます。1:45は89年の大学学園祭。このステージのみ当方も他バンドで出演(6:12)しています。文学部キャンパスの教室でしたが、隣はビートルマニアというビートルズの激コピ集団。Fusion Maniaとビートルマニアが2教室並んで演奏するという混沌さ、そこでの4:15の写真はKENSOコピーバンド「極左」。理工学部の後輩から白衣を強奪、全員が白衣にマスク姿で演奏していますが、マスクに不慣れで酸欠になりました。この演奏を外で漏れ聞いた(ともに爆風スランプとして学園祭に出演しにきていた)ファンキー末吉氏と小川文明氏がこの後に乱入してきて後輩のバンドにて「Some Skunk Funk」を演奏してた記憶も。衝撃的なのは(4:45)熱海秘宝館前でのショット。FusionManiaのサークルの皆で卒業旅行名目で伊豆に行った時のもの、この映像だけ楽器を演奏していない!(熱海秘宝館をご存知ない方はあえてググって調べていただく必要は全くありません)中間部のベースメロでこの写真が来なくて良かった…映像編集者である田村リーダーの「武士の情け」を感じた瞬間でした(笑)。1回目は映像を、2回目以降は何回でも主役たる音楽を聴いていただければ、これに勝る幸せはございません。

And the beginning of 2024

Midspace Action

2024年05月05日 | Band
「サイレント・ダイアローグ(Silent DIalogue)」(松田昌/大野雄二:1979年)の一曲目収録「Midspace Action」(大野雄二)のリメイク。レコード帯には「大野雄二プロデュース・新鋭キーボードプレイヤー松田昌の新たな飛翔」とあり、本盤は和物ジャズファンクの銘盤にて中古レコード市場でも人気とのこと。キーボードプレイヤーとありますが、具対的にはエレクトーン奏者な模様ですが、当方、寡聞にて知りませんでした。実際どのような演奏がエレクトーンなのかは聴いても当方には判然としないのですが、当時の最高機種エレクトーンGX-1とEX-1を使用している模様。エレクトーン業界には全く疎いので、それがどれほどスゴイのかさえ分かりません。相当数を聴いている自覚はあるものの世の中には素晴らしい銘盤がまだ埋もれているものです…。オリジナルはYouTubeで聴くことができます(が、レコードの再生速度が早いのかクオーターほど音程がシャープしている)。ベース以外はまにゅ~先輩によるものです。ベースは過去動画にあるSadowsky4弦を使用。なお、中間部のベースソロはオリジナルにはなく、本リメイク版のみです。

Midspace Action(大野雄二作曲インスト)カバー

【これまでの宅録シリーズ】
1. 春望                
4. Floating cloud    

Everything Must Change

2024年03月09日 | Band
まにゅ~先輩との録音、ついにこの曲…。個人的にはケイコ・リーVer.の印象が強いのですが、参考までに多様なバージョンを聴こうとマイ・データベースにて検索するとこの曲のヒット数は十数曲もあり、逆に混乱する始末に。英語詞曲なのに歌詞の内容は完全に方丈記の世界観。さらにそれをラテンバージョンという二重三重にヒネったアレンジです(笑。最近は非常にラテン付いているワタクシですが、この曲のリズム・アレンジとしてもBolero→FastChaCha→Son(Salsa)と変化。歌は機械が歌っていますが、SynthesizerVというらしく、まったく仕組みが分かりません。想像するにプラグイン・シンセに歌詞を噛ませたボコーダーのような感じなのだと先輩のお話を聞いて推測するのですが、どこまで細かいニュアンスを打ち込めばこんな感じになるのか、と思わざるを得ない完成度。マシンの名前はNatalie(さん?)というらしく、ホンモノのNatalieさんの声をサンプリングしてあるように思います(想像ですがゼロベースからシンセしては作れないかと)。個人的にはこれら打ち込み系について、ドラム・キーボードはあまり細かい調整をしなくても、かなり人間に近い域に到達できるのに対して、ベース・ギターといった弦モノはまだまだという感あり、機械に駆逐されない人間の存在意義が発揮できる領域だと思っているのですが(もしかしたら自身がベース奏者だからベースに関しては目線が高いのかもしれません)、もっとも打ち込みから遠いと思っていたボーカルが急にドラム・キーボードに肉薄してきた感があります。逆に、これまでのバンド歴が99%インストだった偏食なワタクシにはボーカル目線が世間一般より低い可能性もあってそう思うのかもしれないものの、英国育ちでクイーンズ・イングリッシュが自慢のヨメに聞かせたところ「なんの違和感もなく聴ける」とのこと。英語の発音も悪くない様子。その後、ラテンに刺激されて話題はEliane Elias(イリアーヌ・イリアス)になり、そのままYouTube動画を見るも、そこで弾いているマーク・ジョンソン(Bass)と結婚していたと聴いて衝撃!この人、ランディ・ブレッカー(ブレッカー兄弟の兄)と結婚してなかったか…(離婚・再婚したとのこと)。ボーカル機械と云い、イリアーヌ・イリアス離婚再婚劇と云い、世の中の流れに次第に付いていけなくなっているのが改めて自覚されます。
なお、(ワタクシは弾いていませんが)先輩の「無限に広がる大宇宙」(宇宙戦艦ヤマト挿入歌)、あの銘曲、スゴすぎて感涙です。揺れてるオリジナルより良い…。ヤマト世代は是非お聞きください。

