平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
ムサシに異変が
昨日、今日と金融機関9行に決算報告と退任の挨拶をするために出向いた。おそらく最後の銀行回りである。展示会見学のお礼、茶業振興問題、新製品の話、M製作所倒産、サブプライム問題などが話題になった。
サブプライム問題では、世界の金融機関が資金を出し合って基金を作り、サブプライム債権を買い取って、金融不安を払拭するという案が水面下で検討されているという情報をある筋から聞いた。妙案だと思い、金融機関の一つに真実のほどを聞いてみたが、確かな情報は得られなかった。
夕方、帰宅したところ、女房もムサシもいなかった。夕方の散歩だろうと思っていた。でも女房の車も無いのはおかしいと思った。どうしたのだろうと待つうちに、車の音がしてムサシを連れた女房が戻ってきた。
女房の話によると、夕方散歩に出ようとムサシを見ると、ぐったりしていて変であった。どうしたのかと抱き上げると、どこかが痛むようにクエーンと悲鳴をあげた。一ヶ月ほど前、3日間、調子が悪くて散歩も早く切り上げることが続いたが、その後、調子も戻り、胸をなでおろしていた。その時より苦しそうに見えた。それで、あわてて動物病院に連れて行ってきたのだという。病院では血液検査と注射を一本打ってもらい帰って来た。何とか歩けるようにはなったが、心配である。
いつもの元気はないものの、もうムサシは歩き回っていた。食事も食べたというから少しは安心した。しかししばらくは要注意である。ムサシのゲージの周りにアシナガバチが何匹も飛んでいて、ムサシが追いまわしているのを見ている。口でパクパク、蜂を食べてしまいそうな様子に剣呑に思っていた。ひょっとして蜂にさされた? 女房は庭に生えているリュウノヒゲをよく食べているので、それが悪かったのだろうかと話す。
少し安心したのか、女房は診察料が12,400円もしたと話す。夜、帰ってきた息子は血統の純粋な犬はけっこう弱いからと言ってのけた。
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