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玉肌日記

2007年03月01日 | 玉肌日記
【祢宜畑(ねぎのはた)温泉(静岡県)】
西伊豆松崎から湯が島方面に山中に入ったところにある”祢宜畑(ねぎのはた)”集落にある温泉、とはいっても何の変哲もない温泉ながら、ここの特徴は、昔懐かし「小学校」の建物がそのまま温泉になっているということで、”アトラクション系温泉”に分類されるか。駐車場は”ここに停めてもイイの?”と思えるように、旧学校の校庭。金八先生等の学園ドラマでありがちな、ツッパリ(死語?)暴走族が授業中の校庭に車で乗り込んでくるシーンがあるけれど、まさにその暴走族にもなったような気分で、ターンでもキメテやろうかとも思うがヤメ。教室がそのまま宿泊部屋になっているのだが、温泉、つまり浴室は「職員室」をそのまま使用しているとのこと。一般的には職員室は”ちょっと恐い場所”であり、そこに呼び出されようものなら、他の教師にも包囲される中、逃げ場を失ってお説教の集中砲火を喰らうといったイメージなのだが、奇しくもその職員室がそのままお風呂になっているという、そのセンスがこれまた素晴らしい。ここの泉質は鉱泉系なのかやや温め(39℃程度)で、入浴中に肌に気泡がつく。含芒硝石膏泉とのことながら、石膏(セッコウ)泉とはいうものの、特段の変化はなく、やや味に特徴がある一方、ジェイプアップに効くとのこと。含芒硝は飲むと消化作用を助けるとのことなので、なんだかイメージ上はとても素晴らしい温泉ながら、温い温泉に長時間入っているのはそれなりの疲労。宿泊施設としてはややシャビー感があるものの、夜になれば、どこの学校にもある「七不思議」的な怖い話で大いに盛り上がるであろう、かなりディープな雰囲気。
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