Everything must change - Natalie(SynthesizerV) - Latin(Bolero,Salsa) arranged by Manue

Floating cloud

2024年02月04日 | Band
再び旧曲レコーディング→YouTube公開です。曲名は「Floating cloud」ですが、いわゆる「浮雲」。曲名を聴いた瞬間になぜか二葉亭四迷(中学の授業で「くたばってしまえ」がその語源と聞いた)を思い出しましたが、こちらはラテンパーカッションこそ入っていないものの、リズムはサンバ‼︎。Tリーダーの大学時代の作曲です。この録音ですが、使用している楽器は写真にある4弦ではなく、InnerWoodの6弦です。コンプだけかけて、デジタルクリップを起こさないようにオーバードライブ気味にI/Oに突っ込んで録音しており、演奏中はI/Oの赤いPeakランプが点灯しっぱなし(笑。Mix中に「Clip気味?」というスルドイご指摘がありましたが、その通りでして…8000円の安物I/Oのサチュレート感がなかなか良いのです。ドラムは打ち込みながら、ドラマーのT先輩の渾身の打ち込みにて、ハイハットワークやフットハイハットの入る位置なんかのディテールが凄くて失禁モノ。ぜひ以下からお聞きください。ところで、このなぜか爆笑して演奏している写真、チョイスをTリーダーにお任せしたので当方まったくの初見なのですが、演奏場所が神戸チキンジョージであるのは確実なものの、なんの曲だか全く記憶にございません…。なお、このTリーダーのYouTubeチャンネル、Side Stepsの秘蔵ライブ映像がいろいろとありますが、こちらはとても演奏が若く、コワすぎて平常心ではなかなか見ることができません。忘却という機能は、平常心を保つ上で非常に重要です、ね。

【過去のYouTubeシリーズ】

Floating cloud by tamura

神戸チキンジョージ演奏紀行(8)

2023年12月02日 | Band
2023年6月11日(日曜)
熟睡して起床は6時。朝から猛烈に空腹となるも外は雨。宿営場付近にこんな早朝営業の飲食店はほとんどないため途方に暮れるも、昨晩ライブハウスからの帰路にマック(関西的にはマクド?)があったことを思い出し、早速マックまで朝食を買い出し。具対的な商品名は失念するもマックのモーニングメニュー全部載せ的な商品を購うとテイクアウトしてホテルに帰還。マックは滅多に食べないがモーニングがもっとも秀逸だと痛感、ホテルの極小デスクで優雅なモーニング。普段ほとんどテレビは見ないが関西限定と思しきテレビ放映がなかなか興味深し。新幹線の時間から逆算すると8時には出立する必要があることから帰京の準備。ちなみに今回の激安新幹線は指定された便に乗り遅れると切符が無効になるというクールな仕様になっている。往路ではほぼ空だったバックも軽いものの量(かさ)のみ張るお土産で一杯。ホテルをセルフチェックアウトするとすでに雨はあがっており、そのまま最寄りの元町駅から快速に乗車して新大阪へ。元町駅には場外馬券売り場がある模様で整理の人が出ている。さよなら神戸、また来るぜ! 新大阪はまったくお馴染みで新味皆無だが、飲み物を入手した後に待合室で時間調整。日曜朝なのに結構な混雑。帰りも「ぷらっとこだま」のグリーン。インバウンド需要炸裂でグリーンに乗っている外国人も多いが、ちょっと驚きは新大阪ー京都間(15分間ほど)だけ乗った外国人がいたこと。帰りは雨混じりの曇天にて往路同様にゆったりすぎるほどに各駅停車。前日の演奏録音を一通り聴き終わる終わると、あとはぼんやりと景色を眺めながら神戸の記憶を反芻。最後になりますが、神戸でお世話になった皆さま、ありがとうございました。またの機会に…。(完)

