goo

「四国お遍路まんだら」、7回目の推敲

(庭のクリスマスローズ)

「四国お遍路まんだら」の原稿はほぼ書きあがっている。それでも、気になって、現在、7回目の推敲に掛かっている。明朝から出張になるが、出張中に7回目の推敲を終えようと考えている。これで最後として、印刷屋に回そうと考えている。その都度、推敲のテーマを決めないで、何もかもチェックしようとすると、大事な部分を見逃してしまう。例えば横を縦に変える作業で、数字を算用数字から、すべて漢字に直したが、7回目でも直し漏れがまだ見つかっている。

7回目でチェックするのは、段落のチェックである。元はブログの要領で、段落をたくさん空けて書いていた。ページ数を減らす必要があったために、段落を大きく減らした。その結果、段落の中で話題が唐突に移ってしまい、読む人が戸惑うところも目に付いた。もう一度、段落を増やして、内容と段落をマッチさせようと思って、7回目のチェックとなった。

過去6回で、文章もずいぶん読みやすくなったと、自分では思っている。無駄な言葉をたくさんカットしたので、ややそっけない文になっていないか、そちらの方が気になる。

7回も読んでいながら、まだ助詞が二つ重なっているといった、書き込み時のエラーを発見したりするから、油断ならない。ここまできても、意味が通じにくい箇所だとか、言葉の重複が気になって直すところもある。直したところをまた直して元へ戻ったものもあるかもしれない。

印刷屋さんが年度替りの3月は多忙だというので、時間があるから推敲が続けられるのである。昔と違って印刷屋さんにはパソコン媒体で渡すために、ここでしっかり推敲しておけば、ゲラ段階でのチェックはほとんどいらない。

ページ数は200ページを少し切ることになるだろう。捌けるかどうか判らないが、部数は300冊にしようと思う。問題は読むに値する本になっているかどうかである。これだけは7回も読んでも、自分では判らない。ちょっと交わした会話も含めて、100人以上の人との会話を書き取っているから、そのあたりに興味を持っていただけるかどうかがポイントになろう。贈呈をしても埃をかぶっているだけでは悔しいと思う。

完成は4月末ごろになると思う。この後、高野山に報告に行って、あとがきを書き、一日一枚、41枚の写真を選びキャプションをつける仕事が残っている。ペンディングにしている、カラー写真を入れるかどうかであるが、費用とのからみで最後まで迷うであろう。そんなに誇れる写真もないが、自分の思い出に残るものもないわけではない。

お遍路から帰って5ヶ月で自費出版にこぎつけることが出来たなら、最速の方であろう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )