たまおのページ

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やはりそうか

2018年07月16日 | Weblog
 7月 16日

 なにがやはりなのか。

 それはね。今回の豪雨での犠牲者のうち60歳以上が
7割です(現時点での率)。これはみんなも思っていました
よね。やはり高齢者が災害弱者になる。ってことを。

 もちろん全国的に高齢化が進んでいるので、人口比でも
高齢者が多いんですが、そうはいっても死者の多くが高齢者
です。

 災害が予想されたときの情報収集能力が低い、判断力は
弱くなる(これぐらいなら大丈夫。とか)、気力も下がる
(もう十分長生きした。とか)。

 避難に時間がかかる(動きは緩慢になるし移動手段が無い)。
避難しても環境の変化や暑さ寒さに対応できない。長期に
なると体力低下や発病で亡くなる人も少なくないですからね。
いわゆる災害関連死ですよ。(エコノミー症候群や熱中症も
バカにできません)

 そういえばいつから行方不明といわないで安否不明という
ようになったんでしょ? 災害のときは安否のほうがいいかも
ね。
 んでチョイと調べてみました。
・安否不明は「被災しているか無事かどうか分からない」
・行方不明は「所在不明で死亡していることも疑われる」
 (そういえば 消息不明 というのもあるね)
 で、安否不明も行方不明もほぼ同じですが、「連絡がつかない」
「生きている可能性が高い」言い方は安否かな?

 ボランティアを募集していますが、物見遊山的に参加する
人がいるらしいし、張り切り過ぎで体調不良(熱中症など)で
倒れる人が続出しているらしいです。場所によっては搬送された
人の半分がボランティアだそうですからね。。

 あと、観光名所と間違えている人もたくさん。
 もし社会見学みたいに被害状況を見に行くのなら、それなりに
落ち着いた時期まで待てば。ですよ。

 あれだけ泥や流木が流れ込んでしまうと、撤去作業も半端じゃ
ないでしょ。泥が乾いて固まるからね。
 川は浅くなってしまうので、掘り下げなきゃいけないし、
 崩れやすい地質(広島市の土石流発生地域は隙間がある花崗岩、
そして風化も進んでいました)が多い。それに山を管理する人が
減っていますもんね。山や地域全体での防災が必要ですよね。

 んで、これから何度も同じよう災害が日本各地で繰り返される
ことが予想されます。これぐらいの規模の豪雨が毎年発生する
ようになるでしょ。

 復旧作業は始まったばかり。以前と同じような状態に戻るまで
50年といわれていますが、さてさてどのくらいの期間が必要
なんでしょ。

 我が家も海抜数m地帯ですからね。地盤は軟弱だし、近くには
天井川があるし、もし堤防が決壊したらイチコロですよ。
 あっ、山だけは無いね。(^_^)/
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