神戸チキンジョージ演奏紀行(7)

2023年11月25日 | Band
ホテルのロビーはなぜか大騒ぎで外人が怪我をしたようで座り込んでおり、ホテル従業員が手当中。ロビーでの怪我って?と不可思議に思いつつ、部屋に着くや楽器を置き、シャワーを浴びてリフレッシュ。ライブハウスに戻ろうとするも、昼食を抜いていたためか急激に空腹を覚え、なんだか目が回る気が…。このままエネルギー不足で行き倒れてはいけない、行旅死亡人は避けたい、と思いかつ、ぼっかけ、って何?ブッカケ?と思いながら「ぼっかけ焼きそば」を食す。食し終わると今度はこれまでの観光、そして演奏の疲労がどっと出てくるがそのままライブハウスへ。バンドの入れ替えのタイミングで客席にバンドメンバーを発見し、その付近(それは左スピーカーの真前…)に着席して残りのバンドを鑑賞。音楽は十分に堪能、楽しんだがこれまで気張っていたのが一気に弛緩したせいか、抜け殻状態。そのまま演奏終了→会場での打ち上げでも充電切れの状態。打ち上げはチキンジョージだけに「鶏鍋」。各自飲み物は自分でカウンターにて購入して鍋をつつくというスタイルは初体験で斬新だったが、暴力的なぼっかけ焼きそばを食していただけにあまり食べられず、相変わらず抜け殻状態。終電の時間なのか地元関西のバンドの方々がパラパラと帰宅される中ご挨拶をして見送るが、我々もそろそろということで23時頃に退散。帰り際に客席を見渡すともっとも高い位置に掲げられていたのは深町純の写真。バンドメンバーで二次会を…というお誘いも辞退し、トロンボーンのAさんとホテル帰路へ。土曜の深夜だが日中からは想像できないほど人が居らず、とくに商店街は超閑散。Aさん宿泊のホテル前で別れるとそこから5分ほど歩いてまたホテル帰着。今日は何回ホテルとライブハウスの間を往復したか(答えは3往復)。明朝は早くはないが新大阪からの新幹線は予約済みのため入浴してさっさと就寝。耳栓なしの演奏のため、まだ耳鳴り中。(続)
※プライバシー保護のため、写真は一部ボカシ入りです。

ライブ終了 〜皆さま ありがとうございました〜

2023年11月22日 | Band
 Cross Cover Japan2023でのPino Corinaのライブは無事に終了、ご来場の皆さま、また配信をご覧くださった皆さま、誠にありがとうございました。無事、とはいってもいろいろあるのがライブの醍醐味。ここBlue Moodというライブハウスは初めてですが、ステージが映像で見るより狭く、出音が固めな印象があるもののバランスはよく、特にレコーダーに収録されないであろうローがキチンと出ている環境。嬉しいのはベースアンプがハートキーのヘッドとキャビでキャビはツイータ付。Ampegに駆逐されつつある中ではハイファイな音の鳴るアンプで、Ampegではンモンモしか鳴らないチョッパー(笑)もグゥー! 
 本番ですが、想定外の事態がいろいろあるのがライブであって印象深いのですが以下、備忘的に…。

①【絶妙な押し(開演時刻の後ズレ)】急遽出演できなくなったメンバーあり、その代役として旧メンバーが参加するも到着は本番前。さらに終了後には地方に帰るメンバーの終電時刻迫るといった具合で、13名全員のスケジュールが重なる時間帯が微妙だったのですが、結果本番が20分ほど「押して(=遅延して)」始まるという奇跡。本番はフルメンバーで演奏できて「神は存在する!」(カント)と久々に確信した瞬間でした。

②【マイクコネクタ、ポロリ事件】今回のライブは歌入りだったが、ボーカルが登場してマイクを持つとケーブルがポロリ…。キャノンでロック付の筈ですが、ボーカルは気が付かず、最前列のお客様が超優秀で拾って手渡し‼︎  信号は活きていてキャノンでなければ「ボツ」という爆音ノイズが乗るところ無事に歌唱開始。こちらのマイクはスイッチ付きとあってかなりトリッキーでしたが、曲中にも一部接触が…。ちなみに前者のポロリ事件をモロに目撃したワタクシの瞳孔は驚愕のあまり完全に開いていました(映像で確認済)。

