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たまおのページ

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いでんしくみかえいね

2009年11月10日 | Weblog
 11月 10日

 遺伝子組み換えイネのはなし。


 これでGMについての話題、今月3回目です。
硬い話で文字ばかりですが、これからの人類に
影響が大ですからねぇ。

     「遺伝子組み換えイネ」の現状。
 現在、多種多様な遺伝子組み換えイネの研究開発、
隔離圃場、開放圃場での栽培試験がすすめられていて、
すでに一部は農林水産省の環境への安全性確認を通過し、
一般圃場での栽培が可能となっているそうです。

 厚生労働省へ食品としての安全性評価の申請を
予定しているイネが数種類あり、更にそれを上回る
数が申請を目的に、開発がすすめられています。

 んでね。愛知県農業総合試験場などが「祭り晴」
という品種を使って共同開発した除草剤耐性イネ
(ある特定の除草剤を使用しても、そのイネは枯れ
ない遺伝子を組み込んだもの)は、農林水産省の
「安全性評価指針」に適合しているんですよね。
 
 2001年には、開放圃場での栽培試験での収量
調査。そいで厚生労働省の安全性審査となります。
 またこれより先行して開発された除草剤耐性イネは
EPA(米国環境保護庁)の認可が下りなかったのに、
なんと日本への安全審査申請を準備中だそうです。

 そいでね。除草剤耐性・病害虫に強い、成長が早い。
など生産性上のメリットがあるイネだけでなくって、
酒造用の低タンパク質米、鉄分やβ-カロチン増量米、
アレルギーの人用に低アレルゲン米。
 などが次々に開発され、消費者の健康志向に応える
という名目で様々な機能をもたせた遺伝子組み換え
イネを開発中なんですってさ。


 非遺伝子組み換え作物への花粉の飛散による環境汚染の
問題がありますよね。 食用油用に輸入した菜種の8割が
GMです。
 そいでね。その輸入された菜種のチョコッとが運搬
途中でこぼれ落ちるでしょ。そうするとそこで自生する
んだそうですよ。
 それが環境や他の植物へどんな影響を及ぼすのかまだ
分かっていません。


 除草剤耐性イネを作付けすると
    ↓
 除草剤耐性の雑草が増え
    ↓
 また次のGMイネを開発して
    ↓
  繰り返しだね。


 GMに限らず種苗会社などが開発した最近の種子は
発芽しないような処理がされているので、生産者は
種子の販売会社から種子を買い続けることになります。
「あんたには(あんたの国には)売ってやんなぁい。」
と言われたら、それこそ食料難ですよ。
 そうならなくても、あんたのところは種子の値段を
上げちゃうよ。になるかもね。

 いくつかの道府県でGM作物の栽培規制を行って
います。(それぞれの自治体で規制内容は違うけどね)
 これからどうなるか、まぁこれだけ世界の人口が増加
しているんだから、GM作物も増えていくのは間違いない。
だよね。


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