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謹賀新年、年賀状図柄のこと

(今年の年賀状図柄)

我が年賀状も、巨木シリーズのしてから、17回に及んでいる。始めたのが1999年(平成11年)からで、途中、喪中で賀状を欠礼したこともあった。二種類の図柄で使い分けた年もあった。巨木は存在するだけで、長寿を象徴する縁起物である。シリーズ化してからは年賀状の図柄に苦労することは無くなった。

今年の巨木、「将軍杉」のことを少し説明しよう。「将軍」と聞いて誰を思い起こされるであろうか。この「将軍杉」は、浜松市天竜区横川の武速神社境内に生育する。推定の樹齢は1000年以上といい、「将軍」は皆さんの想像を越えて、征夷大将軍、坂上田村麻呂を示している。

平安時代の武人坂上田村麻呂は、797年(延暦16年)、征夷大将軍に任じられて、蝦夷征伐へ向かう。その途上、この神社へ立ち寄り、戦勝を祈願した。その際に、神社の境内で食事を摂り、使ったスギの箸を地面に挿した。それが根付いて巨木に育ったと伝わり、「将軍杉」と呼ばれるようになった。

当然、樹齢は1000年以上、樹高は39メートル、目通り幹囲は10.6メートル、枝張りは27メートルに及び、静岡県下でも最大級のスギの巨木である。1952年(昭和27年)に静岡県指定天然記念物となった。幹回り10,6メートルはいつ調査されたものであろう。調査後、すでに20~30年は経っているだろうから、太さはさらに増しているのではないかと思う。

撮影は昨年の11月16日、渋柿を買い求めに天竜奥へ出かけたときに、走った道で偶然に再開して、写真を撮ったものである。

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暮れに神座のTさんが見えて、おミカンを頂いた。その時に、裏の畑に植わっていた「塚本系」のミカンの木が2本枯れてしまった話をした。30数年に渡って我が家にミカンを提供してくれた。甘くて、内皮が薄くて、孫たちが好んで食べてくれた。御近所に上げると、美味しいと褒められた。無くなってみると辛い。そのミカンの木はTさんのおじいさんが分けてくれたものであった。今もその品種はたくさんでなければ手に入るという答えだった。

中早稲品種だったが、どこでも育つわけではなくて、扱い難い品種だという。この畑で育っていたと聞いて驚いている。収量も、小さいものが沢山とれる年と、少なくて大きくなる年が交互にきて、扱いにくいのだという。それでも春に植えられるように、苗を確保してくれるとの話であった。話はしてみるものである。
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明けましておめでとうございます

(粟ヶ岳の大雄鶏)


明けましておめでとうございます。

大晦日の朝、粟ヶ岳へ写真を撮りに行くという、Oさん親子を、案内のため車を先導して、粟ヶ岳へ登った。そこで、巨大な雄鶏を見た。大代の巨大干支に倣って、今年から始めたのだという。ここの巨大干支は富士山とツーショットが自慢なのだろうと思う。
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