③【スピード感のある演奏】演奏はとてもスピード感、いや…実際にスピードあるものに…。いや、これがライブ!プロだって速くないライブは無い。特にThe Latin Man:BPM=140(スタジオ盤125)、Casanova Fun:BPM=143(スタジオ盤135、いずれも当方実測)。とくにCasanovaはイントロ部分で「速え~よw」という上手(かみて)側のお客さまの失笑の声がマイクで収録されていて感慨深し。アドレナリン?ドーパミン?テストステロン?各自いろいろ分泌されて高速ユニゾンもバッチリ弾き(吹き)きれていて結果オーケー!終電に間に合わせるべく巻き(マキ)で!というメンバーが一心同体となった演奏でした。

④【ホーン・セクション二段構え】ステージが狭い(というよりバンドメンバーが多い)ことを逆手にとったホンセクの2列構成。あとで映像をみましたが、ホンセク全員が一枚の画に収まって映(ば)える!

出音はステージ内外とも大きめですが、吉祥寺シルバーエレファントのような生命の危機を感ずる爆音ではないものの、終演後に耳はキーン…。週明けに人間ドックがあるのをすっかり忘れていた当方が、検査直前で一番気になったのは聴力検査。不合格ともなれば「加齢による難聴じゃなくてステージ上の爆音が原因なんです~(泣」と言いたいところだが、おそらく検査で鳴っていた400Hz、1000Hz、4KHzの4種類のうち、4K、しかも左がヤバかった…(なお、本場での左耳側にはドラム)。この帯域、TCT(バルトリーニ)のハイと同一でステージ上でも結構上げたものの、検査では超ギリで聴こえるかどうかという耳の回復具合にて、結果「異常なし」で無事終了(一部山勘あり)。ライブと人間ドックの日程はよく考えないと、と痛感。終演後はお客さま含めてその場で打ち上げ。懐かしいいろいろな方とお会いでき(日経おとなのバンド大賞でお会いした方々等)、お話しできたものの完全にエネルギー切れでした。最後になりますが、お客さま、主催者、他のバンドの方々、そしてPino Corinaの皆さま、ありがとうございました。最後がよい感じで今年のライブが終わりました。来年もこれ以上の調子で。

神戸チキンジョージ演奏紀行(6)

2023年11月18日 | Band
リハが終わると自由行動。当日神戸入りしたメンバーはこの時間にホテルチェックイン等をした模様だが、この機会に付近のオシャレな喫茶店で一服と目論んだが同店は異様なる混雑。街全体も非常な賑わいで神戸中の人が出てきた?というほどの混雑で東京以上の賑わい。その賑わいに人疲れしてしまって1時間ほどでライブハウスに帰還し、楽屋で休憩。本来は食事のチャンスでもあったが、本番前に食事を摂らないほうが演奏に良いという経験則により、今回も昼食はパス。会場は16時開演のため15時には開場するが、我々の出番は17時なのでしばし楽屋にてマッタリとした時間が続く。ふとスキマから会場の状況を見遣るに結構なるお客さまの数、そして開演。前のバンドが演奏開始となると着替えをして軽く指慣らしをするが、あまり緊張感なし。最初のバンドが盛況のうちに終わるといよいよ我々の出番。暗転したステージ上で機材をセッティング。とはいっても機材はミニマムセットなので準備は瞬時に終了し、今度は客席奥のPAブースまでいってマイク録音の準備も完了。準備時間は10分ほどで演奏がスタート(演奏の模様はYouTubeへ)。演奏が終了するとすぐに撤収。撤収後は衣装着用していることもあり、外で撮影タイム。併せて懐かしい方々にお目にかかれてご挨拶。玄人跣(はだし)のお客さまに素晴らしい写真を撮ってもらう(のちに演奏中の写真も含めて大量にいただき大感謝)。一通り撮影が終了すると楽屋に戻って楽器をとってホテルへ。この後に会場で打ち上げがあるのでまずは楽器を手放して身軽になろうという作戦だが、このような会場でそのまま打ち上げというスタイルは関西では一般的とのことで、その辺の居酒屋に繰り出すよりよほど効率的かつライブハウスにとっても合理的。手ぶらで会場に戻ってこれるように楽器ケースに全てを収納して、さっそくまだ明るい神戸の街を徒歩で15分ほどのホテルへ。(続)

One Last Farewell 松岡直也カバー Performed by Pino Colina at Kobe Chicken George 2023年6月10日

