ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

これ以上行くと危険です。

2009年02月21日 22時52分03秒 | だいじなこと
もう、ここ数年言われ続けることですが・・・日本の食モノの自給率が低いこと。
それに関連して注目されること。
・フードマイレージ(輸送の際、食べ物をどれだけの距離運ぶか?日本は食べ物を輸入に頼るため、他国に比べ、多くの食べ物を長距離輸送(輸入)している。輸送時にCO2も排出。)
・バーチャルウォータ(“仮想水”海外で、野菜や穀物を育てる際や、工業製品を製造する段階で使う水・・・日本は作物や工業製品に化けた仮想水を大量に輸入している。)

では、ニワトリの卵を一つ得るにはどのくらいの水を使うでしょうか?
大半の人は、ニワトリが1日どれくらい水を飲むか?を考えると思いますが・・・
ここで考えるのが、“バーチャルウォータ”なんですが、ニワトリの1日のエサは、手に一掴みのトウモロコシなどを主原料にした配合飼料を与え、卵が得られるのです。飼料用トウモロコシの生産はほとんどを外国に依存しています。外国では、手に一掴みのトウモロコシを育てるのに、時間と肥料と、120ℓ(たしか)の水を使うそうです。卵一個をとるエサに、120ℓ以上の水がかかっているんですね。トウモロコシにかたちを変えた、海外の大地に降り注いだ大量の水を輸入しているといえるのです。もし海外からの輸入が止まったら、日本は自国に降り注ぐ雨だけで生産に必要な、すべての水を賄わなければなりませんが・・・難しいようです。
できるだけ、せっかく輸入した食べ物を食べ残しするのはなくしていかないと思います。
“地産地消=その土地で採れたものを食べる”を心がけていきたいですね。
若い後継者が生まれる農業になること。
あと、消費者と農家がつながり、農業を盛り上げていくことですかね。

そういえば、朝、配達されるビン牛乳も内容量が減るようです。酪農家もトウモロコシなどの飼料価格の高騰で、減ってきているのです。
お茶農家も、肥料価格などの生産コストの高騰&お茶の相場価格の下落で厳しいですから・・・日本の農業に明るい未来を!!


↑日本の農業(農業だけじゃないな・・・)これ以上行くと危険です。

↑関係ないですが、富士山。駿河湾の魚は美味しいずら!!

すこし僕には、難しいことを書いたので、間違った表現等もあるかと思いますが・・・どうぞ、ご勘弁をm(__)m

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