ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

ボカシ肥料の仕込み!

2014年01月08日 12時00分07秒 | お茶作り
いやー、出初め式終わりました。すこし、気が楽になりました。
出初め式で披露する操法というのは実際、複数の分団が同時に行うので紛れてあっという間に終わってしまいます。なので、いい加減にやってもいいんじゃない?となります。
ですが、指導する立場、選手としての立場、選手を支える立場・・・それをもって、真剣に訓練と出初め式に取り組む姿勢が大事なんだと感じました。なので、慰労会も慰労会と呼ばず、次年度の出初め式につなげる“反省会”となります。分団によってはお花を添えてパーッとやっているところもあるようですが・・・〆るところは〆る硬派な僕の所属する某分団は違います。そんな消防団もあと3年ほどで任期終えることとなりますが、大切にすごしたいと思います。毛も少なくなってきたので退団の際には、カツラをください。
市民の生命財産を災害から守ること、団員は安全第一で行動することには団としてのまとまりが欠かせません。仕事の多様化などでなかなか今の体制は維持が難しいですが・・・。

髪の毛が薄くなってきたことを、さりげなく消防団のせいにしております。

さてお茶づくりについてです・・・・
正月もすぎましたし、そうすると茶農家的には、あっという間に春の新茶がやってきます。なので暮れには、これから春にむかい畑に施すために、ボカシ肥を仕込みました。

まわりのお茶農家では袋に入った肥料をそのまま使う人が多いですが、僕はボカシ肥を作って畑に施します。


↑近くの養鶏場より調達しました。鶏糞です。牛や豚に比べ、肥料的な要素が強いです。


↑ロブスターとか○○グラブとかいうのがはいっているんでしょうか、分厚い殻のエビカニの殻を砕いたものです。ちょんぼりいれます。


↑魚カスです。魚の骨身を乾燥したものです。


↑菜種カス。圧搾という方法で絞られた菜種のカスで脱脂薬剤を用いていないものです。


↑米ぬかです。ボカシ肥料は菌の働きで発酵させるので米ぬかは欠かせません。


↑貝化石です。古代に生きた生き物の恵みです。

これらの原料に水を加えて混ぜます。そうすると数日で50℃近くに、菌により発酵し発熱します。堆肥小屋のキャパシティーで1回に2トンちょっとのボカシを仕込みます。

↑途中、手作業で何度か切り返しをし、水分がなくなって使いごろになったら砕土機“サンクラッシャー”で篩って散布機で使えるようにします。

土づくりは難しく。いいのか悪いのかわからないこともありますが、自分達なりに考えてやっています。

さて、冷たい雨ですね。僕自身は風邪っぽいので気をつけています。風邪などに気をつけましょう。
↓良かったらストーブでもあたってください(写真ですが・笑)。





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