ライブのお知らせ(再) ~緊張とワタクシ~

2023年11月16日 | Band
ライブ前の緊張のあまり、不安で不安で挙動不審な中、不規則更新です…。
Pino Corinaが出演する東京・汐留で今週末11月18日開催のCross Cover Japan2023は、すでに満員御礼でチケットはSold-Outとのこと。大変ありがたい限りなのですが、この事実がまた緊張を誘います。これまで何度となくライブをやってきましたが、個人的な緊張のピークはいつもその本番の数日前。なぜかまったく不明ですが、本番数日前にはいつも本番を意識する局面が増えるからなのでしょうか、意識するのはなぜかいつもヤバそうな箇所。脳内では、その箇所で思いっきりコケている自分がイメージされてばかりで不必要にソワソワしてしまいます。アスリート等は自分が成功しているイメージを作って本番に臨むと聞きますが、どんな修養をするとそんな境地になれるのでしょうか。練習すればそんな不安も払拭されそうなものですが、なかなかやる気も起きず…。ああ、この感覚、なにかに似ていると思えば「試験前」と同じじゃないか!(←試験はしくじりそうで不安だが勉強をやる気にはまったくならない) しかも今回は対バンの映像付きのご案内(以下、映像参照)まで展開されているとあって、より一層緊張感が高まります。他はどんなバンドなんだろう、演奏する曲やバンドはわかるがどんなサウンドなんだろう、と思って恐る恐るみてみるとさらに一層緊張してしまいました。なお、満員御礼、チケットSold-Outとのことですが、今のご時世は「ライブ配信」なぞというものがあり、会場まで足を運べない!という方は、もしよろしければこちらをどうぞ。これから、自分が成功(←って何?)しているイメージを作りあげて、本番に臨みます。

Cross Cover Japan 2023 20th ANNIVERSARY
日程 2023年11月18日(土)
場所 BLUE MOOD@汐留 <https://blue-mood.jp/>
開場 13:45
開演 14:15
料金 3,500円+1ドリンクオーダ要
出演バンドの演奏時間
①14:15- K-mension 3rd <DIMENSION>
②15:15- 野菜王国 <野獣王国>
③16:15- ビアパラ!! <T-SQUARE>
④17:15- CASIOKEYA <CASIOPEA>
⑤18:15- Pino Colina <松岡直也> ← ココ
⑥19:15- AXIS <高中正義>

ライブ配信のご用命はコチラ! ↓

そしてワタクシを緊張のド底に叩き込んだ他バンド紹介映像はコチラ! ↓

Aozora for you~小春日和

2023年11月11日 | Band
前回の「秋のモノローグ」(略して秋モノ)から1ヶ月あまりで、まにゅ~先輩プロジェクトの新作です。タイトルは上記の通りですが、小春日和の青空がテーマ。曲調がその小春日和の空と相まって、ゆったりとした時間が流れます…。小春日和とは晩秋だが春のように暖かい日をいいますが、素直だった頃の幼少期のワタシは試験で「小春日和の季節は春夏秋冬いずれか」という問題になんの疑問もなく「春」と書いてバツだった記憶が鮮明です。また「1ドル100円が120円になった。これは円高か円安か」という問題にも、なんの疑問もなく「円高」と書いてバツ、それが将来に仕事になるとはこれまた不思議です(笑。これまでの曲(春望秋モノ)はチャカチャカ弾く内容でしたが、こちらはゆったり伸ばす曲調にて、使用したのはNSデザインのアップライトベース。当方のものはピエゾとマグネット双方のピックアップがついているタイプのもの。全く人前では弾かず、スケールがフルサイズなので自宅練習用なのですが、エレキのフレットレスを持っていないのでこれを久々に使用しての録音です。そういえば昔、SideStepsのレコーディングで使用しましたが、ピッチが甘く、コントロールルームから一斉に「ピッチが低い!」と怒られた記憶が…(笑。ワタクシ的にはロン・カーター風を狙ったのだが誰も気が付かず…(嘘)。サウンド的にはアコースティックなベースに比べるとサステインが十分にあるので、普通のエレキ・フレットレスを弾いているように聴こえると思います。フレットレスは、ただブーンと弾いても勝手に歌ってくれる部分もあるので便利と改めて痛感。ちなみにこのベース、当然に胴がないので生音は小さめなのですが、スタンドを通して床に伝わる振動がかなりあるため木造だと家が鳴ります。当初は全く意識しなかったのですが、家人に「お風呂の中までベースが聞こえた」と言われて初めて気がつきました。中間部にソロがありますが、これはInnerWoodのフレット付き6弦です。公園の芝生で寝ながら空を見るようにしてお聞きいただければ、と思います。

