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玉肌日記

2007年07月23日 | 玉肌日記
【蒸(ふけ)の湯温泉(秋田)】
那須にある殺生石のような、その硫黄性な地質により草木の生えない”賽の河原地獄”のようなイメージ(当然のことながら行った経験なし)の場所に温泉が湧き出ているという具合。時折、腹に響くような100hz以下の超低音で”ボン”というなにかが爆発する音がしており、これまた例の渋谷での一件のように”爆発しないか”と気になるものの、これこそある意味では本物の証(正直、渋谷の爆発事件でも本物の温泉を採取しているとは思わず)。早速、誰もいない露天温泉に入るがこれが結構なる熱さ。それでもなんとか身を沈めていると湯守とおぼしきオジさんが来るや否や温度を計測、44度あるということで”ちょっと熱いか”ということで調整に。なお、調整については単に水を足しているのではなく、おそらく熱い温泉を冷ます過程での貯蓄槽の出水具合をイジっている様子。こちらもこの八幡平付近にある温泉の例に漏れず、白濁系ながら白濁具合がやや灰色であって、香りもなんだかやや石油臭成分あり。しかし、実際に口に含んでみると意外に味は少なく、酸味等の強烈な成分は全くなく、いたって平凡。後味に温泉の香り成分がやや残るという具合(効能?成分表によれば単純酸性泉)。付近にはオンドル小屋が点在しており、こちらで岩盤浴ができる。ゴザを引いてゴロリとなるのもすばらしいが、日中のせいか、外気と岩盤温度の違いもあまり感じられず、ちょっと想像とは違い、これで暖まるのか?とは思うものの、あくまで天然岩盤浴なので、自然のご機嫌次第ということでこれはやむなし。なお、こちら、この賽の河原地獄にある浴場はすべてで3つ。男性露天、女性露天、混浴露天ながら、混浴露天は非常に広大で立派なるも、その方向が駐車場方向から丸見えであり、超開放的。さすがにこれには入れず、様子見姿勢で見学のみ、としたが、これが東北的牧歌さかとある意味で衝撃。
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