Aozora for you~小春日和~ (Original Instrumental Tune)

神戸チキンジョージ演奏紀行(5)

2023年11月04日 | Band
ホテルからライブハウスまでは徒歩で15分所要することから忘れモノによる往復は絶対に避けたく、持ち物を楽器ケースに全て詰め込むと早めにホテルを出立。ホテルで本番を想像してジレジレと時間を潰してもしょうがない。時間はすでに11時ながら集合は13時とまだ時間があるため付近の明石焼き専門店で軽く食事。明石焼きとはタコの入った卵焼きながら形状はタコ焼きというものを出汁に浸して食するものだが、以前に神戸来訪時にも食した同店の支店が商店街にあることから、こちらに入店。軽めにと思っていたが10個もあれば結構満腹。楽器を持っていることもあり、集合時間よりかなり早いもののそのままライブハウスへ。街は昨晩と一転して土曜午前中より結構なる人出。下見時には空いていなかった門扉をくぐって入店すると会場は思いの外に広い。収容人数では六本木PITINN程度と聞いていたが確実に六Pより広い。従来のライブハウスでは初見のアーチ上の天井梁が印象的だが、ステージ上にはチキンジョージの文字が光る。客席を見遣るにすでにTpのIさんは到着しており、その隣に陣取ってリハを観察。ライブハウス全体がコンクリート打ちっぱなしな印象でサウンドはかなりライブなのかと思いきや、無観客の状態でも出音は意外にタイト。オペレーター等のスタッフが全員女性なのも珍しい。ここで耳栓外れない事件が発生する。いくつかのバンドの逆リハをみるうちに次第にバンドメンバーが集合しつつあり、13時過ぎより30分程度のリハ。今日は5バンド出演のためどうしてもリハは短いが、セッティングや位置決め、ごく簡単なモニターバランスの調整を行なって終了。ベースモニターはコロガシが後ろにある状態だったが、こちらもベースはAmpegのキャビ…。リハが終了すると楽器を楽屋に片付けるが、チキンの楽屋構造はなかなかに機能的。(続)
※プライバシー保護のため、写真は一部ボカシ入りです。

ライブのお知らせ

2023年10月28日 | Band
ライブのご案内です。前回神戸チキンジョージに出演のPino Corinaが東京・汐留開催のCross Cover Japan2023に登場です。このイベント、当方は寡聞にして知らなかったのですが、今回で20周年記念とのこと。写真のように6バンドが出るのですが、どのバンドも知ったるバンドのカバーばかり。思い出してみるに、6バンド中1バンドを除いてかつて演奏した曲の黒い記憶が…。まずDIMENSION。記憶ではSide StepsのライブにてアンコールでBreak Outとかいう曲をやった記憶あり。演奏場所は吉祥寺シルエレだかホンモノに当てる意気込みで六本木PITINNだったか曖昧かつデータがないのですが、この手のシャレでのアンコールは本番直前にノリで決まることが多く、これもライブ直前に決まったように記憶。ノリと言えば、もっとも鮮烈なのは当方社会人1年目にこれもノリで決まったチックエレキバンの「City Gate~Ramble」。あまりに直前だったせいか、会社のファックスに譜面が送られてくるも精細モードで送られた模様でビーと非常にノロい速度で譜面がプリント。誰かに見つかりそう(思えば当時は丸見えの1階ロビー勤務…)で「早く送信終わってー!」と心の中で絶叫していました。伊東さん曰く「エレキバンは1回のリハでステージに立つんだからオレらでもできるはず!」→当方「。。。」というのが記憶に残っています。Break Outに話を戻せば、当然SSはSaxがいないのでキーボード伊東さんがEWI(もしくはヤマハCS-01+ブレコンだったか)で再現したように思いますが、ベースにコーラス(エフェクタ)をかけて弾いた記憶だけがなぜか残ります(オリジナルの故・青木智仁はTCのコーラスをかけて弾いているが、このコーラスは音ヤセする)。野獣王国の曲ではDimention Travelerという曲を後輩バンドで練習した(と同時にこの曲でこのバンドの存在を知った)と思いますが、一度もライブで披露することなく霧散…。そしてT-Square、CASIOPEA、ともに言うまでもなし。前者では「The」が最高、と今だ信ずる当方としては「T」に馴染みはあまりなし。「The」での記憶は六本木PITINNでのアンコールのJSB(Japanese Soul Brothers)かなぁ、と(思い返せば考えが若い…というか青い)。CASIOPEAで記憶に残るのは母校のO講堂での演奏。各アルバム1曲ずつから構成される十数曲をメドレーにして30分弱ノンストップで演奏。さらには某女子大学園祭での演奏。記憶では吉祥寺付近の女子大だったが、現在検索すると「東京女子大」くらいしか出てこず、東女だったか全く疑問ながら、大幅に遅刻したうえ、ステージ上ではTime Limit等のテクニカルな曲ばかり演奏して当時の女子大生はドン引きだったのではないか…と。ただ、完全未開拓なのは「高中正義」。演奏した記憶が全くないことに加え、高校・大学で周囲でタカナカを演奏する人はなぜか皆無でした。そのような曲が聞けるであろうライブ、大変楽しみです!と全くひとごとのようですが、当方の演奏もございます。詳細は以下をご参照ください。出演者一同、皆さまのお越しをお待ちしております。

Cross Cover Japan 2023 20th ANNIVERSARY
日程 2023年11月18日(土)
場所 BLUE MOOD@汐留 <https://blue-mood.jp/>
開場 13:45
開演 14:15
料金 3,500円+1ドリンクオーダ要
出演バンドの演奏時間
①14:15- K-mension 3rd <DIMENSION>
②15:15- 野菜王国 <野獣王国>
③16:15- ビアパラ!! <T-SQUARE>
④17:15- CASIOKEYA <CASIOPEA>
⑤18:15- Pino Colina <松岡直也> ← ココ
⑥19:15- AXIS <高中正義>

なお、ご存じなき方はこんな感じのバンドです。↓↓
One Last Farewell 松岡直也カバー Performed by Pino Colina at Kobe Chicken George 2023年6月10日


神戸チキンジョージ演奏紀行(4)

2023年10月14日 | Band
2023年6月10日(土曜)
翌朝も早起きして早速神戸の街を散策。6時半にホテルを出るとまずは港方面に向かうべく徒歩で10分ほどのメリケン波止場へ。途中、中華街を通りすぎるが昼間にはあれほど賑わう一方で朝は超閑散。土曜日早朝のメリケン波止場は健康志向な方々とこちらで酔いつぶれている方々と二極化だが、海に全く触れることのない生活をしている側から見れば大変に素晴らしい環境、船の排ガス臭でさえも好ましい。波止場を一通り回ると今度は一転して山手方面へ。あてどなく緩やかな坂を登っていくと北野ホテルを発見。前には世界一美味しい朝食目当の観光客の姿も。ハンター坂なる道を緩やかに降りてくると付近は本日のライブ会場たるチキンジョージ付近。偵察で立ち寄るも当然クローズしているが、老舗の割にはコンクリート打ちっぱなしのモダンな建物。震災の影響かもしれない。目の前には立派な生田神社があり、思わず参拝。早朝にも関わらずインバウンドな方々中心に結構なる人出。一通りの目的を果たしてホテルへ戻るが、途中に気になっていた商店街のレトロな喫茶店にて朝食。8時オープンながら5分前に到着するもすでに数名の行列にビビるが2階の商店街を見遣る窓側席に着席。開店後20分程度で店内はほぼ満席状態という盛況さ。サンドとコーヒーという優雅な朝食を数分で済ませるとさっさと退店してホテルに帰還。シャワーを浴びてスッキリすると思わず楽器を取り出して少々の指鳴らし。今日はこれからリハ→本番→打ち上げという流れが想定される一方、明日は朝出立して帰京という慌ただしさのため商店街でお土産を物色。一方的に「抹茶的なもの」なるオーダーがあり、神戸で抹茶?と不本意ながらホテル至近にそれに適う菓子店を発見し、開店同時に突入して入手。お土産責務から解放される。(続)

「秋のモノローグ」

2023年10月07日 | Band
今年の夏は暑かった…と思いきや、急に涼しくなってきた今日この頃、新MVのご案内です。前回のMVは「春望」でしたが、夏のMVはスキップ、そして今回は「秋のモノローグ」です。これまた、嘗ては田村リーダーとまにゅ~先輩が高校時代に組んでいたバンドのオリジナル曲をリメイク。さらにSaxでEno先輩が参加し、衝撃的な映像もあいまって超豪華なMVになっています(笑。前回の「春望」は正統派フュージョンでしたが、今回の「秋のモノローグ」はラテン。秋といえば寂しい印象ですが、マイナー調なラテンで(当時の)高校生が書いたとは思えない秀作。デモを聞いて一発で気に入りました。ちなみに、田村リーダーとまにゅ~先輩はこの曲は略して「秋モノ」と言っており、側で聞いていた当方は当初「洋服(秋物)の話しているのかな?」と思っておりました…。制作方法は前回同様。スタジオで「せ~の」で録音するのとは違い、各自どのようなソロになるかは全くわからないので、ベーシックトラックを録音し、それに合わせて上物(ギターやSax)を乗せ、それを聞いてさらにベーシックトラックを絡むように変えるという手順です。ラテンなベースにしては弾き過ぎなのですが、デモを聞いて最初に思い浮かんだラインをそのまま弾いています。が…問題は映像。ミックスが完了して音源が出来上がったのちに映像を撮るのですが、Eno先輩から送られてきたのはまさに衝撃映像。赴任地の逆境(?)を逆転・活用した見事な風景美、そしてドローン駆使の空撮…開いた口が塞がらず、直観的感想は「あなたを当県の観光PR大使に任命します!」(某県知事より任命)。動画だけでなく音楽付き!ですからね、自分が県知事だったら絶対に申し入れます。某県知事殿、ぜひご検討ください。そして将来、このSax演奏撮影地がファン殺到の「聖地」に…と期待が膨らみます。一方で人間の情報入力系統についても実感。あまりな衝撃映像のため、音楽がまったく耳に入ってこない…。圧倒的に目による情報量が多いため、(当方の乏しい頭脳では)そちらの情報処理で手一杯になってしまい、音楽が頭に入ってこないという事実にも衝撃を受けました(笑。さらにこの大自然のなか、どのように音をモニターしているのかも疑問。カラオケを鳴らして、それに合わせてSax吹いたものを撮影しているはずですが、音はどのようにしているのか? ヘッドフォンをしている形跡もなし…ということでEno先輩に聞いて教えていただきました。答えは…将来の観光PR大使業参入を見据えて、企業秘密とさせていただきます(さすが理系!な内容です)。東京で撮影の3人は屋内で季節感もない(あえていえば服=秋物?)のですが、Sax衝撃映像で一気に秋らしくなりました。みなさまにも音楽とともにお楽しみいただけると嬉しいです。

秋のモノローグ (Original Latin-Jazz/Fusion Tune)~Autumn's Monologue~

神戸チキンジョージ演奏紀行(3)

2023年09月30日 | Band
(湊川神社の続き…)奥に入ると正成自刃の地が見えるが、明確な目印はなし。当時は民家があったようだが、今は小高く盛り上がった埋塚(うめづか、梅塚とも)で周囲は林で標縄がかかるのみ。大阪の梅田も昔は「埋田」で墓地だったとのこと。蚊の来襲が気になるあまりに気分もそぞろだったが、そこでも念入りに祈願して参拝終了。なお、短いソックスとスボンの間に虫除け(ディート?)は塗らなかったが、ここだけ狙って蚊に刺され、まるで耳なし芳一が如し。ここからは徒歩でホテルへ。思いのほかに長距離な元町商店街を歩いてやっと投宿して一休み。今夜は前乗り組で前夜祭(という名の飲み会)があるが、まだ時間があるので三宮を散策。特に弊行旧神戸支店を見たかったが、今は市立博物館になっている一方、対面にあるJはショボくてちょっと誇らしい。三宮は狭いエリアに新旧商店が凝縮している印象。東京と同様の光景に食指が動かないが、三宮センタープラザは独特の雰囲気。この後前夜祭があるというのに、気になっていた「かつを叩きカツ丼」を衝動的に食す。その後、明日の会場たるチキンジョージを偵察に向かうも、金曜夜の為か三宮駅周辺は恐ろしい人出。その途中で鍵盤担当Iさんと遭遇。偵察は止めてそのまま前夜祭会場へ。会場は関西では有名という居酒屋チェーンだが、入り口で他メンバーと遭遇。もともと我らはメンバーが12名の大所帯なのだが、TpのAさんが神戸は欠席のため、トラ(音楽用語でエキストラの略)として関西在住Yさんが入るのだが、前夜祭にも参加いただいてご挨拶。前夜祭は乱れることなく音楽のお話しに終始。特にライブハウス事情等での関東と関西の違いといった話題で盛り上がる。前夜祭が無事終了すると明日が本番のため早々にホテルに帰還。リーダーT氏はホテルが遠いとお嘆き。当方もここから徒歩15分ですが…。往きはあれほど賑わっていた商店街も決して遅い時間はでないものの超閑散。ホテルに戻ると今日の観光の疲れが出て熟睡。(続)